2019年卒向けに、北海道銀行(総合職)の本選考ステップ(ES、面接、Webテスト等)で問われるポイントをお届けします。選考前の最終確認にご一読ください。
北海道銀行の選考フロー
北海道銀行の選考フローは以下のように進みます。
1. 会社説明会(参加必須)
2. エントリーシート(ES)
3. Webテスト
4. 一次面接
5. 二次面接
6. 最終面接
ここからは選考突破に必要なポイントをお伝えします。
北海道銀行の選考全体のポイント:「チャレンジ精神」と「慎重さ・計画性」をアピールしよう
1. チャレンジ精神を示そう
道内最大手である北洋銀行は堅実な経営を行う一方で、二番手の北海道銀行はアグレッシブな事業展開を行なっています。例えば、道内企業の株式上場の促進や投資教育の強化などを目的に、2017年に東京証券取引所と連携しました。国内の金融機関と東証がこのような協定を締結するのは初めてのことで、北海道銀行の積極的な姿勢が見て取れます。
アグレッシブに挑戦していく社風の北海道銀行。選考でもこの社風とのマッチが見られます。選考を通じて、「過去の挑戦」「その経緯」「そこから得た学び」などを語れるようにしましょう。
2. 慎重さ・計画性をアピールしよう
一方で、顧客の金銭を扱う銀行は、たった1つのミスにより信用を一気に失う可能性があり、その予防策として細かな業務が多く存在します。銀行員は正確に仕事を処理する力が求められ、これは選考でも見られると考えるのが自然でしょう。ある内定者はそれを意識し、計画性や細かなことへの配慮ができることなどを強みとして話したとのことです。
北海道銀行の選考の各ポイント
3. 会社説明会:選考の要素はナシ
まずはじめに、参加必須の説明会があります。事業内容の説明がメインで、2時間程度かけて行われます。
より具体的には、
(1) 事業内容
(2) 選考情報
(3) 研修
についての説明があるほか、
(4) 質疑応答
(5) 応募用紙への個人情報の記入
※出典:北海道銀行|総合職2018年卒本選考の選考ステップ
の時間も設けられています。選考の要素はないため、リラックスして臨めます。
参加必須ではあるものの、ある内定者は「今までに知っていたことばかりだったため、退屈だった」と話します。とはいえ質疑応答の時間は用意されているので、その後の面接のことも考えて、知っておきたい情報は欠かさずもらっておきたいところです。
4. エントリーシート(ES):一次面接でも使用される
2018年卒の北海道銀行の本選考では、ESに以下の設問が課されました。
(1) 志望動機を教えてください。(400字以内)
(2) 自分の長所短所を、具体例や自分の経験を踏まえて記述してください。(500字以内)
(3) 企業選びにおいて自分が重視していることを教えてください。(500字以内)
(4) 自分の関心のある業務とその理由を4つまで教えてください。(各100字以内)
※出典:北海道銀行|総合職2018年卒本選考のエントリーシート
2018年卒のES回答例はこちらです。
5. Webテスト:形式は玉手箱! ボーダーは高くない
ESの次にはWebテストが課されます。形式は一般的な玉手箱で、言語・非言語・性格診断が行われます。所要時間は90分程度です。
一般的な出題形式であるため特別な対策は必要ありません。内定者によると、「周りを見てもここで落ちる人はいなかったので、かなりボーダーは低いと感じた。」とのことです。
なお、この結果は1週間以内にメールで、ESの結果と共に通知されます。
6. 一次面接:円滑なコミュニケーションを
一次面接は、本社にて1対1で行われます。事前に提出してあるESをもとに、1時間程度質問がなされます。
具体的な質問項目は、たとえば留学経験のある学生の場合
(1) 自己紹介
(2) 志望動機
(3) 長所・短所の経験について
(4) 留学経験について
(5) 留学で、どこに行ったのか
(6) アルバイトは何をしていたのか
(7) 留学資金を貯めるためにどうしたか
(8) 留学で困難だったことは何か
(9) サークルでは何をしていたか
(10) どのような勉強を大学で学んでいるのか
(11) 逆質問
※出典:北海道銀行|総合職2018年卒本選考の選考ステップ
といった具合です。
1時間程度かかるものの、フランクな雰囲気で、緊張することなく話せるようです。「ESの内容をしっかり説明できたので、納得感をもって聞いてくれた」と、ある内定者は話します。自分のESの内容をスラスラ説明できれば問題ないと考えられます。
7. 二次面接
二次面接も、一次面接同様に1対1で行われ、大学生活の経験を中心に問われます。
具体的には
(1) 自己紹介
(2) 大学での学生生活について(ESの範囲外のことも問われる)
(3) 留学について
(4) サークルで頑張ったこと
(5) サークルでどんな苦労があったか
(6) 組織でどんなポジションであることが多いか
(7) どんな友人が多いか
(8) 周囲の友人にどんな人と言われるか
(9) 高校はどのように過ごしていたか
(10) 逆質問
※出典:北海道銀行|総合職2018年卒本選考の選考ステップ
という内容です。
一次面接に比して、通すか否か真剣に見られている感じで、雑談などはないようです。一次面接と異なる雰囲気のため、「緊張した」とある内定者は語ります。人間関係をいかに築くか、周囲の人とどのように接するか、といったことが見られる傾向にあります。
8. 最終面接
最終面接も、一次面接同様に1対1で行われますが、役員が面接官を務めるという違いがあります。
問われる内容は以下の通りです。
(1) 志望動機
(2) 学生時代に頑張ったこと
(3) 入社後にやりたいこと
(4) (ESを見ながら)このような業務をしたいと記入しているが、本当に弊社でいいのか
(5) 他の企業でも同じような業務ができるかもしれないが、なぜそこまで弊社で働きたいのか
※出典:北海道銀行|総合職2018年卒本選考の選考ステップ
面接官は役員レベルとのことで、やはり緊張するようです。
ただ、質問されてその返答をもとに評価されるというよりは、「役員が北海道銀行の良さをプレゼンする場のように感じられた」とある内定者は話します。ここまでの評価で気に入られると、この最終面接は意志確認の側面を帯びるようです。
おわりに
いかがでしたか? ここまで、北海道銀行の本選考を突破するポイントをお届けしました。みなさんの選考対策のお役に立てたら幸いです。
北海道銀行の選考について更に詳しく知りたい方は、選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
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