25年卒 事務系職
事務系職
No.388362 インターン / エントリーシートの体験談
複数企業の合同開催イベントをご紹介します!
提出期日 | 10月上旬 |
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提出方法 | マイページ上で |
結果通知時期 | 2週間以内 |
結果通知方法 | メールで |
<設問1>あなたが下記のベンチャー企業(架空)の社長(主人公)だったとしたら、(a) 重要ポイントがどこにあると分析し、どのような仮説を立てますか。(b) また、どのような戦略を立てますか。【株式会社アクアライズ】SDG 14(海の豊かさを守ろう) 海洋資源にも関わることだが、魚介類を食べることの多い日本では、魚介類の乱獲は大きな問題の1つであり、乱獲された種が漁場でほとんど絶滅に近い状態になって、小売店の店頭から姿を消したり、価格が高騰したりすることがある。ウナギやマグロは象徴的な例と言える。来遊量が減り続けているサンマも今後同様になるかもしれない。主人公はこのような状況を中学生の頃から問題として感じ、大学生の頃に「アクアカルチャー(水産養殖)」の存在を知る。例えばホタテ…。乱獲などで漁獲量が激減したものの、工夫した養殖がされるようになってからある程度安定的に供給されている。魚介類の資源が持続可能であるためには、乱獲はもってのほかで、生態系を壊さないことが必要であり、そのためにはアクアカルチャーのような解決策は有効なのではないか。と、主人公は考えた。また、絶滅に近づくような事態になるもっと前から、アクアカルチャーが普及し、それによって需給バランスが取れていれば持続困難な種が出てくることを避けられるのではないか、とも考えている。そこで主人公は大学の在学中に、株式会社アクアライズを友人と共同で1年前に設立した。水産養殖業者(またはその加工品会社)と食品商社を繋ぎ、アクアカルチャー商品を食品商社が幅広く見て、買い付けることができるアプリを開発し、提供している。主に友人がアプリ開発をしており、主人公が当社サービスの水産養殖業者や食品商社への紹介や各種対応をしている。商品提供の流れは(※図)にあるような形になっている。主人公は以前から、他に飲食店でアルバイトもしている。そこの店長と、この元となった構想の話をしたことがあった。すると、店長はある食品商社を紹介してくれて、その担当者は、アプリが出来次第、最初の登録ユーザーになってくれる、と言ってくれた。それがとても嬉しくて、それまであったアプリ開発や会社設立に対する不安を言っていられなくなった。このビジネスでは在庫を持たずに商品を紹介するだけだが、提供者側の意図を理解し、商品が魅力的に見えるように紹介するところを重視した。その結果、ここまでのところ、主人公が思っていた以上に、登録提供者も登録ユーザーも増え、そのうちの一部ではあるが、小規模の買い付けが行われ始めている。現時点では、登録水産養殖業者(と加工品会社)は6社、登録ユーザーは10社(に所属する13名)となっている。当社の売上になるのは、業者間で取引が行われた際の3%という手数料である。まだまだ僅かな売上にしかなっていないが、売上を成り立たせ、経営を軌道に乗せ、そして水産資源を守れる可能性は大きいはずだと考えている。水産業者・食品商社への普及活動は基本的に主人公が一人で行っているが、今のところ社員を雇うまでの資金はなく、まだまだ時間はかかりそうではあるが、つい最近思っているのは、魚介類の資源を守ることに貢献できていると言えるような規模にまではしていきたいということである。ただし、最初に、買い付ける側である食品商社の理解・賛同を得て、登録ユーザーになってもらうのに非常に時間も手間もかかっている。水産養殖業者とその加工業者も、業界全体として、日本だけでも数十社は既にあり、まだ普及の余地があるはずである。
(a)重要なポイントはどこにあると分析し、どのような仮説を立てますか
重要なポイントは株式会社アクアライズがまだ設立して一年ほどと間もなく、周知させる段階にあること、さらにそのための登録ユーザー増加に時間や手間がかかっているところにあると考えた。アクアライズを周知させる段階というのは、登録提...
設問1であなたが考案した対策をどうやって進めようかと考えていたところ、下記の通り、2人の協力者が現れました。(a) この2人の力を活用して計画を具体化してください。(b) また、2人に対して、(a)の計画に最大限協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)●堀田つぐみ 主人公とは高校の同級生ではあったが、当時は交流がなかった。大学も別の学校へ進学したのち、共通の趣味であるアクアリウム制作がきっかけとなりSNS上で意気投合。そこから仲が深まり、今ではアプリ開発を担当してくれている。現在アルバイトはしていないが、個人でいくつかアプリを制作しているそうだ。また、趣味のアクアリウム制作を続けており、主人公のほかにも親しくしている知人が多いらしい。あなたが考えている内容を相談してみたところ、「もちろん協力するよ」と言ってくれた。人見知りだが、情に厚くいつも寄り添って助けてくれる良い友人である。※アクアリウムとは、魚をはじめとした水生生物を人工的に飼育する水槽のことをいう。●矢島基樹 バイト先での先輩で、社員として働いている。気さくで親しみやすい性格で、休みの日に遊びに出かけたりと交流がある。会社を設立するかどうか悩んでいた頃、親身になって話を聞いてくれ、背中を押してくれた。「前から思っていたけど、君は行動力があるよね。悩んでいるけど、自分の中ではやりたい、やれるって思っているんじゃないの?いいじゃん、やってみなよ。僕の兄も起業して、毎日忙しいけど楽しいっていつも言っているよ。君のとこのアプリの普及のための活動とか、喜んで手伝うよ。」と言ってくれている。
(a)
人手が増えたことで、DAY1で考えた施策の両方を進めることができると考える。そこで1つ目の案は自身で行うとして、2つ目の案である登録ユーザー数増加に向け堀田さんに次の2つの協力を依頼する。1つ目は、食品商社の購入先であるレストランや小売業、さらに一般消費者もこのアプリの利用ができるよ...
協力者である堀田がアクアリウム制作の趣味で親しくしていた知人の中で、アクアカルチャーの普及活動を行っている人物、柏木さんに会う機会を得た。彼は地元で鰤の養殖業者として働いており、最近はやっとコストが合うようになってきたマグロの養殖にも着手し始めたそうだ。柏木さんは業界にも顔が広いようで、魚類だけでなく牡蠣や海老の養殖業者とも知り合いだそう。加工業者とも複数のつながりがあるらしい。堀田によれば、「彼は私がアクアリウム制作し始めてすぐの頃にSNSをフォローしてくれたんだ。それからちょくちょくやりとりをしていて、この間実際に会ってきたんだけど、人見知りな私でもすごく話しやすくて楽しい人だったよ。以前から水産養殖の仕事をしていると聞いていたから、君がやろうとしていることを話してみたんだけど、とても興味を持ってくれたみたいでね。『最近、マグロの養殖に着手し始めてね。以前から養殖している鰤は贔屓にしている卸先があるんだけど、マグロの方はまだ価格がなかなか定まっていないから、どうしたもんかと思っていたんだよね。アプリかぁ、うまく扱えるかは分からないけど、スムーズにやり取りができるなら困っている知り合いにも紹介してやりたいかも。』と言っていたよ。直接水産業に関わっている人だから、何か情報が収集できるんじゃないかな。」とのこと。(a) あなたはどのような情報を柏木さんから引き出したいと思いますか。
大きく4つある。1つ目はアプリについて、2つ目は卸先について、3つ目はアクアカルチャーの現状について、そして4つ目は目的についてである。まずアプリについて、水産養殖業者側が求める機能について伺いたい。養殖業の平均年齢は高いことが予想され、そこからアプリなどスマホの扱いに慣れていないことが考えら...
設問3の結果、柏木さんとは有意義な話ができ今後につながりそうだ。ただ、売上はまだまだ小さく、自分が大学を卒業するまでの約1年間で十分な売上を立てられるのか、不安も募る。そんな中、協力者である矢島から連絡があった。矢島の兄は以前食品商社で働いていたようで、そのつながりの知人と食事をした際、大規模な買い占めを行っている新興の食品商社がいる、と話題になったそうだ。兄から話を聞いた矢島は、詳しく調べて教えてくれた。その食品商社はアクアライズの登録ユーザーであり、確かに過去3週間に大量の注文を1社の水産養殖業者に出している。その水産養殖業者は、「当社の供給可能量では注文に応えられないので損の出ないように市場からも調達した」と言っているということを、矢島が呆れた表情で教えてくれた。アプリ内では、過剰な買い占めも、水産養殖商品だと偽った取引も、アクアライズのコンセプトからは外れるので禁止しているし、許容できるものではない。しかしながら、入ってくる予定の手数料売上は大きい。もちろん、堀田にも相談して考えたいところだが、現在、アプリに致命的なバグが発生しており、彼女はその修正に追われている。登録してくれている業者やユーザーからも問い合わせが相次ぎ、自らも対応しなければならない。(a)この状況をどう乗り越えようと思いますか。(b)また、矢島と堀田の2人に対して、引き続き協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)
現状問題が大きく4つある。1つ目は規則を守れない場合の対処について、2つ目は売り上げの伸び悩みについて、3つ目はアプリの致命的なバグについて、4つ目は登録者から問い合わせが相次いでいることについてである。このうち、3つ目は堀田さんに任せざるを得ず、今すぐに自ら力になることは難しい。そ...
設問3の結果、柏木さんとは有意義な話ができ今後につながりそうだ。ただ、売上はまだまだ小さく、自分が大学を卒業するまでの約1年間で十分な売上を立てられるのか、不安も募る。そんな中、協力者である矢島から連絡があった。矢島の兄は以前食品商社で働いていたようで、そのつながりの知人と食事をした際、大規模な買い占めを行っている新興の食品商社がいる、と話題になったそうだ。兄から話を聞いた矢島は、詳しく調べて教えてくれた。その食品商社はアクアライズの登録ユーザーであり、確かに過去3週間に大量の注文を1社の水産養殖業者に出している。その水産養殖業者は、「当社の供給可能量では注文に応えられないので損の出ないように市場からも調達した」と言っているということを、矢島が呆れた表情で教えてくれた。アプリ内では、過剰な買い占めも、水産養殖商品だと偽った取引も、アクアライズのコンセプトからは外れるので禁止しているし、許容できるものではない。しかしながら、入ってくる予定の手数料売上は大きい。もちろん、堀田にも相談して考えたいところだが、現在、アプリに致命的なバグが発生しており、彼女はその修正に追われている。登録してくれている業者やユーザーからも問い合わせが相次ぎ、自らも対応しなければならない。(a)この状況をどう乗り越えようと思いますか。(b)また、矢島と堀田の2人に対して、引き続き協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)
現状問題が大きく4つある。1つ目は規則を守れない場合の対処について、2つ目は売り上げの伸び悩みについて、3つ目はアプリの致命的なバグについて、4つ目は登録者から問い合わせが相次いでいることについてである。このうち、3つ目は堀田さんに任せざるを得ず、今すぐに自ら力になることは難しい。そ...
設問4の結果、買い占めに関わっていた業者やアプリの問題についての対応にも目処がつき、新たに登録してくれる水産養殖会社やユーザーも少しずつ増えてきた。少しずつ落ち着いてきた中で久しぶりに矢島と食事に行った際、有名なフードコーディネーターである中田さんという人を紹介したいんだけど、と言ってきた。矢島は、「中田さんは大学時代にお世話になった先輩なんだけど、今ではフードコーディネーターとして界隈では有名になっているらしいんだよ。この間久しぶりに飲みに行って近況を聞いたところ、これからはSDGsに関連した仕事もやっていきたいんだけど、何からすればいいかなぁ、と言っていてね。君の仕事に繋がればいいなと思って、こういうことをやっている子がいる、と話してみたら、すごく興味を持ってくれたみたい。今度出店するレストランもちょうど魚介類メインの店だから、詳しく話が聞きたいって伝えてくれ、だって。」と言っている。他に中田さんがどのようなことを話していたのかを聞くと、「やっぱり魚介類って季節や漁獲量によっても価格に差が出てくるから、扱いづらい食材ではあるかもね。私は正直、養殖も天然物も味は変わらないと思っているし、むしろ養殖の技術も上がってきて、天然より美味しいこともあるじゃない。安定的に供給があるならその方がいいと思ってる。それにSDGsにもつながるなら一石二鳥じゃない?もっと広まればいいのにね。」と言っていたらしい。中田さんは複数のレストランと契約をしており、仕入れにも関わっているそうだ。これまではレストランに普及を進めることは全くしてきていないため、繋がりができれば、一気に登録ユーザーが増える可能性もあるし、情報だけでも今後の仕事に役立つだろう。中田さんは多忙なため、ほんの10分ぐらい、もっと短いかもしれないが、リモートではあるものの直接話ができる機会を得た。(a) 「中田さん」を味方につけるとしたら、どんなプレゼンテーションをしますか。そのプレゼンの後に議論する時間もあるとして、プレゼンではどう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
「本日はお忙しい中貴重なお時間を頂きありがとうございます。矢島さんから中田さんのことについて少し話は聞いております。早速ですが自社の目的についてお話しさせていただきます。自社の目的は養殖を盛り上げることで乱獲などから水産資源を守り、持続可能な水産資源を実現させることです。この活動はSDG14、...
設問5のプレゼンでは良い感触を得られた。そして、中田さんを通じて他のレストランや料亭からも話を聞きたい、との連絡が入ってくるようになり、実際に登録してくれるユーザーが増え始めた。その結果、買い付けが活発になり、水産養殖業者や加工業者の間でも話題になりつつある。新たに登録してくれたユーザー(レストランや料亭)からは、価格も安定していて味もよく、登録してよかったとの声が届いている。また、以前から登録してくれていた業者やユーザーも、最近は登録が増えて活発に買い付けが行われるので助かっている、と言ってもらえている設問1から3ヶ月が経った現在、登録水産養殖業者(と加工品会社)は1社増えて7社に、10社13名だった登録ユーザーは28社(に所属する36名)となっている。月間売上は約6倍にもなったのは嬉しいことだが、元が小さかっただけではあるが、予想していたよりも成長ペースは速い。ただし、一旦は興味を持ってくれたレストランや料亭も、完全養殖であるということを話すとなかなか受け入れてもらえず、登録に繋がらないケースも出てきた。登録してくれた店も、現在は養殖と公表せずに料理を提供していることの方が多いようだ。まだまだ課題は多い。未だ消費者の「養殖ものは天然ものに劣る」という社会通念は根強く残っており、理解を得ていくのが難しい部分もある。自分にできることを探して、今のところはSNSで取り組みをアップしてみてはいるものの、あまり話題にならず閲覧数も伸びていない。(a)これをあなたの仮説(設問1)の検証結果として捉えると、どのようなことが言えますか。(b)今後、更に活動を広げることを目指すとしたら、どのような改善方法が考えられますか。
(a)
私の設問1の仮説は、「「今後新たな広報活動を行うことで登録者数を増やしていくこと」が売り上げ増加につながり、そうして規模が大きくなればアクアライズの真の目的「SDG14:海の豊かさを守ろう」の達成につながる」であり、前半部分はまさにその通りなので、登録者が増えたことで売り上げは6倍に...
これまでの設問へのあなたの行動の結果、展開に光が差してきたとします。そんな時、協力者である堀田からメッセージが送られてきました。「お疲れ様。この間のアプリのバグでは迷惑をかけてごめんね。無事落ち着いてよかった。ただ、水産養殖業者って知れば知るほど内情がややこしいのもあるし、基本的にITに弱い人が多いから…。私も掲載を促してはいるけど、難しいことが増えてきてアプリ掲載を勧められなくなってきた。ちょっと疲れてきたかも。」(a)堀田に対して、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)(b)あなたの意図を解説してください。
(a)
「堀田さん、アプリのこととても大変なのに任せっきりになってしまって申し訳ないと思ってる…。それでもバグを修正してくれたり、アクアカルチャーに顔が広い柏木さんを紹介してくれたおかげで水産養殖業者の方たちともつながりができたり、ここまで大きくなれたのは堀田さんのおかげなんだ。今はまだ水産...
これまでの回答を振り返って、「自信をもって答えられた」と思うようなことや、「もっと改善したい」と思うようなことがあれば、ぜひざっくばらんにお書きください。その際、「自信をもって答えられた」 と「もっと改善したい」を分けて、お書きください。(a)「自信をもって答えられた」(b)「もっと改善したい」
(a)
設問3で引き出したい情報として、ITに弱い人が多い問題解決のため実際に養殖業の経験が豊富な柏木さんから、アプリに求める機能などの情報を引き出そうとした件について自信をもって答えることができた。実際設問⑦で堀田がITに弱い人が多いことで悩んでいたため、早いうちから対策に取り込める可能性...
各質問項目で注意した点
文字数が増えても自分の考えをしっかり伝えるように注意した。
ユーザーからのES設問/選考フローの漏れがない旨の申告に基づいたコンテンツです。
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