アイエスエフネットは、エンジニアリングサービスやシステム構築、システム運用・保守、クラウドソリューションなど、ITインフラの導入からサポートまで一貫で行える強みを持つIT企業です。
同社では「この人と一緒に働きたいという人だけがいる会社」を目指し、ISC(ISF NET Standard Concept)という、風通しの良い環境を社内につくり、過ちは素直に改め、皆で話し合いながらチームを良くしていこうという環境づくりを行っています。「『人間関係』に力を入れる」と掲げる同社の魅力を、新卒採用を担当している飯島桜美さんと松浦弘征さんに伺いました。
入社1年目で入社式の司会。成長や挑戦を応援する環境
──まずは、「IT企業の中でも、何の事業を強みにしているか?」という点を聞かせてください。
松浦:弊社はITインフラ専業の企業で、さまざまなサービスを提供しています。具体的な強みとして、インフラ全般に対応し、ネットワークやサーバーの設計・構築・運用・保守、クラウドサービスを活用したコンサルティングやシステム企画を担っています。
最近では、個人情報漏えいのセキュリティ対策など事業の幅を広げ、顧客の要望に合わせたITインフラの課題を解決できるよう、トータルサポートをしています。
飯島:ITインフラ事業に関して、保守・運用から設計・構築まで一貫して行えるところが弊社の強みですね。
──2人がBtoB企業であるアイエスエフネットに出会ったきっかけも教えてください。
飯島:私は法学部出身の文系で、はじめは金融業界や不動産業界をメインとした就職活動を行っていました。ただ、当時はコロナ禍で、連日、企業の倒産を伝えるニュースを目にするうちに、企業の安定性や将来性に関心を持つようになり、IT業界にも興味が出てきました。
会社選びの軸は、学生時代にコールセンターのアルバイトをした経験がベースとなっています。コールセンターの業務は大変ではあったものの、共に働く社員は優しい方々ばかりで3年間続けられました。弊社も、説明会を通して「『人間関係』に力を入れている」と知ったことで、より興味を持つようになりました。
松浦:私も良い人間関係を構築するための制度や社員の人間性を大切にする点はもちろん、社員一人一人の成長や挑戦を応援する環境にも魅力を感じました。
実際に私は入社1年目から新卒採用の担当をしていますが、現実的に入社1年目の社員に新卒採用を任せる企業は多くはないはずです。入社1年目から得難い経験を積めている実感があるため、就活時に魅力的に聞こえた、社員の挑戦できる環境づくりを積極的に行うという点は、入社後もギャップを感じていません。
飯島:若手でも仕事を任せてもらえると、実感していますね。私は入社以来、新卒採用を担当して、さまざまな経験をしてきました。1年目から内定式や入社式という大きな式典の司会を任せてもらえたこともあり、自分への期待もひしひしと感じられました。
もちろんプレッシャーもありましたが、大きなイベントが滞りなく終えられたときに感じる達成感は、仕事のやりがいにもつながっているといえます。
未経験でも一人前のエンジニアに成長できる理由
──若手が活躍できる点は魅力的ですね。「IT未経験でも、本当にエンジニアを目指せるの?」という点も教えてください。
飯島:IT業界やエンジニアという言葉を聞くと、文系であれば「難しそう」「とっつきにくそう」とイメージしがちだと思います。ただ、弊社は未経験者のエンジニア育成に力を入れています。
弊社は創業24年目の企業であり、設立以来蓄積されたエンジニア育成のノウハウをはじめ、研修制度や教育環境を活用することで、未経験でもゼロから一人前のエンジニアを目指せます。
実は私自身もエンジニア志望として最終面接を通過し、内定通知書にも「エンジニア職」と記載されていました。現在の採用担当になった理由は、就職面接時の担当者から「採用担当をしてみないか」と声をかけられたことで、さまざまな選択肢が広がっているともいえます。
松浦:私も文系出身のエンジニア志望で、同じように採用担当として声をかけられましたね。
とはいえ、当初エンジニアを志望していたのは、未経験でも一人前のエンジニアに成長できる制度が充実していると思ったからです。弊社は、時間や場所を問わずに動画学習ができる学習支援ツールがあり、300本以上のコンテンツからITの基礎やビジネスマナー、ネットワーク、サーバー、クラウドセキュリティについて学べます。
また、大手6社の仮想検証環境を自宅から使えるマルチクラウド検証環境の導入や弊社認定資格合格時に受験料を全額負担してくれる資格取得支援制度もあり、エンジニアのための整ったサポート体制は魅力的に映りました。
──未経験から一人前のエンジニアになるまで、どのくらいの期間がかかるのでしょうか。
松浦:人にもよりますが、入社して数年は初級エンジニアとしてシステムの保守・運用やヘルプデスクといった業務を経験し、まずはITのスキルや経験を身につけてもらう期間になります。
その後は中級エンジニアとしてシステム設計や構築のフェーズに携わり、受注先チームの管理やサポートといったマネジメントなども学んでいけます。本人の希望も考慮しながらさまざまなスキルや経験を身につけてもらい、最終的に8年から12年ほどかけて、プロジェクト管理やITコンサルティングなどで活躍する上級エンジニアに成長していきます。
飯島:3年目の私の同期でいえば、文系の未経験エンジニアとして入社し、さまざまな資格取得を評価されて、現在はチームリーダーを任せられているケースもあります。
残業時間を他社の半分以下にできる秘訣(ひけつ)
──「『人間関係』に力を入れる」という点について、詳しく聞かせてください。
飯島:弊社はできる限り社員に長く働いてもらいたいという思いから、ISCに代表されるように、社内の人間関係を良好に保つ制度や組織づくりに力を入れています。
私自身、就職活動時の弊社の第一印象は「『人間関係』に力を入れている」というイメージで、その点については、入社前後ではまったくギャップは感じなかったほどです。
入社当初は在宅勤務が多く、最初はコミュニケーションを取れるか不安はありましたが、Slackの活用や定期的な会議の開催もあり、特に支障はありませんでした。1年目は業務で分からないことも多かったものの、先輩社員に質問した際も優しく丁寧に教えてもらえ、入社前の印象は間違っていなかったと実感しました。
松浦:サポート体制は非常に充実していますね。窓口一つとっても、女性の方や外国籍の方向けに加えて、社長に直接声が届く窓口も設けられています。
定期的にISCに関するアンケートも全社メールで届くなど、悩みを打ち明けやすい体制は整っているといえます。
また、部門長と一対一で話す1on1、新卒社員であれば年次の近い社員と気軽に相談やコミュニケーションが取れるメンター制度も導入しています。
人間関係に悩まないようにさまざまなサポート体制が充実しているのは、入社してから感じた魅力ともいえますね。
──次に、「残業時間が他のIT企業の半分以下」と伺ったのですが、こちらは事実なのでしょうか。
飯島:こちらも、ズバリ本当のことです。
繁忙期があるエンジニアは時期によって若干の変動があるものの、IT業界の情報系企業で約19時間程度とされている月平均残業時間も、弊社は月7.3時間程度となっています。
他社の半分以下の残業時間が実現できている理由として、社員一人一人の労働環境をチェックする残業対策チームの存在があり、残業時間が多くなっていると勧告が届くなど、環境の改善を促す仕組みが設けられています。
松浦:もう一つ、弊社では業務時間中は業務に集中することが徹底されている点も大きいといえそうです。業務時間中は業務に集中してやり切り、それ以外はプライベートの時間として確保するなど、しっかりメリハリをつけていますね。
──それでは、最後に「入社後のキャリアの可能性」について聞かせてください。
飯島:未経験でもIT関連のスキルや経験を積む研修や教育が充実しているため、さまざまなキャリアパスがあります。ITコンサルタントや技術者として専門性の高いスキルを持ったスペシャリスト、マネジメント職のほか、最近のIT業界でキーワードになっているクラウドエンジニアを目指すこともできます。
やりたいことは変わっていく可能性もあり、弊社にはジョブローテーション制度(CDP制度)などもございます。ご自身にあったキャリアパスをぜひ弊社で見つけてもらえればうれしいです。
──入社してほしい人物像はありますか。
飯島:人間関係を大切にしているため、素直で気遣いができるなど、思いやりの気持ちを持っている方と一緒に働きたいですね。
資格取得が重要になってくるエンジニアであれば、コツコツと勤勉に自己研鑽(けんさん)できる人材が求められていると思います。
松浦:入社から2年間にわたって多くの学生との面談を重ねていますが、やはり熱意がある人材には心が動かされます。顧客先に常駐する業務をはじめ、多くの方々との関わりがあることから、明るく笑顔であいさつができ、積極的にコミュニケーションを取れる人材と働ければうれしいですね。
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【ライター:小谷紘友/編集:萩原遥】