京都には伝統ある企業やスタートアップなど、さまざまな魅力ある企業があります。
そんな京都企業の「若手社員インタビュー」を特集。今回は、「株式会社洛北義肢」で働く平賀 段矢さんにお話を聞きました。
Q1:どのような学生時代を過ごされましたか、またご自身の就職活動について教えてください。
学生時代、私は整形靴製作の技術を学んでいました。整形靴とは、足の疾患や障害がある人々のために特別に設計されたオーダーメイドの靴です。当初は、「速さ」を優先した靴作りに励んでいましたが、左右で脚の長さが異なる方のための靴を製作する実習を通じ、「見た目の違いをどう目立たなくするか」について深く考えるようになりました。その結果、作った靴が大変喜ばれ、今でもその方から感謝の年賀状をいただいています。この経験から、自分のアイデアと技術が融合し、美しく機能的な靴を作る喜びを知りました。
就職活動では、靴の業界を広く知りたいと思い、義肢装具の会社やファッション靴メーカーを見学しました。楽しく働けるかどうかをイメージしながら、仕事内容や人事担当者の対応、オフィスの環境を観察しました。最終的に、臨床実習でお世話になった洛北義肢が、私の技術を生かし、さらに磨きをかけることができる環境だと感じ、ここに入社を決めました。
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(Photo:anggaradzgn/Shutterstock.com)