こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は、印刷業界において高いシェアを占める凸版印刷(営業・事務系)の本選考のポイントをお伝えします。
選考前の最終確認にぜひご一読ください。
印刷企業といえば、本や雑誌、チラシなどの紙媒体に関する事業を展開しているイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし現在は、小中学生向けのICT学習サービス「navima読解力育成ドリル」(※1)を提供したり、リチウム電池用の「消火フィルム」(※2)を開発したりするなど、紙媒体以外の事業を積極的に展開しています。
(※1)参考:凸版印刷「凸版印刷、読解力向上を支援する『navima読解力育成ドリル』を開発」
(※2)参考:凸版印刷「凸版印刷、リチウムイオン電池用の消火フィルムを開発」
<目次>
●凸版印刷の特徴
●凸版印刷と大日本印刷の違い
●凸版印刷の選考ポイント
●凸版印刷の選考フロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト
・3. グループディスカッション
・4. エントリーシート(ES)
・5. 1次面接
・6. 最終面接
●おわりに
凸版印刷の特徴
印刷技術を応用し、紙に留まらない分野へ事業を多角化
インターネットの検索機能の向上や娯楽コンテンツの増加、電子書籍サービスの充実などにより、日本の出版物の販売額は1990年代後半から大幅に減少しています(※3)。そのため、印刷業界の双璧をなす凸版印刷(以下、凸版)と大日本印刷(以下、DNP)は、既存の印刷技術を応用する形で、紙に留まらない分野へ事業を多角化させています。
(※3)参考:出版科学研究所「日本の出版販売額」
凸版の事業分野は、「情報コミュニケーション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の3つに分けられます(※4)。
(※4)参考:凸版印刷「製品・サービス」
顧客に寄り添い、企画提案まで行う凸版の営業
凸版の営業・事務系は、顧客から依頼されたモノを作るだけでなく、顧客の課題を解決するために自ら企画提案まで行うことが特徴です。
ある内定者は、凸版の営業に関して「以前は受注したものだけを作るというイメージを持っていたが、企画の提案にも携われると知った。作ったモノを売りに行くメーカーと比較しても、顧客の深部にまで関われることは魅力的だ」と話します。
顧客と深い関わりを持ちながら、企画を作り上げたいと思う学生におすすめです。