新卒採用を受ける方向けに、ブラザー工業(事務系)の 本選考ステップ(ES、面接、Webテスト等)で問われるポイントをお届けします。選考前の最終確認にご一読ください。
ブラザー工業の選考フロー
ブラザー工業の選考フローは以下のように進みます。1. エントリーシート(以下、ES)ここからは選考突破に必要なポイントをお伝えします。
2. Webテスト
3. Webテスト
4. Webテスト
5. 一次面接
6. 最終面接
ブラザー工業の選考全体のポイント:「過程も重視する姿勢」と「空気を読みつつ、建設的に意見できること」をアピールしよう
1. 過程も重視する姿勢を示そう
ブラザー工業は、海外に商品を送り出しており、現地に合わせたグローバルな製品開発を特徴としています。その背景には 「at your side」という社訓があり、売れさえすればなんでも良いという考えの企業ではありません。それゆえ、採用においても結果のみならず過程も重視する学生が高く評価されます。実際、ある内定者は「プロセスを自分の言葉で話している点がよかったというフィードバックを受けた」と話しています。自分のエピソードを語る時は、結果のみならず「何のために」「どのように」頑張ったのかを手厚く話しましょう。
2. 空気を読みつつ、建設的に意見を言える人であることを示そう
ブラザー工業には、後輩をのびのびと挑戦させる社風があります。逆に言えば、「与えられることを待つタイプの人は合わない」と思われてしまいます。ある内定者は、「言い方には気を遣いながらも、自身の考えはちゃんと伝えた」と振り返っています。選考において、一度肯定したり、絶対的な正解はないという前置きをしたりという工夫をしたうえで反論すれば、プラスに捉えてくれるでしょう。
ブラザー工業の選考の各ポイント
3. エントリーシート(ES):短い分量で、端的に
2018年卒のブラザー工業の本選考では、ESに以下の設問が課されました。A4サイズの手書きのESです。
(1) 過去10年間からの自分の将来の自分史
(2) 自分の特徴を踏まえてPR
(3) 学業以外の活動で2年以上続いていること
(4) 学生時代に最も力を入れたこと
(5) 仕事を通じて実現したい夢
※出典:ブラザー工業|事務系2018年卒本選考のエントリーシート
全体的に文字数が厳しい設問が多いのが特徴です。
特に「(4)学生時代に最も力を入れたこと」はのちの面接で深堀されるため、結果のみならず途中過程・苦労したことなどを詳しく書きましょう。ブラザー工業の説明会では「5つの採用像」が設営され、また「at your side」という社訓もあります。それらを意識しつつ、企業研究を行った上で、自身のエピソードを交えて記述できるとベストです。
2018年卒のES回答例はこちらです。
4. Webテスト:形式は玉手箱! 最低限の練習を
3度行われるWebテストの最初は、玉手箱形式です。およそ90分の所要時間で、言語・非言語・性格がチェックされます。人事は「あまりWebテストで落とすことはない」と言っていることから、ボーダーはさほど高くないことが予想されます。とはいえ、参考書を一周するなど最低限の練習は欠かさないようにしましょう。5. Webテスト:性格重視
2度目のWebテストは、言語・非言語・性格のテストセンターで、90分程度で行われます。一次面接の予約と同時に案内が来るため、結果の通知はありません。標準的なボーダーですが、内定者がのちに人事に聞いた話によると「性格の方が大事」とのことでした。性格テストは、その場の気分で選ばずに慎重に回答するようにしましょう。また、最重要ではないとはいえ能力テストでもそれなりの点数を取っておくことが望ましいです。
6. Webテスト:性格診断のみ
3度目のWebテストは、TAL-SAというやや珍しい形式のもので、性格診断のみ行われます。所要時間は30分程度で、2個目のテスト同様一次面接の予約と同時に案内がくるため、合否の通知はありません。実際、内定者のほとんどは特別な対策をしていないようです。とはいえ、その場で適当に選ぶのではなく、他者と協調して物事を成し遂げていく人間だと示すよう心がけましょう。7. 一次面接選考
企業オフィスで行われる一次面接。面接官社員2人に対し学生3人の集団面接です。以下質問内容になります。
(1)自己紹介
(2)学生時代に力を入れたこと
(3)なぜそれを行なったのか
(4)具体的にどのような結果を出したのか
(5)志望動機は何か
(6)印象に残っている社員はいるか
※出典:ブラザー工業|事務系2018年卒本選考の選考ステップ
などが問われます。内定者によると、非常に和やかな雰囲気の中で行われるとのことです。しかし、明らかにリスクを回避した教科書通りの回答をすると、社員に物足りない反応をされるとのことなので、ある程度自分の考えを主張することが肝要でしょう。
8. 最終面接
最終面接は、名古屋本社にて行われます。学生1人に対し面接官社員2人、30分程度です。また、面接後に性格を見る20分程度のミニテストがあります。面接での質問内容は
(1)自己紹介
(2)学生時代に力を入れたことは何か
(3)志望動機は何か
※出典:ブラザー工業|事務系2018年卒本選考の選考ステップ
などで、一次面接と概ね同じです。一次面接同様和やかな雰囲気のもと行われます。
印象的な質問がなされることもありませんが、ある内定者によると「結果のみならず過程を詳しく話したところが高評価された」とのことです。ミニテストは、「…なケースについて、あなたならどうしますか?」といった内容で、紙に記述する形式です。分量が多いので終えることが難しいようですが、完答できずとも通過できます。ここでも、「柔和に意見を言えること」が重視されうることを意識しておきましょう。
おわりに
いかがでしたか? ここまで、ブラザー工業の本選考を突破するポイントをお届けしました。みなさんの選考対策のお役に立てたら幸いです。ブラザー工業の選考について更に詳しく知りたい方は、選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
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