<同志社大学 4年 Aさん(女性/文系)>
内定先
サントリーホールディングス、パナソニック、小林製薬
就活サマリー
3月就活スタート、厳選受験で超大手メーカーに複数内定した体育会女子
#どんな就活?
#同志社#文系#日系大手#メーカー#体育会#女性のキャリア#キャリア観
名だたる外資系・日系の超人気企業。その内定者は、どのような一年を過ごし、どんな企業を受けていたのか?
ワンキャリ編集部では、22大学・31人の「トップ内定者」にインタビュー取材を行い、彼らの就活スタイルを徹底調査した。彼らの内定の秘訣や就活スケジュール、大学ならではの特徴に至るまで、余すことなくお届けしたい。
<目次>
・就活ストーリー
・受けた企業一覧/就活スタイルまとめ
・1年間の就活年表
同志社大学 Aさんの就活ストーリー
3月1日からでも日系大手メーカー内定複数獲得。勝因は自分の中のブレない軸と一致した企業を見つけ出すこと
体育会に所属するAさんは、4年生の3月1日から就活を始めた。
仲間が留年を選んで部活に打ち込む中、なぜ4年生での就活を選択したのか。
それは「就活と部活を並行してフルパワーで頑張ることで、来年以降就活に臨む後輩に少しでも参考になれば」との思いからだった。
限られた時間の中で就活に打ち込んだ結果複数の大手メーカーから内定をもらったAさんに「就活の勝因」を尋ねたところ、次のように返ってきた。
「ギリギリまで就活をするかどうか迷っていたため『就活する意味』『働いて得られること』とは何か深く考えていたことを伝えられたから」
また、たった3〜5社しか受けてない中、全て倍率100倍を超えるような超有名企業に内定していることを指摘すると、「有名企業だから、周りがいいと言っているからといった理由で企業を選んでほしくない」と強く訴えた。
Aさんの企業選定軸は以下の2つ、
1. 会社に愛を持っている人がいるかどうか
2. 社員の中に、絶対に揺るがない軸があるかどうか
前者に関しては説明会で登壇した社員に「なんのために仕事をしているのか」尋ねることで判断したそうだ。
その意図として「『仕事だから』と割り切って働く考え方は私には合わないと思った。『この会社で働きたいという意思を持って働いている』社員がいる会社に入りたいと考えていた」と話す。
また、後者に関しては企業理念や会社の目標が社員の目標とリンクしているかどうか確かめた。
Aさんが感じた違和感は「会社説明会で話される企業理念と行動目標が、座談会で話す社員の目標とズレている会社がある」ということ。
例えば、創始者の「やってみなはれ」精神が息づくサントリーのように、一貫した軸を見失わず社員が働ける会社をAさんは求めていた。
上記をクリアした企業こそAさんにとって「思いっきり働ける本当に行きたい企業」だ。
Aさんにとって本当に行きたい企業とは、自分が思い描く会社・会社員像とぴったりマッチした企業だったため、「『自分の熱い思いを精一杯伝える』だけでどんどん面接を突破した」というエピソードにも納得がいく。
自分の求める会社像を妥協せず見つけ出すことによって、根源的な意味でミスマッチのない企業選び・選考対策をすることができるだろう。
「元気なくない? それが取りえなのに」本命直前の模擬面接で取り戻した自分らしさ
メリハリとスピード感を持って就活をしたAさんだが「5月の中旬〜下旬にかけてバタバタと最終面接で落ちて『やり方を間違っているのかな』と少し体に力が入ってしまった」と振り返る。
本調子が出せないままパナソニックの最終面接前のリクルーター面談に臨んだAさん。
その際に人事から「元気なくない? それが取りえなのに伝わってこない」とフィードバックをもらい「面接に悪い意味で『慣れて』しまっていた」自分に気がついたという。
「振り返れば今までは込み上げてきた思いを話すだけだった。落ちた面接は自分でも驚くほど冷静にスラスラと話していた」
結果、面接解禁直前で、気持ちを伝えられるように素の自分で話すように軌道修正することができた。
このエピソードから得られる示唆は二つあるだろう。
一つは面接に「絶対受かる答え方」のような型はなく自分の強みが最大限に相手に伝わる型を模索するべきだということ。
もう一つは、相手からの指摘を素直に受け止め、理解して具体的な改善に落とし込むこと、である。
「家族はずっと特別やで」背中を押してくれる最大の味方、Aさんのご両親
生まれも育ちも関西のAさんのご両親は「できれば実家から通って欲しい」と話したそうだ。
Aさんはその言葉通り、関西に本社がある企業に内定を得たが、最終的に全国転勤のある総合職を選んだ。
エリア総合職で地元に残り続けるという選択肢もあったはずだが、「最後はやりたい仕事をやろうとした自分に対して、やりたいようにやらせてくれた」とAさんは振り返る。
将来的に自分が仕事をすることによって得たい価値は何か、Aさんに問うたところ「家族を幸せにできるかどうか」という回答をいただいた。
それは「家族はずっと特別やで」というご両親の教えに基づいているという。
「家族の時間を割いてまで、仕事をやる意味というのは最終的には家族に還元される」と話すAさん。
基本的にはAさんの就活に干渉しないご両親であったが、4年次の就活をするかどうか悩んでいたAさんに「チャレンジはしろ、やるだけやれ」と背中を押してくれたり、企業の裏話など、知人にAさんが受けている企業の人がいれば聞いてくれたという。
このように「経験」と「人脈」を惜しみなくシェアし自分に寄り添ってくれる存在がAさんの考える家族だそうだ。
就活はさまざまな人に出会い、視野が広がる刺激的な時間。
自分自身の価値観がブレてしまいそうな時に、冷静さを取り戻してれる家族の存在は何もにも代え難いだろう。
同志社大学 Aさんの受けた企業一覧/就活スタイルまとめ
受けた企業一覧
受けた企業 | 内定した企業 | |
3年夏 (M1) |
ー | ー |
3年秋 (M1) |
ー | ー |
3年冬 (M1) |
【本選考】 小林製薬 |
小林製薬 |
4年春 (M2) |
【本選考】 サントリーホールディングス、 パナソニック、 味の素、ワコール、 ライオン、京セラ |
サントリーホールディングス、 パナソニック |
就活スタイルまとめ
WEBテスト/筆記試験
対策開始 | 3年(M1)3月 |
対策期間 | 1週間以内 |
対策方法 | (例)参考書 |
グループディスカッション(GD)
練習回数 | 0回 (平均3.11回) |
練習内容 | 特になし |
※平均回数:インタビュー対象者平均
面接
練習回数 | 1〜3回 (平均4.81回) |
練習内容 | 就活支援企業のイベント等で |
※平均回数:インタビュー対象者平均
OB・OG訪問
訪問時期 | 3年(M1)3月 |
訪問回数 | 1回〜3回 (平均5.94回) |
※平均回数:インタビュー対象者平均
同志社大学 Aさんの就活年表
大学3年(6〜12月)
月 | 選考 | 対策/活動 |
6 | ー | ー |
7 | ー |
ー |
8 | ー | ー |
9 | ー |
ー |
10 | ー |
ー |
11 | ー |
ー |
12 | ー |
ー |
大学3年(1〜3月)/大学4年
月 | 選考 | 対策/活動 |
1 | ー | ー |
2 | ー |
2月の終わりまで就活しようと思っていなかった |
3 |
【本選考】 小林製薬、 パナソニック |
WEBテスト/筆記試験対策、 OB・OG訪問 |
4 |
【本選考】 サントリーホールディングス |
ー |
5 | ー |
ー |
6 | ー |
ー |
7 | ー | ー |
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