こんにちは、ワンキャリ編集部です。ワンキャリ編集部が総力を上げてお届けする【最新版:業界研究】。
人材業界と一口にいっても、そのビジネスモデルや仕事内容はさまざまです。そのため、人材業界について詳しく知らない方や、企業の区別がつかないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、就活生からの人気を集める5社(リクルート・パーソルキャリア・パソナ・レバレジーズ・Visional(ビズリーチ))の事業を比較します。
<目次> ●人材業界とは? 事業内容/提供サービスを解説 ・4つの事業内容 ・求人広告 ・人材紹介 ・人材派遣 ・人材コンサルティング ・市場規模 ・HR業界との違い ●人材業界の動向 ・採用ターゲットの多様化 ・採用手法の変化 ・採用プロセスのオンライン化 ・終身雇用制度の変化 ・景気変動の影響を受けやすい ・同一労働同一賃金への対応が重要 ●人材業界の仕事内容・主な職種 ・営業 ・キャリアアドバイザー・キャリアコンサルタント ・マーケティング・広告企画 ・コーディネーター職 ・広告制作職 ・コーポレート職 ●人材業界大手5社の業績比較・ランキング(売上高/営業利益/営業利益率) ●人材業界大手5社の特徴・強み ・リクルート:複数業界で高いシェアを持つ国内トップのIT企業 ・パーソルキャリア:「人」を通じた社会課題解決を行う企業 ・パソナ:大きな影響力が魅力。官公庁とのつながりも ・レバレジーズ:成長市場において社会貢献性を重要視した事業展開 ・ビズリーチ:ITで社会課題解決、人材領域の常識を変えるHRtechベンチャー ●人材業界大手5社の社風の違い・制度 ・リクルート:起業家精神・当事者意識が根付く整った育成環境がある ・パーソルキャリア:理念への共感が強く働きがいを感じている社員が多い ・パソナ:充実した福利厚生により働く環境が整う ・レバレジーズ:若手社員も事業責任者になれる挑戦環境 ・ビズリーチ:若手でも裁量を持って活躍できる環境 ●人材業界大手5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数 ●人材業界で働く魅力・やりがい ・社会課題に取り組める ・企業の成長や個人の成長に関われる ・人生の重要な意思決定に携われる ・多種多様な人に出会える ・働きやすい環境が整っている ●人材業界大手5社の選び方 ・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出す ・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用する ・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用する ・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ ・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ ・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理する ●人材業界大手5社が求める人物像・選考対策 ・人材業界が求める人物像 ・人材業界の選考対策 ●人材業界以外の業界研究記事
人材業界とは? 事業内容/提供サービスを解説
人材業界とは、企業が必要とする人材を採用し、また個人が適切な仕事を見つけるためのサービスを提供する業界を指します。 この業界は、求人広告・人材紹介・人材派遣・人材コンサルティングといった多岐にわたる事業を展開しており、それぞれが独自のビジネスモデルと特徴を持っています。
ここでは、これらの事業内容や提供されるサービスの具体的な内容について詳しく解説します。
4つの事業内容
人材業界の事業内容は、求人広告・人材紹介・人材派遣・人材コンサルティングの大きく4つに分類され、それぞれ異なる役割やビジネスモデルを持っています。
求人広告:企業の採用情報を自社プラットフォームに掲載し、候補者に情報を発信する 人材紹介:求職者と企業の間に立ち、双方のニーズに合った人材の紹介をサポートする 人材派遣:登録された求職者を、企業の一時的な労働力として派遣する業務を提供する 人材コンサルティング:企業の採用戦略や評価制度に関するアドバイスやサポートを行う
ここでは、各事業のビジネスモデルや特徴について詳しく解説します。
求人広告
ここからは求人広告の概要とビジネスモデルを深掘りします。
概要
求人広告事業の概要は、企業が必要とする人材を集めるために、求人広告を作成し、求職者に向けて情報を発信する事業です。 具体的には、ウェブの求人サイトや求人情報誌、フリーペーパーなどを通じて広告を掲載します。
企業の要望に基づいて魅力的な求人内容を作成し、求職者が応募しやすい環境を整え、事業を通じて、企業の採用活動をサポートし、適切な人材とのマッチングを促進することが目的です。
ビジネスモデル
求人広告のビジネスモデルには、直販(メーカー)と代理店の2つがあります。
直販(メーカー)は、求人広告を運営する企業自体が直接、企業からの依頼を受けて広告を掲載します。代表的な例としては、「マイナビ」や「リクナビ」を運営する企業が挙げられます。広告を掲載するだけで料金が発生するため、採用の結果にかかわらず収益が得られる点が特徴です。
一方、代理店は、直販企業が提供する求人メディアをまとめて扱う企業で、掲載企業から広告料を受け取り、直販企業に販売手数料を支払います。代理店経由であっても、広告掲載料は直販と同じです。
最近では、成果報酬型という、新しいビジネスモデルも増えており、採用に応じた料金を設定できる仕組みが注目されています。
特徴
求人広告はサービスとして、扱うのは「人」ではなく「広告」となることが大きな特徴です。
そのため、広告制作などのクリエイティブさも求められる仕事に興味を持つ学生に魅力的な事業といえるでしょう。
人材紹介
ここからは人材紹介の概要とビジネスモデルを深掘りします。
概要
人材紹介は、求職者と企業を結びつける仲介役として機能する事業です。求職者は人材紹介会社に登録し、企業側のニーズに合った人材を紹介してもらう形で就職活動を進めます。
人材派遣とは異なり、求職者と人材紹介会社の間に雇用関係はなく、求職者が企業に直接採用される形となる点が特徴です。
ビジネスモデル
人材紹介のビジネスモデルは、企業からの仲介手数料によって成り立っています。 求職者が人材紹介会社に登録し、紹介された企業に採用された場合、その企業が紹介会社に手数料を支払います。一般的に、求職者から手数料が徴収されることはありませんが、一部のハイクラス転職向けサービスでは、登録料が必要な場合もあります。
この手数料は採用が成功した場合にのみ発生するため、企業にとってはリスクを抑えた採用方法といえるでしょう。 なお、各人材紹介会社は年収や職種に応じた専門的なサービスを展開しており、企業のニーズに応じた柔軟な人材提案が可能です。
特徴
人材紹介において、成約率を高めるためにはマッチングを適切に行う必要があります。
そのため、人材紹介事業は、クライアント企業と求職者と密な関わりを持てることが特徴です。人材業界の中でも密に人と関わり、一人一人と向き合う仕事をしたい人におすすめの事業といえるでしょう。
人材派遣
ここからは人材派遣の概要とビジネスモデルを深掘りします。
概要
人材派遣は、派遣会社が求職者と雇用契約を結び、その派遣社員を企業に紹介・派遣する仕組みの事業です。
派遣社員は派遣会社と契約を結びつつ、実際の業務は派遣先の企業で行います。このモデルは、企業が短期的な人材ニーズに応じて柔軟に人員を補充できる一方で、求職者にとってもさまざまな職場で経験を積む機会が得られるという特徴があります。
ビジネスモデル
人材派遣のビジネスモデルは、派遣社員が派遣先企業で働いた時間に応じて、派遣会社が企業から報酬を受け取る仕組みです。この報酬から、派遣会社は派遣社員に給料を支払い、残りが会社の利益となります。
派遣会社は、企業が求める人材を迅速に提供し、企業の人材不足を補う必要があります。企業としては、必要な時期に必要なスキルを持った人材を柔軟に確保できることが利点といえるでしょう。
特徴
人材派遣会社で働く上で、派遣社員との関係は仕事を紹介した後も続き、派遣社員のアフターケアを行うことも業務の一つです。
そのため、会社に派遣した後に派遣社員がどのように仕事を行っているかや、生き生きとした働きぶりが実際に見えることは、人材派遣の大きな魅力といえるでしょう。
人材コンサルティング
ここからは人材コンサルティングの概要とビジネスモデルを深掘りします。
概要
人材コンサルティングは、企業の採用制度や人事制度を最適化するために専門的なアドバイスを提供する事業です。企業が抱える人材に関する課題を分析し、解決策を提案することで、企業の人材戦略をサポートします。
具体的には、採用プロセスの改善や人事制度の見直しを行い、場合によっては面接や採用を代行するアウトソーシング業務も提供します。これにより、企業の効率的な運営や人材活用を促進します。
ビジネスモデル
人材コンサルティングのビジネスモデルは、企業に提供したコンサルティングサービスに対して、成果に基づいた費用を受け取る仕組みです。 具体的には、採用制度や人事制度の改善、アウトソーシング支援など、企業のニーズに応じたサポートを提供し、その内容に応じたコンサルティング費用を請求します。
これにより、企業は専門的な助言を受けながら、人材に関する課題を効果的に解決できる一方、コンサルティング会社は成果に応じた利益を得られます。
特徴
人材コンサルティング事業は人や組織の変革をサポートすることによって、クライアント会社全体の売上を改善することを目的とします。そのため、成果が目に見えて分かることが特徴です。
また、一つのプロジェクトで会社全体を変革するため、多くの人に影響を与えることができることも魅力といえるでしょう。
市場規模
人材業界の市場規模は、年々成長を続けています。矢野経済研究所の「人材ビジネス市場に関する調査(2023年)」によると、2022年の人材業界の主要3事業である人材派遣・人材紹介・再就職支援の市場規模は、合計で約9兆2,355億円となり、前年に比べて7.8%増加しています(※1)。
特に人材派遣業市場は8兆8,600億円を占め、前年から7.6%の成長を見せました。人材紹介業市場も3,510億円と18.6%増加し、再就職支援事業も安定した伸びを見せています(※1)。これらの市場拡大は、2020年のコロナ禍による一時的な縮小からの回復によるものといえるでしょう。
今後は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、IT人材などの専門職需要の増加が期待されています(※1)。
(※1)参考:矢野経済研究所「人材ビジネス市場に関する調査(2023年)」
HR業界との違い
人材業界とHR業界の違いは、「対象となる軸が異なる」という点です。人材業界は「人」を中心に、人材派遣や紹介などのサービスを提供する一方、HR業界は「企業の人事部」を中心に採用支援や人材育成、労務管理などをサポートする業界です。
具体的には、HR業界は「Human Resources」の略で、企業の人事部をサポートするさまざまなサービスやツールを提供します。
採用活動だけでなく、社員の研修や人事管理システムの導入など、幅広い業務を含んでおり、これらは「HRtech」と呼ばれる技術を活用するケースも増えています。
人材業界の動向
少子高齢化やテクノロジーの進展、新型コロナウイルス感染症の影響など、変化の激しい環境下で、人材業界は柔軟に対応しています。ここでは、採用ターゲットの多様化や採用手法の変化、景気変動の影響など、人材業界の動向について解説します。
採用ターゲットの多様化
採用ターゲットの多様化は、人材業界の大きな動向の一つです。少子高齢化による労働力不足を補うため、外国人労働者の受け入れが増加しています。
厚生労働省の「外国人雇用状況」によると、2023年10月時点での外国人労働者数は約200万人で、前年に比べて12.4%増加しました。コロナ禍の規制緩和により、今後は増加が見込まれています(※2)。
また、副業や兼業に対する関心も高まっています。厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の新設をきっかけに、企業は人件費のリスクを抑えつつ、求職者はスキルアップや時間活用が可能となりました。これにより、副業はさらに一般的な働き方となるでしょう(※3)。
(※2)参考:厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)」
(※3)参考:DIAMOND online「就業規則のモデル変更は、副業の促進に寄与した効果や副作用の検証も必要だ」
採用手法の変化
採用手法は急速に変化しており、紙の求人情報誌からウェブサイト、人材紹介、スカウト型採用、そしてSNSを活用した採用まで多様化しています。特にスマートフォンの普及により、求職者の行動パターンや興味が大きく変化し、それに応じた採用手法が進化しています。
企業は、これらの新しい技術やツールを活用することで、求職者と効率的にマッチングすることが求められています。特にSNSを使った採用は、求職者が自分の興味や適性に基づいて情報を得られるため、今後は重要な採用手段となっていくでしょう。
採用プロセスのオンライン化
採用プロセスのオンライン化は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて急速に進展しました。特にオンライン面接が主流となり、対面での採用活動から大きくシフトしています。企業と求職者の両方にとって、オンライン面接は新しい形式であり、対面とは異なるスキルや準備が必要です。
また、採用プロセスのオンライン化によって遠隔地の求職者もアクセスしやすくなり、効率的な採用活動が可能になりました。しかし、オンラインならではの技術的なトラブルやコミュニケーションの課題もあり、これらに対する適切なサポートやアドバイスが求められています。
終身雇用制度の変化
終身雇用制度の変化は、採用市場に大きな影響を与えています。
近年、ジョブ型雇用を求める就活生が増加し、キャリアパスを重視する傾向が強まっています。これにより、日本の伝統的な終身雇用制度は徐々に崩壊しつつあり、1社に長く勤めるという考え方から、スキルアップやキャリアチェンジを目指して転職を重視する時代へと移行しています。
2019年、経団連(経済団体連合会)の中西宏明会長が「終身雇用を守るのは難しい」と発言(※4)したことが注目されました。この変化により、企業は優秀な人材の確保と流出防止に力を入れる必要があり、採用活動もより活発化しています。
その結果、人材の流動性が高まり、人材業界にとっては新たなビジネスチャンスが広がることが予想されます。
(※4)参考:Forbes Japan「『終身雇用を守れない』発言の経団連への提言」
景気変動の影響を受けやすい
人材業界は、景気変動の影響を強く受けやすい業界です。 リーマンショックや新型コロナウイルス感染症が流行した際、有効求人倍率が大幅に低下(※5)したことからも分かるように、不況になると多くの企業が採用活動を一時停止します。その結果、人材業界は提供するサービスが減少し、利益を上げにくくなる状況に陥ります。
このように、景気の動向によって業績が左右されやすい点は、人材業界の大きな特徴です。景気が悪化すると採用需要が減少し、業界全体が縮小することも少なくないため、業界の動向を見極めることが重要です。
(※5)参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年2月分)について」
同一労働同一賃金への対応が重要
人材業界、特に人材派遣業では、同一労働同一賃金への対応が非常に重要です。
同一労働同一賃金とは、正社員と派遣社員やパートとの間で不合理な待遇差を禁止し、同じ仕事に対して同じ賃金や待遇を求めるものです。これにより、人材派遣会社は派遣先企業との交渉や派遣スタッフへの待遇改善の説明が必要となり、多くの手続きが発生しています(※6)。
具体的には、派遣料金の増額交渉や待遇の見直し、必要な書類の準備などが求められ、厚生労働省のガイドラインに基づいて対応する必要があります。これに対し、派遣先企業が増額に応じない場合のトラブルも起こりやすく、人材派遣会社にとって大きな課題となっています(※6)。
(※6)参考:厚生労働省「同一賃金同一労働ガイドライン」人材業界の仕事内容・主な職種
人材業界の各職種には、営業職やキャリアアドバイザー、マーケティング、コーディネーター、広告制作、そしてコーポレート職などがあります。それぞれの職種がどのような業務を担い、どのようなスキルが求められるのかを詳しく解説します。
営業
人材業界の営業職は、新規クライアントの開拓や既存クライアントへのフォローを通じて、企業の採用活動をサポートする役割を担っています。具体的な仕事内容は、担当するビジネスモデルによって異なります。
例えば、人材紹介では、企業の採用ニーズをヒアリングし、求人票の作成や候補者の紹介を行います。一方、人材派遣では、派遣社員の活用方法を提案し、派遣スタッフの教育や研修のアドバイスも行います。求人広告では、掲載内容の調整や最適化を支援し、人材コンサルティングでは、企業の人事課題を解決するための具体的な提案を行うことが主な業務です。
営業職は、クライアント企業と長期的な関係を築き、採用計画の立案から成功まで伴走することが求められるため、コミュニケーション能力や問題解決力が重要なスキルとなります。
キャリアアドバイザー・キャリアコンサルタント
キャリアアドバイザーは、人材紹介会社で求職者と面談し、彼らの希望や適性に合った企業を紹介する役割を担います。
求職者が希望する企業に入社できるよう、書類選考のアドバイスや面接対策を行い、サポートします。さらに、既存のデータベースから企業の求人に合う人材を探し、求職者にアプローチすることもあります。
一方、キャリアコンサルタントは、キャリア形成に関する専門的なアドバイスを行う役割です。厚生労働省では、キャリアコンサルタントを「企業や教育機関、ハローワークなど幅広い分野で活躍するキャリア形成支援の専門家」と定義しています。なお、キャリアコンサルタントの名称を使用するには、国家資格が必要です。
マーケティング・広告企画
マーケティング・広告企画職は、人材業界において求職者と企業をつなげるために重要な役割を担っています。
この職種では、自社のサービスやメディアを利用して、企業や求職者に対して効果的なマーケティング戦略を立案し、実行します。特に人材紹介会社や求人広告会社では、企業向けのBtoBマーケティングと求職者向けのBtoCマーケティングの両方が必要とされます。
具体的な業務内容としては、まず市場や顧客のニーズをリサーチし、そこから得た情報をもとにマーケティング戦略を立てます。次に、その戦略をもとに広告やPR、ブランディング施策を実行し、求職者と企業に対して自社の価値を伝えることが求められます。
この職種では、データ分析力や企画力、そしてコミュニケーション力など幅広いスキルが必要です。BtoCとBtoB両方の経験を積めるため、マーケティングスキルを多面的に伸ばせる魅力的な環境といえるでしょう。
コーディネーター職
コーディネーター職は、人材派遣会社において、派遣スタッフと企業をつなぐ重要な役割を担う職種です。
主な業務は、派遣スタッフとの面談を通じて、性格や経歴、スキル、希望条件を把握し、それに合った派遣先企業を紹介することです。また、新たな派遣スタッフの募集や登録手続きも行います。
コーディネーターは、派遣スタッフと企業の間で発生する問題に対処し、スムーズに解決するための橋渡し役としても活躍します。派遣スタッフと信頼関係を築き、長期的に働ける企業の紹介や適切なフォローができるよう、コーディネーターには高いコミュニケーション力と問題解決能力が求められます。
広告制作職
広告制作職は、求人広告業において、クライアント企業の求人情報を魅力的に伝える広告を作成する重要な職種です。
営業職がクライアントから聞き取った内容をもとに、広告のデザインやコピーライティングを行い、求職者の興味を引く広告を制作します。魅力的な求人広告を作ることで、企業の採用活動をサポートする重要な役割を果たしています。
また、単に広告を作成するだけでなく、営業に同行してクライアントとの打ち合わせに参加したり、企業インタビューや写真撮影を行ったりすることもあります。 広告制作職には、クライアントの要望を正確にくみ取り、求職者に響く表現力やデザイン力が求められます。
コーポレート職
コーポレート職は、人事・経理・総務・広報・法務など、企業の運営を支える職種を指します。これらの職種は、会社全体の円滑な運営をサポートするだけでなく、事業の利益に直結する重要な役割も担っています。
例えば、人材紹介会社においては、入社後に短期離職した場合の返金条項が契約に含まれることがあります。短期離職が想定を超えると、事業計画に影響を与える可能性があるため、法務職は、こうしたリスクを踏まえた契約内容の適正性を確認し、経理職は契約に基づいた適切な処理を行う必要があります。
このように、コーポレート職は会社の利益や業績にも大きく影響を与える重要な職種であり、企業全体の成功に貢献する役割を果たします。
人材業界大手5社の業績比較・ランキング(売上高/営業利益/営業利益率)
次に、リクルート・パーソル・パソナ・ビズリーチ・レバレジーズの売上高・営業利益・営業利益率を見てみましょう。以下のグラフは各社の業績です。レバレジーズについては非公表のため、データがありません。
※出典:パフェット・コード「リクルートホールディングス/パソナグループ」
※出典:2023年度有価証券報告書「パーソルキャリア P.47/ビズリーチ P.84」
※連結決算のデータを使用。各社の会計方式はリクルートホールディングとパーソルキャリアがIFRS方式、パソナグループとビズリーチが日本方式です。
売上高、営業利益ともにリクルートがトップです。しかし、営業利益率については、ビズリーチが他社と比較しても圧倒的に高い数値となっています。
人材業界大手5社の特徴・強み
次は、各社の特徴と選考のポイントを見ていきましょう。
リクルート:複数業界で高いシェアを持つ国内トップのIT企業
リクルートは1960年の創業当初、縁故や紹介が中心だった就職活動を、大学生向けの求人広告で大きく変革しました(※7)。それ以来、同社は社会に潜むさまざまな課題に取り組み、現在では複数業界で高いシェアを誇る国内有数のIT企業となっています。
※出典:パフェット・コード「リクルートホールディングス」
まず、祖業である人材業界では新卒市場で「リクナビ」、アルバイト・パート市場で「タウンワーク」転職市場で「リクナビNEXT」などを展開し(※8)、業界2位のパーソルホールディングスの2倍以上の売上、8倍以上の営業利益を誇ります。
また、観光関連サイトの閲覧者数では「楽天トラベル」などを抑えて同社の「じゃらんnet」が1位です(※9)。
さらに、リクルートは2025年4月1日をめどにSBUガバナンス体制の変更を予定しています。これにより、2026年3月期からは「Simplify Hiring」の戦略を強化し、HRテクノロジーSBUとマッチング&ソリューションSBUの人材領域を一体運営していく方針です。
この取り組みを通じて、リクルートは「新しい価値の創造を通じて社会の期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す」という基本理念を、グローバル規模で推進していきます(※10)。
これらの業界における高いシェアを背景に、リクルートはNTTグループなどをしのいで時価総額で国内7位(2024年10月時点)に位置し、国内トップクラスのIT企業とされています(※11)。
(※7)参考:リクルート「沿革・歴史」
(※8)参考:リクルート「しごと」
(※9)参考:観光経済新聞「【データ】1位じゃらんnet、2位楽天トラベル、8位JTB 日本観光振興協会『2022年観光関連サイト推計閲覧者数ランキング』」
(※10)参考:リクルート「当社グループのガバナンス体制の変更について」
(※11)参考:日本経済新聞「時価総額上位」
パーソルキャリア:人材領域に徹底的にこだわり、地方学生までサポートする
パーソルは、「はたらいて、笑おう。」という理念を掲げ(※12)、この理念に基づいた多様な人材サービスを展開しています。 そのうち代表的なものは以下の通りです。
■ 「doda X」 スカウトを待つだけでなく、求人に自ら応募ができるハイクラス向け転職サービス。 ハイクラス層が、ヘッドハンターからスカウトを受けとれるサービスと自ら求人に応募できるサービスの両方を兼ね備えることで、より成功率の高い転職活動を実現(※13)。 社会の隅々にまで「はたらく」機会を増やすきっかけを提供している(※14)。 ■「HiProBiz」(旧「i-common」) 専門性の高いシニア人材を顧問として企業に紹介するサービス。 シニア人材の経験を現場に生かすとともに退職後の新しい働きがいを提供できるため(※15)、超高齢化社会を迎える日本の労働問題を解決することが可能。 ■ 「SyncUp」 アルバイトのシフト管理を最適化するサービス(※16)。 本部・店舗・スタッフ、すべての生産性向上を実現するシフト管理システムを実現。 これにより、シフト作成の時間を削減できるだけではなく、労働側の「働きたいのにシフトを減らされた」といった負の感情の減少も実現(※17)。
また、日本全国の就職活動を包括的にサポートしており、他社が関東や関西に限定して支援を行う中、パーソルは地方にも目を向けている点が特徴です(※18)。
地方銀行および地方銀行を母体とする人材紹介会社の支援を通じて、地方における雇用創出を試みる「地方銀行の人材紹介業立ち上げ支援プロジェクト」は、VALUEを最も体現した社員や取り組みを表彰する「MISSION VALUE Award2022」でブロンズ賞を受賞するなど、日本の地方の雇用創出に大きく貢献しています(※18)。
このように、パーソルは幅広い人材サービスを展開し、若手社員が活躍する場があるだけでなく、地方の雇用創出にも積極的に関わっている点が強みと言えるでしょう。
また、パーソルのセグメント別売上高比率は以下になっています。
※出典:2023年度有価証券報告書「パーソルキャリア P.43」
(※12)参考:パーソルキャリア「パーソルグループの経営理念・ビジョン」
(※13)参考:doda X HP「トップ」
(※14)参考:パーソルキャリア「2024年4月1日より、ハイクラス転職『doda X』とスカウトサービス『dodaダイレクト』の連携開始。『doda X』では、『企業スカウトサービス』がスタート、『doda ダイレクト』ではハイクラス人材へのスカウトが可能となり、転職・採用の選択肢を広げる」
(※15)参考:HiProBiz「会社情報」
(※16)参考:TOMORUBA「Intrapreneur’s Voice | パーソル・竹下壮太郎 『”ファミリー”を増やすことが成功のカギ』」
(※17)参考:SyncUp「トップ」
(※18)参考:パーソルキャリア「地方銀行からの参入が進む人材紹介業界。パーソルキャリアがプロジェクトを通じて取り組む『地方経済を支える人材紹介会社支援サービス』の形とは?」
パソナ:大きな影響力が魅力。官公庁とのつながりも
パソナは、国内第4位の規模を誇る人材サービス企業で、売上は3,500億円以上に達しています(※19)。
同社の大きな魅力は、大企業や官公庁などから委託された大規模な案件を多く手掛けており、社会に大きな影響を与える機会が多い点です。特に官公庁からの業務委託に注力しており、官公庁・自治体向けのサービスの提供も積極的に行なっております(※20)。
さらに、会社説明会では社員が「大企業や官公庁を通じて社会に広範な影響を与えることができる」「パソナは人材市場でも非常に大きな存在感を持っている」と述べており(2024年卒 選考対策ページより)、同社の影響力の大きさがうかがえます。
これらを踏まえると、人材事業を通じて社会にインパクトを与えたいと考える学生にとって、パソナは非常に魅力的な企業といえるでしょう。
また、セグメント別の売上高は以下のようになっています。
※出典:パフェット・コード「パソナグループ」
(※19)参考:バフェットコード「人材サービス業界 売上高ランキング(企業一覧)」
(※20)参考:パソナ「官公庁・自治体のご担当者様へ 人材活用・業務委託のご提案」
レバレジーズ:成長市場において社会貢献性を重要視した事業展開
「顧客の創造を通じて関係者全員の幸福を追求し、各個人の成長を促す」という理念のもと、2005年に創業されたレバレジーズは、次の2つのポイントを市場参入の前提としています(※21)(※22)(※23)。
(1)社会や人々の課題を解決すること (2)長期的な市場の成長性が見込まれること
まず、(1)の点において、同社は「顧客や社員など関わる人すべてがプラスの感情を得られる」ことを重視し、世の中への価値貢献の大きさを事業参入の軸に据えています(※24)。
次に、(2)の点において、成長が期待できる市場へ参入した結果、医療、介護・福祉、IT、人材、電力など多岐にわたる分野で事業を展開しており、国内市場にとどまらず、海外市場にも視野を広げています(※23)。
これらの2つの条件を基に、今後は「社会課題の解決」と「市場成長性」を満たす「IT・医療・介護・高齢者」の4領域にさらに注力する方針を明確にしています。
また、創業以来一貫して黒字を維持しており、2022年には年商約869億円を達成したことからも(※23)、そのビジネスの堅実さが伺えます。今後の同社の動向に注目が集まります。
(※21)参考:レバレジーズ「ビジョンと軸」
(※22)参考:レバレジーズ「会社概要」
(※23)参考:レバレジーズ「企業情報」
(※24)参考:レバレジーズ「代表岩槻が語る、レバレジーズの事業方針
– 関係者の感情に貢献し、社会に合わせた事業を展開 –」
ビズリーチ:ITで社会課題解決、人材領域の常識を変えるHRtechベンチャー
Visionalの創業事業である「ビズリーチ」は、企業とハイクラス人材が直接やり取りできる「ダイレクトリクルーティング」という採用方法を導入し、従来のように求職者からの応募を待つだけだった転職市場に変革をもたらしました(※25)(※26)。
さらに、2016年には企業の採用活動を効率化し、採用データの可視化・分析によって採用決定数の向上に寄与するクラウドサービス「HRMOS(ハーモス)」をリリースしました(※27)。
加えて、学生のOB・OG訪問を促進する「ビズリーチ・キャンパス」など、多彩なサービスも展開しており(※28)、人材領域において幅広い事業を手掛けています。
※出典:2023年度有価証券報告書「ビズリーチ P.121」
こうした事業展開が評価され、同社は2017年に「日本ベンチャー大賞」の「人材サービス革新賞」を受賞しました(※29)。
このように、革新的なサービスで業界の常識を覆し、社会課題に挑む姿勢に共感する学生には、Visionalは非常に魅力的な企業と言えるでしょう。
(※25)参考:ビズリーチ「サービス」
(※26)参考:NewsPicks「【直撃】ビズリーチはいかにして転職市場の『常識』を塗り替えたのか」
(※27)参考:ビズリーチ「採用管理システム『HRMOS(ハーモス)採用』7周年を記念し、特設サイト公開」
(※28)参考:Visional「サービス」
(※29)参考:ビズリーチ「ビズリーチ、第3回『日本ベンチャー大賞』で『人材サービス革新賞』(審査委員会特別賞)を受賞 –」
人材業界大手5社の社風の違い・制度
続いて、人材業界各社の社風について見ていきましょう。
リクルート:起業家精神・当事者意識が根付く整った育成環境がある
リクルートの社員は「当事者意識」を誰もが重視しながら働いており、実現したいこと、将来取り組みたいことという意味の「Will」が重視される文化があります。そのため、自身のキャリアを通じて実現したいことや達成したいことがある人にとっては魅力的な環境といえるでしょう。
さらに、同社では育成制度が整っていることも魅力として挙げられます。代表的な育成制度としては、以下が挙げられます。
・Will Can Mustシート(※30)
実現したいこと(Will)、実現のために何ができるか(Can)、何をすべきか(Must)を記入。これを用いて、各個人が上司や同僚とキャリアや仕事について考える機会が年に2度ある。
このように、自身のやりたいことをサポートする制度が整っている点で、成長環境を求めている方にとってもおすすめの企業といえます(選考対策ページより)。
(※30)参考:リクルート「【Will-Can-Mustシート】リクルートの活用事例~メンバーの本当に実現したいことを対話する方法」
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パーソルキャリア:理念への共感が強く働きがいを感じている社員が多い
パーソルキャリアでは、「はたらいて、笑おう。」というスローガンへの共感が強く、社内でも「はたらきたい」という思いを後押しする取り組みが行われています。例えば、以下の2つが挙げられます。
・イノベーション体質強化プログラム「Drit(ドリット)」(旧:「0to1」制度) 新規事業案を広く社員から募集する制度。
・ジョブトライアル キャリア選択のきっかけを得てもらうことを目的とした取り組み。 グループ社員が労働時間の一部を使って、最大3カ月間、グループ内の他部署の仕事を体験できます。
上記の取り組みを活用した社員の評価が高いだけでなく、「GPTW」主催の2023年版「働きがい認定企業」に選出されていることからも、「働きがい」を重視する文化があるといえるでしょう。(2024年 選考対策ページより)。「人」を大切にし、先輩から後輩へのサポートも非常に手厚いため、仲間と協力して一緒に頑張りたいという人にとっては大変魅力的な環境です。
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パソナ:充実した福利厚生により働く環境が整う
パソナでは、充実した福利厚生により、働きやすい環境が物理的に整っています。 例えば、夕食やジムが無料であることです。また、内定者が社員から聞いた話によると、育休や産休の取得を推進していることから、社内では女性が多い環境であるそうです。この働きやすい環境は社外からも多数評価されています。例えば、厚生労働省「えるぼし」最高位認定や、スポーツ庁「スポーツエールカンパニー2024」 受賞、日経WOMAN 「女性が活躍する会社 BEST100」(2024年)業種別1位、総合4位 などが挙げられます(※31)。
さらに、「自分のキャリアは自分で創る」を基本方針とし、社員一人一人の多様な働き方を支援する教育・研修・制度を用意しています。例えば、「Hybrid Career Program」と呼ばれる複合的なキャリア構築を推進する制度があります。この制度により、「ビジネス×文化・農業・音楽活動・スポーツ」など社員一人一人の個性や考えを尊重する社風が根付いています(※32)。
このような充実した福利厚生があることは、仕事に全力で取り組める環境が整っているといえるでしょう(2024年卒 選考対策ページより)。
(※31)参考:パソナグループ「採用情報」(※32)参考:パソナグループ「採用情報 教育制度」
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レバレジーズ:若手社員も事業責任者になれる挑戦環境
レバレジーズでは、事業開発を積極的に進めることで新しいポジションが次々と生まれ、個々のポテンシャルを信じて任せる文化が根付いています (※33)。
同社の魅力の一つは、若手社員でも事業責任者になれる挑戦環境が整っている点です。実際、重要なポジションを担う事業責任者やリーダー層には、新卒入社のメンバーが多く就いています(※33)。
また、全社的なナレッジ共有やスキルアップを目的とした「Leverages Crossdepartmental Program」では、「事業部間交換留学制度」や「シャッフルランチ」といった取り組みを通じて、各事業部や部門のノウハウを共有する文化が醸成されています(※34)。
こうした取り組みの成果もあり、同社は2024年度版「働きがいのある会社ランキング」の大規模部門ベストカンパニーで9位にランクインしています。また、6年連続で同賞を受賞していることからも、活き活きと働ける環境が想像できるのではないでしょうか(※35)
(※33)参考:レバレジーズ「採用情報」
(※34)参考:レバレジーズ「成長にフォーカスした社内制度」
(※35)参考:レバレジーズ「2024年版『働きがいのある会社ランキング』にて大規模部門ベストカンパニー、第9位を受賞」
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ビズリーチ:若手でも裁量を持って活躍できる環境
ある社員によれば南社長は「ファーストキャリアにビズリーチを選んでくれた新卒社員は特別扱いしたい」と話していたそうで(選考対策ページより)(※36)、その思想は若手でも裁量を持って活躍できる環境に反映されています。
新卒4年目でオンラインイベントのオーナーを務め、社内表彰で優秀賞を獲得した社員もおり(※37)、若手社員の活躍事例は数多く存在します。
さらに、営業利益が4年間で13倍以上に拡大するなど急成長を遂げている同社では(※38)、今後も新規事業への投資拡大に伴い新しいポジションが次々に生まれると予想されます。そのため、自然と挑戦の機会が増え、重要なポジションを任されるチャンスも多くなるでしょう。
このように、若いうちから裁量権を持ち、ビジネス経験を積める環境が整っているビズリーチは、ファーストキャリアとして非常に魅力的な企業だと言えます。
(※36)……24卒の内定者が選考で聞いた社員談に基づく
(※37)参考:All VISIONAL「全ては『お客様の本質的課題解決』のために。『ビズリーチ・キャンパス』の取り組みに迫る。」
(※38)参考:VISIONAL「業績ハイライト」
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人材業界大手5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
人材業界大手5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の表のようになっています。
※出典:2023年度有価証券報告書「リクルートホールディングス P.19/パーソルキャリア P.16/パソナグループ P.10/ビジョナル P.19」
※平均給与は千の位を四捨五入しています。
日本全体の35歳から39歳の平均年収が約462万円(※39)であるため、この4社の年収は高い水準であることが分かります。
(※39)出典:国税庁長官官房企画課「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告ー P.21」人材業界で働く魅力・やりがい
人材業界で働くことには、さまざまな魅力ややりがいがあります。ここでは、人材業界で働く上での具体的な魅力や、やりがいについて解説します。
社会課題に取り組める
人材業界で働くことは、少子高齢化による人手不足など、社会的な課題に直接取り組む機会が得られるため、大きなやりがいを感じられます。
日本の生産年齢人口は1995年をピークに減少しており、2050年には現在より約30%減少する(※40)と予測されています。このような状況下で、人材業界は人手不足に悩む企業と働き手をつなぐ重要な役割を担っており、社会の基盤を支える業界といえます。
人材紹介や派遣、コンサルティングを通じて、労働市場の課題解決に貢献することは、社会に対する影響力が大きく、働く側にとってもやりがいのある仕事です。人材業界での経験を通じて、社会全体の問題解決に携わる実感を得ることができるでしょう。
(※40)参考:総務省「令和4年版 情報通信白書 P.26」
企業の成長や個人の成長に関われる
人材業界で働く魅力の一つは、企業や個人の成長に直接関われる点です。
企業に対しては、人材や組織に関する課題を解決することで、企業が成長する様子を間近で見守られます。適切な人材を紹介し、組織の強化を支援することで、企業の成功に貢献できるのは大きなやりがいです
一方、個人に対しては、キャリアの選択や成長をサポートすることで、その人の人生にポジティブな影響を与えられます。このように、人材業界での仕事は企業や個人の成長に寄与できる点が大きな魅力です。
人生の重要な意思決定に携われる
求職者の人生の重要な意思決定に携われる点も人材業界で働く大きな魅力の一つです。
転職や就職は、人生の中でも大きな転換期であり、新しい仕事に就くことは多くの人にとって一大イベントです。人材紹介や派遣業務を通じて、求職者に最適な企業を紹介し、転職やキャリアの選択に関するアドバイスを行うことで、求職者のその後の人生に大きな影響を与えられます。
このように、個人の人生に深く関わる責任は大きいですが、その分やりがいも大きく、充実感を得られる仕事です。また、企業にとっては競争力の源泉となる「ヒト」に関わるため、適切な人材を紹介することで企業の成長や競争力の強化にも貢献できます。
求職者と企業の双方をサポートし、社会貢献にもつながるこの仕事は、人生における重要な意思決定を支援するという点で、非常に意義が深く、やりがいのある職業だといえるでしょう。
多種多様な人に出会える
多種多様な人に出会えることも人材業界で働く魅力です。
クライアント企業や求職者は、さまざまな業界や職種に属しており、日々多様な背景を持つ人々と接する機会があります。クライアント企業とのやり取りでは、採用担当者だけでなく、時には部長や社長・副社長といった経営層と直接話をすることもあります。
また、求職者も新卒の就職活動をしている人から、キャリアアップを目指す第二新卒や、企業の経営層に至るまで幅広い層がいます。このように、異なる業界や役職の人々と接することで、新たな知識や視点を得られるだけでなく、自分自身の人脈を広げていくことができるのも大きなメリットです。
多様な人々との関わりを通じて成長できる環境が、人材業界のやりがいの一つといえるでしょう。
働きやすい環境が整っている
人材業界は、働きやすい環境が整っている点も魅力の一つです。
コーディネーター職やキャリアアドバイザー(CA)は、派遣スタッフや求職者と面談することが多く、彼らの仕事が終わる時間帯に対応するため、遅い時間まで働くこともあります。しかし、多くの企業では、フレックスタイム制や平日に休みを取れる制度を導入しており、自分のライフスタイルに合った柔軟な働き方が可能です。
このように、人材業界では仕事の特性に応じた柔軟な勤務体系が整っており、ワークライフバランスを保ちながら働ける環境が整備されています。そのため、自分の時間を大切にしつつ、やりがいのある仕事に取り組みたい人にとっても魅力的な業界といえるでしょう。
人材業界大手5社の選び方
ここでは、人材業界大手5社の選び方をご紹介します。
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出す
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、会社を選ぶ際だけでなく、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが、「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
こちらの記事では、自己分析のやり方をあらゆる角度から分解し、解説しています。
・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用する
「第一志望に受かりたい」「選考突破に必要な情報だけを知りたい」「いろいろな人の考えに触れたい」。
そんな気持ちに答えるべく、ワンキャリアでは4,000社を超える人気企業の選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を掲載しているほか、1,800件を超える就活記事も掲載しています。
例えば、合格の秘訣のページでは、企業の魅力や各職種の魅力、会社が求める人物像、選考のポイント、内定者の感想を掲載しているため、会社を選ぶ際の参考にできます。
こちらの記事では、これらの情報を掲載している「選考対策ページ」「募集ページ」「就活記事」の活用法をご紹介します。
・「就活の赤本」内定のウラ情報が満載、ワンキャリアを使い倒せ!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用する
ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
・『【公式】ワンキャリア / ONE CAREER 就活チャンネル』はこちらまた、ワンキャリアのキャリアアドバイザーによる新番組『ワンキャリコミット』も見逃せません。クチコミやワンキャリアライブの企業情報をもとにした、人気企業・難関企業の選考対策動画や、「自分に合った会社はどれか?」「秋以降どう動けば良い?」など、就活生のためのお悩み解消コンテンツをご用意しています。ぜひ情報収集に役立ててみてください。
・『ワンキャリコミット』はこちら
手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、自分に合った会社を見つけられ、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」がしつこく聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直ちょっと面倒ですよね。
そこで、ワンキャリア編集部が就活生の代わりに業界研究を行いました!
就職活動が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ
企業研究は、企業のホームページを見て、OB・OG訪問をして……と、膨大な時間がかかるように思われがちですが、実は短時間で終わらせられるのです!
多くの企業が採用する「Big Five(ビッグ・ファイブ)理論」のテスト。実は簡易版のテストを使うだけでも、ある程度自分に向いている業界・会社・仕事分野が分かります。自分の適性をつかんでおけば「向いていない業種の採用選考を受け続ける」リスクを回避でき、企業研究の時間短縮にもつながるでしょう。
・企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ
次にワンキャリア編集部が皆さんの代わりに企業研究を行う「3分対策シリーズ」をお届けします。各企業の社風や選考のポイントをまとめてあるので、ES締め切り直前や面接前日の時間がないときの企業研究におすすめです!
・企業の対策は3分で全部終わらせる!ワンキャリ編集部がお届けする「3分対策シリーズ」
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理する
就活をしているとよく聞く「就活の軸」というワード。自分の就活の軸を持っていると行きたい会社は確固たるものになります。
就活の軸を見つけるにはまず、自己分析をして自分の「本音」と「建前」を整理しましょう。おのずと自分ならではの就活の軸が姿を現すはずです。
・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
人材業界大手5社が求める人物像・選考対策
いかがでしたでしょうか。
人材業界は、企業ごとに特徴や選考の難易度が異なるため、自分に合う企業を見つけるためには、さまざまな企業の情報をしっかりと調べることが大切です。
毎年多くの学生が人材業界を志望し、内定を獲得することは決して容易ではありません。それぞれの企業の特徴や違いを理解し、しっかりと対策を立てて挑みましょう。
人材業界が求める人物像
各社が求める人物像は、下記の「合格の秘訣」を参考にしてください。
リクルート
パーソルキャリア
パソナグループ
レバレジーズ
Visional(ビズリーチ)
ONE CAREERへの新規会員登録/ログインが必要です。
人材業界の選考対策
詳しい選考ステップは、下記の「選考対策ページ」を参考にしてください。
リクルート
パーソルキャリア
パソナグループ
レバレジーズ
Visional(ビズリーチ)
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エントリーシート(ES)対策
企業が志望動機で注目しているポイントは、「会社で活躍できる人材であるかどうか」という点です。そして具体的には以下の3つのポイントを重要視しています。
・入社意欲がどれほど強いか ・自社のカルチャーや目指す方向性と合っているか ・入社後に活躍してくれそうか
これら3つのポイントを含んだ志望動機は説得力があり、過去の選考参加者や内定者のESからも高評価を受けやすいことが分かっています。
▼エントリーシート(ES)の書き方について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】書き方の基本と職種・業界別内定者のES実例 ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
Webテストは多くの企業で実施されており、企業ごとに異なるテストが使用されています。そのため、事前にテスト内容を把握し、対策をしておくことが重要です。
また、ONE CAREERでは就活生の体験談やそれをもとにした選考ステップを企業ごとに検索できます。自分の受けたい企業がどのWebテストを実施しているのか、選考を受ける前から対策したい方にはおすすめです。
▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
面接対策
業界や会社によって面接で問われる内容は異なります。そのため、志望する業界に合わせた対策が必要です。以下では、業界や企業ごとに準備を進める際のポイントをご紹介します。
まず、面接選考を通過するためには「企業目線」で考えることが重要です。内定の判断を行うのは、その企業の人事担当者や役員ですので、企業が求める人材像を理解することが不可欠です。経営計画などの企業情報を調べることはもちろんですが、企業側の視点に立ち、「どのような人材が求められているのか」を意識しながら面接準備を進めましょう。
また、面接対策では自己分析を行い、自分をアピールするための材料を揃えることも重要です。しかし、選考対策の順番としては、まず企業や業界の分析を行い、その後に自己分析を進める方が効果的です。企業のニーズを理解した上で自分の強みを整理することで、より説得力のあるアピールが可能になります。
ワンキャリアでは、企業ごとの選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を紹介しています。これにより、各企業が重視する評価ポイントや求める人物像を効率的に把握でき、情報収集の手間も省けます。企業研究を進める際には、ぜひご活用ください。
▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用して社員と接点を持つことで機会を得られます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。
さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をすることで「優秀だ」と思われたりすることがあります。
OB・OG訪問をすべきか迷っている場合は、まずは最初の1人、同じゼミやサークルの先輩など身近な人から始めてみると良いでしょう。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
人材業界以外の業界研究記事
■業界研究まとめ記事はこちら ▪️メーカー ・【素材メーカー:業界研究】大手3社(日本製鉄・AGC・東レ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(日立製作所・ソニー・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い ・【化粧品メーカー:業界研究】日本の大手3社(花王・資生堂・コーセー)を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「サントリー・アサヒ・キリン・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・明治・日清食品・キッコーマン・ヤクルト)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手4社(武田薬品工業・アステラス製薬・大塚製薬・第一三共)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【精密機器メーカー:業界研究】大手4社(デンソー・キヤノン・富士フイルム・キーエンス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【自動車メーカー:業界研究】大手3社(トヨタ・ホンダ・日産)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手3社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️商社 ・【総合商社:業界研究】五大商社(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「伊藤忠丸紅鉄鋼・メタルワン・阪和興業・JFE商事」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️金融 ・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】MBB「マッキンゼー・BCG・ベイン」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
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・【大手広告代理店:業界研究】大手6社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・セプテーニ・デジタルHD・ADK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、HIS、KNT-CT、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
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・【業界研究:インフラ業界】「安定時代の終焉」日本を支えるインフラ業界:電力・ガス・交通の魅力と将来性
・【鉄道:業界研究】大手5社「JR東日本・近畿日本鉄道・JR東海・JR西日本・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(大林組・鹿島建設・大成建設・清水建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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▪️人材・教育 ・【教育:業界研究】大手4社「ベネッセ・リクルート・トライ・LITALICO」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
・【新特集スタート】就活生の悩むべき問題は5つだけ。モヤモヤした視界を切り開く「就活の羅針盤」
・インターン/就活はいつから?スケジュールと準備の進め方
・OB・OG訪問とは?就活でOB・OG訪問が必要な人、しなくていい人
・志望動機の書き方と例文集|人気8業界のES通過例文と王道の回答例
・【自己PRの書き方】ESで強みを効果的にアピールするには?新卒採用担当の目線と内定者の回答例から解説
・【面接対策】質問集&回答例|新卒就活でよく聞かれることと準備方法
・【自己分析のやり方】たった4通り!簡単にできる方法・ツール・シートを解説
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較
・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方/コツや役割を網羅的に解説
・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
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