「リース」と聞いてどのような仕事を想像するでしょうか。単にモノを貸すだけのビジネスと思ったら、それは大きな誤解です。
芙蓉総合リースは、系列や派閥に縛られない自由な立ち位置を活かし、企業の経営課題、さらにはその先にある社会課題の解決に挑んでいます。金融機能とサービス機能を掛け合わせ、グループ企業と一体となって幅広いソリューションを提案する同社のビジネスは、極めて多岐にわたります。
本記事では、採用担当の伊藤海さんと、海外ビジネスを推進する中川綾乃さんの対談を通じ、リース会社の真の面白さ、若手からの海外挑戦、そして柔軟な企業カルチャーを紐解きます。就活生の皆さんが業界研究・企業研究を深めるためのヒントが詰まったインタビューです。
はじめに:リースビジネスの基本と「CSV経営」
──まずは、リースというビジネスの基本的な仕組みと、芙蓉リースの会社概要について教えてください。
伊藤:リースとは、法人のお客様が必要とする設備を私たちリース会社が代わりに購入し、長期にわたってお貸し出しをする取引です。
この取引には大きく2つの機能があります。1つ目は「金融機能」で、お客様は多額の初期費用を用意する必要なく、設備を導入できます。2つ目は「サービス機能」で、設備の所有権はリース会社にあるため、お客様は固定資産の管理事務といった煩雑な業務をリース会社にアウトソースができるメリットがあります。
──芙蓉リースならではの強みや事業戦略はどのような点にありますか。
伊藤:当社は1969年設立、単体従業員数は2026年3月末時点で876名の会社です。近年はグループ会社が多数仲間入りしており、多様な商材をそろえ、幅広い営業活動を展開しているのが特徴です。系列にとらわれず、自由度の高い提案ができる点も強みといえます。
現在の中期経営計画では、「CSV(Creating Shared Value=共有価値の創造)」の考え方を非常に重視しています。脱炭素社会実現などの「社会課題の解決」と、「企業価値の向上」を事業を通じて同時に実現しようとする戦略です。社長も「お客様の課題の先に、社会課題がある」と話しており、お客様の経営課題を解決することが結果として社会課題の解決につながるという理念のもと、ビジネスを展開しています。
伊藤 海(いとう かい):人事部 採用担当
入社7年目、名古屋支店にてエリア営業、コーポレート営業第二部にて大企業営業を経験したのち現職。
系列にとらわれない幅広いソリューション提案の面白さ
──「モノを貸すだけではない」というリース会社の仕事の面白さについて教えてください。
伊藤:私は以前、大企業を担当するコーポレート営業部門などでフロント営業を経験しました。そこでは、単なるリース契約にとどまらず、お客様の煩雑な業務を私たちのグループ会社にアウトソーシングして効率化するご提案や、EV車を用いたモビリティサービスの提案など、幅広い提案を行ってきました。何か決まった商品を売るのではなく、お客様の課題やニーズに合わせ、自由な発想で提案できるのが最大の面白さです。
──そうした「ソリューション営業」は、具体的にどのように進めるのでしょうか。
伊藤:お客様の課題やニーズに寄り添い、「何ができるか」をゼロから考えることが仕事の本質です。時には、お客様自身が認識していない潜在的な課題もあります。そうした隠れた課題を日々の会話から引き出し、突き詰めていきます。
例えば、あるお客様が「使っていない遊休地がある」とお話しされた際、「その土地に太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを活用している企業としてアピールしませんか」と提案しました。ゼロからのスタートでしたが、お客様のニーズに寄り添い、社内専門部署と一丸となって提案を重ね、お客様との信頼関係を構築することができました。
フロントと専門営業の連携が生む、期待を超える価値
──フロント営業と専門部署は、どのように連携しているのでしょうか。
中川:私は以前、ICTソリューション営業部という専門部に所属していました。ここは、フロント営業が引き出してきた課題に対し、芙蓉リースグループとしてどのような解決策を提供できるか、具体的なプロダクトを組み立てる部門です。フロント営業が拾い上げた「言語化できていないお困りごと」に対し、情報を連携してより良い提案を作り上げます。
──連携の中で、特にやりがいを感じるのはどのような瞬間ですか。
中川:私たちはリースだけでなく、グループ会社の機能も組み合わせて提案します。私はパソコン周辺の営業を担当していましたが、現代においてパソコンを利用していない企業はほとんどありません。しかし、その管理には手間がかかり、人手不足の昨今において企業の大きな負担となっています。
そこで私たちが管理業務をアウトソースとしてお引き受けし、お客様が本来の事業に注力できるようにお手伝いします。「仕事がすごく楽になった」とお客様に思っていただけたときは、本当に大きなやりがいを感じます。
伊藤:私も、案件が成約してお客様から「芙蓉リースさんにお願いしてよかった」と言っていただける瞬間が一番うれしいですね。大変なことがあっても、その一言で「やってよかった」と思えます。難しさは、「これを提案すれば正解」という明確な答えが存在しない点にあります。複雑な法律や海外の規制をクリアしながら進めていく過程は、大変でもあり私たちの腕の見せ所でもあります。
若手から世界へ。国境を越える海外業務のやりがい
──中川さんは「海外トレーニー制度」を活用されていますね。挑戦のきっかけを教えてください。
中川:私は学生時代、受験英語しか経験がなく流ちょうに話せるわけではありませんでした。しかし、留学生との交流などを経て「海外で働くこと」への興味が湧きました。入社後、国内営業の知識が身についてきたタイミングで海外トレーニー制度(※)に応募しました。若手のうちから挑戦の機会を与えてもらえるのは、当社の大きな魅力です。
※……海外トレーニー制度とは、若手社員を海外拠点に派遣し、実務を通じて海外取引や国際会計について学ぶことができる人材育成制度です。
──海外業務を経験して、どのような成長を感じましたか。
中川:国をまたぐ取引となると、文化の違いや時差、言語の壁、さらには法律や規制といった国内ビジネスでは気に留めなかった部分までカバーする必要があります。見るべき範囲が大きく広がるため難易度は高いですが、ビジネスの視野が広がり、とても面白い経験になりました。
──現在のグローバルビジネス推進部では、その経験がどう活きていますか。
中川:現在、当社は北米、アジア、ヨーロッパなどに複数の海外拠点を構えており、私の部署では海外拠点と国内部門の連携をサポートしています。国内で担当しているお客様が現地に法人をお持ちの場合、現地の拠点でファイナンスなどをご提供できる機会があります。その際、国内営業と海外拠点を橋渡しし、スムーズな連携を図る上で自身の経験が大いに活きていると感じます。
中川 綾乃(なかがわ あやの):グローバルビジネス推進部 主任
入社6年目、ICTソリューション営業部にて専門営業を経験後、海外トレーニーとして海外勤務を経験したのち、現職。
「前例のない場所へ。」新たな挑戦を支えるカルチャー
──芙蓉リースの社風や、働く環境についても教えてください。
伊藤:当社のスローガンに「前例のない場所へ。」という言葉があります。この言葉の通り、お客様への提案はもちろん、社内においても常に新しいことにチャレンジしようとする前向きな文化が根付いています。
中川:働く環境としては、ワークライフバランスが非常に取りやすいです。
私が気に入っているのは「時差勤務制度」です。これは7時から11時の間で出社時間を柔軟に選べる制度で、私は海外と時差があるため、早朝のミーティングに合わせて活用しています。朝早く出社した分、早く退社できるため、無駄な残業を減らせます。満員電車を避けたい社員や、保育園の送迎に合わせて活用する社員など、全社的にバランス良く浸透しています。
伊藤:私は「有給休暇の取りやすさ」をおすすめしたいです。当社では「有給休暇取得率90%」という高い目標を掲げており、プライベートの予定をしっかり確保できます。休みをしっかり取る文化が浸透しているため、リフレッシュして仕事に全力で取り組めます。
──社内で活躍している方に共通する特徴はありますか。
伊藤:「穏やかだけれど、仕事に対しては前向きで真剣」という方が多いです。分からないことがあれば親身に教えてくれる温かい雰囲気があります。
活躍している人に共通するのは、前例のない取り組みが求められる中で「今何が求められているのか」を情報収集し、最後まで「実行し切る能力」を持っている点です。近年は文理を問わず多様なバックグラウンドを持つ社員が増えており、様々な意見が飛び交う風通しの良い職場になっています。

芙蓉総合リース▼イベントページはこちら
【早期選考直結/参加特典あり】事業領域の広さが体感できる!金融・リース業界の魅力がわかる!1day仕事体験
申し込み締切:9月30日(水)
申し込み締切:10月31日(土)
申し込み締切:11月8日(日)