こんにちは、ワンキャリ編集部です。
社会問題の解決を重要視し、関係者全員の幸福を追求することを理念に、IT・人材・医療・介護などの領域で、約30の事業を展開しているレバレジーズ(※1)。業界を絞らないポートフォリオ経営で、時代を代表するグローバル企業を目指しているベンチャー企業です。
この記事では、数ある職種の中でも「総合職」に絞り具体的な選考対策をお伝えします。
選考前の最終確認にぜひご一読ください。
(※1)参考:Leverages meLev「データで見るレバレジーズグループの働く環境」
<目次>
●レバレジーズの特徴
●レバレジーズの本選考のポイント
●レバレジーズの本選考のフロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. 1次面接
・3. 2次面接
・4. 3次面接
・5. 最終面接
●おわりに
レバレジーズの特徴:IT・人材を主軸に強固な事業ポートフォリオを確立。圧倒的な成長環境の中で、若手が活躍できるベンチャー企業
「顧客の創造を通じて関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す(※2)」という理念の下、2005年に創業されたレバレジーズ。
エンジニアやクリエイター向けの求人・案件紹介サービスである「レバテック」や、看護師の就職や転職の求人情報を掲載している「レバウェル看護」、フリーターや既卒、第二新卒向けの就職・転職サービス「ハタラクティブ」などを運営しています。
IT・人材に軸足を置きつつ、医療・介護や電力など多様な領域でビジネスを展開しており、強固な事業ポートフォリオを確立している企業です。
海外事業に積極的。2023年末までに海外に25拠点を置くことを目指す
海外事業に積極的に取り組んでいるのも同社の特徴です。現在のグローバル戦略として、「世界をつなぐライフスタイルメディア事業」「グローバルに人と企業をつなぐ人材事業」「拠点エリア内の現地における事業開発」の3つの柱(※3)を掲げています。
また、2023年末までに海外に25カ所の拠点を構えることを目指しています。全社員を対象に海外赴任の意向を聞き、語学力やビジネススキル、本人の成長計画に基づいて部署移動を行うケースもあるとのこと(※4)。グローバルに活躍したい方にもおすすめの企業といえます。
若手でも管理職に起用される。働きがいのある会社ランキング第3位の実績も
レバレジーズは現在、積極的に新規事業を生み出す「第2創業期(※5)」のフェーズにいます。新しいポジションが生まれやすく、重要なポジションを担う事業責任者やリーダー層への若手の起用も行っています。ある内定者は、社員から以下のような例を聞いたと話します(選考対策ページより)。
・新卒1年目で中途社員の3人をマネジメント
・新卒2年目で国内支店立ち上げのリーダーにアサイン
・内定後すぐに内定者インターン生として新規事業メンバーにアサイン ・入社3年で執行役員に就任
他にも、社員の成長を促す制度が充実しています。部署や役職を問わず、自由に新規事業の提案ができる「新規事業立案制度」や、職種を横断してスキルアップを図る「事業部間交換留学制度」、新卒1年目の社員が部署の違う先輩社員に相談できる「メンター制度」、オンライン英会話を無料で受講できる「語学学習支援制度」などが挙げられます(※6)。
このような取り組みの成果もあり、同社はGreat Place to Workが発表する2023年度版「働きがいのある会社ランキング」の大規模部門(※7)にて、第5位にランクインしました。
(※2)参考:レバレジーズ「ビジョンと軸」
(※3)参考:レバレジーズ「グローバルへの取り組み」
(※4)参考:Leverages meLev「2023年までに海外25拠点進出へ。国境、国籍を超え世界中の課題と向き合う。」
(※5)参考:レバレジーズ 新卒採用サイト「会社情報」
(※6)参考:レバレジーズ「採用情報 成長にフォーカスした社内制度」
(※7)参考:働きがいのある会社研究所(Great Place to Work® Institute Japan)「2023年版 日本における『働きがいのある会社』ランキング」
レバレジーズの本選考のポイント:「チーム」として協働できる、圧倒的な志望度が高い人が選ばれる
レバレジーズの本選考のポイントは「周囲と関係を構築し、『チーム』として協働できる力を示すこと」と「圧倒的な志望度の高さを示すこと」の2点です。
周囲と関係を構築し、「チーム」として協働できる力を示す
レバレジーズでは個人の活動よりもチームや事業での活躍に重きを置いており、全員が協力して顧客評価を上げる行動を目指しています(※8)。
そのため、さまざまな人と関係を築き、協働することができる力が求められます。選考に向けて、組織における周囲との人間関係の築き方、そこで心がけていることなどについて、以下のような観点を参考に整理しておくと良いでしょう。
(1)組織での人間関係の築き方 サークルやアルバイトなどの組織に所属した経験を思い出し、どのように周囲と仲良くなったか、関係性を築いたかについて整理しましょう。 例:自分から積極的に話しかけることで関係を築いた。同時に、相手の話を親身になって聞くことも意識し、信頼関係を築いていった。 (2)組織に所属する上で自分が意識していること 周囲と協働する際、自分がどのような役割を担うことが多いかを振り返りましょう。 リーダー、サポート役などさまざまある中で、その役割を担う際に気をつけていることなども思い出しておくと良いでしょう。 例:自分はリーダーを務めることが多い。独りよがりにならず、あくまでメンバーが考えていることに耳を傾けることを意識していた。
圧倒的な志望度の高さを示す
レバレジーズの選考では、圧倒的な志望度の高さと自分のやりたいことが同社でしか叶えられない理由を明確に伝えることが必要があります。よって、以下を参考に志望動機をしっかりと準備することで、志望度の高さをアピールすると良いでしょう。
【企業の魅力】 ・企業の魅力成長市場において社会貢献性を重要視した事業展開 ・若手社員も事業責任者になれる挑戦しやすい環境 【志望動機作成のポイント】 <なぜレバレジーズを志望するのか> 例 ・20代のうちから裁量を持って働くことができ、互に応援する文化があるため ・幅広い事業内容で、社会問題に対して多角的にアプローチできるため
(※8)参考:レバレジーズ「企業情報」
【合格の秘訣】企業概要・選考での評価ポイント
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レバレジーズの本選考のフロー
レバレジーズの本選考フローは以下の通りです。
1. エントリーシート(ES)
2. 1次面接
3. 2次面接
4. 3次面接
5. 最終面接
ここからは選考突破に必要なポイントをお伝えします。
1. エントリーシート(ES):説明選考会中に20分で提出。事前のエピソード整理がカギを握る
レバレジーズのESでは、過去に以下のような設問が出題されました。
(1)人生で頑張ったことトップ3にタイトルを付けて箇条書き(字数制限なし) (2)その中で最も高い目標設定し、達成したエピソード※受験以外(400字以内)
※出典:レバレジーズ|セールス2024年卒本選考のES
締切までにマイページにて提出する一般的なパターンではなく、説明選考会に参加している際に、その場で執筆して提出するように求められる特殊なES。制限時間は20分程度です。
とはいえ、定番の「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」のエピソードを事前に整理しておけば問題ないはず。今後の面接を踏まえて、社員の興味をそそる言葉をちりばめる工夫をするのも効果的です。
2. 1次面接:ガクチカを分かりやすく説明できるか? 結論ファーストも欠かせない
レバレジーズの1次面接は、社員1名と学生1名で行われる、30分程度の個人面接です。過去には以下のような質問がされました。
・就活の状況について L2日以上のインターンへの参加経験はあるか L今後はどの業界を見ていきたいか L就活の軸は何か ・学生時代に関すること L中高大での勉強や部活等の時間の割き方はどであったか L学生時代に力を入れていた活動は何か Lどれくらい活動しており、当時の役割は何か ・人生で頑張ったことの上位3つは何か Lその時に目標にしたことは何か Lチームの人数や具体的に取り組んだことは何か ・どのような環境でストレスを感じるか ・逆質問(数問程度) など
※出典:レバレジーズ|セールス2024年卒本選考の1次面接
分かりやすく端的に結論を述べることを意識しましょう。結論ファーストが苦手な方は、以下の記事をご活用ください。
・OB・OG訪問や面接対策に!!会話を育てる「結論ファースト」
選考では「学生時代に力を入れたこと」が最も深掘りされたそうで、その際に2024年卒の内定者は「高い目標に向かって努力し続けた経験の有無を問われているように感じた」と話します。
3. 2次面接:「自分の性格」に関する質問では「利他的な人物」であることをアピールすべし
レバレジーズの2次面接は、社員1名と学生1名で行われる、30分程度の個人面接です。過去には以下のような質問がされました。
・自己紹介(就活軸・学生時代に力を入れたこと3つを踏まえて) ・将来したいことは何か ・学生時代に力を入れたこと Lそこから学んだこと何か L自身が具体的に取り組んでいたことは何か L高校時代での学びが現在にどう活かされているのか L新しい挑戦をして得られたことは何か ・原体験を踏まえて、どのような環境でストレスを抱えるのか ・挫折経験とそこから学んだことや得た価値観は何か ・逆質問(数問程度) など
※出典:レバレジーズ|セールス2024年卒本選考の2次面接
内定者は「自分の性格についてどう思うか」という設問に、「人のために頑張れる」点を挙げたそうです。
4. 3次面接:モチベーションの源泉が「他者貢献」にあることを語ると良い
レバレジーズの3次面接は、社員1名と学生1名で行われる、30分程度の個人面接です。過去には以下のような質問がされました。
・自己紹介(学生時代の取り組みを踏まえて) ・学生時代に力を入れたことの深掘り ・就活の軸とその理由 ・アルバイトは何をしていたのか ・人生で頑張ったことの上位3つ Lその中でも1番頑張ったことに関しての深掘り ・実力が発揮しやすいチームとそうではないチーム ・逆質問(数問程度) など内定者は面接にて「自分が成長し、成果を上げることによって結果として周りが喜んでくれたり、他者に貢献できることが1番のやりがい」と主張し、内定を得ています。このように自分自身のモチベーションが、自己成長のためではなく、他者貢献にあることを述べられると良いでしょう。
※出典:レバレジーズ|セールス2024年卒本選考の3次面接
5. 最終面接:「ビジョンが一致しているか」がポイント
レバレジーズの最終面接は、社員1名と学生1名で行われる、30分程度の個人面接です。過去には以下のような質問がされました。
・将来は何をしたいのか ・自身のビジョンは何か L過去の経験とどのように紐づいているのか Lどのような経験からなぜそれをしたいと考えたのか ・普段の自身の性格 ・なぜ他の会社ではないのか など
※出典:レバレジーズ|セールス2024年卒セールスの最終面接
最終面接は意思確認の位置づけではなく、落とされる可能性も十分にある面接です。結果が「保留」になり、再度面接に案内される場合もあるようです。内定者によると、「自身のビジョンと会社のビジョンが一致しているか」と「会社と志向性が合っているか」の2点を中心に見られている印象だったとのこと。
内定者が聞いた人事の話によると「最終面接で半分程度の学生が落ちる」ことからも鬼門であると考えられます。
▼レバレジーズの選考ステップをさらに詳しく知りたい方はこちら!
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おわりに
ここまで、レバレジーズの選考を突破するポイントをお届けしました。みなさんの選考対策のお役に立てたら幸いです。
レバレジーズの選考についてさらに詳しく知りたい方は、選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
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(Photo:Pasko Maksim/Shutterstock.com)