25年卒 技術系職
技術系職
No.275776 インターン / エントリーシート(ES)のエントリーシート
複数企業の合同開催イベントをご紹介します!
最終選考結果 | 1次選考通過 |
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<設問1>あなたが下記のベンチャー企業(架空)の社長だったとしたら、(a) 重要ポイントがどこにあると分析し、どのような仮説を立てますか。(b) また、どのような戦略を立てますか。 【株式会社ティスティーアトモスフィア】フードコーディネーターとして、新しくオープンする飲食店や既存の飲食店へアドバイスを行うコンサルティング会社。主に飲食店のコンセプトに合わせたメニューを考えたり、経営に関する相談を受け、それに合わせた解決策を提案している。大学卒業後、大手飲食チェーン企業で数年間働き、自分でやってみたいと考えることが増えたために起業した。経営が軌道に乗りつつある現在、話を聞いた両親が「手伝ってやってくれ」と言うので、叔父夫婦が経営するレストランの監修を行うこととなった。叔父夫婦の店は繁華街の外れにあるフランス料理のレストランで、最近よく見かけるようになったSDGsの観点から、アニマルウェルフェアを実施している養鶏場の卵を使用したホワイトソースオムライスを新メニューとして考案中。アニマルウェルフェアとは、日本においては動物福祉または家畜福祉と訳され、「快適性に配慮した家畜の飼養管理」を重要視する考え方だ。日本ではまだ浸透していないものの、賛同者は多いはずだ。2023年4月に立ち上げ開業したものの、経験の浅い大卒の新米には仕事の受注が難しかった。そこで、前々から興味を持っていた「アニマルウェルフェア」を重視したフードコーディネーターという切り口で広告を展開してみたところ、少しずつ問い合わせがくるようになった。経営者である叔父夫婦に相談しながら、仕事の価格設定をしており、今のところは新メニュー開発や経営アドバイザーなどを1件5万円程度で手掛けるが、今後はもう少し手を広げていきたい。
(a)重要ポイントの分析や仮説を立てる前に、まず株式会社ティスティーアトモスフィアの目標を明確にする。説明文の最終行に「今後はもう少し手を広げていきたいとあるので、目標は「事業拡大」捉えるのが妥当だろう。価格設定にも触れてはいるものの、価格設定を変更したいと読み取れる箇所が無い上に、まだ企業し...
<設問2>設問1の設定を続けます。あなたが株式会社ティスティーアトモスフィアの社長だったとしたら、どうしますか。設問1であなたが考案した対策をどうやって進めようかと考えていたところ、下記の通り、2人の協力者が現れました。(a) この2人の力を活用して計画を具体化してください。(b) また、2人に対して、(a)の計画に最大限協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。) 【西川陸】社長とは小学校からの幼馴染で、大学は別の学校へ進学したが、今でもよく遊びに出かけるほど交流のある友人。現在は大手食品企業の生産職に就いている。新しく会社を立ち上げたと話をしたところ、彼も強く興味を持ってくれたようで、協力したいと何度も言っている。食べることが好きだが、最近は健康面も気になりはじめている。なぜか動物に好かれ、人当たりも良く、沢山の友人や知人がいるらしい。 【大谷美月】社長が働いていた大手飲食チェーン企業での先輩で、就職してからは6年目。同じ上司のもとで働いていたためよく話す機会もあり、退社後に会社を立ち上げるといった話もしていた。実際に会社を立ち上げる際、手続きについて親身に相談に乗ってくれた。「自分のやりたい事をやってみるのが1番。勇気を出して起業したのはすごいと思う。アニマルウェルフェアのフードコーディネーターというのは新しいね!コンセプトも面白いし、私も興味はあったけれど、踏ん切りがつかずにそこまではできなかった。軌道に乗るまでは大変かもしれないけれど、私にできる事があれば手伝うよ。」と言ってくれている。
(a)西川さんと大谷さんの情報を整理する。
【西川さん】
・幼馴染の友人
・大手食品企業の生産職勤務
・協力的
・食と健康に興味あり
・人当たりがよく顔が広い
大谷さん
・元勤務先である大手飲食チェーン店の先輩
・以前にもお世話になっている
・興味あり
ではまず西川さんに...
<設問3>設問1~2の設定を続けます。あなたが株式会社ティスティーアトモスフィアの社長だったとしたら、どうしますか。協力者である西川のつながりから、アニマルウェルフェアに興味を持つ、地元養鶏場の経営者である高塚さんに会う機会を得た。彼は鶏の管理方法に悩みを持っており、現状の管理方法だと鶏が可哀想な気がする、と言っていたそうだ。高塚さんは業界にも顔が広いようで、飼育方法や管理方法だけでなく、外食店での実態なども非常に詳しいそうだ。西川によれば、「彼とは、僕が彼の養鶏場の卵を何度か買いに行くうちに話すようになったんだ。彼の養鶏場の卵は本当に絶品だよ!君がちょうどアニマルウェルフェアを取り入れた養鶏場を探していると聞いてその話を軽くしてみたんだけど、すごく興味がある様子だった。『鶏は僕にとって家族みたいなものでね。どうしても衛生面だとかで難しいんだけど、鶏たちにストレスのかからない環境というのは気になるね。養鶏業の実態をレストランの人達にも教えたいよ。』と言ってたかな。いい情報が収集できるといいよね!」とのこと。(a) あなたはどのような情報を高塚さんから引き出したいと思いますか。
(a)高塚さんの情報を整理する。
・地元養鶏場の経営者
・アニマルウェルフェアに興味がある
・現在の鶏の管理方法に悩んでいる(鶏たちにストレスを与えたくない)
・業界に顔が広い(このことから長年養鶏家として活躍していることがわかる)
・飼育方法や管理方法だけでなく、外食店での実態など...
<設問4>設問1~3の設定を続けます。あなたが株式会社ティスティーアトモスフィアの社長だったとしたら、どうしますか。設問3の結果、高塚さんとは有意義な話ができ今後につながりそうだ。アニマルウェルフェアを実施し始めた養鶏場から卵を仕入れ、実際に新メニューのホワイトソースオムライスを商品化するところまでは漕ぎつけたものの、売れ行きは想定よりかなり低い。高コストで高価格にせざるを得ない上に、アニマルウェルフェア自体の認知度も低いという問題がある。そんな状況の中、協力者である大谷から緊急連絡があった。鳥インフルエンザが各地で発生しているそうだ。卵を仕入れていた養鶏場に確認をとったところ、既に鳥インフルエンザの影響を受けており、しばらく休業する必要があるとのこと。近隣の養鶏場は全て影響を受けていて、少なくとも更に価格が高騰する事は間違いない。高塚さんからも連絡があり、それまでアニマルウェルフェアに前向きだった養鶏場も、今回のような状況だと対策もまだないため、現状では取り入れる事はできないと言っているそうだ。もちろん、西川や大谷との協力関係も厚くしていきたいと思っていたところだ。更にこの状況で、自らの取り組みを少しずつアップしていたSNSを通じて、ティスティーアトモスフィアへの問い合わせが何件か来ているため、対応しなければならない。(a)この状況をどう乗り越えようと思いますか。(b)また、西川と大谷の2人に対して、引き続き協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)現在の課題を整理する。
(1)高価格かつアニマルウェルフェアの認知度が低いことからオムライスの売れ行きが悪い
(2)卵の仕入れ先が鳥インフルエンザにより休業
(3)鳥インフルエンザにより卵の価格が高騰
(4)他のアニマルウェルフェアに前向きだった養鶏場も鳥インフルエンザにより話が...
<設問5>設問1~4の設定を続けます。あなたが株式会社ティスティーアトモスフィアの社長だったとしたら、どうしますか。設問4の結果、新メニューの問題にも目処がつき、新たにアニマルウェルフェアについて興味を持ってくれる養鶏場も再び増え始めた。そんな折、アニマルウェルフェアを既に実施していて、牛や豚などを手広く飼育・出荷している北海道の大きな畜産業者の田島さんという人を大谷が紹介してくれるという。大谷は、「君が頑張っているのを見て、私も何か手助けできないかなと思って、HPから連絡を取ってみたんだ。北海道には親戚も住んでいるからこの間実際に尋ねてきたんだけど、この間TVでも紹介された影響からか見学している人がいっぱいいたよ。田島さんはアニマルウェルフェアが広まるより前から完全放牧牛という飼育方法を試したり、動物のことを考えて飼育しているそうだよ。君の会社のことを話したら、すごく興味を持ってくれたみたい!」と言う。他に田島さんがどのようなことを話していたのかを聞くと、「TVの効果もあって、私たちの信念である『本来の生態系、自然の中で育った動物の味』に興味を持ってくれる人は増えているものの、その飼育方法の大変さや、私たちがどれだけ愛情をかけて世話をしているのかという部分についてはなかなか知ってもらう機会が少ないんだよね。アニマルウェルフェアが広まれば、そういった部分も少しは知ってもらえるのかなぁ…。」と言っていたらしい。北海道といえば、畜産業が盛んであり、その中でも大きい畜産業者である田島さんとの繋がりができれば、仕入れの選択肢が広がるだけでなく、今後の仕事にも役立つことがあるかもしれない。田島さんは多忙なため、ほんの10分ぐらい、もっと短いかもしれないが、リモートではあるものの直接話ができる機会を得た。(a) 「田島さん」を味方につけるとしたら、どんなプレゼンテーションをしますか。そのプレゼンの後に議論する時間もあるとして、プレゼンではどう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。先日は大谷がお世話なりました。大谷からその後、田島さんの考え方やアニマルウェルフェアに興味を持ってくださっていることなどを聞きまして、私自身、今回直接話す機会を頂けて非常に嬉しいです。大谷からある程度聞いてらっしゃると思うのです...
<設問6>設問1~5の設定を続けます。あなたが株式会社ティスティーアトモスフィアの社長だったとしたら、どうしますか。設問5のプレゼンでは良い感触を得られた。そして、田島さんを通じて北海道の複数の畜産業者がアニマルウェルフェアに取り組み始めているようで、うちから仕入れる予定はないかとの連絡が入ってくるようになった。また、設問4の時点で問い合わせをくれていたレストランからも、アニマルウェルフェアを意識した肉や卵を実際に仕入れて使ってみたいので、新メニューを考えてみてくれないか、と再度の問い合わせがきている。ただし、実際に契約するとなると、各レストランを訪問した上で綿密な打ち合わせも必要になる上、仕入れ先業者とも顔合わせをしなければならない。アニマルウェルフェアを打ち出した商品開発の場合、生産者さんと直接やりとりする必要がある。生産者さんは遠方となることが多いため、リモートでの顔合わせとなる可能性が高いが、生産者さん、つまり畜産業者の人たちは高齢の方も多く、インターネットに疎いため、対策を考える必要もある。現在もSNSで取り組みをアップしている程度だが、少しずつ問い合わせの連絡が入ってきている。新たに契約してくれたレストランからは、わざわざ「新メニューの売れ行きは好調で、話題になっています。ありがとうございます!」などといった感謝の言葉ももらっている。しかし、まだまだ課題は多い。新メニューを採用してくれて売れ行き好調のレストランの例はむしろ稀で、レストランから問い合わせをもらっても、その先が難しい。材料価格が高騰している中で、アニマルウェルフェアをコンセプトにした新メニューにはさらに高い価格を設定しなければいけない。お客様に試していただければ、驚くような味の違いもあるケースもあるのだが、お客様までなかなか届かない。好調のレストランには色々な理由がありそうだ。まず地域性。新しいもの好きで価格に敏感でない土地柄らしい。そして、当初は原価をやりくりしながらコースメニューの中に採り入れたところから、アラカルトメニューの注文も増えたという。さらに、お客様が見るメニューの中に、アニマルウェルフェアについて店主が解説したページを作ったという。それに特に常連さん達が強く反応したそうだ。(a)これをあなたの仮説(設問1)の検証結果として捉えると、どのようなことが言えますか。(b)今後、更に活動を広げることを目指すとしたら、どのような改善方法が考えられますか。
(a)設問1(a)及び(b)の回答をすべて仮説として捉えると、仮説は概ね正しく効果も出始めていると言える。実際、取り組みの甲斐があり協力者の数や問い合わせの数が据えており、設問文を見る限りでは、アニマルウェルフェア分野において着実な地位を築きつつあると言える。一方でサブ戦略として提示した「別の...
<設問7>設問1~6の設定を続けます。あなたが株式会社ティスティーアトモスフィアの社長だったとしたら、どうしますか。これまでの設問へのあなたの行動の結果、展開に光が差してきたとします。そんな時、協力者である西川からメッセージが送られてきました。「ティスティーアトモスフィアがやっていることには凄く意味があると思うし、協力したいんだけど、僕の仕事とは直接の関わりもないし、食べることが好きなだけだし…君が活躍しているのを見ていると、なんだか遠い世界の人になっちゃったなと感じることが増えてきたんだ。たぶん、会社のことも一段落ついただろうし、これ以上僕が何かできることって…分からなくなってきちゃったかも。」(a)西川に対して、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)(b)あなたの意図を解説してください。
(a)相談してくれてありがとう。最初に言っておきたいのは株式会社ティスティーアトモスフィアがここまでこられたのは間違いなく西川の協力があったからこそだと思ってる。本当にありがとう。それで西川が悩んでいることなのだけど、話を聞いていたら大きく3つ悩み事があるように感じた。1つ目は「僕が遠い存在に...
<設問8>設問1~7まで、お疲れ様でした。これまでの回答を振り返って、「自信をもって答えられた」と思うようなことや、「もっと改善したい」と思うようなことがあれば、ぜひざっくばらんにお書きください。その際、「自信をもって答えられた」 と「もっと改善したい」を分けて、お書きください。(a)「自信をもって答えられた」(b)「もっと改善したい」※ネガティブなことを書いたからと言って、それだけでネガティブに評価することはありません。率直にあなたがご自身を振り返って思うことをお書きください。
(a)自身をもって答えられたこととしては設問7での回答が挙げられる。また自信をもって答えられたかという問いに正確に答えられているかは分からないが、ほぼすべての設問で具体的な解決策や提案を述べられたことも良い点だったと考えている。それぞれについて以下で詳しく述べる。
「設問7での回答」設問7は...
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