こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は、グローバル市場への強みを持つ日産自動車(グローバルマーケティング)のインターン選考のポイントを7点にまとめてお伝えします。選考前の確認にぜひご一読ください。
電気自動車を武器に戦う日本有数のグローバルメーカー
日産自動車(以下、日産)が提供するブランドは地域や消費者のニーズに合わせて変え、世界中で自動車を販売しています。
特に日産が注力しているのは電気自動車で、リーフは世界でも20万台の販売台数を記録した(※)ヒット製品です。
(※)出典:日産「リーフ」はカッコよければヒットしたか(東洋経済ONLINE)
日産自動車の選考フロー
2018年卒の日産自動車(グローバルマーケティング)のインターン選考は以下のフローで行われました。
・エントリーシート(以下、ES)
・WEBテスト
・プレゼンテーション(プレゼンテーション、グループディスカッション、面接は同日開催)
・グループディスカッション(以下、GD)
・面接
・インターンシップ
それでは、各選考のポイントについて見ていきましょう。
日産自動車インターン選考のポイント7選
1. 自分の言葉で「リーダーシップ」を語り、行動で示そう
日産は求める人物像として、『和魂多才型人材』を掲げています。具体的には「多様性を尊重しながらもリーダーシップを以って、あらゆる環境において結果を出し続ける」人材であると定義しています。
2018年卒のインターン選考フローすべてにおいてリーダーシップについての自分の考えを問われることから、日産ではリーダーシップを語り、体現できる学生を求めていると考えられます。
特に過去のリーダーシップ経験と選考での振る舞いを一致させるといった一貫性のある人物であることを示しましょう。
2. ESは自己PRとリーダーシップの一貫性に気を付けよう
2018年卒日産自動車のESは以下の内容が課されました。
設問(1):当社インターンシップへの志望動機をお聞かせください。(600文字以内)
設問(2):自由に自己PRをご記入ください。(600文字以内)
設問(3):リーダーシップについては様々な解説がありますが、その中の一つに『リーダーシップはリーダーだけのものではなく、組織のメンバーそれぞれがその対象である』とあります。
あなたはこの解説に賛成しますか? それとも反対しますか? 賛成反対の理由を含め600文字から800文字で論じてください。(600~800文字以内) ※出典:日産自動車|グローバルマーケティング2018年卒のエントリーシートより
ポイント1でも示したように、日産はリーダーシップについて自分なりの考えを持っていることが重要です。従って、設問(2)でもリーダーシップを発揮したエピソードを示すとよいでしょう。また、設問(2)と設問(3)の一貫性に気を付けると良いでしょう。
過去の選考参加者のESはこちら。
・日産自動車|グローバルマーケティング2018年卒のES・体験談一覧
3. WEBテストは玉手箱。英語も課されるので不安なら事前に対策を!
日産自動車の玉手箱は英語が課されるのが特徴ですが、英語を課す企業は少ないため事前の対策は難しいでしょう。2018年卒のインターン参加学生によると「そこまで難しいものではなかった」と話していました。
不安な学生は問題集を1冊解くなど事前の対策をしておきましょう。
2017年卒・2018年卒で玉手箱に英語を課した企業は、三井物産・サントリーホールディングス・商船三井・JICA等があります(ONE CAREER調べ)。参考にしてみてください。
おすすめ本はこちら。
・必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】
玉手箱の対策についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
・【Webテスト対策:玉手箱】計数・言語・英語の問題例一覧!出題企業とおすすめ問題集も
4. プレゼンテーションでは「自分の考えるリーダーシップ」の主張と根拠を示そう
2018年卒では「リーダーシップ体験とその成果、およびその体験から学んだあなたが考えるリーダーシップ」について5分間のプレゼンテーションが課されました(選考対策ページより)。
この選考では、プレゼンテーションのうまさより、主張に対する根拠が論理的に説明できるかを見られていたそうです(選考対策ページより)。
課題は事前に共有されるので、5分間で効果的に伝わるようなプレゼンテーションができるよう、友人に見てもらったり、ビデオに撮って確認したりするなど何度も練習するべきでしょう。
5. GDではプレゼンで示したリーダー像を行動で示そう
プレゼンテーションに引き続き行われたGDでは、最終的なアウトプットの内容より議論の仕方をより見られていたそうです(選考対策ページより)。あるインターン参加者は「プレゼンテーションで人を巻き込むことを自分のリーダーシップと定義していたので、GDでは発言数の少ない学生に意見を振るなどの努力をした」と話していました(選考対策ページより)。
このように、プレゼンテーションで示したリーダー像をGDで体現できるような行動をとるとよいでしょう。
GDについてさらに詳しく対策したい方はこちらをご覧ください。
・グループディスカッション(GD):人事視点の評価基準3点!鍵は「コミュ力」「協調性」「リーダーシップ」
6. 面接は自分の掲げるリーダー像と過去の経験との整合性を示そう
GDと同じメンバー・社員と行われる集団面接では、リーダーシップを発揮した過去の経験について深掘りされたそうです。過去の経験に関して、プレゼンテーション・GDでの発言内容・振る舞いとの一貫性を感じさせるような経験を話しましょう(選考対策ページより)。
過去の経験に関する質問ではその学生の人となりを判断している可能性があるので、下手に話を盛らず、素直に話すと良いでしょう。
集団面接についてさらに詳しく対策したい方はこちらをご覧ください。
・集団面接に受かる人、落ちる人:評価を分ける5つのポイントを徹底解明!
7. インターンでは常に評価されている意識を持って取り組もう
5日間のインターンシップでは、自動車業界の理解から社員座談会、ケーススタディ、電気自動車の試乗会など盛りだくさんのコンテンツが用意されていたようです(選考対策ページより)。
実際に参加した学生も「非常に充実したインターンで、自動車業界への志望度が上がった」と話していました。
インターンに参加した学生は本選考でも優遇されたという話もあるため(選考対策ページより)、インターン中も評価されていることを念頭に置いた上でケーススタディや座談会において積極性を見せるとよいでしょう。
おわりに
いかがでしたか。学生によると、インターンシップ参加者は本選考でWEBテストの免除の特典があるようです。本選考の面接時でも「インターンシップ参加学生」と認識され、早い学生は6月1日に内定が出たそうです(選考対策ページより)。
志望度の高さを示せる上、自動車業界への深い理解につながるコンテンツが用意されているので、日産に興味がある学生はインターンシップの参加を検討してみてください。
インターンシップ選考についてさらに対策をしたい方はこちらをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
日産自動車
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