NTTグループ唯一の金融プロフェッショナル集団であるNTTファイナンス。NTTグループの一員である「高い信用力」と、合計900社以上、総資産約23兆円というグループの顧客基盤や決済・財務業務を一手に担う「スケールの大きい事業規模」を土台に、社会課題の解決やグローバル事業などの新たな成長分野に挑戦しています。
今回は、NTTファイナンスの総務人事部 人事部門で採用育成担当を務める岡田理沙さんと、財務事業本部 グループファイナンス部 資金調達部門にて業務推進担当を務める西森皐々乃さんに、同社での働き方や魅力について聞きました。
若手がどんどんと言える機会が用意されている
──金融面からNTTグループを支える存在ということで、まずはその醍醐味(だいごみ)について教えてください。
岡田:弊社は財務の領域ではNTTグループ各社の資金調達や会計決算を担っていることはもちろん、NTTグループ各社通信料金の請求回収も担っています。その額は億や兆と非常に大きな金額となります。その規模の大きさに加え、それを生かした新しいサービスを考えたり、NTTグループはもちろんのこと、NTTグループ外のお客さまに向けてもサービスを提供したりできることは、NTTファイナンス独自の醍醐味だと考えています。
──社会貢献性を実感することはありますか?
岡田:もちろんあります。例えば、請求書の電子化を支援するサービスがあるのですが、企業規模が大きくなればなるほど請求書の枚数も多くなるので、ペーパーレス化による業務効率化や環境配慮に大きく貢献できると言えます。
──事業としてのチャレンジ・挑戦についても教えてください。
岡田:NTTグループへの貢献という役割を果たすことだけではなく、当社独自の事業を通じて収益拡大を目指しています。そのためにも社員から新しいビジネス提案を受ける機会をしっかりと設けています。年齢制限は設けておりませんので、若手が挑戦できる環境を整備する上でも、力を入れています。
西森:普段の業務の中でも、例えば上司に意見を言ったらしっかりと耳を傾けてくれ、実際に動いてくれます。柔らかい雰囲気の方が多い職場なので、言いやすい雰囲気があると日々感じています。
NTTグループならではの規模・影響範囲の大きさが魅力
──NTTファイナンスの「決算・事務処理業務」の中で、実感するやりがいを教えてください。
西森:入社後、最初に配属された財務事業本部の中でもアカウンティング部 財務会計部門 資産管理担当では、固定資産に関わる業務をやっていました。実際に自分が作り出した数値が、決算発表でNTTの社長から報告されるという、その規模、影響範囲の大きさにやりがいを感じましたね。1年目は先輩社員と一緒にやっていきましたが、2年目からは一人でやっていくので、そういったところもやりがいにつながっていると思います。
──大変だったことはいかがでしょうか?
西森:決算期の2週間ほどは特に、作業量が多く何かと課題も出てくるので大変です。でも、周りで相談に乗ってくれ、一緒に悩んで解決策を考えてくれる人も多いので、なんとか頑張れています。
──NTTファイナンスにおける業務の幅広さや種類についても教えてください。
岡田:事業領域としては財務と決済に大きく分かれており、財務では「グループファイナンス」と「アカウンティング」、決済では「ビリング」と「クレジットカード」が、それぞれ軸となる事業です。
グループファイナンスでは、日本最高クラスの「格付け」を強みに、グループのあらゆる資金調達を担当しています。その調達規模は約7兆円にも上ります。アカウンティングでは、NTTグループを中心とした会計決算を担う経理業務マネジメントサービスを展開しています。
ビリングでは、基盤業務である「ベースロード(料金請求・回収業務)」や、基盤業務を発展させた成長ビジネスとして、法人への決済ソリューションのご提供などを行っています。そして最後のクレジットカードでは、イシュイング事業(カード発行事業)はもちろん、当社独自の機能としてアクワイアリング事業(加盟店事業)、プロセシング事業(決済代行事業)などを展開しています。
──本当に幅広いですね!
岡田:事業領域はもちろん、一事業部の中でもたくさんの担当があるので、かなり幅広いと思います。
──ちなみに、異動はどうやって決まるのでしょうか?
西森:人事との面談を通じて、自身が考えるキャリアの方向性を擦り合わせた上で決めていきます。私の場合、最初は固定資産で次は資金調達という流れなので、今後はまた違った税の分野や事業計画分野にも携わって、自分が向いている仕事を模索しながら専門分野を見つけていきたいと考えています。
NTTグループならではの「働きやすさ」とは?
──NTTグループと聞くと、年功序列のイメージを持たれる方もいるのではないかと思いますが、そのあたりのリアルはいかがですか?
西森:4年ほど在籍していますが、あまり感じませんね。1年目のときは先輩社員のサポートが必要でしたが、2年目以降は周りの先輩方と変わらない業務を一緒にやっています。
岡田:「1年目だからこれをやって」などの雑用係というイメージではなく、「他の社員がやっている業務を自分も早く覚えていこう」という気持ちで仕事をしてきました。私自身、入社前までは年功序列のイメージもあったのですが、7年間在籍していてあまり感じることがありません。もちろん、全ての責任を押し付けられるというものでもなく、チームで働いていく環境なので、伸び伸びと働けています。
──ファイナンスということで専門性も求められると思いますが、その辺のキャッチアップはどうされているのでしょうか?
西森:おっしゃる通り、最初は分からない単語がいっぱい出てくるので、とにかく先輩に聞いて学んでいきました。あとは、資格を通じてのキャッチアップも進めていきました。
岡田:会社として必要な資格についても、しっかりと補助制度などでサポートしています。専門知識については、私もそうでしたが、他の社員も含め最初はみんな知らないところからのスタートです。「入って一緒に学んでいこう」という雰囲気で、フォローしてくれる先輩がたくさんいますので、あまり心配はいらないかなと思います。
──就活生の方から「会社は安定している?」という質問が多く寄せられていますが、いかがでしょうか?
西森:NTTというバックボーンが大きいので、安定しています。ライフイベント支援やカフェテリアプランなど、さまざまな制度を利用できます。非常に働きやすいと思います。
──最後に、学生の皆さまへのメッセージをお願いします。
岡田:ただいまオンラインイベントで、夏に「1dayファイナンス企業理解セミナー」を、冬に「1dayファイナンス業務理解セミナー」を、それぞれ予定しています。
また、オンラインと対面のハイブリッド型でのインターンシップもご用意しています。こちらはビリング事業本部で法人営業をしている部署で、実際の業務に同行していただくという、学生時代にはなかなか体験できない内容などが用意されています。ぜひご参加いただければと思います!
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【ライター:長岡武司/編集:吉川翔大】