こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は、近年特に人気の高いリクルート系列会社の1つ、リクルートキャリア2017年卒本選考のポイントを6点にまとめてお伝えします。選考前の確認にぜひご一読ください。
リクルートキャリアの特徴
向上心への熱い情熱
リクルートキャリア(以下、キャリア)では、顧客へのキャリア支援はもちろんのこと、自身のビジョンを情熱的に語る社員が多いことで有名です。他人のキャリア形成を本気で考えている仕事柄、自分のキャリアについての深い哲学を持ちながら仕事をする社員が多く存在しているのです。
内定者によれば、実際に飲み会の席でも「君の『Will』はなんなの?」という声が飛び交い、情熱的なビジョンを語る社員が多く存在しています。
良い意味で仕事を自分に人生にプラスに反映させていきたいと思う学生にはオススメの企業です。
積極的な事業開拓
キャリアは経営幹部クラスの「CAREER CARVER」をはじめ、「アントレ」・「ReCoBook」などの新しいサービスを多く展開しています(企業HPより)。この背景として、「リクナビ」は競合企業であるマイナビが運営する「マイナビ」に利用者数を追い越されたことから、新規顧客の開拓に積極的であることが挙げられます(選考対策ページより)。
ライバルを追っていくような環境で、次々と新しい事業を生み出していく挑戦的な風土で活躍していきたいと考える学生にはオススメの企業です。
リクルートキャリアの選考フロー
2017年卒のキャリアの選考は以下のフローで行われました。
・Webテスト
・1次面接
・2次面接
・3次面接
・最終面接
それでは早速、選考のポイントについて見ていきましょう。
リクルートキャリア本選考のポイント5選
1. リクルート共通の選考ポイントとキャリアの選考ポイントを実践しよう
キャリアの選考においては、リクルート系列会社の選考において共通で必要なポイントに加え、キャリア独自の選考ポイントを踏まえて選考に臨むことが必要です。
「自分を語れるのか」というリクルート系共通のポイントに対して、対人営業が大きな鍵を握るキャリア特有のポイントは「自分の考え、熱意によって人を動かした経験を語れるか」です。以上の点を踏まえて、後述のポイントを熟読して選考に臨みましょう。
2. SPIは何度も参考書を解くことで問題に慣れよう
キャリアの2017年卒の選考では言語・非言語・性格診断の3つが課されました(選考対策ページより)。特に苦手な学生はSPIを課している他の企業を受検することで問題の形式に慣れるようにしましょう。
下記に、SPIを受けられる企業の一覧を掲載します。
・【SPI実施企業一覧】140社分のテストセンター対策!練習受験できる企業まで網羅
3. 1次面接は自分の人生における「選択の理由」を明確にしよう
2017年卒の1次面接ではモチベーショングラフ(※)の記入を通して自分の人生をきちんと理解しているかが問われました。また記入した人生のイベントについて、面接官が気になったこと、特に挫折経験や頑張ったことについて深掘りが行われたそうです(選考対策ページより)。
従って、自分の人生で転機になった経験について「なぜ自分はその選択肢をとったのか」について自身で分析を行い、メモなどに残しておくようにしましょう。
※モチベーショングラフ:縦軸が自分のライフイベントに即したモチベーションの動きを表す軸。横軸が時間の経過を表す軸。
下記に具体的な自己分析手順を記入するので参考にしてください。
自己分析の手順例
(1)物心ついた頃から現在までの間に、自分が経験してきたことを洗い出す
(2)個々の経験の中で、「その行動をとった理由と背景」を客観的に分析する
(3)「自分の価値観・人生観を形成してきた経験」は何かを分析する
(4)(1)〜(3)の結果が、他者・客観的認識とズレがないかを確認する
4. 2次面接では自分ならではの主体性を語ろう
17年卒の2次面接では、前回の面接より強く「過去」に対して厳しく深掘りがなされること、また自身の将来像を面接で質問することで人生をしっかりと考え行動しているかが精査されています。具体的には、1次面接で人を動かした経験を述べたところ、2次面接では「対象となる相手をどのように動かしたか」「その時何を考えてその行動に至ったか」という問いがなされました(選考対策ページより)。
従って、この面接では前回の面接に引き続き「なぜ自分はその行動をしようとしたのか」にプラスして「その時に感じた困難はどのようなものであったのか」「その困難を解決するためにどのようなアクションを起こしたのか」について具体的に答えられるように準備しましょう。
過去の経験について書き出し、過去の行動がどのような思考で行われたのかについて事前に書き出しておくことが有効な対策となります。
5. 3次面接では「自分の考え・熱意によって人を動かした経験」を語ろう
この面接では、キャリアの方針と学生がマッチングしているかを最終確認する目的で行われる面接です。実際、17年卒の選考では1次・2次面接よりも厳しい深掘りが行われたようです(選考対策ページより)。
従って、キャリアの選考におけるポイントである「自身で考えて人を動かした経験」を過去の経験から語り、キャリアへの適性をアピールしましょう。
内定者が実際に経験した深掘りの例を掲載するので参考にしてください。
学生:学校で最下位の成績から受験に成功した経験がある。
面接官:なぜ最下位から上を目指そうと思ったのか。
学生:その根底には自分の負けず嫌いな性格の影響がある。
面接官:なぜ負けず嫌いな性格になったかのか。
学生:幼少期、弟の前で恥ずかしい姿を見せないために常に弱気な姿勢を見せないように意識していた。
6. 最終面接は入社意識確認の目的で行われる
17年卒最終面接はキャリアへの入社意思確認の目的で行われました。具体的には、他社との併願状況や、理想の社会人像についての質問を通して、入社への意思確認が行われます(選考対策ページより)。
従って、上述したキャリアの風土や業務を自分の過去の経験と結びつけてキャリアへの適性を示すようにましょう。
おわりに
いかがでしたか。
2017年卒のキャリアの選考は、自身の過去について「なぜその選択を行ったのか」についての入念な深掘りがなされる面接でした。事前に自分の過去を振り返り、キャリアに対して自分が適性があることをアピールするようにしましょう。
さらに詳しい選考の情報を知りたい方は、以下をご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
リクルートキャリア
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