こんにちは、ワンキャリ編集部業界研究チームです。今回はバンク・オブ・アメリカ投資銀行部門/資本市場部門(以下IBD) サマーインターン選考のポイントをお伝えします。
参加のメリット:本選考に向けてメンターがつく
バンク・オブ・アメリカにインターンに参加すると、メンターがつきランチやディナーに連れて行ってもらえます。こうした非公式な場で志望動機や会社の話が聞けることは、情報の出回りにくい外銀の選考において重要な機会になります。ぜひ活用してください。
激務を明るく乗り切る文化
IBDは一般的に激務といわれていますが、バンク・オブ・アメリカも例外ではありません。こうした環境を明るく乗り切る文化を持つのがバンク・オブ・アメリカの企業文化です。こうした文化のためつらい選考においても明るく振る舞い、前進できる人を求めます。実際、若手同期同士で海外旅行に行く慣習がある(費用は上司持ち)など部門の仲間意識を育てようとする文化があります。
バンク・オブ・アメリカらしさ
バンク・オブ・アメリカでは上記に挙げたような企業文化にも表れているように、会社の文化に合う人材かどうか、を重視します。インターンに参加する、さらに本選考で内定をもらうために、社員さんに気に入ってもらい、自分を推してもらうことが重要です。
IBDとしての適性があるか
IBD部門に共通して見られる点は次の3点です。
チームワーク
一人で完結する仕事がなく、社内外のさまざまな関係者と仕事を進める必要があるIBDの業務には共通して求められる力です。インターンの選考ではグループディスカッション(GD)などの集団で取り組む課題は課されませんが、その分インターンではチームワークが重視されます。
やりきる力
膨大な業務をこなすことが求められるIBDの環境では、どのような環境でも諦めずにやりきる力が必須です。そのため過去の体験やインターンでの働きぶりを通じてやりきる力を評価します。自分は最後まで物事をやりきることができる人物だと、全選考フローを通じて示していきましょう。
ストレス耐性が高いか
上記でも触れたように膨大な業務が課され、ミスが許されない環境はストレスを伴う環境です。こうした状況でも仕事に取り組めるか、といった視点からも評価されています。実際に選考を突破した人から「体育会系的な要素も求められているように感じた」という声が挙がっているのは、こうした状況でうまくやりきる力を求めている表れでしょう。
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【合格の秘訣】企業概要・選考での評価ポイント
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面接は1回! 大人気企業のためエントリーシートで人数を絞る
それではバンク・オブ・アメリカの選考フローを見ていきましょう。
1. エントリーシート(ES)
2. Webテスト
3. 面接
4. インターン
各選考フローのポイント
続いて各選考フローでのポイントをご紹介します。
1. エントリーシート(ES):英語での記入が求められるが、十分に対策可能
エントリーシート(ES)は一部日本語と英語で記入を求められます。人気の高い企業のため、書きにくくすることで応募する人数を絞ろうとしています。同業他者と比較するとESでの倍率は高く、選考において最初の山場だと想定されます。一方で英語によるESはしっかりと対策をすることで十分に突破できます。英語のESに関する対策はこちらをご覧ください。
・英文レジュメ(ES)の書き方と例文:中学レベルの英語力でOK!
過去に出題されたESはこちらです。
・バンク・オブ・アメリカと応募部門への志望理由(日本語300/英語1000letters以内、日英両方書く)
・学業、ゼミやクラブ活動など経験に基づいて、個人またはチームによって成し遂げたこと、得たものなどのセールスポイント(日本語300/英語1000letters以内、日英両方書く)
・どのようなキャリアを描きたいか(日本語300)
※出典:バンク・オブ・アメリカ|投資銀行部門/資本市場部門2019年卒のエントリーシート
通過者の例はこちらからご覧ください。
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【ES・体験談】選考通過者の事例と対策法
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・【まとめ】エントリーシートの書き方:インターンでも使えるESの書き方を紹介!志望動機・頑張ったことの例も多数
2. Webテスト:玉手箱。不安な人はひととおり参考書を解いておこう
バンク・オブ・アメリカのWebテストでは玉手箱が出題されます。科目は言語・計数・性格の3つですが、玉手箱の対策をして挑めば特別難しいものではないでしょう。不安な方はこちらの記事をご覧ください。
・【就活スタート時必見】主要Webテスト9種類:問題形式の見分け方と対策本一覧
また、おすすめ問題集はこちらです。
・必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2020年度版】
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3. 面接:投資銀行への興味、やりきる力、バンク・オブ・アメリカらしさに答える準備を
2019年卒のバンク・オブ・アメリカのインターン選考では、グループディスカッション(GD)の後にグループ面接が行われます。
GDは社員2名と学生4名、グループ面接は社員2名と学生2名で行われ、質問は「志望理由」や「学生時代に力を入れたこと」などの一般的な質問に加えて、ドル円の相場観に関する質問などもされたようです。
この際に見られているポイントは
・投資銀行になぜ興味を持ったか
・IBDとして仕事をやりきることができるか
・バンク・オブ・アメリカらしい人物か
の3点です。
また、インターン参加者いわく「ESを見ながら質問していたので、書いた内容と話に齟齬(そご)が出ないように気をつけた。」とのことです(選考対策ページより)。
面接官はしっかりとESを読み込んで面接を行うので、深堀りに対応できるようにしておきましょう。質問自体は「学生時代に頑張ってきたこと」や「志望動機」、「周囲からどんな人だと言われるか」などオーソドックスな内容です。事前に対策がしやすい内容なので、ESはしっかりと見直し深堀りに耐えられるように入念に準備しましょう。
また上記にも触れた通り、バンク・オブ・アメリカは明るくハキハキした人材を好むため質問内容だけでなくどのように答えるか、などにも気をつけてください。
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4. インターン:M&Aの提案を行う、とことんやりきる4日間!
他の外銀と同様にインターンでは実際の企業を取り上げ、M&Aの提案を行います。昨年はソニーがクライアントとして想定されました(選考対策ページより)。インターン中は1チーム5名程度で、グループワークを行います。各チームに常に社員がいるため、全ての行動が評価されていると考えてください。見られているポイントは次の3点です。
最後までやりきる力
IBDのインターンでは4日間で膨大な量の課題が課されます。精神的、肉体的につらくても最後までやりきることができるかどうかは重要な選考のポイントです。最後のディナーが終わるまで、全力で取り組んでください。
チームワークができるか
チームで課題に取り組むため、チームワークができるかという観点は忘れないようにしてください。インターン参加者には「議論が白熱しすぎて、前に進まない状況に陥ることがないよう、前に進める議論をするよう心掛けた。また、相手の意見を尊重しつつも、自分の意見を積極的に主張した」と振り返る人もいます。議論を進めるために自分に何ができるか、という視点を持って行動してください。
バンク・オブ・アメリカらしさがあるか
上記でも触れたようにバンク・オブ・アメリカには困難を明るく乗り切る文化が存在します。このような困難への対処ができれば企業のカルチャーにマッチすることがアピールできます。実際に選考を突破した人の声には「講義やランチ、夜の食事会などでは大変にぎやかな雰囲気。芸をしたり、社員さんと爆笑したりするくらいのはっちゃけぶりであった」(選考対策ページより)とあるように、バンク・オブ・アメリカの文化をよく理解し、自分をアピールすることが重要です。
▼バンク・オブ・アメリカの選考ステップをさらに詳しく知りたい方はこちら!
【選考ステップ一覧】各選考の詳細と解説
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バンク・オブ・アメリカが参加予定のイベント一覧
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おわりに
いかがでしたか。皆様のインターン対策のお役に立てれば幸いです。
より細かい選考対策をしたい方は以下の選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
【選考ステップ一覧】各選考の詳細と解説
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