こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げてお届けする業界研究。今回は就活人気企業ランキングにて、毎年根強い人気を持つ総合商社についてです。
しかしながら、各社の違いは意外と分かりづらいものです。本記事では業界トップ5の三井物産・三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・住友商事の5社について、各社の強みや社風を比較しながらお伝えします。
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<目次> ●五大商社とは?事業内容/提供サービスを解説 ・総合商社のビジネスモデル ・総合商社のビジネスモデル ●【五大商社以外も解説】商社の分類について ・総合商社【七大商社】 ・専門商社 ●五大商社の動向 ・三井物産の今後の動向 ・三菱商事の今後の動向 ・伊藤忠商事の今後の動向 ・丸紅の今後の動向 ・住友商事の今後の動向 ●総合商社の仕事内容・主な職種 ・営業 ・事業企画 ・法務 ・物流・在庫管理 ・営業事務・貿易事務 ●総合商社大手5社(五大商社)の業績比較・ランキング(純利益) ●総合商社大手5社(五大商社)の特徴・強み ・三井物産:三井物産:「資源No.1」から非賵源分野の開拓へ ・三菱商事:バランスの取れた事業経営。「金属資源」に強み ・伊藤忠商事:非資源分野に強み。安定的な収益基盤を構築 ・丸紅:金属だけでなく、食料などの非資源分野も強い ・住友商事:非資源分野では、不動産やメディア・デジタルに強み ●総合商社大手5社(五大商社)の社風の違い・制度 ・三井物産:「人の三井」個を尊重する社風 ・三菱商事:「バランス感」の優れた社員が多い ・伊藤忠商事:若手のうちから活躍できる環境 ・丸紅:フラットで親しみやすい ・住友商事:腰が低く、堅実で落ち着きがある ●総合商社大手5社(五大商社)の平均年収・平均年齢・平均勤続年数 ●商社で働く魅力・やりがい ・規模の大きな仕事に携われる ・グローバルな舞台で活躍できる ・1つの製品について高い専門性を持つことができる ・給与水準が高い ●商社大手5社(五大商社)の選び方 ・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう! ・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう! ・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう! ・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ! ・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ! ・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう ●商社大手5社(五大商社)の選考対策・クチコミ ・総合商社が求める人物像 ・総合商社の選考対策 ・エントリーシート(ES)対策 ・Webテスト対策 ・面接対策 ・ケース面接対策 ・OB・OG訪問 ・語学力を磨く ●商社業界以外の業界研究記事
五大商社とは?事業内容/提供サービスを解説
五大商社とは、三井物産・三菱商事・伊藤忠商事・住友商事・丸紅の5つの総合商社のことです。業界大手の企業であり安定して働けることが期待できるため、就活での人気が高く毎年多くの学生が応募しています。
ただし、人気が高い分、就職の難易度も高いため、企業研究や面接対策などで入念な準備が必要です。東洋経済ONLINEの「『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社」でも、「4位三井物産・7位住友商事・10位三菱商事・13位伊藤忠商事・22位丸紅」にランクインしています。
総合商社のビジネスモデル
五大商社が属する「総合商社」には、主に2つのビジネスモデルがあります。
順番に見ていきましょう。
トレーディング
トレーディングとは、商社が仲介業者となって売り手と買い手を結びつける事業のことです。例えば、「アパレルメーカーと繊維業者」の間に立って需要と供給をつなげていきます。仲介に立った際に受け取る「仲介手数料」と、売値と買値の差額で発生する「マージン」が主な収益源です。
事業投資
事業投資とは、成長が期待できる企業などに自社のリソース(ヒト・モノ・カネ・情報)を投資することです。商社の事業領域を生かして、コンビニエンスストアやヘルスケア、ITなど幅広いジャンルの事業へ投資を行います。「持っている株式に応じた利益分配」「関連会社が作り上げた利益の一部」「株価上昇によって発生した利益」が主な収益源です。
【五大商社以外も解説】商社の分類について
五大商社以外にも、商社は大きく以下の2つに分けられます。
それぞれで特徴や仕事内容が異なります。順番に見ていきましょう。
総合商社【七大商社】
先ほども解説したように総合商社は、売り手と買い手を結びつける「トレーディング」と、成長が見込まれる企業への「事業投資」によって利益を上げています。
総合商社で取り扱う商材は、食品や繊維、エネルギー、金融、化学関連、自動車など幅広いです。自身の興味や適性に合わせてキャリアを構築できたり、特定の産業や商品に関する深い知識を身につけられたりする点が魅力です。
現在、日本にある総合商社は以下の7社のみです。上記の五大商社も含みます。
・三井物産 ・三菱商事 ・伊藤忠商事 ・丸紅 ・住友商事 ・豊田通商 ・双日
専門商社
専門商社とは、特定ジャンルの商品やサービスを扱う企業のことです。例えば以下のような種類が挙げられます。
・食品 ・エネルギー ・化学 ・電子機器 ・鉄鋼 ・金属 ・医薬品 ・自動車
特定ジャンルの取引に特化しているため、取り扱う商材に関する深い知識を身に付けられます。深い専門知識を持っているため顧客もコミュニケーションを取りやすく、長期的に取引してもらうことが期待できるでしょう。
五大商社の動向
ここでは五大商社の動向について見ていきます。
気になる商社が今後どう動いていくかを見て参考にしてください。
三井物産の今後の動向
三井物産はこれまで、得意分野である金属資源やエネルギー分野で収益基盤を作ってきました。しかし現在では、生活産業事業や機械、インフラなど、非資源分野を伸ばすことに方針転換を行っています(選考対策ページより)。
当期利益については「2026年3月期に9,200億円」を見込んでいます(※1)。
(※1)参考:三井物産「中期経営計画2026 P.13」
三菱商事の今後の動向
三菱商事は「中期経営戦略2024」にて、主に以下を目標に掲げています(※2)。
・価格要因を除いた利益の着実な成長 ・将来の成長に向けた投資計画や事業ポートフォリオの構築
収益拡大に向けて、成長分野である「脱炭素社会に向けたエネルギー転換を行うEX関連」「デジタル技術を活用し業務効率化を目指すDX関連」への投資を重視しています。2024年度に目指していた「連結純利益8,000億円達成」を着実に満たしており、2024年度の連結純利益は「9,500億円」となる見込みです。(※3)。
(※2)参考:三菱商事「中期経営戦略2024 P.2」
(※3)参考:三菱商事「2023年度決算及び2024年度見通し 説明会資料 P.3」
伊藤忠商事の今後の動向
伊藤忠商事は、総合商社が担う業務範囲の中でも、特に消費者と接点が多い「川下」におけるビジネスを強化します(※4)。営業から管理部門まで、所属する全社員がマーケティング力を磨き消費者に近い部分での事業を開拓することで、さらなる成長を目指します(※5)。最大1兆円の成長投資を行うことからも、事業拡大への意気込みが伺えるでしょう。
収益力の着実な向上が見込まれており、2024年度経営計画でも「連結純利益8,800億円の達成」を掲げています(※6)。
(※4)参考:伊藤忠商事「総合レポート P.16」
(※5)参考:伊藤忠商事「総合レポート P.24」
(※6)参考:伊藤忠商事「経営方針『The Brand-new Deal』及び 2024 年度経営計画に関するお知らせ P.6」
丸紅の今後の動向
丸紅では以下3つのステージごとで事業を推進し、着実な収益基盤を築くことを目指しています。
・ホライゾン1:既存事業の充実 ・ホライゾン2:既存事業領域の戦略追求 ・ホライゾン3:成長領域や新ビジネスモデルの創出
既存事業を強化しつつ、「グリーン事業の強化」「全事業のグリーン化推進」を行うことで、環境関連におけるトップランナーを目指します。再生可能エネルギー事業の強化だけでなく、「水素やアンモニアなどの新エネルギー開発」「環境配慮型食料の開発」「タイヤリサイクル事業の展開」などを積極的に推進する予定です(※7)。
(※7)参考:丸紅「中期経営戦略 2022-2024年度 P.9」
住友商事の今後の動向
住友商事は、以下3つを軸にした成長を掲げています。
・強みを核とした成長 ・成長の原動力の強化 ・事業ポートフォリオ変革
成長事業へ経営資源を重点的に配分することで企業の新陳代謝を促進します。特に現在の成長事業である「エネルギーソリューション事業」「不動産事業」を中心に、鉄鋼やデジタル、アグリなどさまざまなジャンルと絡めることで、大きな成長を目指せるでしょう。
こうした成長事業への注力もあり、2026年度の当期利益は「6,500億円」まで成長することが見込まれています(※8)。
(※8)参考:住友商事「新中期経営計画 P.11」
総合商社の仕事内容・主な職種
総合商社の仕事内容や主な職種は以下の通りです。
それぞれについて解説します。
営業
営業は、売り手と買い手の仲介に入りプロジェクトを進める職種です。単なる仲介業者に留まらず、「業界の専門知識を生かしたコンサルティング型の営業」「原材料の流通経路の確保」「仕入れ数量の調整」なども行います。
取引先は国内外に及ぶため、英語力や現地の法的知識、商習慣などを生かして、世界中の企業とコミュニケーションを取るスキルが必須です。
数億円規模の大きなプロジェクトに参画できる場合もあるため、やりがいを感じつつ仕事ができるでしょう。
事業企画
出資事業会社の管理は、買収した事業会社が本社の意向に沿ってビジネスを行っているかを管理し、軌道修正を行う職種です。子会社の予実管理、駐在員対応、稟議申請、管理部門からの依頼対応などを行います。具体的な仕事内容は、以下が挙げられます。
・駐在員が作成した予算のチェック ・予算となる損益計算書の作成 ・事業会社との定期的な会議 ・本社決裁が必要な事項の稟議対応 ・コンプライアンスチェックや内部監査の対応 など
近年は事業投資の拡大に伴い、関わる人数が年々増加している職種です。
法務
法務は、総合商社のビジネスにおいて発生する法的対応を担う職種です。例えば以下が挙げられます。
・プロジェクトの法的観点からの分析 ・事業にコンプライアンスの問題がないかチェック ・知的財産権への対応 ・契約書の作成 ・訴訟が発生した際の対応
法務職を目指す上で必須の資格はありません。しかし、法律を扱う仕事であるため、司法書士や行政書士、ビジネス実務法務検定、弁理士といった資格の勉強をして、ある程度法律の知識を身に付けておくと良いでしょう。
物流・在庫管理
物流・在庫管理は、主に「商品の在庫管理」「流通確保」の役割を担う職種です。総合商社では世界中に取引先を持っているため、仲介する際に問題が発生しないよう、在庫状況を正確に把握することが求められます。在庫データを正確に入力し適切なタイミングで原材料や部品などを発注することで、スムーズな仲介をサポートします。
営業事務・貿易事務
営業事務・貿易事務は、営業担当者をサポートする職種です。電話対応や契約書作成などを担当します。
海外の企業とやり取りする機会も多いため、「英語での電話対応」「英語での書類作成」「税関を通すための通関手続き」などを行うことも多いです。そのため英語力はもちろん、複雑な業務を並行して進めるスケジューリング能力も求められます。
また、海外の取引の場合は、相手の業務時間を考えて柔軟に対応することも必要です。
総合商社大手5社(五大商社)の業績比較・ランキング(純利益)
5社の業績を比較してみましょう。
以下、2023年度の各社の当期純利益(同社の所有者に帰属する)を比較したグラフです。
※出典:2023年度有価証券報告書「三井物産 P.1/三菱商事 P.1/伊藤忠商事 P.2/丸紅 P.1/住友商事 P.1」
※全て連結決算の数値です
2023年度の純利益は三井物産がトップでした。続いて、三菱商事、伊藤忠商事の順にランクインしています。
次は、各社のセグメント別の当期純利益や、事業の特徴を見ていきましょう。
総合商社大手5社(五大商社)の特徴・強み
三井物産:三井物産:「資源No.1」から非資源分野の開拓へ
三井物産は、「資源分野」に強みを持っています。しかし、資源分野は資源価格の影響をダイレクトに受けてしまう市況産業であるというデメリットがあります。その結果、2016年度に財閥解体後以来で初めて赤字を計上してしまいましたが(※9)、鉄鉱石などの資源高を追い風に(※10)、2023年度の純利益は1兆636億円で業界1位を記録しました。
※出典:三井物産「2023年度有価証券報告書 P.180」
近年、三井物産は経営方針のかじを切り替え始め、急速にポートフォリオ総合商社として歩み出しつつあります。その中でも特に強みを有しているのは、食料や消費財の製造・販売および売買や医療・ヘルスケア関連事業を擁している、「生活産業」事業です。
以前から総合商社の中で強みを有してきた医療分野ですが、2016年にはパナソニックヘルスケアホールディングスの株式22%の取得を行った他、2020年3月までにさらに1,200億円の追加投資をしています(※11)。さらに2021年には「ヘルスケア・サービス事業本部」を「ウェルネス事業本部」に改称(※12)。「『医療』、『予防』、『ウェルビーイング』の視点からビジネスを創造し、付加価値の高いサービスを提供することによって、新しい『豊かさ』を生み出す取り組みを推進」することを目指しています(※13)。
このように、三井物産は従来の強みであった資源分野への依存から脱却し、非資源分野へと少しずつ軸足を移す転換期にあります(選考対策ページより)。
(※9)参考:日本経済新聞「三井物産 初の最終赤字700億円 今期、資源価格下落受け」
(※10)参考:日本経済新聞「商社3社、資源高で利益8000億円超 供給網リスクも」
(※11)参考:ビジネス+IT「総合商社が『ヘルスケア』に積極投資のワケ 日本の医療ビジネスは世界で勝てるか」
(※12)参考:三井物産株式会社リリース「機構改組について」
(※13)参考:三井物産「事業本部紹介 ウェルネス事業本部」
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三菱商事:バランスの取れた事業経営。「金属資源」に強み
三菱商事はバランスの良い事業経営を行っており、「金属資源」に強みを持っています。
2023年度のセグメント別の当期純利益(同社の所有者に帰属する)は以下の通りです。
※出典:三菱商事「2023年度有価証券報告書 P.142」
三菱商事は「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出」の中で、定量目標として「価格要因を除いた利益の着実な成長」を掲げており、2024年度には連結純利益8,000億円を達成するとしています(※14)。
その他、EX関連分野(再生可能エネルギーなど)への投資を加速させ、同分野の事業ポートフォリオを3割から4割に拡充するとしています。同時に、収益基盤(原料炭・食料・自動車など)の維持・拡大と、DX・成長投資関連(サプライチェーンの最適化・都市開発など)への投資を促進。全体で3兆円規模の投資を計画しています(※15)。
また今後は、事業環境の変化に対応し、経営資源を次の成長の芽・成長の柱へ入れ替えるため、「循環型成長モデル」への取り組みを加速します(※16)。
(※14)参考:三菱商事「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出 P.3」
(※15)参考:三菱商事「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出 P.5」
(※16)参考:三菱商事「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出 P.12」
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伊藤忠商事:非資源分野に強み。安定的な収益基盤を構築
伊藤忠商事は、特に「非資源分野」に強みを持っています。資源価格の影響を大きく受ける資源ビジネスに偏らず、景気変動耐性のある生活消費関連を中心としているため、安定的な収益基盤を構築しています(※17)。
また、掲げた目標を1つ1つ確実に達成する「コミットメント経営」の下、着実に収益力向上させています(※18)。中期経営計画「Brand-new Deal 2024」では、連結純利益8,800億円の達成(中計期間中)を掲げています(※19)。
2023年度のセグメント別の当期利益(同社株主に帰属する)は以下の通りです。
※出典:伊藤忠商事「2022年度有価証券報告書 P.131」
上述のとおり、伊藤忠商事は非資源分野に強みを持っており、金属事業を除く平均非資源分野比率(2021〜2023年度)は73%、2023年度の非資源利益(基礎収益)は5,840億円を達成しています(※20)。
また、海外展開においては、中国・アジア地域の市場開拓への足がかりとして、CITICやCharoen Pokphandといった海外の有力企業と業務・資本提携をしています(※21)。
(※17)参考:伊藤忠商事「4つの強み」
(※18)参考:伊藤忠商事「4つの強み」
(※19)参考:伊藤忠商事「企業価値拡大の軌跡」
(※20)参考:伊藤忠商事「中期経営計画」
(※21)参考:伊藤忠商事「CITIC・CPグループとの取り組み」
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・【伊藤忠商事:3分対策】非資源分野を中心に国内外で築く強固なビジネス基盤。「個の力」を重視する環境で若手から裁量を持って働ける
丸紅:金属だけでなく、食料などの非資源分野も強い
丸紅を代表する事業として、資源分野では「金属事業」と非資源分野では「食料事業」があります(選考対策ページより)。
2023年度のセグメント別の当期利益(親会社の所有者に帰属する)は以下の通りです。
※出典:丸紅「2023年度有価証券報告書 P.153」
まず、資源分野である金属事業では、特に銅分野に強みを持っています。チリで鉱山開発を展開しており、持分権益銅量は日本トップクラスの約16万トン(2024年3月時点)を有しています(※22)。
今後は、遠隔管理や鉱山トラックの自動化など操業の安定性や効率性の向上だけでなく、周辺鉱床の開発を通じて、さらなる資産価値の向上を目指しています。さらに、再生可能エネルギーへの転換など温室効果ガスの排出削減にも積極的に取り組んでいます(※23)。
一方、非資源分野である食料事業は、総合商社の中でも大きなプレゼンスを発揮しています。
特に、コーヒー豆輸入は業界全体の約30%のシェアを誇ります。2019年5月、イグアスベトナム社(ベトナム、丸紅100%)を設立し、2022年度より生産販売を開始しました。イグアス社・丸紅の両社で年産4万トンの生産能力となり、丸紅はB to Bインスタントコーヒー市場において、世界最大級の製造販売者となる見込みです(※24)。
また、食料事業だけでなく、アグリ事業やフォレストプロダクツにも注力しています。
アグリ事業では、農業大国の米国における同国第2位の農業資材リテーラー、Helena社の全米に広がるネットワーク約500拠点を保有(2023年9月時点)。フォレストプロダクツでは、世界2カ国2つのプロジェクトで、約12万haの植林事業(総事業面積約30万ha)の適正管理を行っています。これは東京都の面積の約6割に匹敵しており、日本企業トップクラスの広さです(2023年10月時点)(※22)(※25)。
(※22)参考:丸紅「数字で見る丸紅グループ」
(※23)参考:丸紅「金属本部」
(※24)参考:丸紅「食料第一本部」
(※25)参考:丸紅「フォレストプロダクツ本部」
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・【丸紅:3分対策】非財閥ゆえの自由度が魅力の総合商社。挑戦者の立場だからこそ、「粘り強さ」が求められる。本選考の対策ポイント
住友商事:非資源分野では、不動産やメディア・デジタルに強み
2023年度のセグメント別の当期利益(親会社の所有者に帰属)は以下の通りです。
※出典:住友商事「2023年度有価証券報告書 P.165」
住友商事は、非資源分野において、「メディア・デジタル」事業に強みを持っています(選考対策ページより)。
特に、メディア分野では、日本最大のケーブルテレビ事業であるJ:COM、テレビ通販事業のジュピターショップチャンネルに加え、第5世代移動通信システム(5G)関連事業、デジタルメディア関連事業に取り組み、収益基盤の強化を進めています。さらに、デジタルビジネス事業では、ITサービス事業を展開するSCSKとの一体運営により、住友商事グループのDXを加速させています(※26)。
このように、今後もより注目が集まるであろうデジタル分野において、他社に先んじる姿勢を見せています。
(※26)参考:住友商事「事業紹介 住友商事グループの事業」
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・【住友商事:3分対策】商社パーソンに求められる「挑戦心」「粘り強さ」「柔軟性」に加えて、「住商でなければならない」理由をアピールしよう
総合商社大手5社(五大商社)の社風の違い・制度
三井物産:「人の三井」個を尊重する社風
三井物産の特徴は、「個」が尊重される、自由闊達(かったつ)な社風です。「人の三井」といわれ、多様性に富んだ個性的な社員が多いそうです。
また、三井物産の魅力は、若手のうちから主体的な挑戦が許容される点にあります。
これは、全ての社員が自由に考えを述べ、それが他の社員から広く受け入れられる「挑戦と創造」の文化が醸成されていることに起因しているそうです(選考対策ページより)。
三菱商事:「バランス感」の優れた社員が多い
三菱商事には、倫理観・視座の高さ・明るさ・熱量のバランスが取れている社員が多いことが傾向として挙げられます。
また、内定者によると、三菱商事では内定後の配属面談を通じて入社時に所属する部署が決まり、その後はよほどのことがない限り、所属部署が変わることはないそうです。
これだけを聞くと、「配属リスク」の要素が強いように思われますが、実際には、「出向」という形で部署を横断して挑戦することが容易にできるといいます。一例として、コーポレート系の部署から希望して営業の現場に出向した社員もいるそうです(選考対策ページより)。
伊藤忠商事:若手のうちから活躍できる環境
伊藤忠商事の特徴であり、持続的な価値創造の原動力となっているのは「個の力」です。その背景にあるのは若手のうちから責任のある仕事を任せる環境にあります。
内定者が社員に聞いた話では、実際に、1年目の社員がファミリーマートのFinTech事業の立ち上げメンバーとなったり、2年目の社員が2年間ロンドンに出向し、事業会社の経営を担ったりした事例があるそうです。
若手のうちから活躍したい学生にとって、伊藤忠商事の環境は魅力的といえるでしょう(選考対策ページより)。
丸紅:フラットで親しみやすい
丸紅の特徴は、風通しが良く、親しみやすさを感じる社風です。
内定者によると、ある社員も「丸紅はボトムアップの会社。年次に関係なく相手の意見に耳を傾ける文化がある」と話していたそうです。
上下関係が厳しい企業では感じられない、風通しの良さを感じられる商社として、丸紅はおすすめの企業といえるでしょう(選考対策ページより)。
住友商事:腰が低く、堅実で落ち着きがある
住友商事を語る上で欠かせないのが、「自利利他公私一如」。これは、「住友自身を利するとともに、国家を利し、社会を利するほどの事業でなければならない」という意味を持つ事業精神の1つです(※27)。
そのような思いが強く根付いており、営利団体でありながら社会貢献を非常に重んじています。
また、住友商事の理念には「信用・確実」という考え方も存在します。こういった精神は社員の人柄にも浸透しており、「人のため」という思いやりや面倒見の良さ、誠実さなどを兼ね備えた「人の良い」社員が多いところも魅力だといわれています(選考対策ページより)。
(※27)参考:住友商事「経営理念」
総合商社大手5社(五大商社)の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
以下の表は、各社の平均給与・平均年齢・平均勤続年数をまとめたものです。
※出典:2023年度有価証券報告書「三井物産 P.15/三菱商事 P.13/伊藤忠商事 P.16/丸紅 P.19/住友商事 P.11」
※平均給与は千の位を四捨五入しています。
日本全体の40代の平均年収が約506万円(※28)です。多少の差はあれど、五大商社とあって、優に1000万円を超えており、他の業界と比較しても圧倒的水準なのは間違いないといえるでしょう。
平均年齢・平均勤続年数については、5社とも大きな違いはないようです。
(※28)出典:国税庁長官官房企画課「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告ー 第12表 業種別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額 その1 1年を通じて勤務した給与所得者 P.180」より算出し、小数点四捨五入
商社で働く魅力・やりがい
ここでは商社で働く魅力や、やりがいを5つ紹介していきます。
順番に見ていきましょう。
規模の大きな仕事に携われる
総合商社では、海外と日本の売り手・買い手をつなぐ「仲介業務」、海外での鉱山購入といった「事業投資」など、幅広い仕事を行います。規模にもよりますが、海外で事業展開を行う場合は数億円規模のプロジェクトになることもあるでしょう。
大規模なビジネスはプレッシャーも大きいですが、間接的に国の経済に携われる可能性もあり、スケールの大きい仕事に関わりたい人には魅力的です。
グローバルな舞台で活躍できる
総合商社では、海外の企業と関わりながらグローバルに活躍できる点も魅力です。日本にいても、海外の顧客やパートナー企業と電話やメールなどでコミュニケーションを取る場面が多いでしょう。海外に出張して商談することもあります。
また、海外駐在として勤務できれば、先進国はもちろんアフリカなどの発展途上国まで幅広い地域に出向いて、現地の発展に貢献することになります。自分のプロジェクトでその国のビジネスを大きく動かして活躍できるのは、総合商社ならではの魅力です。
1つの製品について高い専門性を持つことができる
総合商社自体は幅広いジャンルの商材を取り扱っています。しかし実際に働く場合は、1つの商材を担当することが一般的です。
担当した商材が世間に流通するまで、原材料の調達や価格交渉、流通網の確保、販売戦略の提案などを幅広く担うため、特定ジャンルの商材について専門知識を身に付けられます。特定業界の知識を身に付けておけば、将来的に商社以外へ転職する選択肢を広げられるでしょう。
また、流通させるまでの経験を通じて、「顧客へのプレゼンスキル」「資料作成スキル」「世間のトレンドを読むスキル」など磨ける点も魅力です。
給与水準が高い
総合商社は世界中で仲介や事業投資を行っているため給与水準が高いです。
具体的な五大商社の平均年収は以下の通りです。
・三井物産:約1900万
・三菱商事:約2091万円
・伊藤忠商事:約1754万円
・丸紅:1655万円
・住友商事:約1759万円
※参考:2023年度有価証券報告書「三井物産 P.15/三菱商事 P.13/伊藤忠商事 P.16/丸紅 P.19/住友商事 P.11」
商社大手5社(五大商社)の選び方
ここまで、五大商社の特徴や社風について詳しく解説しました。ここからは、企業の選び方について詳しくご紹介します。
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
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▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説 ・【自分史の書き方】就活の自己分析に使えるテンプレート・例文 ・【モチベーショングラフの書き方】自己分析が捗るテンプレートも紹介 ・マインドマップを使った自己分析!書き方や無料のツール・アプリを紹介 ・エニアグラム全9タイプの適職とそれぞれの職業を解説!自己分析に役立てよう ・ジョハリの窓とは?診断を就活に生かせる自己分析のやり方を解説 ・【2024年最新版】就活の自己分析におすすめな本10選|活用法も紹介 ・他己分析のやり方とは?厳選ツールと質問リストで長所と短所を発見
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
ワンキャリアの体験談を使えば、志望企業で実際に聞かれる質問を事前に把握できます。過去の先輩たちの体験談だけでなく、同期ですでに面接を進んでいる就活生が聞かれた質問もリアルタイムで知れるため、選考対策に非常に役立ちます。
質問内容だけでなく、面接時間や面接人数、雰囲気、面接官の特徴、就活生の感想についても知れます。面接に落ちないための選考対策としてぜひ活用してください!
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ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
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手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ!
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」がしつこく聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直ちょっと面倒ですよね。そこで、ワンキャリア編集部が就活生の代わりに業界研究を行いました! 就活が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
▼業界研究について詳しく知りたい方はこちら ・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較 ・【業界一覧】業種・職種との違いと、就活での志望業界の見つけ方
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
ワンキャリアでは、企業ごとに選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)をご紹介しています。 情報収集の手間がかかる、企業ごとの評価ポイントや求める人物像を簡単に知れます。効率的な企業研究にお役立てください。
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▼企業研究について詳しく知りたい方はこちら ・企業研究のやり方を解説!企業研究ノートの作成方法や項目を紹介
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
志望企業や職種を選ぶ上で、就活の軸を定めることが重要です。
就活の軸とは、企業を選ぶ際の基準や優先事項のことです。具体的には、ミッション、仕事内容、将来のキャリアプラン、働き方などから自分が特に大切にしたい価値観や条件を指します。就活の軸を持つことで企業選びがスムーズになることに加え、明確な志望動機の説明に役立つため、納得のいく就活をするために重要です。
就活の軸を作るためには、自己分析や企業・業界研究の他、軸の例を参考にすることが効果的です。
▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら ・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
商社大手5社(五大商社)の選考対策・クチコミ
どの企業に進みたいか定まったら、いよいよ選考対策です。ここでは、五大商社の求める人物像や選考対策について詳しくご紹介します。
総合商社が求める人物像
五大商社が求める人物像についてご紹介します。
企業名 | 求める人物像 |
三井物産 |
多様な強い「個」を持つ人材:以下3つを重視
・ユニークネス
一人一人がユニークな個性を持つ
・インディペンデント・シンカー
自立的な発想で物事やビジネスを考えることができる
・インクルージョン
一人でできることは限られている、だからこそ異なる得意技をもった人材が力を合わせる
|
三菱商事 |
以下4つの能力を持つ人材
・社会課題の解決に向けた「高い志」
・時代を先取りして新たな価値を導出する「構想力」
・国や業界を超え関係者を巻き込みスピーディに構想を実現する「実行力」
・企業理念である「三綱領」の精神につながる「高い倫理観」
|
伊藤忠商事 |
・自分の信念をツラぬき、口だけではなく行動で示す人
・常識や固定概念を壊し、道なき道をり開く人
・アオくさくて笑われてしまうような、でっかい夢に情熱を燃やせる人
|
丸紅 | 丸紅グループというプラットフォームを舞台として、自身の強みを存分に発揮し、世の中をよりよくする大きなビジネスに挑みたいという志を持つ人材 |
住友商事 | 高い志を持ち、自律的な成長を続け、進取の精神でグローバルフィールドで新たな価値創造に挑戦する人材 |
※参考:三井物産 採用ポータルサイト「求める人物像」
※参考:三菱商事「新卒採用:よくあるご質問」
※参考:伊藤忠商事「採用にかける想い」
※参考:丸紅「採用メッセージ」
※参考:住友商事「キャリア採用」
各企業の求める人物像や選考のポイントは、ワンキャリア上の合格の秘訣もご覧ください。
総合商社の選考対策
総合商社の選考対策のポイントについて、以下6点ご紹介します。
エントリーシート(ES)対策
まずはES対策です。五大商社のESには、本質的に共通した質問があります。
「変革を求め、挑戦した経験」 「あなたらしさ」 「課外活動で学生時代に頑張ったこと」
三井物産の2024年卒のESは「自分史」を書く1問のみですが、記述する際に意識すべきポイントは「一貫性」と「成長」です。実際に、ある内定者も「人生を通じて変わらない性格(人柄)を記述することで『一貫性』を示しつつ、特定の経験での学びから変化した性格(人柄)も記述することで『成長』の軌跡を示した」と語っています(選考対策ページより)。質問そのものは違いますが、本質的には上記に共通している部分もあるといえるでしょう。
こちらの記事では、五大商社のES対策について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ES対策について詳しく知りたい方はこちら ・【総合商社のES対策】ガクチカ・志望動機などの例文38選(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事) ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
次に、Webテスト対策もしっかりと準備しておきましょう。
五大商社には多くの学生から応募が殺到するため、絞り込むためのWebテストや筆記試験は倍率が高く、基準点に達しなければ容赦なく切られるといわれています。
こちらの記事では、五大商社のテスト対策について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
Webテスト対策について詳しく知りたい方はこちら ・【総合商社の筆記試験対策】ボーダーは日系企業でもトップクラス?WEBテストの種類と通過率まとめ ・【人気企業125社分】過去に出題されたWebテスト/適性検査の種類・形式一覧 ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧 ・【2024年版】Webテスト24種類の見分け方!形式別のURL一覧と業界別の傾向
面接対策
面接対策も重要です。どんな面接にも頻出する、対策必須の質問例文をご紹介します。しっかり対策を行い、面接本番で自分をアピールできるようにしましょう。
・自己紹介や自己PR ・最近の気になるニュースは何か、どう感じたか ・英語は話せるか、またどのくらい話せるのか(TOEICなどの点数について) ・最後に言い残したことはあるか ・質問したいことはあるか(逆質問)
こちらの記事では、五大商社の面接対策について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・面接質問集&回答例!総合商社の内定者が就活中に聞かれた過去問 ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例 ・【面接マナー】新卒就活の決定版!集団面接やオンライン面接も解説
ケース面接対策
五大商社の選考では、ケース面接が行われる場合もあります。
ケース面接とは、与えられた課題に対して制限時間内に適切な対策を提案する面接です。課題に対する問題解決力や分析力、論理的思考力が求められます。自分で仮説を立てて、問題点を見つけ、解決策を導くという手順の難易度の高い面接です。
こちらの記事では、五大商社のケース面接対策について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
▼ケース面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接・GD対策】5大商社の鬼門面接(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅) ・【フェルミ推定】例題・出題例13選!考え方と解答例も紹介 ・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方 ・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方/流れやコツを網羅的に解説
OB・OG訪問
五大商社では、OB・OG訪問の有無や評価が選考に影響します。
OB・OG訪問の実施回数が多ければ「熱意がある」と評価されたり、筋の良い質問をすれば「優秀だ」と評価されたりします。
こちらの記事では、OB・OG訪問について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説 ・【こんなOB・OG訪問は落ちる】学生が知らない、失礼にあたるマナー11例を社会人のホンネ付きで再現してみた ・OB・OG訪問の質問リスト【厳選50選】 深い内容を聞くコツ・前日に送るメール例 ・OB・OG訪問のメール【例文つきで解説】返信/お礼メールの鉄則
語学力を磨く
五大商社の選考では、語学力の高さをアピールすることも有効です。
先ほどご紹介したように、五大商社には海外事業が幅広くあるため、英語を使うシーンが頻繁にあります。海外企業の対応や海外を拠点にして活動したいと考えている場合は、語学力を磨いておきましょう。
語学力のアピールに効果的な資格はTOEIC(700~800点以上)です。こちらの記事では就活でおすすめの資格について、特徴や対策のポイントを解説しています。ぜひ参考にしてください。
就活の資格について詳しく知りたい方はこちら ・就活で有利な資格10選!業界別・文理別のおすすめとESの書き方
企業ごとの選考対策は、ワンキャリア上の選考対策ページをご覧ください。
三井物産
三菱商事
伊藤忠商事
丸紅
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クチコミはこちらをご覧ください。
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▼商社志望必見の選考対策記事はこちら
・【総合商社の筆記試験対策】ボーダーは日系企業でもトップクラス?WEBテストの種類と通過率まとめ
商社業界以外の業界研究記事
いかがでしたか。今回は商社業界について詳しくご紹介しました。
商社以外の業界についても以下の記事で詳しく説明しています。ぜひこの機会にご確認ください。
▼業界研究まとめ記事はこちら ▪️メーカー ・【素材メーカー:業界研究】大手3社(日本製鉄・AGC・東レ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(日立製作所・ソニー・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い ・【化粧品メーカー:業界研究】日本の大手3社(花王・資生堂・コーセー)を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「サントリー・アサヒ・キリン・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・明治・日清食品・キッコーマン・ヤクルト)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手4社(武田薬品工業・アステラス製薬・大塚製薬・第一三共)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【精密機器メーカー:業界研究】大手4社(デンソー・キヤノン・富士フイルム・キーエンス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:メーカー】日系・グローバルエリートは商社だけじゃない!海外売上50%越え日系メーカー厳選10社
・【業界研究:消費財】日系消費財メーカー(資生堂・花王・ユニチャーム)の違いを徹底比較!グローバルで百戦錬磨の意外な企業は?
・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【自動車メーカー:業界研究】大手3社(トヨタ・ホンダ・日産)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手3社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️商社 ・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「伊藤忠丸紅鉄鋼・メタルワン・阪和興業・JFE商事」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️金融 ・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:地銀】横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田泉州銀行。Uターン就活生から圧倒的な人気を誇る地方銀行の違いや意外な魅力とは?
・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【外資系投資銀行:業界研究】大手4社「J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【証券:業界研究】大手5社「野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】MBB「マッキンゼー・BCG・ベイン」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
・【業界研究:総合コンサル】大手6社(アクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMG、アビーム)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️マスコミ・エンタメ ・【出版:業界研究】4大出版社(集英社・講談社・KADOKAWA・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局4社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【大手広告代理店:業界研究】大手6社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・セプテーニ・デジタルHD・ADK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、HIS、KNT-CT、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
・【インフラ:業界研究】大手3社(JR東海・東京電力・東京ガス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:インフラ業界】「安定時代の終焉」日本を支えるインフラ業界:電力・ガス・交通の魅力と将来性
・【鉄道:業界研究】大手5社「JR東日本・近畿日本鉄道・JR東海・JR西日本・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【私鉄:業界研究】大手3社「東急・東武鉄道・小田急電鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:エネルギー】電力・ガス業界の大手4社「東京電力・関西電力・東京ガス・大阪ガス」の事業や年収を徹底比較!
・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
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▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(大林組・鹿島建設・大成建設・清水建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社(アクセンチュア・NTTデータ・野村総合研究所・日本IBM・富士通)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️人材・教育 ・【人材:業界研究】大手4社「リクルート・パーソルキャリア・パソナ・リンクアンドモチベーション」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【教育:業界研究】大手4社「ベネッセ・リクルート・トライ・LITALICO」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
・【新特集スタート】就活生の悩むべき問題は5つだけ。モヤモヤした視界を切り開く「就活の羅針盤」
・インターン/就活はいつから?スケジュールと準備の進め方
・OB・OG訪問とは?就活でOB・OG訪問が必要な人、しなくていい人
・志望動機の書き方と例文集|人気8業界のES通過例文と王道の回答例
・【自己PRの書き方】ESで強みを効果的にアピールするには?新卒採用担当の目線と内定者の回答例から解説
・【面接対策】質問集&回答例|新卒就活でよく聞かれることと準備方法
・【自己分析のやり方】たった4通り!簡単にできる方法・ツール・シートを解説
・【業界研究:34業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較
・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方/コツや役割を網羅的に解説
・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
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