こんにちは、ワンキャリ編集部です。
今回は理系の就活生に向けて理系の就活の特徴や人気業界、人気企業などをご紹介します。また、選考対策や理系職業の転職についても解説しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
<目次> ●理系の就活の特徴 ・選択肢が増える ・内定率が高い ・就活に割ける時間が少ない ●理系の人の職業の選び方 ・自分の専門性を生かせるか ・開発やものづくりに携わるか ・論理的思考力や分析力を生かせるか ●理系の就活生に人気の業界一覧 ・メーカー ・コンサル・シンクタンク ・IT・通信 ・商社 ・不動産・建設 ・金融 ●理系の就活におすすめの職業一覧|平均年収も紹介 ・研究・開発職 ・品質管理職 ・生産・製造技術職 ・システムエンジニア・AIエンジニア ・機械・光学設計者 ・AR技術者 ・電子回路設計 ・MR ・医療・メディカルライター ・コンサルタント ・アクチュアリー・クオンツ ・データサイエンティスト ・高収入の職業一覧 ●理系の人気企業ランキング ●理系の職業で求められる能力 ・論理的思考力 ・探求心 ・課題解決力 ・コミュニケーション能力 ・分析力 ・忍耐力 ●理系の就職に有利な資格一覧 ●志望業界や職業、企業の見つけ方と選考対策 ・自己分析 ・業界研究、企業研究 ・説明会、インターンシップ ・ワンキャリアの活用方法 ●理系職業の転職 ・新卒採用と中途採用の違い ・有利になるスキルや資格 ・転職を成功させるには ●まとめ
理系の就活の特徴
理系の就活の特徴には、大きく分けて以下の3点があります。
それぞれの特徴について、さらに詳しくみていきましょう。
選択肢が増える
理系の学生は進路の選択肢が多い点が特徴です。選択肢には、大きく以下の3つがあります。
・学部就職・大学院進学 ・理系就職・文系就職 ・自由応募・推薦応募
以下に、それぞれの選択肢について、詳しく解説します。
学部就職・大学院進学
学部就職とは、学部卒業(4年)後にそのまま就職することです。
大学院進学は、修士課程に進学し学部で専攻したテーマをさらに研究することを指します。理系の場合は文系と異なり、修士課程・博士課程に進む学生も少なくありません。
理系就職・文系就職
理系就職とは、大学で学んできた専門分野を生かせる業界で技術職や研究職、開発職などの専門職に就くことを指します。自分の専門分野を生かし、興味関心のあるジャンルで知識を発揮できる点が特徴です。
一方で文系就職とは、営業職や総合職、事務職、販売職、企画職など、文系学生の応募数が多い職業に就くことを指します。
理系学生の場合は、理系就職・文系就職、いずれの選択肢も選びやすい点が特徴です。
自由応募・推薦応募
自由応募とは、企業が公開している募集要項に従い自分で応募する方法です。文系就職の多くが自由応募です。
推薦応募とは、学部・大学院の研究室ごとで事前に設けられた推薦枠に従い応募する方法です。研究テーマと関連が深い企業から推薦枠が設けられていることが多く、大学や教授から推薦状を書いてもらって就活に臨めます。
内定率が高い
理系の学生は文系と比較して、以下のように内定率が高くなりやすい傾向にあります。
令和4年度 | 令和5年度(令和6年2月時点) | 令和5年度(令和6年4月時点) | |
理系 | 92.8% | 90.7% | 98.8% |
文系 | 90.5% | 91.8% | 97.9% |
※出典:厚生労働省「若年者雇用対策関係公表資料一覧」
理系は学生数が少ない上専門知識を持っているため、企業からの需要が高くなりやすく、内定率が文系より高い傾向にあります。
就活に割ける時間が少ない
理系の学生は、大学3・4年生となっても必修講義が多いため、授業に時間を割く必要があります。また、研究室での実験やテーマの勉強、卒業研究などもあるため、勉強時間が長くなります。
このように、理系は卒業前でも必要な勉強量が多いため、就活に割ける時間が少なくなってしまうのです。
理系の人の職業の選び方
理系の就活の特徴が分かったところで、次は職業の選び方についてご紹介します。
自分の専門性を生かせるか
1つ目は自分の専門性を生かせるかどうかです。
理系の学生は専門性の高い知識やスキルを持っており、その専門性は人によってさまざまです。そのため、今まで勉強あるいは研究してきた分野と同じ、あるいは似ている分野を扱っている業界や企業、職業であるかは選ぶ基準の1つであるといえます。研究内容以外にも、培ってきたスキルを生かせるかどうかも基準の1つになるため、具体的にどういった事業内容なのか、どういった仕事をするのかをしっかり調べることも重要です。
また、今まで研究してきた内容をさらに追及したいといった場合は、自身の研究分野を扱っている企業や業界を選ぶと良いでしょう。
開発やものづくりに携わるか
2つ目は開発やものづくりに携わるかどうかです。
前述の通り、理系の人は研究職や技術職といった理系の職業と営業職などの文系の職業を選べます。そのため、実際に研究職などの職業に就いて開発やものづくりに直接携わるのか、それとも営業職やコンサルタントなど直接は開発やものづくりに携わらない職業に就くのかが選べます。
その際に1つの基準となるのが開発やものづくりに直接携わりたいかどうかということです。もちろん文系の職業でも、開発やものづくりに携わることができる職種は多くありますので、携わり方を考えるとより具体的に職業を考えることができるでしょう。
論理的思考力や分析力を生かせるか
3つ目は論理的思考力や分析力を生かせるかどうかです。
理系の学生は研究や論文作成などといった場面で日々、データの分析や筋道をたてて物事を考えるといったスキルが必要とされており、研究活動によって身に付いている場合が多いです。そのため、論理的思考力やデータ分析力といった能力を強みとしてアピールできます。
また、そういった強みを生かせる職業に就くことで、自身の強みをさらに伸ばすことができるため、論理的思考力やデータ分析力などが生かせるかどうかというのは1つの基準となるでしょう。
理系の就活生に人気の業界一覧
次に、理系の就活生に特に人気がある業界をご紹介します。それは以下の6業界です。
それぞれの業界の概要と、理系・文系における各職種について解説します。
メーカー
メーカーとは、消費者の身の回りにある、スマホや自動車、食品、財布、住宅、医薬品など、さまざまな製品を作る業界のことであり、製造業とも呼ばれます。消費者の生活に根付いているため、関連企業が多い点も特徴です。
メーカーにおける理系・文系ごとの職種例は以下の通りです。
理系 研究開発・品質管理・製造技術 文系 営業職・企画・生産管理・生産ライン・広報・資材調達
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コンサル・シンクタンク
コンサル・シンクタンクとは、経営やIT、組織、人材、財務など幅広い領域における課題を解決し、企業の成長をサポートする仕事です。経営陣を相手にすることも多いため、高いヒアリング能力や業界に関する豊富な知識などを求められます。
コンサル・シンクタンクにおける理系・文系ごとの職種例は以下の通りです。
理系 データサイエンティスト 文系 コンサルタント・マネージャー
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IT・通信
IT・通信業界とは、インターネットやAI(人工知能)など情報技術を活用したサービスを行う業界のことです。「ソフトウエア」「ハードウエア」など多くの種類に分けられており、インターネットが普及した現在では不可欠な仕事といえます。
IT・通信業界における理系・文系ごとの職種例は以下の通りです。
理系 システムエンジニア・AIエンジニア・電子回路設計 文系 ITコンサルタント・営業・マーケティング
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商社
商社とは、国内外を問わず商品・サービスの売り手と買い手を結びつける仕事です。取り扱う商品・サービスは、食品やインフラ、機械など多岐にわたります。
商社における理系・文系ごとの職種例は以下の通りです。
理系 技術営業:商材に関する専門知識を持って営業する職種です。専門知識をもとに、技術面から詳しく顧客の疑問に回答したりトラブルを解消したりします。 文系 営業・貿易事務・企画
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不動産・建設
不動産・建設業界とは、住宅やビル、商業施設といった建物に関する業界です。不動産であれば賃貸や売買、管理などを行い、建設では建物自体の設計や建築作業に携わります。
不動産・建設における理系・文系ごとの職種例は以下の通りです。
理系 設計:CAD(コンピューター支援設計ツール)などを使って建設する建物の設計を行います。 研究開発:建築の材料や工法、耐震など専門的な分野から建物の研究を行います。 文系 営業・デベロッパー・建物管理・仲介・建築職人・施工管理
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金融
金融業界では、外資系銀行や証券会社、保険会社、投資会社などにおいてお金に関わる仕事を行います。経済に関する豊富な専門知識が必要です。
金融業界における理系・文系ごとの職種例は以下の通りです。
理系 アクチュアリー・クオンツ 文系 営業・証券アナリスト・エコノミスト・トレーダー
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▼金融について詳しく知りたい方はこちら ・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:地銀】横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田泉州銀行。Uターン就活生から圧倒的な人気を誇る地方銀行の違いや意外な魅力とは?
・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【証券:業界研究】大手5社「野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:外銀(外資系投資銀行)】大手4社「モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
理系の就活におすすめの職業一覧|平均年収も紹介
次に、理系の就活生におすすめの17の職業をご紹介します。
それぞれの職業について、簡単にご紹介します。
研究・開発職
研究職とは、新製品に生かせる新しい技術を研究する仕事です。「柔軟な発想力」「1つの研究テーマを深く掘り下げられる洞察力」を持つ人に向いています。平均年収は約740万円であるため、比較的高収入といえます(※1)。
開発職は、新しい技術を活用して新製品を生み出す仕事です。新製品を開発するにあたっては、安全性の確保・コスト計算が重要です。開発職は新技術を製品化へつなげる必要があるため、応用力や忍耐力を持つ人に向いています。
研究職・開発職とも、学部・大学院で研究してきたテーマをさらに深掘りする必要があるため、学生時に研究したテーマを今一度復習した方がいいでしょう。
研究職・開発職について詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
(※1)参考:jobtag「検索結果一覧」
▼研究職・開発職について詳しく知りたい方はこちら ・研究職とは|開発職との違いや年収、ESや面接の選考対策まで解説 ・開発職とは|技術職・研究職との違いや、年収・向いている人を解説
品質管理職
品質管理職とは、製品ごとに定めた品質を管理する仕事です。食品関連・家電製品・自動車部品など、さまざまな業種のメーカーで必要とされています。近年は、消費者の品質に対する関心の高さからクレーム対応も増えており、企業において重要な位置付けにある仕事です。品質管理検定などの資格を持っておくと、キャリアアップにつなげやすいでしょう。
基本的にはデータ分析や品質管理計画策定、製造ラインの検証、改善策の実行などのルーチンワークがメインです。そのため、「PDCAを回せる計画性を持つ人」「問題発生時にスピーディーに対応できる人」などに向いています。平均年収は約688万円です(※2)。
(※2)参考;jobtag「生産・品質管理技術者」
生産・製造技術職
生産技術職とは、工場における生産ラインの稼働状況を分析し、設備の不具合や不良品などの課題を見つけて改善する仕事です。「データ分析力」「課題発見能力」「改善策を決めるための創意工夫性を持つ人」などに向いています。
製造技術職は、製品の各製造プロセスにおいて、品質を担保しつつ効率的に生産する方法を模索する仕事です。生産技術職のようなデータ分析力や課題発見能力などを持つ人に向いています。平均年収は品質管理職と同じレベルであり、約688万円です(※2)。
システムエンジニア・AIエンジニア
システムエンジニアとは、製品やサービスの要件定義やシステム設計、実際の開発、リリース前のテストなどを行う仕事です。プログラミングなどの専門知識が求められます。
システムエンジニアはクライアントや他のエンジニアと連携することが多いため、プログラミングスキルはもちろん「コミュニケーション力」「協調性」などを持つ人材であることが理想です。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などの資格を保有していると、就活で有利となるでしょう。平均年収は約685万円です(※3)。
AIエンジニアは、人工知能技術を用いてさまざまな問題を解決する専門家のことです。顔認証や自動運転技術、製品の異常の検知など幅広いジャンルでAIエンジニアのスキルは生かされます。AI業界は動きが早いため、機械学習やディープラーニングなどについての最新情報を常にキャッチアップできる人が向いているでしょう。平均年収は約558万円です(※4)。
(※3)参考;jobtag「システムエンジニア」
(※4)参考;jobtag「AIエンジニア」
機械・光学設計者
機械設計とは、自動車や航空機、半導体装置、電化製品などさまざまなジャンルの機械を設計する仕事です。機械のコンセプトや活用する技術、必要な資材・部品、サイズ、動き方などを考えて仕様を決定し、設計図を作ります。
機械設計に必要な専門知識はもちろん、さまざまな部署や企業と連携するため、コミュニケーション力も必要です。また、近年は海外の顧客や取引先とのやり取りも増えてきているため、語学力もあると有利でしょう。
光学設計とは、コピー機やメガネ、電子顕微鏡、デジタルカメラなどの光学製品で必要なレンズを設計する仕事です。光学設計では光の反射や図面作成など細かい作業も多いため、「地味にコツコツ積み上げられる」「手先が器用」「創造力がある」などの人に向いています。平均年収は約612万円です(※5)。
(※5)参考;jobtag「機械設計技術者」
AR技術者
AR技術者とは、CGや実写映像などを活用して、仮想世界を体験できるコンテンツを制作する仕事です。ゲームなどのエンタメ系のコンテンツ制作が多いですが、今後はビジネスの世界でもAR活用が進む見込みであるため、ビジネス関係のコンテンツ制作も増えるでしょう。
AR技術は日々進歩しているため、「新しい知識や技術を吸収する柔軟性」「毎日勉強できる向上心」などを持った人に向いています。
電子回路設計
電子回路設計とは、家電製品やスマホ、テレビ、産業用機械など、幅広いジャンルにおける電子機器の回路を設計する仕事です。家電製品のデジタル化や自動運転機能を持った自動車の登場など、電子機器の重要性は今後も増えていくでしょう。
設計した電子回路を活用して試作品を作り、性能や耐久性などのさまざまな検証を行うため、「忍耐力がある」「創意工夫が得意」などの人に向いています。EMC設計技術者資格などを取得しておくと最低限の知識を身に付けられるでしょう。平均年収は、約688万円です(※6)。
(※6)参考;jobtag「電子機器技術者」
MR
MRとは日本語では「医薬情報担当者」と訳されます。製薬会社に勤務しており、自社の医薬品を正しく使ってもらえるよう、病院や薬局などに薬の効果や副作用といった必要な情報を提供する仕事です。
医療技術や医薬品は日々進歩しているため、MRの仕事は「最新情報を学び続ける意欲がある」「正確なデータをスピーディーに伝達できる」といった人に向いています。平均年収は約580万円です(※7)。
(※7)参考;jobtag「医薬情報担当者(MR)」
医療・メディカルライター
医療・メディカルライターとは、医療関係の文書を執筆する仕事です。執筆する文章は、ウェブサイトのコンテンツや医薬品の承認文書の作成、学会の資料など多岐にわたります。
医療関係の文書を執筆する際は、医薬品や医学に関する正しい知識や法律、ガイドラインを熟知しなければなりません。分かりやすくまとめる文章力も必要なため、知識があることを前提として「ガイドライン・法律・文章表現など細かい部分に気を配れる人」に向いています。
薬剤師などの資格を持っておくと、客観的に自分のスキルをアピールしやすいでしょう。
コンサルタント
コンサルタントとは、経営やIT、財務などさまざまな視点から企業の課題を解決する仕事です。経営者へヒアリングして本質的な課題を引き出し、改善策の提案や実行まで行います。
コンサルタントの仕事では業界に関する知識も求められます。そのため、自分の専攻ジャンルと関連する企業であれば、大学で学んだ知識を生かしてコンサルティングをしやすいでしょう。難易度は高いですが、中小企業診断士などの資格を持っていると有利です。
コンサルタントは、高いレベルで「ヒアリングスキル」「課題解決力」「プロジェクトマネジメント能力」などを持つ人に向いています。
コンサルタントの平均年収は948万円です(※8)。
(※8)参考:jobtag「経営コンサルタント」
アクチュアリー・クオンツ
アクチュアリーとは、統計学や確率論の専門知識を生かし、保険や年金のデータ分析を行う仕事です。データ分析が仕事であるため、分析力や数理的能力の高い人に向いています。アクチュアリーとして働くには、日本アクチュアリー会の資格を取得することが必要です。平均年収は約947万円です(※9)。
クオンツとは、金融工学の知識を活用して市場や投資戦略、金融商品を分析し将来を予測する仕事です。高度な数学的テクニックを持っている人に向いています。
(※9)参考:jobtag「アクチュアリー」
データサイエンティスト
データサイエンティストとは、商品開発やビジネスにおける課題解決のために、さまざまなデータを分析する仕事です。ビッグデータを活用して消費者のニーズを分析し戦略を立てるケースも多いため、データサイエンティストの重要性は高まっています。
データサイエンティストは、地道にデータを分析することが必要なため、「ルーチンワークが得意」「発想力がある」といった人に向いています。平均年収は約554万円です(※10)。
(※10)参考:jobtag「データサイエンティスト」
高収入の職業一覧
高収入の職業を一部ご紹介します。詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
職種名 | 年収 |
大学教授 | 792万8400円 |
大学准教授 | 653万1600円 |
大学講師・助教 | 575万2800円 |
小・中学校教員 | 557万5200円 |
システムコンサルタント・設計者 | 542万5200円 |
研究者 | 538万9200円 |
高等学校教員 | 519万4800円 |
電気・電子・電気通信技術者 | 501万6000円 |
※出典:e-Stat「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
▼給料が高い仕事を知りたい方はこちら ・給料・収入が高い仕事TOP30!男女別・業種別のランキングもあり
理系の人気企業ランキング
続いて、理系の人気企業ランキングを20位までご紹介します。21位からの企業を知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
1位:野村総合研究所(コンサル・シンクタンク)
2位:ソニーグループ(メーカー)
3位:NTT DATA(NTTデータグループ・NTTデータ・NTT DATA, Inc.)(IT・通信)
4位:アクセンチュア(コンサル・シンクタンク)
5位:パナソニックグループ(メーカー)
6位:資生堂(メーカー)
7位:富士フイルム(メーカー)
8位:KPMGコンサルティング(コンサル・シンクタンク)
9位:サイバーエージェント(IT・通信)
10位:トヨタ自動車(メーカー)
11位:デロイト トーマツ コンサルティング(コンサル・シンクタンク)
12位:アビームコンサルティング(コンサル・シンクタンク)
13位:ボストン コンサルティング グループ(コンサル・シンクタンク)
14位:味の素(メーカー)
15位:キーエンス(メーカー)
16位:P&G Japan(メーカー)
17位:サントリーホールディングス(メーカー)
18位:PwCコンサルティング合同会社(コンサル・シンクタンク)
19位:日立製作所(メーカー)
20位:三菱商事(商社)
調査概要 ・調査時期:24年4月中旬時点での実績値を参照 ・調査対象:26年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生 ・調査方法:ONE CAREERの企業ページ上の「お気に入り数」をもとに集計 参考:【業界別】就活人気ランキング
▼理系の就活人気企業ランキングを知りたい方はこちら ・【26卒】ワンキャリア就活人気企業ランキング|業界別・エリア別・文系理系・東大京大ランキング
理系の職業で求められる能力
ここからは、理系の職業で求められる能力をいくつかご紹介します。
論理的思考力
論理的思考力とは事象や思考を的確に分類することで構造化し、相手に分かりやすく伝える力のことです。
研究職などといった理系の職業では、既存のものから発展させることよりも、何もない状態から新しいことを生み出していくことが多く、物事を筋道立てて考え、言語化する能力は非常に重要であるといえます。
探求心
探究心とは物事に対する深い知識を得たり、本質を見極めたりしたいといった気持ちのことを指します。
探究心があることで諦めずに物事をやり遂げられたり、モチベーションを維持した状態で研究や開発に臨めたりします。そのため、探究心は理系の職業で求められる能力の1つであり、また、探究心がある人は研究や開発といった理系の職業に向いている人であるといえます。
課題解決力
課題解決力とは物事に対する課題を適切に特定し、解決することのできる力のことを指します。
研究や開発の現場では失敗はつきものであり、その課題を解決することで進捗(しんちょく)を生み出します。そのため、失敗の原因となった課題を突き止め、解決していく能力は非常に重要であるといえます。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とは、相手の言うことを正しく理解したり、伝えたいことを適切に表現し、相手に理解したりしてもらう能力のことです。
研究や開発に限らず、どの職種でもそうですが、他の人と適切に意見を交換し、対話をする能力は仕事をする上で非常に重要な能力です。理系の職業に関しては、課題を解決したり、何かを新しく生み出す過程で相手が言っていることを適切に理解したりし、客観的に捉える能力が必要です。
コミュニケーション能力については、以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてみてください。
▼コミュニケーション能力について詳しく知りたい方はこちら ・コミュニケーション能力の自己PR例文職業別16選。面接での伝え方も解説 ・面接で求められている「コミュニケーション能力」って何?面接で見られる2つのコミュ力とは
分析力
分析力とは、情報やデータの中からその時々に合った価値のある洞察を引き出し、意思決定や戦略をたてる際に役立てる能力のことを指します。
研究や調査などで得たデータを適切に活用し、分析することで新しい知見や発見を得ることができます。そのため、研究や開発の現場においてデータ分析力は求められる能力の1つであるといえます。
忍耐力
忍耐力とは、困難な難しい状況に直面した際にも負けずに目標に向かって努力していくことのできる力のことを指します。
研究や開発といった新しく何かを生み出す仕事はうまくいかないことが多いです。しかし、企業や社会が進歩していくためには何かを生み出すことは必要なことであり、諦めずにやり遂げる必要があります。その際に必要な能力が忍耐力です。
理系の就職に有利な資格一覧
理系の就職に有利な資格を一部ご紹介します。詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
・ITパスポート ・基本技術情報者試験 ・知的財産管理技能士 ・危険物取扱者乙種4類
▼資格について詳しく知りたい方はこちら ・就活で有利な資格10選!業界別・文理別のおすすめとESの書き方
志望業界や職業、企業の見つけ方と選考対策
理系の就職について分かってきたところで、ここからは志望業界や職業、企業の見つけ方のご紹介と選考対策方法を解説します。
自己分析
まずは自己分析をしっかりと行いましょう。自己分析をしっかりと行うことで自分の強み・弱みを理解できるようになり、自分に合った企業や職種を選べます。また、自分の適性を理解することで志望動機や自己PRにより説得力を持たせられます。
自己分析にはさまざまな方法がありますが、キャリアを選択するという観点から以下2つをご紹介します。
・企業分析/比較シート ・他己分析
企業分析/比較シートとは、企業への印象を言語化した上でその印象を持つにあたった事実と解釈を明確にし、その結果を企業ごとに比較するシートです。作成方法としては以下の手順です。
1. 企業の情報を4つの観点で言語化する 2. 「合う」「合わない」を判断する 3. 複数の企業で共通する部分を抽出する
これらの項目を言語化し、具体化した上で比較することで自分がキャリアにおいて重要視しているポイントを見つけられます。詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
他己分析とは友人や家族など、自分のことを知る人に分析をお願いする方法です。他己分析を行うことで自分の強み・弱みを客観的に洗い出し、それらが形成された過去のエピソードを抽出できます。他己分析のポイントとしては以下の3点が挙げられます。
・さまざまなタイプの人に回答を依頼する ・質問を準備する ・さまざまな人からの回答を自己分析の結果と照合する
他己分析を行うときは、これらの点に注意しながら行いましょう。他己分析の具体的な質問内容やさらに詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説 ・エニアグラム全9タイプの適職とそれぞれの職業を解説!自己分析に役立てよう ▼他己分析について詳しく知りたい方はこちら ・他己分析のやり方とは?厳選ツールと質問リストで長所と短所を発見
業界研究、企業研究
自己分析ができたら次は業界研究、企業研究を行いましょう。自己分析ができても自分に合う業界や企業が見つかるとは限りません。そこで、自分に合う業界や企業、職種を探していきましょう。
まず、業界研究とは特定の業界や市場に関する情報を集め、分析することを指します。業界研究を行うことで志望業界を見つけ、知れます。業界研究のおすすめの手法としては以下の通りです。
1. 業界研究のリソースを活用する 2. 業界研究ノートを作成する
まずは業界研究のリソースを活用して、情報を収集しましょう。業界研究のリソースとしてはワンキャリアの「ワンキャリ業界研究」・業界団体のホームページ・業界本などが挙げられます。これらのリソースを用いることで、業界について詳しく知れます。
続いて、集めた情報を業界研究ノートを使って整理しましょう。業界研究ノートには、業界のトップ企業や市場規模と成長率、事業内容などの情報を記載しましょう。これらの情報はインターンシップの選考やエントリーシート(ES)の作成時にも役立つため、ただ志望業界を決めるだけではなく、選考対策にも役立ちます。業界研究ノートについて詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
▼業界研究について詳しく知りたい方はこちら ・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較 ・ワンキャリ業界研究《総まとめ》
説明会、インターンシップ
志望業界がある程度絞れてきたら、企業の説明会やインターンシップに参加してみましょう。実際に社員の方々と接したり、お話を伺ったりすることでその会社の雰囲気や制度などをより詳しく知れます。また、説明会やインターンシップに参加することで本選考に役立てることもできます。会社説明会やインターンシップについて詳しく知りたい方は後述の記事を参考にしてみてください。
▼会社説明会について詳しく知りたい方はこちら ・就活の新定番。オンライン説明会だけのメリットから活用法までを徹底解説 ▼インターンシップについて詳しく知りたい方はこちら ・インターンシップとは?その意味や目的・メリットを徹底解説!
ワンキャリアの活用方法
最後に選考対策についてご紹介します。選考には大きくインターンシップ選考と本選考の2種類があり、さらにはES、面接、面談とさまざまな選考ステップがあります。企業によって選考フローが異なったりESや面接で問われる内容も変わってきたりします。
そこでおすすめなのがワンキャリアの「選考ステップ」と「合格の秘訣(ひけつ)」、「体験談」を参考にすることです。企業ごとに選考フローとその内容、時期を紹介している他にも企業の魅力や選考のポイントなどが記載されています。そのため、過去の体験談をもとに選考対策を行えます。ぜひ参考にしてみてください。
※利用にはワンキャリアへの会員登録/ログインが必要です。
理系職業の転職
理系職業における転職市場は、新卒採用とは異なる動きを持っています。中途採用では具体的なスキルや実務経験が重視されるため、適切な資格やスキルを身に付けることが非常に重要です。
ここでは、理系職業で転職を成功させるための戦略と、優位に立つために必要な要素を詳しく解説します。自己のキャリアを積極的に形成し、変化する労働市場での競争力を高めるためのポイントをつかみましょう。
新卒採用と中途採用の違い
新卒採用と中途採用には主に4つの違いがあります。ここでは、それぞれの違いを深掘りして解説します。
選考プロセス
新卒採用では、ESや集団面接、グループディスカッションなど、多くの段階を経て選考が行われます。これは、学生のポテンシャルやコミュニケーション能力を総合的に評価するためです。一方、中途採用では、職務経歴書や専門的な面接が重視され、実務経験や専門知識が主要な評価ポイントとなります。
求められるスキルや経験
新卒採用では、基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力が重視され、専門的なスキルや経験はそれほど求められません。一方で中途採用では、即戦力としてのスキルや実績が重要視され、具体的な経験や成果が問われます。
研修や教育制度
新卒採用では、企業が提供する研修や教育制度が充実しており、社会人としての基本的なスキルから専門知識まで幅広く学ぶ機会があります。逆に、中途採用では、即戦力としての活躍が期待されるため、研修期間が短縮されることが多く、自らの経験やスキルを即座に発揮することが求められます。
キャリアパス
新卒採用では、長期的なキャリア形成を前提としており、企業内での昇進やキャリアアップの道が整備されています。一方、中途採用では、すぐに成果を上げることが期待されるため、短期間での成果やポジションが重視されることがあります。
これらの違いを理解することで、自分に適した採用プロセスを選び、効果的な就職活動を行うことができます。
有利になるスキルや資格
有利になるスキルや資格のポイントは、自分の価値を最大限に引き出すための武器となる点です。一般的に就活に有利になるとされているスキルや資格は以下のとおりです。
コミュニケーション能力
理系職業では、他者との円滑なコミュニケーションが求められることも多いです。プレゼンテーションスキルや交渉力、チームワークなどが評価される場面が多く、これらのスキルを証明できる経験やトレーニングは大きなアドバンテージとなります。
語学力
英語力は、多くの企業で高く評価されます。TOEICや英検などの資格を取得していると、ビジネスシーンでの即戦力として期待されやすくなります。加えて、他の外国語が話せると、さらに就職市場での競争力が増します。
ITリテラシー
どんな職種でも基本的なITスキルは必要不可欠です。特に、ExcelやPowerPointなどのOfficeソフトの操作スキルは、多くの業務で重宝されます。
自己啓発の姿勢
資格取得やスキルアップのための継続的な努力は、就職市場での自分の価値を高める重要な要素です。自己啓発の姿勢を示せると、成長意欲の高さや積極的な姿勢が評価されやすくなります。
これらのスキルや資格を身に付けることで、就職活動において他の求職者との差別化が図れ、自分の市場価値を高められます。
転職を成功させるには
転職を成功させるためには、新卒採用後から以下のポイントを意識することが重要です。
キャリアプランを明確にする
新卒採用の段階から、自分がどのようなキャリアを築きたいのかを明確にしておくことが大切です。将来の目標を設定し、その目標に向かって必要なスキルや経験を積むことで、就職活動の際に自分の強みをアピールしやすくなります。
常にスキルアップを図る
理系職業でも、専門知識やスキルの向上は欠かせません。業務に関連する資格の取得や、業界のトレンドに関する知識を身に付けることで、自分の市場価値を高められます。
人脈を広げる
職場だけでなく、業界全体でのネットワーキングを意識して行動することが重要です。セミナーや業界イベントに参加することで、同業者とのつながりを作り、転職の際に有益な情報や紹介を得られます。
自己分析を怠らない
自分の強みや弱みを理解し、それをどう生かせるかを常に考えておくことが重要です。自己分析を通じて、どのような職種や企業が自分に合っているかを見極めることができるため、就職活動がスムーズに進みます。
現職での実績を積む
現職での業務に対して積極的に取り組み、具体的な成果を上げることが転職時の大きなアピールポイントとなります。業績を数値で示せるようにすることで、説得力のある職務経歴書を作成できます。
これらのポイントを意識してキャリアを積むことで、就職活動を成功に導く基盤を築けます。常に自己成長を意識し、積極的に行動することが求められます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は理系の職種について、年収や人気の業界、おすすめの職種のご紹介や選考対策など、詳しく解説してきました。就活を行うにあたって自己分析を行うことは非常に重要です。まずはさまざまな職種を探しながら自己分析を行い、自分に合った選択ができるようにしていってください。
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