こんにちは、商社無双のMARCH生です。
僕のシリーズ、MARCH生の「勝ち抜くための自己分析」は、もうご覧になりましたか?
今回は、「本格的な就活までの準備期間、大学一・二年生をどう過ごしてきたのか?」その時の僕の行動や考え方をご紹介します。
一章:挫折と決意の大学一年生
僕は浪人の末にMARCHへ進学した。
共学偏差値が最も高いうちの一つの高校だったから、同期からは哀れみの目を受けて入学をした。
はっきりとした「挫折」。その末に僕が決めたこと。
それは自分の戦うフィールドの設定。
大学生活で僕は人としての武器として「行動力」を装備することを決めました。
誰にでも身につけられる、だからこそ僕は行動力を強みにしようと考えました。
では、具体的に「行動力」を武器として装備する為にはどうしたら良いか。
ここからは「行動力」を養う極意を紹介します。
悩むと考えるは違う。行動力につながる極意
大学生活が始まると
「バイトをはじめようかな……」
「お金足りないからシフト入らなきゃ……掛け持ちしようかな……」
「サークル活動頑張ろうかな……」
「勉強もうちょっと頑張ろうかな……」
となります。
はっきり言って、その「やろうかなの悩み」は「やりません」と言っているのと同じ。
この「悩む」ことが行動を制限していると僕は思います。
何もかも、やらなきゃ変わりません。
一回少し頭を空にして、やり込んでみましょう。
実際に僕は一年生の秋頃、とにかく一週間予定を限界まで埋めてみる、なんてこともしました。
サークルは3つ掛け持ちをしたり、アルバイトと大学の講義も両立したり。
忙しい! の壁を超えてみましょう。
結果としてそれが三年生でのゼミとベンチャーの両立や就活での忙しさを乗り切る力につながりました。
思い立ったが吉日、とはよくいうものです。
悩むよりまず動いてみてください。そして行動してから「考えてみてください」。
限界を決めずに少し無理してでも挑戦してみてください。
そうやって踏ん張って挑戦すると「やってみようのハードル」が下がります。行動の幅が広がります。
「やってみよう」のその一歩、踏み出すなら今しかないですよ。
二章:自分を見つめ直す大学二年生春
MARCH生の就活で一番重要なのは、面接官に「採用への納得感」をいかに持たせられるかだと思います。
その納得感には、大学生活を通しての軸が重要になります。
僕が就職活動を本格的に始めた二年生からの行動は、この時決めた指針通りにほぼ行われてきました。
東大早慶の学生と同じ感覚で漠然と大学生活を過ごすと絶対に思い通りの結果は出ません。自分の行動に少しでも意味を見出して、「考えて」行動しましょう。
二年生はまだまだ就職活動に程遠い、なんて思っている人もいるかもしれません。
しかし、この早い段階で自分の将来を見つめ直すことは、後の就職活動に大きな影響を与えます。
イメージの確立。将来の自分への階段
自分ってなんだろう。
どんな仕事が向いているんだろう。
これは二年生のうちに一回必ず考えておくべきです。
そうしないと「ただ知識を学んでいるだけ」な学生生活に陥りやすからです。
・どういう仕事をしたいか
・何故その仕事をしたい、という思考に至ったか
といった風に将来のイメージを確立させましょう。
そうすることによって大学三年生・四年生で
・何を学んで
・何を実践するべきか
が見えてきます。
三章:今後の生活を考える大学二年生秋
僕の学生時代の活動は、「ゼミの海外訪問」「シンガポールでのインターン」「会員制販売事業の立ち上げ」がメインでした。
これら全てを仕込み始めたのが二年生の秋。
大学二年生の春に決めた今後のプラン、それを実践する為に僕はまず「小さな目標設定」をすることに決めました。
内定というドラゴンを倒すために
レベル1の新米勇者がいきなりレベル50のドラゴンに立ち向かおうとすると死にます。
「全く歯が立たない」となるんですよね。
ゲームではレベル50のドラゴンを倒すにはどうするか。
最初のうちは草むらにいるスライムを倒して経験値を手に入れて……そのあとは次のステージに行って……
そうやって段階を踏むことによって勇者のレベルは上がっていくわけです。
最初から倒せない敵に挑む必要はありません。
「経営者や事業経営がしたい→商社に入りたい」が僕の就活においてのドラゴンであれば、それを達成する上での目標設定を細かくすればいいと考えました。
例えば、商社に必要な能力をアピールできるようにしなければならない。
それを分析したら「人を巻き込む力」「リーダーシップ」「泥臭い努力を継続して出来る力」……となります。
その後その力はどうすれば実現出来るのかを考え、「じゃあ今◯◯をしよう」となるわけです。
また、勇者は1人だけだとなかなかモンスターを倒せません。
「僕はドラゴンを倒すんだ」と声をあげて、仲間を集めることで強力なモンスターたちを倒す方が効率的です。
目標は口に出しましょう。
たくさんの人の耳に入れば、その分だけ実現する可能性は広がります。
三年生・四年生のガチガチに就活に縛られている時期よりも、二年生は動きやすいので仲間を集めるなら今のうちです。
情報戦である就活は、自分の手持ちのカードは出来るだけ多くなるように準備しておくことが大切です。
四章:海外での学びを得た大学二年生冬
僕はシンガポールで一ヶ月間、インターンシップに参加しました。
その一ヶ月間は工夫に工夫を凝らした日々でした。
海外のインターンはプログラム中での「首切り」もある厳しい環境です。そんな環境で英語力も未熟だった僕が一体「たった一ヶ月のインターンで何を持ち帰ったのか」。この一ヶ月間の行動は就活中にも大変評価されたポイントの一つでした。
具体的に何を学ぶことができたのか紹介します。
キツい環境で得た学び
僕がシンガポールをインターン参加として訪れたかの経緯はゼミにあります。
ビジネスを海外で行う/行った時のギャップ、ということに重きを研究していた僕は、留学を考える時に「ビジネスの軸はブラさずにいたい」と思い、このインターンの参加を決めました。
朝9時からインターン。
韓国人の彼女を作り、
夜は異国のバックパッカーと飲んで、
ホステルに泊まる。
激動の日々でした。
しかも、僕は英語があまり得意でなかったので、そのキツさは更に増したと感じます。
後輩からも「英語苦手なんですけど海外インターンってキツいですかね? いくべきですかね?」と聞かれることがあります。
この時点で「悩んでるなら行けよ!(一章参照)」となるのですが、ちゃんと質問に答えるとすれば
「英語が苦手な人の海外インターンはキツい。でも行くべき。」
となります。
僕は英語を話すのが苦手でしたが、どういう風に話せば相手に好かれるか・何を話すと良いか、という「対人能力」飛躍的に向上しました。
また、あえてキツいところに自ら行くことによって、何かトラブルが起きた時の「どうしよう?」への解決策がすぐに浮かぶようになりました。そしてそれにより「挑戦するのをやめない」精神が身につきました。
これらは就職活動において非常に評価されました。
インターンシップを海外でしなくても「少しキツい環境でも工夫して頑張ってみる」こと、実践してみる価値はあると思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
就活が本格的に始まらない一、二年生からでも動くことはいくらでも可能です。
悩まずに、まずは一歩、行動に移すことから始めてはいかがでしょうか?
この記事が就職活動の参考に少しでもなればうれしいです。
▼「商社無双のMARCH生が説く!」シリーズ▼
【心得編】:「悩む前に挑戦!」の精神。まず自分の原点を作れ!
【準備編】:鬼のOB訪問!内定は「足」で勝ち取れ!
【実践編】:これが本当の「就活を勝ち抜くための自己分析」だ!