24年卒 技術系職
技術系職
No.333601 本選考 / エントリーシートの体験談
複数企業の合同開催イベントをご紹介します!
提出期日 | 2月上旬 |
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提出方法 | マイページ上で |
結果通知時期 | 1週間以内 |
結果通知方法 | メールで |
(設問(1))「あなたが下記の企業(架空)の社員だったとしたら…」という仮定のもとで、これから8日間にわたって設問を出題します。 <設問(1)> あなたが下記の企業(架空)の社員だったとしたら、(a)重要ポイントがどこにあると分析し、どのような仮説を立てますか。(b)また、どのような戦略を立てますか。 【株式会社ベジフィード】 主人公のあなたは、大学卒業後に都市部近郊の農家から作物を購入してメーカーへ卸す食品商社(業界図参照)へ、新卒で入社した。社員数は5名。主に買い付けやメーカー営業を行っており、加工や梱包、物流、管理業務の大部分は外部委託で回している。入社後まだ1年も経たないが、自分一人で担当する農家さんからの買い付けを何軒も任されるようになった。社長は常々、「自分の仕事の付加価値を高める」ことの重要性を説いているが、その一方で、「食品商社における付加価値を大きく高めることは難しいからこそ、様々なことに挑戦しよう」とも言う。そこで、あなたはこれまでに接点のあった農家さんから聞いた農業における、社会課題とも言える問題について何かできないかと考えている。 ・労働集約型の農業の問題 農作業の大部分が人手に頼っていることが昔からあまり変わっていないと聞く。色々と調べてみると、この労働集約の問題が直接的に現れているのが慢性的な「人手不足」の問題と言える。人手不足問題に対しては、人手の確保も大事だが、それと同時に、農作業が人手に頼りすぎているという“そもそも”の問題の解決、つまり仕事の効率化も大事である。 人手の確保には農林水産省も注力している。例えば「農業女子プロジェクト」は解決のための1つの試みであり、農業に従事する女性は増えている。ただし、その一方で、古くからある固定的なジェンダーの捉え方も存在するという。 “そもそも”の解決策としての効率化には、いわゆる「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」や人工知能を駆使したDXなども考えられ、もしかしたら中間マージンが多く発生する流通の仕組みの改革も考えられるだろう。 ・自分に何ができるか?・・・付加価値を高める戦略 自分で調べた範囲でも上記のようなことが分かってきた。これまでに農家さんの話を直接聞いた悩みや課題認識も、こうした背景があったのかと納得できた。 では、こうした問題解決を、もちろん自分一人でできるとは思えないが、なんとか力になる方法を考え、それを社長の言う「自分の仕事の付加価値」にして、農家さんの役に立ち、農家さんから大きな信頼を得るようなことまでできたらいいのではないかと考え始めた。それを自分の「戦略」として策定できないだろうか、と考えている。 ※農業、食品流通などに関する知識は問いません。 ※不足する情報は前提条件を置いてご自身で補ってください。
(a)重要ポイントの分析と仮説の立て方:
労働集約型の農業問題と人手不足:労働集約型の農業が人手不足に直面していることが課題である。仮説として、労働力の不足を補うだけでなく、農業の効率化を図ることが重要だと考えられる。この問題を解決するためには、人手の確保だけでなく、作業プロセスの見直しや技...
設問(2))設問(1)であなたが考案した戦略をどうやって進めようかと考えていたところ、下記の通り、2人の協力者が現れました。(a) この2人の力を活用して計画を具体化してください。(b) また、2人に対して、(a)の計画に最大限協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。) ●早川結衣 高校の同級生で、農業大学に進学し、卒業後は実家の農業を手伝っている。 主人公の実家も農家だったため、共通の話題が多く、今でも交流のある友人。最近も実家の農業運営について相談を受けた。 その際、農業における問題解決と付加価値を高める戦略について考えていると話したところ、私にできることがあれば是非協力したいと言ってくれている。 昔から元気いっぱいで、食べることが大好き。年齢に関係なく社交的に接するため、周りの農家の人たちにも可愛がられている。 ●吉田優斗 主人公より3年早く入社した先輩社員で、最初はあまり接点がなかったが、一度同じプロジェクトに携わった際に気が合い、その後は仕事のことをよく相談する間柄となった。 今回、こういった問題解決と戦略を考えていきたいと相談したところ、「僕よりも深い考えを持っている」と驚きながらも、「僕も農業における問題に対して、日ごろからどうにかできないかと考えていた。買い付け先の農家さんからもよく相談されていたんだ。少しずつでも解決していければ、会社の発展にも繋がるかもしれないね。僕に協力できることがあれば何でも相談してくれ。」と言ってくれている。
(a)計画の具体化:
早川結衣の活用:
農業大学出身で農業に精通している彼女を、農業DXプラットフォームの開発やデジタル技術の導入に関連するプロジェクトに組み込むことができます。彼女の知識と経験は、実用的なプラットフォームの開発や適切なデジタルツールの選定に役立つでしょう。
吉田優斗の活...
(設問(3))協力者である早川のつながりから、彼女が懇意にしている農家の山内夫妻に会う機会を得た。 山内夫妻は、地元農家の中でいち早く収穫体験を導入し、今では地域全体を巻き込んで「グリーンツーリズム」を主宰しているという。 「グリーンツーリズム」とは、農業の人材不足解消に向けての活動の一種であり、うまく話ができれば自分の戦略についての新たなヒントが得られるかもしれない。 早川によれば、「夫妻はとても気さくで、普段から交流がある農家さんだよ。新しいものもどんどん取り入れて、もっと農業を発展させたいんだって。この間、君が考えている問題解決について話をしたら、『私たちのことをよく考えてくれているんだね。人材問題については色々と新しいこともしてみてはいるけれど、効率化についてはまだまだ先が見えない状況なんだ。もしよければ、直接会って話をしてみたいな。』と言ってくれていたよ。どう?参考になりそう?」とのこと。(a) あなたはどのような情報を山内夫妻さんから引き出したいと思いますか。
(a)山内夫妻から引き出したい情報:
収穫体験の導入と成功要因:
収穫体験を導入した経緯やその効果について詳しく聞きたい。どのような収穫体験が提供されているのか、参加者の反応や評価、地域の反響などについて知りたい。
グリーンツーリズムの運営方法:
「グリーンツーリズム」の運営方法や...
(設問(4))設問(3)の結果、山内夫妻とは有意義な話ができ今後につながりそうだ。 だが、実際に農業の効率化を目指して活動するとなれば、多額の資金も必要となる上、現在買い付けさせてもらっている農家さんからの理解が得られるかどうかも課題となってくる。 そんな時、協力者である吉田から連絡があった。今まで取引してくれていた農家さんたちが、別の食品商社との取引を考えているため、自社との取引を打ち切りたいという。 考案した戦略には課題が浮上している状況で、その上既存の農家さんたちとの取引がなくなってしまうと、大きな打撃を受けることは間違いない。もちろん、早川や吉田との協力関係も厚くしていきたいと思っていたところだ。 社長に相談した時に、「社会課題の目の付け所はいい。ただし、課題解決や信頼関係構築は時間がかかる。それまでの短期的なビジネスをどう成り立たせるかまで考える必要があるな。」と言われていたことを思い出した。考えていなかったわけではないが、自分の考えが甘かった部分があると言わざるを得ない。(a)この状況をどう乗り越えようと思いますか。(b)また、早川と吉田の2人に対して、引き続き協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)状況の乗り越え方:
資金調達の検討:
農業の効率化には資金が必要です。社内での資金調達方法や、外部からの投資や助成金の利用を検討しましょう。継続的なビジネス運営のために必要な資金を確保することが大切です。
新たな農家との取引先の開拓:
既存の農家さんたちとの取引がなくなる可能...
(設問(5))設問(4)の結果、既存の農家さんたちとの取引は、一転して無事継続できることとなり、課題も少しずつ解決の糸口が見えてきた。 そんな時、卸売り先メーカーの社員の武本さんから、「農業の問題解決や効率化に向けて、テレビ局の取材を申し込まれているので、協力をお願いしたい」との申し出があった。 協力者である2人の意見を聞いてみたところ、早川は「テレビで取り上げてもらえるなんて、君の考えをたくさんの人に知ってもらえるチャンスだよ。まずは知ってもらわないと、最近の農業に興味のある人も増えないよね。」という。 一方、吉田からは「テレビかぁ。内容は慎重に考えないと、むしろ逆効果になってしまうことがあるかも。昔ながらの農家さんは少し閉鎖的な傾向があって、新しいものに抵抗がある人もいるからね。それでもうまく行けば、もっと君の活動を発展させることができるだろうね。」という意見をもらった。 既に会社には許可を取り、社長から直々に「この取材がうまくいけば、より一層農業に注目が集まるのではないか。卸売り先のメーカーとの関係も良くなるかもしれない。そうなれば、自社の収益増だけでなく、農業全体の活性化も見込めるだろう。挑戦できるチャンスを無駄にしないようにしよう。」と言ってもらった。 ほんの10分ぐらい、もっと短いかもしれないが、あなたの農業に関わる活動や取り組みについて、テレビ局の取材の前にまずは卸売り先メーカーへプレゼンテーションをさせてもらえる機会を得た。(a) 卸売り先メーカーを味方に付け、テレビ局からの取材を成功させるために、どんなプレゼンテーションをしますか。そのプレゼンの後に議論する時間もあるとして、プレゼンテーションではどう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)卸売り先メーカーへのプレゼンテーション:
プレゼン開始前に:
(メンバーを前に集めて)
「皆さん、ありがとうございます。今日のプレゼンテーションでは、協力者の皆さんとともに、私たちの取り組みとビジョンを分かち合い、卸売り先メーカーの方々に共感していただくことを目指します。お手数です...
(設問(6))設問(5)のプレゼンテーションでは良い感触を得られた。そして、取材番組を視聴して興味を持ってくれた農家さんや、農業を始めてみたいという人からの問い合わせが大幅に増えた。 あなたの考えに賛同してくれる人達の増加とともに、自社でも直接農業体験ができる新たな取り組みを開催したことで、より地域の農業が活性化している状況となっている。 だが、テレビ効果での問い合わせは徐々に減少していくだろうし、資金問題もあり、いつまで自社での農業体験を継続できるかはまだわからない。 事業内容が増えたことで人材面でもひっ迫しており、現在は取引先の農家さんの厚意で活動を手伝ってもらっているが、それだけでは全く人手が足りず、多忙を極めている。 紹介されたテレビ番組について、SNSでも話題となり、「農業ってこんなに新しいことをやっているんだ」「一度体験してみたい」といった声が上がっていた。 現在は請け負っている業務をこなすことで精いっぱいだが、農業の人材不足の解消や効率化以外にも、農業における女性活躍についてなど、自分にも取り組めることがあるかもしれないと考え始めている。(a)これをあなたの仮説(設問(1))の検証結果として捉えると、どのようなことが言えますか。(b)今後、更に活動を広げることを目指すとしたら、どのような改善方法が考えられますか。
(a)仮説(設問(1))の検証結果の考察:
この状況を仮説(設問(1))の観点から捉えると、次のようなことが言えます。
仮説(設問(1))の重要ポイントであった「労働集約型の農業の問題」や「農業の効率化」に対する取り組みが、実際に地域の農業活性化という結果をもたらしています。
自社で...
(設問(7))これまでの設問へのあなたの行動の結果、展開に光が差してきたとします。そんな時、協力者である早川からメッセージが送られてきた。「この活動に関わっていると、自分の無力さを考えさせられるんだけど、大学で学んだことを農業に活かそうとしてもそんなに簡単じゃないし、本当に自分がやりたかったことなのか、自分に向いていることなのかって。大した知識も持っているわけじゃないし。私はポジティブに見られるけど、本当はめっちゃネガティブなんだよ・・・。」(a)早川に対して、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)(b)あなたの意図を解説してください。
(a)メッセージへの返信:
私: 早川さん、メッセージありがとうございます。今の気持ち、よく理解できます。この活動に取り組む中で、私も同じような不安や疑問を感じることがありました。大学で学んだことを実際の農業にどう活かすか、そして自分の適性ややりたいことを考えることは、確かに簡単ではあり...
(設問(8))これまでの回答を振り返って、「自信をもって答えられた」と思うようなことや、「もっと改善したい」と思うようなことがあれば、ぜひざっくばらんにお書きください。その際、「自信をもって答えられた」 と「もっと改善したい」を分けて、お書きください。(a)「自信をもって答えられた」(b)「もっと改善したい」 ※ネガティブなことを書いたからと言って、それだけでネガティブに評価することはありません。率直にあなたがご自身を振り返って思うことをお書きください。
(a) 自信をもって答えられた点:
問題の背景や設定に基づいて、設問に対する回答を一貫性を持って提供できたこと。
協力者との連携や戦略立案、課題解決に対するアプローチを適切に説明し、具体的な提案を行ったこと。
複雑な状況に対しても、主人公の立場や思考を踏まえて、適切なアドバイスや語りかけ...
各質問項目で注意した点
問題の背景や主人公の立場をよく理解し、関連する情報を把握してから回答を提供しました。
問題の要点である「労働集約型の農業の問題」と「農業の効率化」に焦点を当てました。
基本的にONE CAREER事務局でES設問/選考フローの漏れがないことを確認済みのコンテンツですが、一部チェックできなったものはユーザーからの申告に基づいたコンテンツです。
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