「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」
わたしたちは、多様な「人・知恵・技術」の融合と独創的な発想のもと、様々なステークホルダーと共にイノベーションを生み出し、世界をひとつずつ変えていきます。
当社の社会における存在意義を示す富士フイルムグループの「パーパス」を制定しました。
世界中の人々の笑顔を見つめてきた富士フイルムグループは、これからもヘルスケア/エレクトロニクス/ビジネスイノベーション/イメージングの4つの事業領域で人々に寄り添い、従業員一人ひとりが「アスピレーション(志)」を持って、このグループパーパスの実現を目指すことで、地球上の笑顔の回数を増やしていきます。
会社名 | 富士フイルム株式会社 |
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所在地 | [東京ミッドタウン本社] 東京都港区赤坂9-7-3[西麻布本社] 東京都港区西麻布2-26-30 |
代表者 | 取締役会長・取締役会議長 助野健児 |
代表者 | 代表取締役社長・CEO 後藤禎一 |
設立日 | 1934年1月20日 |
資本金 | 40,363百万円(2024年3月31日現在) |
従業員数 | 72,254名(2024年3月31日現在) |
連結事業内容 | ヘルスケア(メディカルシステム、バイオCDMO、LSソリューション)、エレクトロニクス(半導体材料、ディスプレイ材料、その他エレクトロニクス材料)、ビジネスイノベーション(ビジネスソリューション、オフィスソリューション、グラフィックコミュニケーション)、イメージング(コンシューマーイメージング、プロフェッショナルイメージング)に関わる製品・サービスの提供 |
受賞歴 |
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当社は、ヘルスケア・エレクトロニクス・ビジネスイノベーション・イメージングの領域で幅広い事業をグローバルに展開する企業へと大きく業態転換し、さらなる成長を目指しています。富士フイルムグループが一体となりイノベーションを通じて新たな価値を提供していくことを目的に、全事業が共通して目指す未来への指針として、グループパーパス「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」を制定しました。
制定したグループパーパスでは、富士フイルムグループの全事業を通じて創っていきたい未来の光景を「笑顔」で表現しています。当社は創業以来、先進・独自の技術に基づいた商品やサービスの提供を通じて人々の「笑顔」に寄り添ってきました。これからも幅広い事業領域において、当社が持つ多様な「人・知恵・技術」を生かし、ステークホルダーの皆さまと共にイノベーションを生み出し、より多くの「笑顔」を創り出せる会社を目指します。また、その原動力となる従業員ひとり一人が「アスピレーション(志)」をもって、「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」ことに挑み続けることで持続的な企業成長を実現していきます。
当社は、来たる100周年、さらにその先も、ヘルスケア・エレクトロニクス・ビジネスイノベーション・イメージングの全事業を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、世界中の人々に幸せな笑顔が何度も訪れるよう、これからも挑戦を続けていきます。
当社はX線,印刷用フィルムなど写真以外の事業においても市場シェアを獲得してきました。一方で、80年代デジタル化の兆しを感じ取り、率先してデジタル技術の開発を進め、画期的な製品を提供してきました。当社の歴史は、社会のニーズに応え自らを変化させてきた、イノベーションの連続だったと言えます。
創立80周年を迎えた、2014年に制定したコーポレートスローガン「Value from Innovation」には、富士フイルムが「イノベーターとしてのDNA」をもとに、「新たな価値」を創出していくという想いが込められています。今後も「Value from Innovation」のもと、自らを変革させ、人々の心が躍る「技術」「製品」「サービス」を生み出し続けます。
当社は創業以来、グローバル市場を舞台に、ビジネスを展開してきました。創業して4年後の1938年に輸出を開始。その後、1958年には販売会社をブラジルに設立。1960年代後半からは世界規模で輸出を拡大し、1990年代には、日本・米国・欧州・中国のグローバル4極生産体制を築き上げました。
当社の海外ビジネスは、“ローカライゼーション”、つまり自ら市場の中に入ってニーズを掘り起こし、市場そのものを創造していくスタイル。世界各地で、現地に根差した、生産・販売・サービスの強力なネットワークづくりに取り組んできました。
当社が現在、成長戦略として重視しているのは、世界経済を牽引する新興国市場や、当社シェアが低い地域での拡販・シェアアップです。これらの市場に、人材をはじめとする経営資源を集中投入し、現地のニーズに合った良質でコストパフォーマンスの高い製品をタイムリーに提供することで、積極的に拡販を進めています。
駐在員に求められるのは、国内では考えられないほど広範な役割を担う力、文化・商習慣・価値観が異なる国で自らの意志・当社としての方針を伝えて共感させる力。そのためには、チャレンジしていく強いマインドと行動力が必要とされます。その道のりは困難の連続ですが、世界を舞台にビジネスを成功に導く経験は、若い社員に確実に自らの成長と桁違いの達成感をもたらしています。