こんにちは、ワンキャリア編集部です。
最終面接まで進んだ学生のみなさんの中には、「もう逆質問が思いつかない」や「逆質問で他の学生と差をつけたい」と思っている方がいるのではないでしょうか?本記事では、最終面接の逆質問で使える質問例や、他の学生と差をつけるテクニック、避けるべき質問などをご紹介しますので、ぜひご参考ください。
<目次>
●最終面接と1次面接・2次面接との違い
●最終面接の面接官は社長や役員
●最終面接では入社後のキャリアや入社意欲の高さが問われる
●最終面接で企業が逆質問を行う理由
・学生の疑問や不安を解消したいため
・入社意欲や熱意を確認したいため
・経営方針を理解できているか確認したいため
●逆質問で差別化するための4つのポイントと先輩の体験談
・(1)入社後の活躍をイメージさせる
・(2)面接官の役職(社長・役員)に合わせた質問をする
・(3)逆質問の回答からさらに深掘りする質問をする
・(4)業界や企業の経営方針の理解度を示す
●最終面接前に必要な準備
・質問は5個以上準備する
・質問を通してアピールしたいことを決める
・面接官のブログをチェックする
●最終面接の場で使えるテクニック
・自分の考えを述べながら質問をする
・「御社に入社したら」で始まる質問をする
●最終面接で使える逆質問一覧【厳選20例】
・経営方針に関する逆質問
・企業のビジョン・将来展望に関する質問
・面接官の考え方に関する逆質問
・自己成長につながる逆質問
●評価が下がるNG逆質問例|5選
・「特にありません」と回答する
・同業他社を話題にした質問
・企業のサイトを見ればわかる質問
・「はい」「いいえ」で答えられる質問
・給与・福利厚生・休暇制度に関する質問
●面接における逆質問まとめ
最終面接と1次面接・2次面接との違い
最終面接の逆質問を考える前に、まずは最終面接と1次面接・2次面接との違いを押さえておきましょう。
最終面接はそれ以前の面接と大きく異なる点が2つあります。
ここでは、その2点について詳しく説明していきます。
最終面接の面接官は社長や役員
1次面接・2次面接では、面接官は採用担当者や募集職種で実際に働いている方、または採用部署のマネジャーであることが多いです。
しかし、最終面接の面接官は社長や役員、人事の責任者など経営を担う役職です。
したがって、学生を見ている観点が異なります。
そして、逆質問においても経営陣の意見や考えを聞けるため、学生にとっても貴重な時間であるといえるでしょう。
最終面接では入社後のキャリアや入社意欲の高さが問われる
1次面接・2次面接では、個々のスキルや経験から会社で実際に働ける能力があるかを重点的に評価されます。
そのため、実務に関する逆質問をすることで、企業への理解を深めつつ基礎能力をアピールできます。
対して、最終面接では企業の方針に合っているか、将来的に会社で活躍できる人間であるかを評価されるのです。
これを踏まえて、最終面接の逆質問では、企業への熱意や事業内容への関心の高さをアピールできるといいでしょう。
また、その他の学生を見る観点や質問の傾向に関する相違点を表にまとめましたので、ご参考ください。
最終面接で企業が逆質問を行う理由
最終面接に限らず、多くの面接で逆質問が行われてきたのではないでしょうか。
今までは、企業の雰囲気や情報を聞くためにさまざま逆質問をしてきたかもしれませんが、最終面接では逆質問の重要度が上がるといわれています。
そのため、まずは企業がなぜ逆質問をするのか、理由を知った上で逆質問を考えていくことが重要です。
ここでは、企業が逆質問をする理由を3つ解説します。
学生の疑問や不安を解消したいため
入社するにあたって、学生が不安に思っていることや疑問に思っていることを解消することで、さらに自社の魅力を伝えたいというのが逆質問をする理由の1つです。
最終面接では経営陣の社員が面接官になることが多いため、今までの面接官と違った視点で回答できる場合があります。そのため、企業で働く複数の社員の意見を通じて学生のさまざまな不安・疑問を解消したいという狙いもあります。
しかし、企業の公式サイトを見ればわかるような基礎情報に関する質問をしてしまうと、企業研究が不十分であるというマイナスの印象を持たれてしまうため、質問の選定には注意しましょう。
入社意欲や熱意を確認したいため
前述したように、最終面接は、学生が将来的に会社で活躍できるかどうかを見極めることに重点が置かれています。そのため、最も重要視される「企業への熱意」や「事業内容への関心の高さ」について逆質問でも問われているという認識を持って質問を考えましょう。
内定を出したあと辞退せずに会社に来てくれそうな、企業に対する熱意のある学生かどうかを見極めるにあたって、逆質問の場は他の学生と差をつけやすいため、逆質問の場で他の学生よりも熱意を伝えられるような質問を用意していくと最終面接を突破する確率が格段に上がるといえます。
経営方針を理解できているか確認したいため
最終面接では、面接官が社長や役員といった経営層であることが多く、経営方針への理解が十分にあるかという点で企業とのマッチ度を測っています。最終面接以前の面接では、基礎能力などがメインに審査されてきましたが、最終面接では将来的に長く活躍できる人間かどうかという会社の方針とのマッチ度が重要視されます。
経営方針を理解しているかというのは基礎的な部分であり、最終面接の場では評価対象にならないと勘違いしがちですが、企業も内定を出した上で内定辞退されることは避けたいため、さらに重要視されます。最終面接の場で理解不足と判断されないためにも、十分な下調べを行いましょう。
▼逆質問について詳しく知りたい方はこちら ・【面接の逆質問】厳選32例|質問の終わり方と業界・面接官別の鋭い質問 ・1次面接の逆質問【厳選18例】高評価を得るコツと他面接との違い ・2次面接の逆質問例【40選】高評価を得るにはいくつ必要?NG例も解説 ・社長面接【逆質問例40選】内定者の好事例からNG例まで解説
逆質問で差別化するための4つのポイントと先輩の体験談
ここからは、最終面接において、他の学生と差別化して好印象を残せる逆質問のポイントを4つご紹介します。
(1)入社後の活躍をイメージさせる
入社後に活躍する姿を想像できるような逆質問は、面接官の印象にも強く残るため効果的です。
面接官に入社後の活躍をイメージさせるためには、まずは入社後の自分をイメージし、やりたいことや頑張れることを考え質問につなげます。
具体的にイメージすることで質問の精度も上がり、入社後の活躍が見えることで熱意も伝わるため、既に入社する心構えができているという印象を与えられます。
実際に最終面接を受けた方の体験談でも、入社後の活躍をイメージさせる逆質問をされていることがわかります。
なぜこのビジネスをやりたいのか、なぜギークスで働きたいのかを、自分の実体験を交えて簡潔に話すことを意識した。また、堅くなりすぎないようにするということや、素直にありのまま返答するように意識した。逆質問の機会もあったため、自分がここで働くことを想定した上での質問を用意した。
※出典:ギークス|総合職2024年卒本選考の社長面接
(2)面接官の役職(社長・役員)に合わせた質問をする
最終面接の面接官は社長や役員、人事の責任者などの経営層であることが多いため、1次・2次面接の面接官である採用担当者に質問するときとは聞くべき内容が異なります。
最終面接では経営層の社員に合わせた質問を考えましょう。
具体的には、「面接官の考え方や経験を問う質問」や「会社の経営方針や今後の展望に関する質問」などが挙げられます。
面接官が熱意を持って答えられる質問をすることで、面接官の印象に残りやすいだけではなく、面接官が伝えたい思いについても聞けるかもしれません。
また、企業に関する経営方針などを聞けるのは学生にとっても貴重な機会であるため、ぜひ質問してみましょう。
実際に社長との最終面接に関する体験談を見ても、社長という役職に合わせた逆質問をしているようです。
就活体験談から、自身の強みやキャリアパスについて聞かれることは予想していたため、強みをどのようにキャップジェミニに生かせて、どのようなキャリアを歩んでいきたいかを論理的に話せるように心がけた。また、逆質問では、社長にしか聞けない質問を練りに練って面接に臨んだ。
※出典:キャップジェミニ|ビジネスコンサルタント2021年卒本選考の最終面接(社長面接)
(3)逆質問の回答からさらに深掘りする質問をする
面接官は逆質問を通して、学生の「思考力」を見ていることが多いです。事前に考えてきたことを質問するだけの学生に比べ、質問への回答に合わせて新たに質問を展開できる学生の方が、思考力があるという好印象を与えられます。
他の学生と差別化するために、逆質問に対する面接官の回答を事前にいくつか想定しておき、さらに深掘りできる質問を用意しておくのがおすすめです。
また、面接練習などを通して回答に合わせてその場で新たに質問を展開する練習をしておくと、本番の面接でも思考力の高さを伝えられるでしょう。
(4)業界や企業の経営方針の理解度を示す
説明会や企業のサイトなどから企業の下調べを行うことは、面接を受けるにあたって最低限求められます。
下調べを生かして経営方針に関する質問をすることで、企業への理解度や熱意が伝わり、面接官に好印象を与えられます。
最終面接では面接官が経営層であることが多いため、経営に関する質問は最適であり、面接官に強い印象を残せるでしょう。
しかし、逆質問で経営方針に関する質問をするということは、下調べが不十分だった場合、逆に準備不足という印象を与えてしまう可能性があります。
質問を通して他の学生と差をつけられるよう、入念に下調べを行いましょう。
実際に、最終面接という場で業界や企業の経営方針の理解度を示すことの重要性を実感した先輩方の体験談をご紹介します。
最終面接ということで非常に緊張していましたが、明るい雰囲気でこちらの話を丁寧に聞いてくださり、本当に楽しい面接でした。結果的には落選しましたが、その大きな理由は川崎重工などの競合他社との比較を十分に行えなかったことだと思います。
※出典:三菱重工|事務系2023年卒本選考の最終面接
DNPさんとの比較について聞かれなかったため、逆質問でそこを聞き、企業分析度合いをアピールした。ただ、中期経営計画について、IR(投資家向け情報提供)を見落としていたため答えられず、そこが痛恨のミスとなった。
※出典:TOPPAN|営業・事務系2023年卒本選考の最終面接
▼企業研究のやり方を詳しく知りたい方はこちら ・企業研究のやり方を解説!企業研究ノートの作成方法や項目を紹介
最終面接前に必要な準備
最終面接に臨むにあたって、必要な準備について解説します。
「質問は何個用意すればいいの?」といったよくある質問に関しても、体験談とともに詳しくご紹介するので、ぜひご参考ください。
質問は5個以上準備する
最終面接に限らず、逆質問は5個以上用意しておくのがベストです。しかし、最終面接は、学生の質問に答えられる最後の機会でもあるため、逆質問の時間が比較的長く設けられる傾向にあります。そのため、質問に対する回答からさらに深掘りする質問を多く考えておくといいでしょう。
また、同じようなジャンルの質問を5個用意してしまうと、しつこいといったマイナスの印象を与えてしまう可能性があるため、できるだけジャンルの違う質問を用意しておきましょう。
1次面接や2次面接で質問に対する回答が比較的短かった場合などは、時間が余ってしまうことを見越してそれ以上の質問を用意するのもおすすめです。
ここで、逆質問の個数とその目的に関する体験談をご紹介します。
最後の面接なので、志望度の高さを伝えようと逆質問をたくさんした。日本のために日本企業で頑張りたいと伝えて、そのために現在はIT資格の勉強をして、経営学も学んでいるとお伝えすると好感触をいただけた。楽しい面接だった。
※出典:富士通|Openコース2024年卒本選考の最終面接
質問を通してアピールしたいことを決める
まずは、逆質問をする目的と、質問を通してアピールしたいことの2点を明確に決めましょう。
逆質問では企業への熱意や関心の高さ、自分の能力の高さを自由にアピールできます。企業について知りたいことや疑問を解消するための質問も重要ですが、それだけではなく、自分をアピールできる質問を用意すると、逆質問を通して面接官に好印象を与えられるでしょう。
面接で伝えきれなかった自分の良さをアピールできる最後のチャンスでもあるため、アピールできる質問をすると尚いいでしょう。
面接官のブログをチェックする
面接官は経営層であることが多いため、企業のサイトなどから経歴やメッセージなどをチェックできる可能性が高いです。
そこで、面接官のブログなどから経歴や考え方、今後の方針をチェックしておくことで、面接官に合わせた逆質問を用意できます。
面接官に合わせた質問をすることで、面接官の興味を引くだけでなく、事前準備から熱意を伝えられるためおすすめです。
面接官が事前に教えられていない場合は、ONE CAREERにある体験談から面接官の役職を事前にチェックしてみてください。
最終面接の場で使えるテクニック
逆質問の考え方について、理解を深められたのではないでしょうか。
さらにここでは、最終面接で逆質問をする際に好印象を与えられるテクニックについてご紹介します。
自分の考えを述べながら質問をする
自分の意見を述べた上で質問をすることで、「自分の意見を持っている人・意見をはっきり言える人」や「思考性の高い人」といったプラスの印象を与えられます。またビジネスの場面でも、相手との会話の中で齟齬(そご)が生まれないよう、どういう前提で質問しているのかという部分をしっかりと伝えた上で会話ができる人は高く評価されます。
また、逆に面接官側から「どう考えますか?」と質問をされた場合も、自分の考えをしっかり述べられるため、一度自分なりの考えも用意するようにしましょう。
「御社に入社したら」で始まる質問をする
「御社に入社したら」で始まる質問は、面接官に実際に働いている姿をイメージさせられるため熱意を伝えるという点でも効果的です。
例えば、学生時代に身につけたスキルや経験をどう生かせるかといった質問や、入社するために必要なことは何かなどの質問を用意するといいでしょう。
最終面接で使える逆質問一覧【厳選20例】
ここからは、最終面接の逆質問で使える質問をジャンルを分けて一覧でご紹介します。
以下の例を参考に異なるジャンルで5個以上質問を考えてみてください。
経営方針に関する逆質問
1. 御社の企業理念はどのような場面で発揮されていると感じますか?
2. 御社が設立から今まで急成長を遂げた1番の要因はなんだとお考えですか?
3. 御社では新規事業だけでなくM&Aも活発ですが、M&Aが多い理由を教えていただけますでしょうか?
4. 御社で働く上で経営戦略をどのように意識するのでしょうか?
5. 新卒採用は今年から始まったとお聞きしたのですが、新卒入社の社員にはどのような活躍を期待されていますか?
企業のビジョン・将来展望に関する質問
1. 現在は◯◯事業に力を入れているとお伺いしましたが、今後注力する予定の事業・サービスはありますか?
2. 今後の事業展開に関して何か変化はありますか?
3. 御社は10年後どのようになっていると思いますか?
4. 御社が海外進出すると伺いましたが、どのような国への進出を検討されているのか差し支えなければ教えていただきたいです。
5. 競合の◯◯に勝つためには、どんな施策が必要と考えていますか?
面接官の考え方に関する逆質問
1. 仕事をする上での信念があれば教えてください。
2. 御社が求める人物像のうち、最も重視されていることはどれですか?
3. 目標とされている経営者などはいらっしゃいますか?
4. 経営層になってから考え方が変わったことなどはありますか?
5. (面接官)にとって会社はどのような存在ですか?
自己成長につながる逆質問
1. どのような社員が御社で活躍されていますか?
2. 御社に入社したら、◯◯にも挑戦したいと考えておりますが、成果次第で挑戦できますか?
3. 私自身も経営者に近い立場で活躍したいと考えているのですが、社長になるために必要なスキルはなんだと思いますか?
4. 御社の強みである◯◯を継続するために、何を意識して業務に取り組むべきだと考えますか?
5. 御社の業界や市場の変化に対応するために、どのように自己成長を促進することが重要だと考えますか?
評価が下がるNG逆質問例|5選
逆質問の中には、評価が下がってしまう質問もいくつかあります。
ここからは、評価が下がってしまうNG例を理由とともに詳しく解説します。
「特にありません」と回答する
前述したように、最終面接では入社意欲や将来的に会社で活躍できる人間かどうかという2点を重点的に見極める目的があります。
質問しないということは、企業への熱意や事業内容への関心がないということだと判断され、他に入社したい会社があるのではないかという誤解を与える可能性もあります。また、アピールの場でもある逆質問の時間に質問をしないということは、入社する気がないと思われてもおかしくはありません。
そのため、「特にありません」と答えるのは絶対にやめましょう。
同業他社を話題にした質問
同業他社を話題にした質問がNGである理由は、質問の難易度が高く、面接官を不快にする可能性が高いからです。
面接官である経営層は、同業他社を日頃から分析して経営を行っているため、知識が不十分のまま質問をしてしまうと逆に質問を返され答えられなくなってしまう可能性があります。
また、競合他社と比べる質問において弱みの部分を指摘する質問を行うと面接官に不快感を与えてしまう可能性もあります。
十分な下調べを行い自分の考えを述べられれば逆に好印象になることもありますが、リスクが高いため避けるのが無難です。
<NG例>
「◯◯社(競合他社)と比較した場合、◯◯という点が弱みであると思いますが、その点に関してどうお考えですか?」
企業のサイトを見ればわかる質問
企業の強みや主力商品は、説明会に参加して企業のサイトを見ていれば知っていて当然の情報です。
企業理解の低さや下調べの甘さを露呈してしまう質問であるため、逆質問の場で質問するのはやめましょう。
しかし、最終面接は面接官が経営層であるため、企業に関して新たな視点の考えを聞ける可能性もあります。
経営層の意見を聞きたいという意図がある場合は、以下のように質問を工夫してみてください。
<NG例>
「御社の強みはなんですか?」
<OK例>
「御社の強みは◯◯とお伺いしましたが、その強みを作るためにどのような経営をしてきたのか詳しく伺いたいです」
または
「御社の強みは◯◯とお伺いしましたが、その強みを生かして今後伸ばしていこうと考えている事業はありますか?」
「はい」「いいえ」で答えられる質問
「はい」「いいえ」などの2〜3択で答えられ、すぐに終わってしまう質問のことを「クローズドクエスチョン」と言います。このような質問をしてしまうと話が展開できず、企業への熱意などを十分に伝えられません。
また、質問をした意図がはっきりしている場合は、「私は◯◯と考えていますが、」といったように質問した意図や自分の意見を盛り込んで質問すると、面接官も回答しやすく自分のアピールにもつなげられるでしょう。
まずはオープンクエスチョンになるように質問の仕方を工夫してみましょう。
<NG例>
「入社後2年以内に職種移動することはありますか?」
<OK例>
「入社後に社内でジョブチェンジされた方は、どのようなキャリアを歩まれていますか?」
または
「私は幅広く職種を経験したいと考えているのですが、入社後に社内でジョブチェンジされた方はどのようなキャリアを歩まれていますか?」
給与・福利厚生・休暇制度に関する質問
給与や福利厚生、休暇制度に関する質問は最終面接の逆質問の場で聞くにはふさわしくありません。
なぜなら、説明会に参加して企業のサイトを見ていれば知っていて当然の情報であるためです。説明会や企業のサイトに記載されていなかった場合も、最終面接の面接官である社長や役員に聞くべき質問ではないため、1次面接・2次面接の逆質問の場で消化しておきましょう。
それでも事前に聞けなかった場合は、内定後に質問することもできるため、最終面接の場では避けましょう。
<NG例>
「◯◯職の1日のスケジュールを教えてください」
「福利厚生はどのようなものがありますか?」
有給休暇や給与、残業時間などの本当に逆質問したい「ぶっちゃけトーク」はOB・OG訪問で質問しましょう。
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面接における逆質問まとめ
今回は、最終面接の逆質問を考えるにあたって押さえておくべきポイントや伝え方のテクニック、実際の質問例とNG例を多数ご紹介しました。
最終面接では、面接官が社長や役員であることから、経営層にしか聞けない質問を意識して準備するといいでしょう。
ご紹介した質問例をもとに逆質問のシナリオを考え、企業への熱意や関心の高さだけでなく自身の能力もアピールできると他の学生と大きく差をつけられるはずです。
最終面接の面接だけでなく、逆質問を通して面接官に好印象を残して内定を勝ち取りましょう。
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