23年卒 事務系職
事務系職
No.163008 本選考 / エントリーシート(ES)のエントリーシート
複数企業の合同開催イベントをご紹介します!
最終選考結果 | 1次選考通過 |
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あなたがフードロスの問題に取り組むSDGs活動家だったとしたら、 【現状】 日本では1年間で600万トンを超える食品が廃棄されている。あなたはこの「フードロス」を知って大変驚き、問題視し、大学生でありながらその解決や問題意識の浸透に少しでも貢献したいと思い、活動を始めた。きっかけは大学の課題として国際連合が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)についてのレポートを書いたこと。そこで日本には大きなフードロスの問題が存在することを知り、17のSDGsのうちいくつもの目標に関係があると考えた。 食品が廃棄されるのはサプライチェーンのあらゆるプロセスで起こっている。農業では気候や害虫によって、食品メーカーや小売業では品質管理の基準を満たさない(例:期限切れ、規格外)と食品が廃棄される。消費の段階でも食べ残しなどが廃棄になる。農林水産省、環境省、消費者庁によれば、2015年時点で日本の食品ロスは646万トンあり、そのうち357万トンが事業由来、289万トンが家庭由来の廃棄である。これはあくまで推計であり、詳しい数値は不明な点も多い。 そこで「自分にできることから始めよう」と思い、SNSでの発信を始めると、同様に大学生でありながらアプリ開発事業をしている沢田と知り合った。彼と共に、フードロス削減活動を推進するアプリ「mogu」を開発・提供し始めた。廃棄コストや食品・食材ロスを削減したい飲食店や販売店や食品メーカーや農家が、「mogu」を通して消費者を簡単に見つけられる機能を持つ。また、通常の値段よりもお得に購入できるため、消費者側にもメリットがある仕組みとなっている。 スタートから1年が経ち、ユーザーは口コミによって徐々に拡大していたが、半年前にSNSで話題になった事で爆発的に増え、現在は約7,000人が利用している。この増加は嬉しいことだが、これからさらに伸ばすのが難しくなってきていると感じている。また、店舗数(提供事業者数)も全国で1,000店舗以上となった。 現在は販売されている商品が足りないという状況になっている。人気のある店舗では、出品された途端に売り切れとなることもある。コロナ禍の為、休業している飲食店も多いが、少しでも売上が欲しい飲食店からは感謝の声が届いている。 (a)フードロス問題と自身の活動の現状をどのように分析し、どのような仮説を立てますか。 (b)また、その仮説に対して、どのような計画を立てますか。
(a)現在、フードロス問題は事業者から消費者へ徐々に浸透してきており、個人の消費者がフードロス問題について考える機会が増えている。そんな中「mogu」のユーザー数の増加が鈍化している原因は、私たちがターゲットの顧客について考えきれておらず、顧客の求めていることとのギャップが生まれていることだと...
設問(1)の設定を続けます。 あなたがSDGs活動家だったとしたら、どうしますか。 設問(1)であなたが考案した計画をどうやって進めようかと考えていたところ、下記の通り、2人の協力者が現れました。 ●谷口なつみ あなたとは小学生のころからの友人で、自分で飲食店を経営することを夢見て、飲食店チェーンを展開する会社で管理事務の仕事をしている。 「moguのアプリは自分の周りでも話題に上がることが増えているし、フードロスへの取り組みとして素晴らしい。今のところ自分の会社は利用できる状況ではないが、他の飲食店のオーナーとの繋がりもある。役に立てることがあれば遠慮なく言ってほしい。」 ●宮下修司 あなた自身が大学時代に飲食店でアルバイトをしていた時の店長・経営者。 「うちの店でバイトしてた頃から計画を話してくれていたよね。それを実現したなんて、凄い!当時から面白いと思っていた。僕の店舗でも今後利用できるように環境を整える予定だし、応援したい。」 (a)この2人の力を活用して計画を具体化してください。 b)また、2人に対して、(a)の計画に最大限協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
私は考案した計画を進める上で、まず谷口さんの力を活用して他の飲食店のオーナーとの繋がりがあるという観点から、提携事業者と距離の近い関係作りに協力してもらい、飲食店のオーナーの方々が私たちの取り組みに賛同していただけるか否か、直の声を聞かせていただく。一方、宮下さんは個人経営の飲食店と仮定し、日...
あなたがフードロスをメインにしたSDGs活動家だったとしたら、どうしますか。 協力者である宮下が、主に関西圏でレストランを展開している、ある飲食チェーンSグループの社長を紹介すると言っています。話によれば、「フードロスへの取り組み、中でも「mogu」は非常に面白い試みだと注目していて、うちでもコロナ禍で売上の下がった何店舗かを登録し、利用させてもらっている。今後の利用可能エリアなどの展望についてディスカッションさせてほしい。ぜひリモートミーティングをしましょう。」とのこと。宮下によれば、「これはチャンス。Sグループの社長は他の大手飲食チェーンとの社長とも親交がある。色々と情報収集ができるのでは。」 (a) あなたはどのような情報をSグループの社長から引き出したいと思いますか。
飲食チェーンではフードロス問題解決よりも顧客から企業への信頼や衛生的安全性、食品の完全性などを軸にしているためフードロスが多く生まれていると私は考えている。しかし、昨今のビジネスの世界では企業の環境問題についての理解は不可欠なものとなっている。そこで企業の安全性、完全性とフードロス問題の調和を...
あなたがフードロスをメインにしたSDGs活動家だったとしたら、どうしますか。 設問(3)の結果、大手飲食チェーンSグループとの取引はより厚くなりそうになった。しかしながら、谷口が発見したのだが、ほぼ同じ機能を持つアプリがいくつかリリースされ始めた。それでもmoguの方がいいと思えるが、突如としてユーザー数が初めて減少した。その直後には、アプリのバグが原因で、契約中の飲食店36店舗が出品した商品が販売状況に反映されず、結局廃棄となってしまったことが判明し、バグの被害に遭った店舗からは契約解除と合計約50万円の返金を要求されている。元々、いただいている手数料は非常に低く、預金残高はほとんど底をついてしまう。また、被害の無かったその他の店舗からも問い合わせが相次いでいる。 (a)この状況をどう乗り越えようと思いますか。 b)また、谷口と宮下の2人に対して、引き続き協力してもらうために、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)ほぼ同じ機能を持つアプリがリリースされていたとしても、全て同じということはありえないと私は考える。ビジネスとしての形は全く同じであっても、今まで考えてきた仕組み、取り組み、人脈などは全く同じものは作れない。そのため、moguは他にはない提供価値が必ずあるのでどこにも負けない強みを引き出し...
設問(4)の結果、登録店舗の不安を解消することができた。トラブルが起きた店舗の信頼も回復し、ユーザー数も再び伸び始めた。そんなタイミングで、活動に興味を持った地上波TVの情報番組から取材の申し込みが入った。宮下は以前同じ番組から取材を受けており、プロデューサーを務める本川さんとは知り合いだそう。宮下によれば、「本川さんは変わった人で、かなり毒舌。僕も話す時は緊張する。ただ、この方の作った特集番組はいつも話題になっている」という。宮下のはからいで、本川さんも取材に来てくれることになった。取材の前に本川さんも参加する打ち合わせが予定されている。本川さんがどんなことに興味を持っているのかを聞くと、「僕が取材された時も言っていたけど、彼は今いくつかのアプリゲームにハマっているみたい。熱心に語っていたよ。」という。 (a)本川を味方に付けるとしたら、打ち合わせの際にどう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。)
(a)本日はどうぞよろしくお願いします。私が運営しているmoguの事業は事業者や顧客により深くフードロス問題について考えてもらい、少しでも世界からフードロスをなくすために活動しています。そのアプリは近々の大型アップデートを実施したいと考えています。具体的には、フードロス問題を解決するため、アプ...
設問(5)の取材の後に放送された番組は好評となり、SNSでも話題となった。そして、放送を通じて大手居酒屋チェーン1社が興味を持ってくれて契約に至った。これはあなたが描いた策が功を奏したと言える。全国展開をしている大手チェーン店ということもあり、普段店舗を利用していた顧客が続々とユーザー登録をし、利用してくれているようだ。 しかし、この店舗の出品ばかりが新着情報に掲載され、その他の出品数が少ない店舗の商品がすぐに見えなくなり、「フードロスへ取り組むために契約したのに、商品がなかなか売れず廃棄となってしまう…。」という声も増えてしまった。 (a)これをあなたの仮説(設問①)の検証結果として捉えると、どのようなことが言えますか。 (b)その他の店舗の声を含め、フードロスへの取り組みをより活発にするために、どのような改善方法が考えられますか。
(a)新商品の情報が他の古い情報を隠してしまい、売れ残り商品が生じていると言うことは今の私たちが提供している状態だと、フードロス問題を解決できないサービスとなってしまっている。具体的には、出品数の少ない店舗の商品を購入していたかもしれない顧客を逃して、売れ残りを増やしている。それは店舗側と私た...
これまでの設問へのあなたの行動の結果、展開に光が差してきたとします。そこで、協力者である谷口なつみからメッセージが送られてきました。 「協力したいと思って知り合いの飲食店経営者3人に掛け合ってみたんだけど、3人とも反応が微妙だったよ。私ってプレゼンとか交渉とか、才能ないのかな…。」 (a)谷口に対して、どう語りますか。(実際に語るように回答をお書きください。) (b)あなたの意図を解説してください。
(a)谷口さん!僕の事業に協力してくれて本当にありがとう。3人に交渉して3人とも微妙だととても悲しいし、悔しいよね。とてもわかるよ。僕も今まで無数の人に取引を断られてきた。そのとき僕も同じように落ち込んで、向いてないのかな他の人はもっとできているのに、と思ってた。けど僕は、その気持ちのまま交渉...
これまでの回答を振り返りながら、回答してください。設問⑦の前後に、いままでに関わった人たちからあなたの活動や対応について、どう評価されているのかを振り返ってみると、5人に高く評価された言葉をもらいました。しかし、2人には非常に厳しい言葉をもらいました。この7人それぞれになり切って、その人たちがあなたについて 語ったことを想像して、「高い評価」と「厳しい評価」に分けて書いてください。
●谷口なつみ 高い評価
私に思いやりを持って協力をお願いしたり、失敗した時に親身になって話を聞いて解決策を考えてくれたりしてくれました。彼が失敗した時も今の事業をどうしていきたいのかどう協力して欲しいのかを伝えてくれて、協力しようと思わせてくれる人でした。
●宮下修司 高い評価
大学時代...
基本的にONE CAREER事務局でES設問/選考フローの漏れがないことを確認済みのコンテンツですが、一部チェックできなったものはユーザーからの申告に基づいたコンテンツです。
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