<東京大学 Fさん(理系/男性)>
内定先
PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー、野村総合研究所
就活サマリー
【就活の進め方・軸は?】
人材系の会社で長期インターン。業務の中で、行動と成果の重要性を学ぶ
【内定獲得の秘訣は?】
面接で一本筋を通すようにしたこと。面接で伝わりやすさを意識したこと
【大学特有の就活事情は?】
優秀で頭のいい学生というイメージを活用する
#どんな就活?
#東大 #理系 #外資系 #日系 #コンサル
名だたる外資系・日系の超人気企業。その内定者は、どのような一年を過ごし、どんな企業を受けていたのでしょうか?
ワンキャリ編集部では「トップ内定者」にインタビューを行い、彼らの就活スタイルを徹底調査しました。彼らの内定の秘訣や就活スケジュール、大学ならではの特徴に至るまで、余すことなくお届けします。【大学別トップ就活生レポート2019】
【目次】
・就活の進め方・軸は?
・受けた企業一覧
・内定獲得の秘訣は?
・就活スタイルまとめ
・大学特有の就活事情は?
・一年間の就活年表
就活の進め方・軸は?
就活の中で、最も重視した要素(軸)を教えてください
「得ることのできるスキル・経験」です。これからの時代は、自分のスキル・経験の有無が安定につながると考え、できる限り汎用的なスキルを身につけたかったからです。
就活を振り返り、あの時これをやって良かったと思うことを教えてください
人材系の会社で長期インターンをしたことです。修士1年の6月から翌年の2月まで人材系のベンチャーで長期インターンを行いました。週2〜3回の勤務で、人材紹介事業の企業向け新規営業を行っていました。長期インターンで実際の業務を行っていく中で、行動と成果の重要性を学ぶことができました。具体的には、何か結果を出すためには、まず始めてみてから改善していくこと。また、成果から逆算して自分のやるべきことを考えていくことが重要だということを、身をもって体感できました。就活中にも、面接やWEBテストをより好みせず受けることで、対策本や参考書を使うよりかなり効率よく対策できたと感じています。
就活を振り返り、あの時これをやっておけば良かったと思うことを教えてください
ジョブの対策を行うことです。面接やESなどの選考対策はかなりやっていましたが、もう少し周りの就活仲間や選抜コミュニティなどに積極的に関わって、ジョブ対策の講座などに参加すればよかったです。デメリットとして、インターン貧乏(ジョブに行けても内定が出ない)になることが挙げられます。外資系企業のジョブには複数参加できましたが、志望度が高い企業のジョブでいくつか思い通りのパフォーマンスを発揮できないものがありました。結果として、そこで落ちてしまうものもいくつかあり、メンタル的にも大変でした。
受けた企業一覧
受けた企業 | 内定した企業 | |
3年夏 (M1) |
【インターン】 PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー、 ジョンソン・エンド・ジョンソン 【本選考】 PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー |
ー |
3年秋 (M1) |
【インターン】 日本総合研究所 【本選考】 PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー |
PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー |
3年冬 (M1) |
【インターン】 三井物産、P&G Japan、 マッキンゼー・アンド・カンパニー 【本選考】 野村総合研究所 |
ー |
4年春 (M2) |
【本選考】 野村総合研究所、 三井物産 |
野村総合研究所 |
内定獲得の秘訣は?
面接で一本筋を通すようにしたことです。「自分が将来やりたいこと」「会社が将来やろうとしていること」「学生時代に自分がやってきたこと」の3つを奇麗につなげ、構造化して一つのストーリーになるようにしました(学生時代に感じたことから、やりたいことが生まれ、それができるのはこの会社しかないという流れです)。面接でどのような質問が来ても、構造化した流れをもとに全て答えました。面接のフィードバックで、「素直で一本筋が通ってるのがいいね」と何度も言っていただきました。また、面接で伝わりやすさを意識したことです。面接で自分が話すのではなく、できる限り分かりやすく伝えるということを意識しました。質問をされているときは、面接官の聞きたい部分がどこかということを常に考えます。答えるときは、背景や数値の説明、前置きの使い方(「〜を聞きたいということだと思うのですが」など)を工夫し、相手に理解してもらうようにします。おかげで、面接では短い時間でも話が弾み、かなり深掘りをされ、自分のことをアピールできたことが多かったです。
就活スタイルまとめ
WEBテスト/筆記試験 |
|
対策時期 |
3年(M1)6月 |
対策期間 |
1カ月以内 |
対策方法 | 選考を受ける中で |
グループディスカッション |
|
対策時期 | 3年(M1)6月 |
練習回数 | 7〜9回 |
練習内容 | 友人や先輩などとの模擬練習 |
面接 |
|
対策時期 | 3年(M1)6月 |
練習回数 | 0回 |
練習内容 | 選考を受ける中で |
OB/OG訪問 |
|
訪問時期 | 4年(M2)4月 |
訪問回数 | 9回以上 |
大学特有の就活事情は?
就活をする上で、自大学のメリットはありますか?
あります。東京大学の理系院生ということで、基本的に優秀で頭のいい学生というイメージを持ってもらえます。面接では、序盤にロジカルに説明することで頭のいい学生というイメージを定着させ、後半には普段から持っている信念や思いを伝えるというように活用していました。おかげで、「やはり東大生だから頭もいいし」「一方で東大生なのにアツい部分もある」という論理と感情の部分をうまくアピールできました。
就活をする上で、自大学のデメリットはありますか?
ありません。学歴社会ではなくなりつつあるとはいえ、やはりネームバリューはありますし、情報量や企業との接触機会など、不満を感じるタイミングがなかったからです。
一年間の就活年表
大学3年(6〜12月)
月 | 選考 | 対策/活動 |
6 | ー | ・WEBテスト/筆記対策 ・GD対策 ・面接対策 |
7 |
【インターン】 PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー |
ー |
8 |
【インターン】 ジョンソン・エンド・ジョンソン 【本選考】 PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー |
ー |
9 |
【インターン】 日本総合研究所 【本選考】 PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー |
ー |
10 | ー |
ー |
11 | ー |
ー |
12 |
【インターン】 三井物産、P&G Japan |
ー |
※インターン:実施した月/本選考:選考が行われた月
大学3年(1〜3月)/大学4年
月 | 選考 | 対策/活動 |
1 |
【インターン】 マッキンゼー・アンド・カンパニー |
ー |
2 | ー |
ー |
3 |
【本選考】 野村総合研究所 |
ー |
4 |
【本選考】 野村総合研究所 |
・OB/OG訪問 |
5 |
【本選考】 野村総合研究所 |
ー |
6 |
【本選考】 三井物産 |
ー |
7 | ー |
ー |
※インターン:実施した月/本選考:選考が行われた月
おすすめのトップ就活レポートはこちら。