Never stop.
富士フイルムはいかなるときも歩みを止めません。
富士フイルムは写真やカメラの会社だと思っている方、まだまだ多いのではないでしょうか。
富士フイルムは本業喪失の危機を乗り越え生き抜いた、数少ない会社の一つです。
コア事業であった写真フィルムの需要が激減した2000年以降、
全社一丸となって事業変革を進め、大きく生まれ変わりました。
化粧品から再生医療まで、
「予防・診断・治療」そして未来の医療まで一気通貫して人間の健康を支える「ヘルスケア」、
人々の生活の便利・安心・安全を支える素材分野「高機能材料」、
人々の安全を見守る、セキュリティ用レンズなどの「光学デバイス」、
世界の印刷を支え、印刷の新たな可能性を拓く「グラフィックシステム」
そしてこれまで守ってきた写真文化の新たな価値を提案し続ける「デジタルイメージング」
以上を重点事業分野と定め、積極的な設備投資、M&A、研究開発投資を推し進めています。
富士フイルムはこれからも変化を恐れることなく、新たな価値を創造するリーディングカンパニーであり続けます。
会社名 | 富士フイルム株式会社 |
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取締役会長・取締役会議長 | 助野健児 |
代表取締役社長・CEO | 後藤禎一 |
本社 | [東京ミッドタウン本社] 東京都港区赤坂9-7-3[西麻布本社] 東京都港区西麻布2-26-30 |
設立 | 2006年10月2日 |
資本金 | 40,363百万円(2021年3月31日現在) |
連結従業員数 | 73,275名(2021年3月31日現在) |
連結事業内容 | イメージング ソリューション(カラーフィルム、デジタルカメラ、光学デバイス、写真プリント用カラーペーパー・サービス・機器、インスタントフォトシステム等)、ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション(メディカルシステム機材、ライフサイエンス製品、医薬品、グラフィックシステム機材、フラットパネルディスプレイ材料、記録メディア、電子材料等)、ドキュメント ソリューション(オフィス用複写機・複合機、プリンター、プロダクションサービス関連商品、オフィスサービス、用紙、消耗品等)の開発、製造、販売、サービス |
受賞歴 |
当社は従来の「映像と情報」の分野にとどまらず、創業以来培ってきた「技術力」「マーケティング力」「財務力」「人材」を活かして幅広い事業を展開し、「ヘルスケア」「高機能材料」「グラフィックシステム」「光学デバイス」「デジタルイメージング」の5つを重点事業としています。中でも「ヘルスケア」「高機能材料」の2事業を「成長戦略の柱」と位置づけ、経営資源を集中的に投入して更なる成長に取り組んでいます。
また、海外での販売体制、開発・生産体制を強化することで、海外市場での競争力を高めています。当社の挑戦を成し遂げるための最大の原動力は「人材」です。どんな課題にも自分の想いをぶつけていける人材を求めています。
当社はX線,印刷用フィルムなど写真以外の事業においても市場シェアを獲得してきました。一方で、80年代デジタル化の兆しを感じ取り、率先してデジタル技術の開発を進め、画期的な製品を提供してきました。当社の歴史は、社会のニーズに応え自らを変化させてきた、イノベーションの連続だったと言えます。
創立80周年を迎えた、2014年に制定したコーポレートスローガン「Value from Innovation」には、富士フイルムが「イノベーターとしてのDNA」をもとに、「新たな価値」を創出していくという想いが込められています。今後も「Value from Innovation」のもと、自らを変革させ、人々の心が躍る「技術」「製品」「サービス」を生み出し続けます。
メディカルシステム・ライフサイエンス事業では、独自の画像技術で病気の早期発見に貢献する医療診断システム、有効な治療方法が見つかっていない「アンメッドメディカルニーズ」に対応する医薬品の開発を目指すなど、人々の関心が最も高く重要な「健康」の課題解決に寄与しています。
また、高機能材料事業では、耐久性の高い太陽電池用バックシートや天然エネルギー資源を高効率・低エネルギーで活用可能にするガス分離膜などを通じて地球規模の環境・エネルギー問題の解決に寄与しています。今後も、事業活動を通じて、「人々の生活の質の向上に寄与する」という企業理念を実践することにより、社会の持続可能な発展に貢献していきます。