こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は、世界最強のエリート集団、ゴールドマン・サックス(証券部門)のインターン選考のポイントをお伝えします。
<目次>
●ゴールドマン・サックスの選考は部門によって大きく異なる
●ゴールドマン・サックス証券部門は内定直結型のインターン
●ゴールドマン・サックス証券部門インターン選考に共通するポイント
●ゴールドマン・サックス証券部門インターンの選考フロー
・1. エントリーシート(ES)
・2. Webテスト
・3. 面接
・4. インターンシップ
●おわりに
ゴールドマン・サックスの選考は部門によって大きく異なる
業種によって適性が異なるため、ゴールドマン・サックスは部門ごとに採用を行っています。2019年卒では3部門まで併願が可能でした。
2020年卒のインターンでは、「証券部門」「アセット・マネジメント」「リスク管理部」「ファイナンス」の4部門でそれぞれ開催されており、期間や内容は部門によって異なります。
今回は、証券部門のインターンについてお伝えします。
ゴールドマン・サックス証券部門は内定直結型のインターン
2020年卒の内定者によると、ゴールドマン・サックスの証券部門は内定に直結しており、インターン中に優秀と認められた学生は早期本選考に呼ばれるそうです。インターンの成果が本選考にも大きく影響することを念頭に置いて臨んでください。
ゴールドマン・サックス証券部門インターン選考に共通するポイント
1. 誠実さ×高い基本能力×光る個性を示すことが大切
内定者によると、面接官は「一緒に働きたいと思えるか?」を見ており、そのポイントは以下の3点だそうです。(選考対策ページより)
【誠実さ】
仕事のパートナーとして誠実さがあることは絶対条件です。
【基本的能力】
ゴールドマン・サックスでの業務はどれも一筋縄ではいきません。語学力・論理的思考力・コミュニケーション能力など仕事に必要な基本的能力を高い水準で備えていることが必須です。
【光る個性】
キャラクターやユニークな実績など、その人ならではの個性を持つことが大切です。優秀な学生が集まるゴールドマン・サックスのインターンでは他の人と違う何かを持っていることが重要です。
2. 希望職種への適性を具体的にアピールしよう
債券・株式部門双方でいえる事ですが、「部門の中でどの職種につきたいか、それぞれどのような能力が必要とされているか」を認識している事は非常に重要です(選考対策ページより)。
トレーダーとセールス、ストラクチャリングではそれぞれ全く違う仕事、能力が要求されているので、自分がマッチしている業種を見つけた上でその職種である理由を明確にしておきましょう。
次は、各選考フローのポイントを見ていきましょう。
▼選考におけるポイントやクチコミを詳しく見たい方はこちら!
【合格の秘訣】企業概要・選考での評価ポイント
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ゴールドマン・サックス証券部門インターンの選考フロー
2020年卒のゴールドマン・サックス証券部門インターンの選考フローは以下の通りです。
1. エントリーシート(ES)
2. Webテスト
3. 面接
4. インターンシップ
それでは選考全体のポイントを見ていきましょう。
1. エントリーシート(ES):質問は全部門共通の1問
2020年卒のインターンのエントリーシートは全部門共通で1問のシンプルなものでした。エントリーシートは過度に力を入れることは求められていないといえるでしょう。
2020年卒のエントリーシート(ES)の設問は以下のとおりです。(選考対策ページより)
・あなたの長所・短所をご記入ください。(200字以内)
※出典:ゴールドマン・サックス|証券部門2020年卒インターンのエントリーシート
▼ゴールド・マンサックス(証券部門)のES・志望動機について詳しく知りたい方はこちら!
【ES・体験談】選考通過者の事例と対策法
【志望動機・選考の感想】
▼過去に配信した《ES対策ガイダンス @YouTube LIVE》を期間限定で公開中!
【全22卒就活生向け】『ES対策ガイダンス』−基礎から内定者ESのアタマの中まで大解剖−
2. Webテスト:点数が面接順を左右する
2020年卒のインターンはテストセンターで受験するSPIが課されました。内容は「言語」「非言語」「英語」「性格」で所要時間は1時間程度でした。
外資コンサルの筆記試験と比較すれば難しい内容ではありませんが、内定者によるとこれにより面接の順番が左右され、得点が高いほど始めに面接が組まれるそうです。気になる学生から面接していることが予想されます。高得点を取ることが有利な環境で選考を受けることにつながるといえるでしょう(選考対策ページより)。
SPIについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
・【SPI対策】SPIとは?例題31問付き!言語・非言語等の問題形式と出題内容を解説!
3. 面接:質問は、オーソドックスな内容+奇問
2020年卒の面接は7人1グループで30分のグループ面接が行われ、オーソドックスな質問と、数学的なクイズがミックスされて出題されたようです(選考対策ページより)。
選考はこの面接のみで行われることを鑑みても、インターンに参加するためには世界最高峰の金融機関で経験を積んできたプロに覚えてもらうことが必要です。
よって、選考で見られる3つのポイント(誠実さ、基本的能力、光るモノ)のうち、誠実さを備えた上で、基礎的能力や光るモノが他者とは違ってずば抜けていることを、短時間の面接で示す必要があります。
面接官の目に留まるためにも、挙手制の質問では、積極的に回答するようにしましょう。
以下、面接の質問例です。
【オーソドックスな質問】
・簡単な自己紹介
・志望理由
・自分を一言で表すなら
【数学的なクイズ】
・「2の16乗」は?
・「870の17%」は? ※出典:ゴールドマン・サックス|証券部門2020年卒の面接
数学的なクイズについては以下の書籍で対策ができます。
・外資系企業がほしがる脳ミソ―採用試験の定番! 問題解決力を試す60問
▼過去に配信した《面接対策ガイダンス @YouTube LIVE》を期間限定で公開中!
【全22卒就活生向け】『面接対策ガイダンス』−基礎から内定者の準備方法まで大解剖−
4. インターン:全てが選考! さまざまな選考チェックポイント
2020年卒のインターンは5日間にわたって行われ、主に以下の5つの内容が行われました。(選考対策ページより)
・社員による講義
・ワークショップ(投資ゲーム)
・グループワーク課題
・グループ面接/個人面接
・ランチ/ディナー、デスクローテーションでの社員との交流 ※出典:ゴールドマン・サックス|証券部門2020年卒のインターン
以下、インターン中に気をつけるべきポイントをお伝えします。
毎日送る感想メールも選考対象! 毎日気合を入れて送ろう
2020年卒のインターン参加者によると、インターン期間中は毎日、感想やその日の学びをメールで報告することが求められたそうです。そのメールはメンターのみならず採用チームも見るようなので、どんなに疲れていても必ず気合を入れて書くよう心掛けましょう(選考対策ページより)。
社員との交流機会は必ずアピールしよう、ランチやディナーでも気を抜くな
ランチやディナーに加え、学生がオフィスで働く社員のところへ行き交流を持つ「デスクローテーション」も設けられますが、それらの社員との交流機会もすべて選考だと思ってください。
内定者によると2020年卒のインターンでは、社員はデスクローテーションで回ってきた学生のうち、気になる学生の名前を控え採用担当に連絡するように求められていたそうです。またランチやディナーでは、自分の顔を社員に覚えてもらい、「一緒に働きたい」と思ってもらえるように振る舞ってください。
▼ゴールドマン・サックスの選考ステップをさらに詳しく知りたい方はこちら!
【選考ステップ一覧】各選考の詳細と解説
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ゴールドマン・サックスが参加予定のイベント一覧
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おわりに
インターンに参加し内定をもらうために、しっかりと対策を進めましょう。
具体的な選考の状況やインターンの様子を知りたい方は、内定者の生の声をまとめた選考対策ページもご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
【選考ステップ一覧】各選考の詳細と解説
【クチコミ】説明会/インターン/選考の評判
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