ここは京都祇園の歓楽街。
芸舞妓(げいまいこ)さんたちがつかつかと下駄(げた)を石畳に打ち鳴らす音が響く道沿いに、僕が勤めていたバーがある。その店は、ある時には政治家が選挙対策を、ある時には一流企業の社長たちが非公式な会合を、またある時には芸能人がデートに訪れる。今宵も、多くの人々が憧れる会社のバッジを付けた男たちが酒を求める。社会的地位、年収、やりがい。世間から「勝者」と呼ばれる者が集まる場所だ。
ゴールデンウィーク終盤の出張帰り、久しぶりに店に寄ってみると、いつにも増して大きな声が店内に響く。自分よりも年下の会社員から貫録あるおじさんサラリーマンまで、6人があーでもない、こーでもないと話し合っている。
カウンターに立っている後輩に話を聞くと、これからのキャリア、就活のあり方について話しているそうだ。
酒の場で、ずいぶん真面目な話だな……。
そう思ったが、どうやらそれぞれ1人で来店しては、マスターに会社員生活の武勇伝を披露していたところ、「俺の時代はなぁ」、「今はもう昔と違って」と方々から参加者が出てきて、しまいには大激論になったらしい。全く迷惑な客たちだ。
現在、深夜2時。マスターはもう帰り、閉店時間はOBの僕の手に委ねられた。カウンターにはさっきまで冷凍庫でキンキンに冷やされていたウォッカの瓶が置かれている。
よろしい、それなら僕が田原総一朗になろう。老いも若いも朝までキャリアを語り明かそうではないか!(心の中にはあのBGM。テーテーテテレッテー! デデン!)
金融機関の部長から新人コンサルまで、6人の怒れる男たち
では、今夜の議論に参加されるパネリストの方を順に紹介します。トップバッターはこの方。
大学時代はラグビー部で活躍。TOEICを受けたら200点台だったが、逆にそれでも部長にまで上り詰めたのが漢のプライド。
同期が女性社員を下の名前で呼んで人事部に怒られたことを機に、異性の若手とは極力関わらないという密かな誓いを立てた今日この頃。それでも偉いんだぞ! 55歳の大手金融機関A部長!
「これでも海外駐在やってました。とにかく役員になりたいです」
次はこの方!
大学、新卒の就活ともに失敗し、入社した証券会社でも営業から外され、お茶くみをした経験を持つ元落ちこぼれ。そこから大逆転して、名だたる外資金融のポジションを経験。
外資系が今ほど目立っていない時代から活躍していただけに、名前と収入だけで受けるミーハーな若手に日々イライラ。カネには困らないがカミに悩む、51歳の外資系金融のBさん!
「先週、7億円損失出したけど、今週8億円プラスにしました! 俺、天才!」
まだまだ続きます!
就職氷河期に大手家電メーカーに就職。当時、学生人気度ナンバーワンだっただけに、今も鋼の愛社精神を持ち続ける。
2年前、一番かわいがってきた部下が「成長したいんです」と言って退社したことをいまだに引きずっており、昨今のベンチャーアゲアゲの流れに内心ムカムカ。48歳のメーカーC課長!
「自分もついに島耕作に並んだかと思うと、感慨深いものがあるね」
こんな変わり種も!
2000年代のテレビ全盛期に入社したものの、マスコミ離れが予想よりも進み、危機感がすごい。当時はイケイケ花形の職業だったのに、今や「オワコン」扱いされていることに驚きを感じている。
この間、小学生の息子に「テレビなんて誰も見ないんだからYouTubeやりなよ」と言われて本気で泣いた。35歳のテレビ局員Dさん!
「あの格言『不倫は文化』を地で行く社風です。よろしく!」
当時伸びつつあったベンチャーに入社し、あれよあれよと会社が拡大。卒業コンパの時は女子勢から「聞いたことない会社だから、結婚はまだまだだろうね(笑)」と言われた。
しかし、最近久しぶりに同窓会に行ったら「Eくんの先をきちんと見る頭いいとこ好きだな」と指輪をはめた女性陣から危ないお誘い多数。C課長のアンチベンチャー思考、俺が受けて立とう! 28歳IT企業Eさん!
「今の目標は、労組を作ってIT企業でも年金と社宅制度を普及させることです」
トリはこの方!
学生時代から主にコンサルでインターン。終身雇用も年金制度も崩壊し、SNSで頭良さそうな人が「これからは職能を付けて生きていく時代」というので、迷うことなくコンサルへ。
父親は地方銀行のお偉いさん。「虚業で稼ぐのかよ」と言われて初任給のプレゼントは母親だけに贈る反抗に出た23歳、コンサル1年目Fくん!
「入社したらすぐ、ゴールドカードへの切り替え案内が来てテンション爆上がりです」
明治時代から続く会社に入り、PCを「ワープロ」と呼ぶおじさんに囲まれて仕事をする日々。こないだ社内報を見たら役員のおじさんが「外部のコンサルいわく、10年後に弊社の資金はショートしますって言ってたよテヘペロ☆」とコメントしてて泣きました。司会は崖っぷち中小マン、アサキヒロシ!
「ベンチャー企業の役員とはやってるラーメン屋の亭主は大体、腕組んでる写真をネットに載せがち」
就活のジェネレーションギャップ、ここまで違うの⁉
アサキ:最初のお題は「就職活動の年代による違い」です。皆さんは、そもそも何を軸にして、どうやって就職活動をしていたんですか?
A(大手金融機関部長):そもそも、「軸」とかいう言葉なんて初めて聞いたよ。俺はラグビー部に入ってて、就職活動の時も試合や練習があって忙しくて、本当に何にも考えていなかった。
先輩たちに聞いても「就職活動はそこらへんの真面目にやってるやつよりうまくいくから、まずは大会のことだけ考えろ」って言われて。案の定、大会が終わったら部室に証券と都市銀行のOBの方々が差し入れ持ってきてくれながら「就職活動どうするよ?」って聞いてきてさ。
「特に何も考えてないです」って言ったら、「先輩紹介するから少し話聞いてみな」と言われ、喫茶店と居酒屋行きだしたら知らない間に内定が出てた! 金融系だと今もあるけど、部活とか大学とかである程度決まるし、いい時代だったなぁ。
B(外資系金融):私みたいなサークルに入っていた人間からすると、A部長みたいな体育会系がうらやましかったですよ。僕らが大学の掲示板や求人雑誌で会社を血眼で探して、面接や試験に行っても受からないような会社に、あっという間に内定もらっているんですから。
私はとにかく「エリート」に憧れていたので、当時、賢そうなイメージがあった金融機関を受けていました。当時は「証券<地方銀行<都市銀行」みたいな序列があって、唯一引っかかったのが証券なので入ったという流れですね。まぁ、もっともらしい志望動機はありましたけど、今思うと、こうやってファーストキャリアを選んだと思います。
C(メーカー課長):軸は「メーカーで日本の先進的なものづくりに関わりたい」だったかな。でも、Bさんみたいにエリートへの憧れもあったかも。
当時ってメーカーがイケイケな時代で、一番カッコいいという風潮があってさ。当時はさ、東芝行ったら大学事務室からインタビューが来るほど、優秀な扱いを受けてたよ。僕のいる家電メーカーもそうだけど、どのメーカーさんも今は厳しいというお話を聞くし、あの時の俺たちのときめきや自尊心はどこいっちゃったんだろうと悲しくなるね。
D(テレビ局員):僕も「エリート思考」っていうか、「モテたい、すげえって言われたい」と思ってマスコミ受けたタイプです(笑)。
当時はドラマもバラエティもやっぱり若者文化の中心で、入社したときは「あー俺、人生勝ったな」って思いましたもん。親戚や地元の友達もマスコミを神格化してる節があって、そういう時代だったんでしょうね。
今はそこらへんのテレビ番組より素人の作ったYouTubeのほうが見られるし、何かにつけて「マスゴミ」って言われて……。手のひら返しもいいとこだなとつくづく思います。今年の新人が言ってたんですけど、「テレビ局行ってつぶれない?」と親から心配されるって。いやー、時代は変わるんだなと思いましたよマジで。
E(IT企業):それを言うなら僕もわりとミーハーですよ。僕らの少し前の世代が、孫正義さん、藤田晋さんの活躍を見て「時代はITっぽいぞ!」ってなった世代で、僕らは「やっぱりITだったね!」と様子を見てから駆け込んだ世代ですね(笑)。
皆さんには申し訳ないですけど、銀行もメーカーも経営が厳しいと言われていたし、メーカーも海外企業に買収されたところが出てきて、テレビよりもニコニコ動画とかYouTubeを見ていたし、違和感なくITに進みました。
F(コンサル):すんません、僕もわりとミーハーな考えで選びました(笑)。とにかく今、コンサルが人気なんですよ。昔からあるところはもちろん、今は何やってるか分からない新しい会社でも、コンサル企業って名乗るところたくさんありますし。
これからの時代はスキルを身につけないと生きていけないと言うけど、「どのスキルが必要なのかも分からないし、とりあえずコンサルいくべ!」って感じだと思います。親から聞いたんですけど、昔は同じ理由で銀行に入っていた人も多かったとか。
「成長って何なの? 大きい会社だと成長できないの? ねぇ?」
アサキ:あれだけバチバチに議論していた皆さんですけど、実は「はやっている業界、評価されている業界に行く」という共通点があったのは意外ですね。
A(大手金融機関部長):別に否定するつもりはないし、パワハラとかって受け取ってほしくないんだけど、EくんとFくんの将来は少し心配だよ。息子と年が近いってのもあるしさ。
コンサルって何やっているか分からないじゃん。おじさんのいる会社でも「コンサル営業」とか「社内ベンチャー」とかってあるわけよ。最初に大手企業とか総合職の会社とかに行かない選択って、怖くないのかと疑問に思うね。
B(外資系金融):われわれから見るとそうですよね。ローンや結婚にも響きますし。とんでもない才能を持った若手ならその選択肢も納得できますけど、いわゆる「普通」の人間がベンチャーや、職種が決め打ちされたとこに行くのはリスキーですよね。
C(メーカー課長):あれでしょ? 成長したいんでしょ? 僕の部下にも、そう言って上場もしていないとこに転職したやついるんだよね。嫁と子供いるのに年収250万ダウンで福利厚生なしって何なの? 成長って何なの? 大きい会社だと成長できないの? ねぇ。
D(テレビ局員):ちょっと感情的になりすぎですよ。Eくん、Fくん、ごめんね。おじさんたちも悪気はないんだよ(笑)。それくらい、僕らと君たち若者世代では、考えが大きく変わっているってことなんだろうね。
E(IT企業):まぁ、親からもそういうこと言われ慣れてるんで構いませんよ(笑)。まず、大手に行かない不安については確かにありました。大手インフラにも内定をもらってたので、結婚や子供ができたら不安だよな……とはもちろん考えました。
でも、若いうちなら失敗もできるだろうし、スキルさえ身につければ大きな会社にもいけるかなと思ったので決断しました。僕らってバブルも知らないし、災害は多発してるし、教育制度も大きく変わった。リーマンショックもありましたよね。だから、普通に生きてても「日本ってオワコンだな」って思わずにはいられない人生だったんですよ。生きてるだけで『ゆとり』って馬鹿にされるし。
D(テレビ局員):『ゆとり』の話なんて、国のせいだもんね(笑)。
E(IT企業):そんな中、新しい会社で仲間と夢を追って、会社を大きくして、若いうちから世の中にインパクトを残すということに初めて期待を持ったんです。青臭い話かもしれないですが。でも、最近の後輩たちは、最初から大企業を選択肢から外している人も多いですよ。アンチ大企業の流れに迎合しすぎで危ないなとも思いますけど。
僕は会社が伸び盛りのときに入って、同年代で大手に行った人よりも場数も踏ませていただいたし、デカい事業にも関わらせてもらいました。自分の選択は間違ってなかったと思ってます。例えば、Dさんのテレビ局の番組でも取り上げていただいた商品があるんですけど、あれは僕の発案なんですよね。一方、大学の同期は企画どころか資料作りに追われている。やっぱり、経験値をたくさん得られるのはベンチャーだと確信しています。
それと「成長」っていうのは、早いうちから裁量が持てることだと僕は解釈していました。大きい会社だと、飲み会に行って、能力に関係なく上司にペコペコするとか、そういうムダなことがあるっていうじゃないですか。そういうのをそぎ落として、仕事につながることだけに打ち込むことで、スキルがグンと上がることが成長なんじゃないかなって。
C(メーカー課長):あんなぁ、そういう一見ムダに見える飲みニケーションや、理不尽な目にあっても頭を下げて耐えることが、「成長」なんだよ。腕一本で飯食えるほど世の中甘くねえぞ。
D(テレビ局員):まぁまぁ、C課長、人には人の考えがありますしね。
A(大手金融機関部長):そうだぞ。これ会社でやったらパワハラで左遷だぞ。ワッハッハ。
(Fくんが腕時計をちらちら見ながらため息をつく)
大企業の総合職は「中途半端」なのか?
F(コンサル):皆さん、大企業に入らないのがリスクだと仰いますけど、僕は入ることがリスクだと思いました。大きい組織だと「総合職」として、営業も経理も人事も総務もやるじゃないですか。どれも中途半端で、いざ会社がつぶれたときに「ひととおりそれっぽくできます」ってなっても、満足に稼げるとは思えませんでした。仮に自分で会社をやるとしても、何かに特化していないと、市場価値はないと思うんですよね。
B(外資系金融):でも、20代前半で自分は何に向いていて、何をして働いていきたいか分からない段階で、決めるのは危険じゃないかい?
F(コンサル):だからこそ、みんなインターンに行くんじゃないですかね。僕はそれでもさらに不安だったから、さまざまスキルに応用可能なコンサルを選びました。
B(外資系金融):それって、君が疑問に思う総合職と同じじゃない? 下手したら何でも経験できる以前に、知識しかないコンサルって、総合職より強みがないんじゃないかな。
F(コンサル):うわぁ、何か面接みたいになってきましたね。
B(外資系金融):ついでに言うと、君が市場価値を意識するなら「大手の会社員」っていうネームブランドはまだまだ大きいと思うよ。
僕らの業界にも言えるけど、人が持ち上げていること、流行になっていることの裏には、必ず利益になることがあるもんだからさ。「銀行は危ない」「大手はオワコン」「コンサル最強」「ベンチャー無敵」みたいな流れは、意外と実態とは違うと思うんだよね。
D(テレビ局員):でも、流行とか世の中の流れとかもバカにできないですよ。「テレビ離れがすごい」ってよく言われますけど、あながち間違ってないですもん。採用する人材の質からもそれは感じますし、僕らの業界でいうとCMにかける費用は、やっぱりネットにかなり浸食されてますからね。それにC課長の会社みたいなメーカーさんだって、昔は今で言うベンチャー企業から始まったわけじゃないですか。
C(メーカー課長):んまあ、それは……確かにそうだな。
D(テレビ局員):うちのおじいちゃん世代になると、エリートのトップは官僚で殿上人、身近なエリートといえば学校の先生! 先生のことは誰もが尊敬していたっていうし、花形の職業は新聞記者と銀行員だったらしいんですよ。それが今や、東大も官僚離れで先生はなり手不足、新聞は部数不足で大手紙でも最近リストラし始めて、銀行も就活人気ランキングではどんどん下がってますよね。仕事や働き方に流行り廃りがあるとなると、EくんやFくんの考えは合理的ですよ。
アサキ:やっぱり、世代で学生のキャリア観と労働者の働き方は大きく変わるものですよね。ベンチャー企業というカテゴリーが主流になったからこそ、大手企業と対立して考えるのではなく、求職者が求める条件によって、人それぞれいろいろな選択肢を選べるようになった社会になってよかった! という結論でいいのではないでしょうか。
A(大手金融機関部長):おい司会! そういうおまえはどうなんだ。おまえは大手でもベンチャーでもなく、中小なんだから、その立場から言ってみてよ。
アサキ:先ほど言ったように、求めるものによって入る会社は変わるでしょうね。大手が全部安定しているわけではないのは確かで、ベンチャー企業が成長できるというのも一概に言えないと思います。
大手志望であれば、スケールの大きい仕事をしたいから会社の名前と人材、信用が必要だから大手に行くっていうのは、すごく納得です。あとは、経済面の強みもある。ベンチャーの場合、働きながら副業で稼げる人は少ないですし、たとえ結果をバンバン出したとしても、大手で能力がない人より稼げないケースもザラです。
反対にベンチャーは、金では買えない「夢中になれる楽しさ」、自分がゼロベースで仕事や結果を作り出す面白さ、「自分ごと」として仕事をやれる満足感、あとは社会貢献性があるんじゃないですかね。面白いなと思ったのが、経営者の息子が跡継ぎ修行のためにベンチャーに入るケースがすごく多いなと。
昔はそれが銀行だったのかもしれないですけど、早い段階で経営に関わって将来の家業のシミュレーションをガッツリできるのが人気みたいですよ。やっぱり大企業の友達から話を聞くと、「スマホの使い方すら分からないおじさんと一緒に働くのは、考え方が違いすぎて本当にしんどい」とか。結論、何も考えずに「とりあえず安定、または成長できそう」と思って企業を選ぶのは、個人的にはもったいないと思います。
A(大手金融機関部長):スマホの使い方知らないのが何悪いんだコラ。
アサキ:それでは、これから就職活動をするお子さん、後輩がいたら、どんなアドバイスをしますか?
(後編へ続く)
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(Photo:BATMANV , Everett Collection,Sharomka/Shutterstock.com)
※こちらは2019年7月に公開された記事の再掲です。