※こちらは2017年8月に掲載されて記事の再掲です。
こんにちは、ワンキャリア編集部です。
2017年卒の内定実績・内定者や社員の特徴についてお伝えします。
内定者の内訳:東大京大、早慶で約7割!!
2017年度の三菱商事の内定者は全体で179名(※1)で「東大、京大、早大、慶大」の出身者が多いです。
179名の内訳を詳しく見ていくと、そのうち159名が総合職、約20名が一般職としてとして採用されています。内定者は全体として文系の学部生が多く、理系や大学院生は相対的に少ない傾向にあります。
内定者の大学別の内訳としては、「東大・京大で約22%、早大・慶大で44%」と、その層だけで約70%を占めます。
一方、ワンキャリ編集部員の友人で三菱商事に内定している学生の中にはMARCHや海外大学、外語大、上智などからの内定者も確認されています。優秀な学生は学歴を問わず内定を獲得しているようです。
※出典:ワンキャリア「三菱商事 17年卒 総合職の内定実績」
(※1)参考:三菱商事「人事データ」
内定者・社員の特徴:「バランス感」の優れたエリート集団
三菱商事の社員の特徴は「バランス感」の優れたエリート集団」です。
三菱商事で働く社員の特徴として、社訓である三綱領(※2)に「裏打ちされた倫理観の高さ」と、「商社パーソンとしての明るさ」の両者が均整が取れていることが挙げられます。
ある社員が説明会で「ビジネスなので利益優先だが、案件を審議に通す際には三綱領の精神に即しているかも、説明に入れる」と話すなど、ビジネスを遂行する上でも倫理感の強さが強く意識されています。
一方で、OB/OG訪問などで関わった学生には熱意を持ったサポートを最後まで行う社員も多く、ある内定者は「仕事とプライベートのメリハリもしっかりした、人間的魅力に溢れた社員が多いように感じた」そうです。
No.1商社ならではの魅力的な人材が集う環境が得られるのは、他の企業では得られない三菱商事パーソンの特権ともいえるでしょう(選考対策ページより)。
(※2)……以下の3つを指す「所期奉公」=社会への貢献/「処事光明」=フェアープレイに徹する/「立業貿易」=グローバルな視野。参考:三菱商事「企業理念」
選考のポイント:「高潔さ」と「快活さ」のバランス
上述の通り、三菱商事の社員の特徴である「倫理感や正義感の強さ(=高潔さ)」と、「明るさや活発さ(=快活さ)」のバランスが取れた人材が求められます。
経験をベースにバランスの良さをアピールするようにしましょう。
体育会出身の内定者であれば「勉学における真面目さをアピールした」と話したり、非体育会の内定者であれば「あえて、スポーツの話をしてガッツを見せた」と話すことが例として挙げられます。
このように、自分に抱かれやすいマイナスイメージを覆すエピソードを盛り込むことでバランスの良さをアピールできるでしょう。
他には、「なぜ他業界でなく総合商社なのか」といった差別化を通し、総合商社の業界で働き抜く覚悟を示すことも必要です。
自分が併願している業界に関しては、明確に総合商社との差別化ができるよう努めましょう(選考対策ページより)。
ワンキャリの選考対策ページでは「コンサル/投資銀行/デベロッパー/メーカー」との差別化の例文も載せていますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
いかかでしょうか? こちらの記事が皆さんの就職活動のお役に立てれば幸いです。
ワンキャリの選考対策ページやクチコミはこちらをご覧ください。
【三菱商事 インタビュー記事はこちら】
・三菱商事の「経営人材」育成システム:連結事業投資先1,200社の経営人材を、いかにして育てるか【総合商社 人事インタビュー Vol.2】
・「三菱商事だからこそ、やるべきことがある」三菱商事の人事部採用チームリーダーが語る、“日本の若者へ果たすべき使命”と“経営人材を育てるキャリア論”
・良い意味で裏切られた「下積み」の本質:経営人材育成への挑戦【Vol.6:三菱商事】