当社はインターホンを中心とした電気通信機器(コミュニケーション機器)の専門メーカーです。創業以来、アイホンの特徴の1つである企画・開発・生産から販売・アフターサービスまで自社ブランドを基本に行うことによりインターホンのスペシャリティメーカー(シェア54.9%※2021年度3月時点当社調べ)に成長することができました。その商品は国内はもとより世界70カ国以上に輸出され、住宅、オフィスビル、病院等様々な分野で活躍しています。
社会、暮らし、年齢、治安など、環境が急速に変化していく中でも、人々が安心を求める気持ちはいつの時代も変わりません。社会、人々のニーズにアイホンの羅針盤はまさに合致しています。アイホンは社会の変化を見つめ、明日の暮らしに求められる「安心」をカタチにし、これからも進化し続けます。
「モノ」ではなく「ソリューション」を作る企業へ。
1【家庭向け機器】多様化するライフスタイルに進化した「安心」を。
多様化するライフスタイルに合わせて、従来の「家の中と外をつなぐ」という枠組みを超えてインターホンも進化を続けています。たとえば、アイホンを含む4社合同で開発した「つたえるーむ」というシステムなら、外出先から施錠状態やお子様の帰宅状況をスマホで確認したり、インターホンを通じてお子様とやり取りをすることが可能。共働き世帯でも安心して子育てができる環境づくりに貢献しています。
2【産業機器】ナースコールの記憶から、現場の課題を図る。
高齢化が加速し医療、介護サービスのさらなる充実が望まれるなか、現場は人出不足のため業務の効率化が大きな課題となっています。アイホンが介護事業者や別途メーカーなど5社合同で開発した「EGAO link(エガオリンク)」は、入居者の状況確認やナースコール対応、記憶入力などをスマホ1台に集約。大幅な業務効率化を実現できるようになりました。
3【社会基盤】町中のインターホンを結べば、町全体のセキュリティシステムになる。
今や町のいたるところで見かけるようになったインターホン。そのネットワークを活用し地域のセキュリティを向上させる試みを始めています。マンションなどの集合住宅における画像認識システムの導入をはじめ、海外では「エマージェンシーポール」という町なかに立てられた緊急用インターホンをIPでつなぎ、大学のキャンパスや講演、空港の駐車場等広大な土地のセキュリティ向上に役立てています。