2019年・20年卒向けに、株式会社十六銀行(銀行業務全般)の本選考ステップ(ES、面接、Webテスト等)で問われる情報をお届けします。選考前の最終確認にご一読ください。
株式会社十六銀行の選考フロー
十六銀行の選考フローは以下のように進みます。
1. リクルーター面談(1回目)
2. エントリーシート
3. リクルーター面談(2回目)
4. Webテスト
5. リクルーター面接(3回目)
6. 最終面接
なお、選考ルートには本店のある岐阜で面接を受けるルートと、一貫して東京で早期から選考を受けるルートがあり、関東の学生は後者の早期選考ルートに乗ることとなります。
ここからは選考突破に必要なポイントをお伝えします。
十六銀行の選考全体のポイント:「No.1を目指す泥臭さ」と「岐阜・愛知で働く強い意志」をアピールしよう
1. No.1を目指す泥臭さをアピールしよう
十六銀行は、既に岐阜県でNo.1の地位を得ている銀行です。しかし、今後、愛知県を中心として他県に進出する方針が立っており、さらなる拡大に向け努力できる人材が求められています。
内定者も、「アルバイト先で自分の部門の予算を増やすべく、あの手この手を使って努力した」という話が高評価を得たと感じているため、目標に向かって泥臭く取り組む力をアピールするとよいでしょう。
2. 岐阜・愛知で働く意志を示そう
十六銀行の本支店が東海地域に集中しているため、関東の学生には地元(=岐阜・愛知)で一生働く覚悟があるかを面接ごとに尋ねられます。自身が考えているライフプランについて直接尋ねられることもあれば、併願企業から間接的に問われることもあると内定者は語っているため、「就活においては一貫して地元で考えている」旨がわかるように準備しておきましょう。具体的には、併願企業として東海地域に本社があるものを答えるのが無難です。
十六銀行の選考の各ポイント
3. リクルーター面談(1回目):「コミュニケーション」を大切に
社員1人:学生2人で行うリクルーター面談で、30分程度となっています。
質問内容は、
(1) 高校時代に何をしていたか
(2) 大学時代はどんな勉強をしていたか
(3) アルバイトは何をしていたか
(4) サークルでは何をしていたか
など、学生時代のことについて満遍なく問われます。
また、
(5) ライフプラン
(6) 他の志望企業
※出典:十六銀行|銀行業務全般2017年卒本選考の選考ステップ
などを問うことで、岐阜を中心に働く意志が強いか否かが確認されます。
内定者によると、「リクルーターの社員は学生の話をじっくりと聞いてくれた」とのことです。銀行業務で必要なコミュニケーション能力を示せるよう、滑らかに会話を続けることが大切です。地元に就職する意志が肝要である一方で、第一志望でないことを正直に伝えても選考を通過できた内定者がいるのも事実です。
4. エントリーシート(ES):リクルーター面談の順序にも影響
Webで提出する形式です。2017年卒の十六銀行の本選考では、ESに以下の設問が課されました。
(1) 学生時代に力を入れたこと
(2) 志望動機
(3) 自分らしさとは
(いずれも400字以内)
※出典:十六銀行|銀行業務全般2017年卒本選考のエントリーシート
どれもよく見られる質問ですが、これらを通じて
・ハードな銀行業務への適性
・東海地方での就職の意志
を示すことが大切です。自身のエピソードとうまくリンクさせて、負けず嫌いさや粘り強さが伝わるエピソードを書きましょう。
結果の通知はES提出から2〜3日後に電話で行われます。しかし、ESの提出から電話での結果通知まで2週間かかった学生もいることから、ESの出来はリクルーター面談の順序に影響していると考えられ、気を抜くことはできません。
5. リクルーター面談(2回目):1回目と概ね同じ内容
社員1人:学生1人で行う面接で、30分程度です。フランクな雰囲気のもとで行われます。質問内容は
(1) 高校時代に何をしていたか
(2) 大学時代に何をしていたか
(3) ライフプラン
(4) 他の志望企業
※出典:十六銀行|銀行業務全般2017年卒本選考の選考ステップ
などで、1回目と概ね同じです。
内定者は、自分の出身地や自分の所属サークルでの具体的な役職名などを混ぜ、話を広げるためのフックを入れて喋るように意識したとのことです。1回目と同じ内容が多いからこそ、何か面接官の関心を呼ぶ内容を含ませたいところです。
ここでも、岐阜・愛知で働く意志の強さが問われるため、他の志望企業やライフプランなどを話すときに矛盾が生じないよう注意しましょう。
6. Webテスト:形式はSPI! 切られる可能性は十分アリ
Webテストのタイミングが遅いのが十六銀行の選考の特徴です。
形式はSPIで、1時間程度。内容は言語・非言語・性格診断となっています。
内定者によると、大手日系メーカーを通過する点数があれば問題ないと感じたとのことなので、ボーダーが極端に高いことはありません。一方で、テストセンターが苦手な友人が切られた、という内定者もいるので、油断は禁物です。
7. リクルーター面談(3回目)
リクルーター社員1人:学生1人で行われる面談で、1時間程度です。面接自体は30分程度で終了し、残りの30分はその場で内定を通知した後の事務連絡が行われます。
面接での質問内容は
(1) 志望動機
(2) 学生時代に頑張ったこと
(3) その他面接官が気になったこと(例:出身地、SPIの結果に自信があるか、など)
※出典:十六銀行|銀行業務全般2017年卒本選考の選考ステップ
という本格的なものとなっています。その後、別室でこれまでの面接の感想が尋ねられたのち、実質的な内定通知および事務連絡をうける、という流れです。
基本的な質問に、「しっかり受け答えができればよい」と内定者は感じています。なお、第一志望でないことを初期の面接から伝えていたものの「内定をくれた上で拘束などがなかった」という内定者もいます。
8. 最終面接
次長クラスの採用面接官相手に30分程度行われる最終面接。
(1) 志望動機
(2) 学生時代に頑張ったこと
※出典:十六銀行|銀行業務全般2017年卒本選考の選考ステップ
を問われ、10分ほどで内定が通知されます。残りの20分は、面接官と握手をしたのちに事務連絡を受けることとなります。事前に、リクルーターの方から「十六銀行に行きたくないと言わなければ通る」と言われていた内定者もおり、形式的なものであることがわかります。
とはいえ相手は重役の方ですので、無礼な態度を取らないよう、言葉遣いや姿勢には注意しましょう。
おわりに
いかがでしたか? ここまで、十六銀行の本選考を突破する情報をお届けしました。みなさんの選考対策のお役に立てたら幸いです。
十六銀行の選考について更に詳しく知りたい方は、選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
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