こんにちは、ワンキャリ編集部です。
金融ITソリューション事業に強みを持ち、特に証券業界向けの勘定系システムで高いシェアを誇る野村総合研究所(以下、NRI)。コンサルティングとITソリューションを組み合わせ、顧客への提案からシステム導入までを一貫して行い、新たな価値を生み出しています。
今回は、NRIにおける「ITソリューションコース」のインターンシップ選考のポイントと、「アプリケーションエンジニア職」の本選考のポイントをお伝えします。
ぜひ、選考前の最終確認のためにご一読ください。
<目次>
●NRIの特徴
●NRIの事業内容
●他のSIerとの違い
●NRIのインターンシップ選考のポイント
●NRIの選考フロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト
・3. 1次面接
・4. グループディスカッション(GD)
・5. インターンシップ
・6. エントリーシート(ES)
・7. Webテスト
・8. 2次面接
・9. 最終面接
●おわりに
NRIの特徴:「未来創発」「Dream up the future.」の理念が全社員に浸透。SIerながらもワーク・ライフ・バランスを保って働ける環境
コーポレート・ステートメントに「未来創発」「Dream up the future.」を掲げる。面接中に理念への理解が問われることも?
NRIは、日本初の本格的な民間総合シンクタンクである「旧野村総合研究所」と、システムインテグレーター(SIer)の草分け的存在である「野村コンピュータシステム」の合併によって生まれました(※1)。
それぞれの前身から受け継いだDNAを融合しながら、「未来を洞察し、広く社会に提言する力」「顧客の立場で考え、徹底して品質にこだわる姿勢」(※2)を大切にしてきたNRI。AI(人工知能)ソリューションであるTRAINA(トレイナ)の開発など、時代を先取りする企業活動を進めてきました。
コーポレート・ステートメントである「未来創発」とは、思いがけない新しいビジネスモデルを次々と生み出そうとする、NRIの姿勢を表しています。
そして、「Dream up the future.」の「Dream up」は、「大胆な考案」や「ひらめきに満ちた発明」などを意味し、「未来は分からない、見えないものなのだから、思い切って私たちで作ってしまおう」というNRIの未来に対する意気込みを示しています。
内定者は「社員の全員が、コーポレート・ステートメントを常に意識している。面接でもこれらに関係する質問をされる場合があるため、しっかりと理解する必要がある」と話します。
最大の資源を人材と捉え、NRI健康宣言2022を発出。ホワイト500に6年連続で認定される
NRIは、社員が心身ともに活き活きと働き続けられることを目指しています。NRI最大の資源を「人材」と捉え、ワーク・ライフ・バランスの向上を促進し、自身の健康や家族生活を大切にするために「NRI健康宣言2022」を出しているのが特徴的です。
※出典:野村総合研究所「健康経営」
NRIは、健康経営優良法人認定制度の大規模法人部門である「健康経営優良法人(ホワイト500)」に2017年(第1回)以来、6年連続で認定されています。
「SIerは長時間労働のイメージがあるので心配」という方でも、NRIでは、ワーク・ライフ・バランスを保ちながら、安心して働き続けることができるでしょう。
(※1)参考:野村総合研究所「NRIのあゆみ」
(※2)参考:野村総合研究所「NRIの企業理念と独自性」
(※3)参考:野村総合研究所「企業理念」
(※4)参考:野村総合研究所「健康経営」
NRIの事業内容:コンサルとITソリューションの2部門が生み出す高い問題解決力が特徴。エンジニア系の職種は「AE」と「TE」に分かれる
4つのセグメントの中で金融ITソリューションが売上No.1。AEとTEで役割分担しながら協力してシステム開発を進める
NRIは、以下の4つのセグメントを通して、社会の仕組みづくり、顧客のビジネス、人々の快適な暮らしを支えています。
※出典:野村総合研究所「ソリューション・サービス」
特に金融ITソリューションに強みを持ち、証券業界内で高いシェアを誇る勘定系のバックオフィスシステム「THE STAR」や、銀行での投資信託の販売を総合サポートする共同利用型システム「BESTWAY」などのアプリケーションの運用を行っているのが特徴です。
また、NRIのITソリューションを実現するエンジニア系の職種は、「アプリケーションエンジニア(AE)」と「テクニカルエンジニア(TE)」の2つに分けられます。
【AE】業務アプリケーションの設計・構築を中心に、ハードウエア、ネットワークなどIT技術全般を扱います。プロジェクトでは、顧客の現状や課題の把握から業務改革の提案、システムの開発・運用まで全てを行います。
【TE】ハードウエア、ミドルウエアなどの技術を中心に扱います。AEとは異なる技術的な観点からのプロジェクト遂行や、システム基盤、ミドルウエアの開発・提供、新技術の研究開発などを行います。
システム開発を家づくりに例えると、AEは壁紙や家具の位置など顧客と相談しながら決定していく部分の、TEは木材や設計図など家の基幹となる部分の決定を担うイメージです。
提案から開発・運用までの全てを提供できることがNRIの強み
NRIの強みとして、クライアントの問題を先取りして解決策を導く問題発見力である「ナビゲーション」と、具体的な解決策を実施・運用する問題解決力の「ソリューション」の2つを提供できることが挙げられます。(※7)
「ナビゲーション」は、コンサル部門が担う予測・分析・政策提言などによって問題発見から解決策を導くことを表します。そして「ソリューション」は、ITソリューション部門が担っており、解決策を業務改革やシステムの設計、構築、運用によって実現することを表します。
「ナビゲーション」「ソリューション」が発揮された事例として、NRIとJALが共同開発した「どこかにマイル」が挙げられます。これは、国内線の特典航空券の目的地をシステムが自動で決めるサービスです。コンサルタントやエンジニアが一体となって協力し、企画段階からシステムの開発・運用まで手がけています。
(※5)参考:野村総合研究所「NRIを知る|野村総合研究所(NRI)の新卒向け総合案内サイト」
(※6)参考:野村総合研究所「アプリケーションエンジニア/テクニカルエンジニア|仕事を知る|野村総合研究所(NRI)の新卒向け総合案内サイト」
(※7)参考:野村総合研究所「NRIの強み 問題発見から問題解決まで」
他のSIerとの違い:NRIは「ユーザー系SIer」。ベンダー各社の製品を組み合わせた、ユーザーに寄り添うシステム提供が可能
SIerは企業の成り立ちの観点から、ユーザー系SIer・メーカー系SIer・独立系SIer・外資系SIerの4つに分類できます。志望理由を聞かれた際に、他の企業との違いを理解した上で回答するためにも、まずはSIerごとの特徴について押さえましょう。
ユーザー系SIer
もともとは、IT以外を本業としていた大企業(つまりシステムを使っていた、ユーザー側の企業)の情報システム部門が独立してできた会社です。
親会社の事業形態に応じて「金融系」「通信系」「商社系」などと細分化されることもあります。現在では、グループ会社からの案件だけでなく、それ以外の会社からの案件も積極的に請け負うようになっています。
ユーザー系SIerはメーカー系SIerとは違い、ベンダーが親会社に限られません。そのため、ユーザーに寄り添った判断で、各ベンダーの製品を組み合わせて提案できます(具体的な企業:野村総合研究所、伊藤忠テクノソリューションズ、日鉄ソリューションズ)。
メーカー系SIer
ハードウエアを中心に開発を行う情報機器メーカーが、システム開発部門を独立させてできた企業です(具体的な企業:NECソリューションイノベータ、日立システムズ)。
独立系SIer
親会社を持たず、独立した経営がなされている企業。大手企業から中小企業までさまざまなSIerが存在します(具体的な企業:TIS、大塚商会)。
外資系SIer
海外のIT企業が日本法人を設立し、システム開発事業を展開している企業です(具体的な企業:日本IBM、SAPジャパン)。
NRIの選考のポイント:常に明るく真面目に振る舞い、NRIへの理解度を示そう
NRIの社風にマッチしていることを示そう
NRIは「この人は自社に合うか」という点を重視しています。「御社に入ってこのようなことがしたい」という思いを伝えるとともに、「一緒に働きたい」と思ってもらえるためにも、元気で明るい態度を示すことも大切です。NRIの雰囲気については「明るく真面目な人が多く採用されているように感じる」と新卒社員は話していました。
SIer・企業への理解度の高さを示そう
NRIでは、SIerや自社の理解度を問われることがあるそうです。以下に、実際に内定者が聞かれた質問と回答の例を挙げています。
・システム開発で用いられる「ウォーターフォールモデル」とは? (回答例)上流工程から下流に向かって「要件定義→設計→開発→テスト→リリース」と、開発を進める手法。
・「アジャイル開発」と「ウォーターフォール開発」の違いとは? (回答例)ウォーターフォール開発は、プロジェクトの最初の段階でエラーが起きないように完璧な計画を立て、計画を変更することはめったにない開発方法である。これに対し、アジャイル開発は計画を全て事前に決めるのではなく、プロジェクトの実行結果に基づいて計画を柔軟に変えながらプロジェクトを進行させる開発方法である。 ・NRIの2大顧客はどこか? (回答例)野村證券とセブン&アイ・ホールディングス ・AEとTEの違いは何か? (回答例)AEは業務アプリケーションの設計・構築を中心に、ハードウエア、ネットワークなどIT技術全般を扱う。プロジェクトでは、顧客の現状や課題の把握から業務改革の提案、システムの開発・運用まで全てを行う。一方、TEはハードウエア、ミドルウエアなどの技術を中心に扱う。AEとは異なる技術的な観点からのプロジェクト遂行や、システム基盤、ミドルウエアの開発・提供、新技術の研究開発などを行う。
また、業界の理解度の高さをアピールするとともに「なぜITなのか」「なぜSIerなのか」「なぜNRIなのか」を段階的に深掘りし、答えられるようにしておきましょう。
NRIの選考のフロー
NRIの選考フローは以下の通りです。
1. エントリーシート(ES)
2. Webテスト
3. 1次面接
4. グループディスカッション(GD)
5. インターンシップ
6. エントリーシート(ES)
7. Webテスト
8. 2次面接
9. 最終面接
1. エントリーシート(ES):仕事の現場でも生かせる能力と身につけたいスキルをアピールしよう
2023年卒のインターンのESでは、以下の設問が出題されました。
(1)あなたが大学入学後「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた研究・ゼミ」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、そのテーマにおける難しかった点および自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください(400字以内)
(2)あなたが本インターンで「特にやってみたい仕事・業務領域」および「経験したいこと、身につけたいこと」を教えてください。また、そう考えた理由についても併せて教えてください(200字以内)
※出典:野村総合研究所|アプリケーションエンジニア職2023年卒インターンシップ選考のES
(1)では、仕事の場でも生かせる再現性の高いエピソードを伝え、「一緒に働きたい」と思われるようにすることが大切です。また、人事の方は大量のESを短時間で読む必要があります。そのため、簡潔で分かりやすく、相手の心に残るような文章を書くことを心がけましょう。さらに、エピソードの結果を書いて終わるのではなく、そこから得られた価値観や学びなどを述べると良いでしょう。
(2)では、過去の経験とひもづけて「なぜそれを経験したいか」について伝え、インターンへの意欲の高さをアピールしましょう。学生という立場上、業務内容について詳しく書くことは難しいため、身につけたいスキルを書き、そのスキルを身につけたい理由を述べることをおすすめします。
2. Webテスト:ボーダーは8~9割!? 他の企業でSPI対策をしっかりと
Webテストの形式はテストセンター受験のSPIで、内容は言語、非言語、性格です。所要時間は1時間30分程度で、テストの難度は高いといわれています。
内定者いわく、NRIのSPIのボーダーラインは比較的高く、8〜9割が見込まれるそうです。
不安な学生は、市販の参考書を最低でも1周したり、SPIを課している企業を調べ、練習として事前に受検したりするなどの丁寧な対策をおすすめします。
3.1次面接:なぜSIerなのか、その中でもなぜNRIなのかを明確にしておこう。
1次面接は、学生1人に対して面接官1人の30分程度のオンライン個人面接です。面接の内容は以下の通りです。
(1)NRIを知ったきっかけ
(2)志望動機
└ なぜSIerなのか
└ なぜNRIなのか
(3)学生時代に頑張ったこと
(4)プログラミング経験の有無
(5)逆質問(2問程度)
など
※出典:野村総合研究所|アプリケーションエンジニア職2023年卒インターンシップ選考の1次面接
ある内定者は、「この時点ではITの知識がなくても問題ないと感じた。というのも、ITに関する質問をされたものの、『プログラミング経験はなくても問題ない』とフィードバックを受けたからだ」と話していたそうです。ただし、最低限、ITへの興味を示す必要があると考えられます
また、NRIはチームで働くことがほとんどであるため、エピソードの中で協調性をアピールすることも重要です。
志望動機に関しては、本選考で問われるような「具体的なキャリアプラン」について現時点で考えておく必要はないですが、最低限「なぜSIerなのか」「なぜNRIなのか」は話せるようになっておきましょう。
4. グループディスカッション(GD):互いの強みを生かせるように役割分担して行う、資料読み取り型GD
オンラインでのグループディスカッションで、学生は5~8人で1時間程度行われます。大まかな流れは以下の通りです。
(1)GDの説明(5分程度)
(2)資料読み取り(5分程度)
(3)GD本番(20分程度)
└テーマ:「フィットネスジムを新たに出店する場所を決めよ」「大学の文化祭の屋台を出店する場所と売る物を決めよ」など
(4)発表・フィードバック(2〜3分程度)
内定者によると、社員がフィードバックとして「主体的かつ協調的な議論ができていたかどうかが最も重要だった」と話していたそうです。
そのため、自分の意見を押し通すことなく、全員で良い結論を導けるように意識しましょう。具体的に以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
・反対意見を発信する場合は、1度相手の意見を受け入れたことを示すため「Yes, but方式」で話す。 └ 例:「それはいい意見ですね。しかし、◯◯の点で考えると……」 ・あまり発言できていない人には声をかけ、発言しやすい雰囲気づくりを行う。 ・互いの強みを生かせるように役割を分担する。 ・意見をしっかりと発信し、議論の脱線や停滞を防ぐ。
5. インターンシップ:実際に社員の方と一緒に働ける「現場配属型インターンシップ」
対面形式で5日間かけて行われる、現場配属型インターンシップです。学生1人に対してメンターの社員の方が1人つき、サポートを受けながら課題を行います。最終日には、他の部署に配属された学生との成果発表会が行われます。
2023年卒向けのインターンシップでは、投資初心者に向けた「オンラインでの証券購入システム」を作成するという課題が課されたそうです。
6. エントリーシート(ES):面接の材料となるES。面接での深掘りを想定して、自分が話しやすい内容を書くことがおすすめ
2023年卒の本選考のESでは、以下の設問が課されました。
(1)学生時代に力を入れたこととそれに取り組んだ理由(400字以内)
(2)当社の事業内容や経営計画を踏まえて、あなたがやりたいことと発揮できる強み(500字以内)
※出典:野村総合研究所|アプリケーションエンジニア職2023年卒本選考のES
NRIのインターンに参加した学生は、本選考においてESの通過が確約されているため、この段階での選考要素はありません。しかし、このESを基に面接が行われるため、手を抜かずに面接で深掘りされることを意識して執筆することをおすすめします。
7. Webテスト:問題はSPI。インターン参加者にとっては形式的
Webテストの形式はテストセンター受験のSPIで、内容は言語、非言語、性格です。
インターン参加者は、面接まで進めることが確約されているため、ESと同様にWebテストも形式的なものであるといわれています。
8. 2次面接:具体的なキャリアプランを根拠とともに伝えることで、NRIへの理解度を示そう
2次面接は、学生1人に対して面接官1人の30分程度の個人面接です。面接の内容は以下の通りです。
(1)強み・弱みを踏まえた自己紹介(2分程度)
(2)学生時代頑張ったこと
(3)志望動機
(4)具体的なキャリアプラン
(5)入社先を決める軸
(6)逆質問(3問程度)
など
※出典:野村総合研究所|アプリケーションエンジニア職2023年卒本選考の2次面接
ある内定者は、「インターン経由の早期選考に参加している学生の大半が内定を獲得する傾向にあるため、鬼門とはいえないかもしれない。しかし、深掘りが厳しかったのは事実だ」と話していました。
また、NRIへの志望度はインターンへの参加などで十分確認されたためか、特に深掘りが厳しかったのは「キャリアプランについて」だそうです。
したがって、面接官に納得感を与えられるような、過去の経験や目標に基づく、具体的なキャリアプランを用意することが重要でしょう。
9. 最終面接:事前に考えてくる逆質問が面接のメイン。自分にしか聞けないオリジナルの質問を最低3つは用意しよう
最終面接は、学生1人に対して面接官1人の30分程度の個人面接です。面接の内容は以下の通りです。インターン経由の学生は深掘りが少ない傾向にあるので、ネガティブチェックの要素が強いと考えられます。
(1)逆質問(8分程度)
(2)志望動機、キャリアパス
(3)学生時代に力を入れたことがNRIでどう生かせるのか
(4)選考状況の確認
(5)NRIで興味のあるサービス
(6)困難な時の対処法
など
※出典:野村総合研究所|アプリケーションエンジニア職2023年卒本選考の最終面接
事前に逆質問を考えてきてほしいと伝えられ、逆質問に多くの時間を使う珍しい面接です。
ある内定者は、「自ら仮説を立てて質問をすることができるかという点が見られていたと思う。自分らしい質問(私は◯◯のようなキャリアプランを描いているが、これを成し遂げるにはどのようなスキルが必要になってくるかなど)を最低でも3つは用意しておくべきだ」と話していました。
質問を考える際には、企業HP(ホームページ)や採用HPなどを参考にするほか、インターンで聞いた社員の方の話などをベースに考えると良いでしょう。
おわりに
ここまで、NRIの本選考を突破するポイントをお届けしました。
みなさんの選考対策のお役に立てたら幸いです。
NRIの選考やイベント情報についてさらに詳しく知りたい方は、選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています▼NRIの選考ステップをさらに詳しく知りたい方はこちら!
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