こんにちは! ONE CAREER for Engineerです。
こちらの記事では、具体的にJavaScriptはどんな言語なのか、何ができるのか、どのように学習すれば良いのか、どのような仕事につながるのか、など順を追ってご説明していきます。
<目次> ●JavaScriptってどんな言語? ●JavaScriptの特徴は? ・JavaScriptでできること・メリット ・JavaScriptで開発されたサービスの事例 ・JavaScriptでできないこと・デメリット ●他言語との違いは? ・サーバーサイド言語との違い ・相性の良い他言語 ●JavaScriptを使ってどんな仕事ができる? ・JavaScriptを活用する職種 ・JavaScriptを活用する仕事内容 ●JavaScriptを学びたい!まずは何をすればいい? ・JavaScript学習の大まかな流れ ・JavaScript学習におすすめのサイト ・ライブラリ/フレームワークとは ●JavaScriptで就職できる企業を探すには? ●この記事のまとめ
●先輩エンジニアの選考体験談が見られる! ONE CAREER for Engineerのご紹介
・ONE CAREER for Engineerではどんなことができる?
JavaScriptってどんな言語?
JavaScriptは、ウェブページに動的な要素を追加する際に使うプログラミング言語です。もともとウェブブラウザー上で動作する言語として開発されましたが、現在ではサーバーサイドの開発やモバイルアプリ開発にも活用されています。
JavaScriptはオブジェクト指向のプログラミング言語です。文法は初学者にも学びやすく、簡単なプログラムから複雑なアプリケーションまで幅広く対応しています。そしてライブラリやフレームワークと組み合わせると、より効率的な開発が可能です。
こちらの記事では、JavaScriptの特徴やできること、学習方法などを解説していきます。
JavaScriptの特徴は?
JavaScriptはウェブブラウザー上で動作するプログラミング言語で、プログラミング初学者にも覚えやすいシンプルな文法です。ここでは、JavaScriptの特徴について詳しく解説していきます。
JavaScriptでできること・メリット
JavaScriptは、主にウェブページに動きをつけて魅力的に見せるような、ユーザーが直接目に触れるフロントエンド側での開発に用いられる言語です。アニメーションのように見た目の動きがあるウェブページでは、必ずといっていいほどJavaScriptが使われています。
最近はフロントエンドに留まらず、サーバーサイドやモバイルアプリ開発にも利用されています。Node.jsを使うとサーバーサイド開発もできるため、サーバーサイド言語を使わなくても、フロントエンドとバックエンドの両方をJavaScriptで実装可能です。またReact Nativeなどのフレームワークを用いると、モバイルアプリ開発もできます。
JavaScriptはプログラミング言語の中では学習コストが低く、初心者でも学びやすい言語といえます。これらのメリットを生かし、幅広い分野で活躍できるのがJavaScriptの大きな特徴です。
JavaScriptで開発されたサービスの事例
JavaScriptは多くの企業やサービスで活用されています。AmazonやFacebook、LINEなどの有名なサービスのウェブサイトやアプリ開発にもJavaScriptが使われています。SlackやTrelloのようなプロジェクト管理ツールもJavaScriptで開発されており、アプリ開発には欠かせない言語です。
JavaScriptでできないこと・デメリット
JavaScriptは便利な言語ですが、デメリットもあります。パフォーマンスが重視されるアプリケーションやリアルタイム処理が必須なゲーム開発では、JavaScriptが最適ではない場合があります。またJavaScriptはウェブブラウザーによって動作が異なる場合があり、互換性の問題へ対応することが求められます。
セキュリティ面では、フロントエンドで処理が実行されるため攻撃を受けやすいという弱点があります。これに対処するためには、サーバーサイドとの連携や適切なセキュリティ対策が必須です。
またJavaScriptはプログラムの品質や保守性が低くなる場合があります。この問題を防ぐためには、コーディング規約を策定してチームに周知を徹底することや、TypeScriptを採用することも良いでしょう。
他言語との違いは?
JavaScriptは、ウェブ開発に特化したプログラミング言語ですが、他の言語と比較してどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、JavaScriptと他のプログラミング言語との違いや相性の良い言語について解説していきます。
サーバーサイド言語との違い
JavaScriptは、HTMLやCSSとともにウェブ開発の基盤となる言語です。JavaやPythonなどのサーバーサイド言語と比べると、動的なウェブページを作成するのに適しています。一方でJavaやPythonなどの言語は、言葉通りサーバーサイドの開発やデータ処理、機械学習など幅広い分野で利用されています。
しかしNode.jsやNext.js、Nuxt.jsなどの登場により、JavaScriptもサーバーサイド開発が可能になりました。他の言語と比較すると、JavaScriptは学習コストが低く、ブラウザーで動作するため、ウェブ開発において強力な武器となります。
相性の良い他言語
JavaScriptと相性の良い言語としては、HTMLやCSSが挙げられます。HTMLとCSSは、ウェブページの構造やデザインを担当する言語であり、JavaScriptと組み合わせることでインタラクティブなウェブサイトを作成できます。
バックエンド開発では、Node.jsを用いたJavaScriptとPythonやRubyなどのサーバーサイド言語が相性が良いとされています。これらの言語を組み合わせることで、フルスタック開発が可能となり、より幅広い分野で活躍できます。
JavaScriptを使ってどんな仕事ができる?
JavaScriptを学ぶことで、どのような職種で仕事ができるのでしょうか。ここでは、JavaScriptが活用される職種や仕事内容について詳しく解説していきます。
JavaScriptを活用する職種
JavaScriptを活用する職種は多岐にわたりますが、ここでは3つの代表的な職種を紹介します。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、ウェブサイトやウェブアプリケーションの見た目や操作性を高める機能を実装します。HTMLやCSSとの連携が重要で、レスポンシブデザインやアクセシビリティーの向上も求められます。また開発効率やパフォーマンスを向上させるため、React、Vue.jsなどのJavaScriptフレームワークやライブラリを利用することも多いです。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは、JavaScriptを用いてデスクトップアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発を行います。例えばElectronというフレームワークを利用すると、デスクトップアプリケーションを構築できます。React Nativeなどのフレームワークを使って、JavaScriptでモバイルアプリケーションの開発も可能です。
ゲーム開発エンジニア
JavaScriptを活用したゲーム開発も可能です。ウェブ上で動作するゲームや、スマートフォン向けのアプリケーションを開発する際に、JavaScriptを使うことがあります。例えばHTML5やWebGLを利用して、ブラウザー上で動作する高性能なゲーム制作が可能です。
また、JavaScript用のゲーム開発フレームワークやエンジンもあり、効率的にゲーム開発ができます。
JavaScriptを活用する仕事内容
JavaScriptを使った主な仕事内容を3つ紹介します。
ウェブアプリケーション開発
JavaScriptはウェブアプリケーション開発に広く使われており、主に見た目の動きの部分を担当します。ウェブアプリケーション開発では、ユーザーインターフェースの実装や、データの受け渡しを行うAPIとの連携、バックエンド処理の実装などさまざまな要素が絡み合います。
JavaScriptを用いることで、これらの要素を効率的に実装し、ユーザーにとって使いやすく見た目も魅力的なアプリを開発できます。
ゲーム開発
JavaScriptはブラウザー上で動作するゲームだけでなく、オンラインゲームやモバイルゲームの開発にも使われています。タイピングゲームやシューティングゲーム、ブロック崩しゲームなど、さまざまなジャンルのゲーム開発が可能です。
PhaserやThree.jsといったJavaScriptのゲーム開発フレームワークやエンジンが存在し、効率的にゲーム開発を進められる環境がそろっています。
モバイルアプリ開発
JavaScriptは、モバイルアプリ開発にも適しています。通常、モバイルアプリはOSごとに異なるプログラミング言語での開発が必要です。しかしJavaScriptはプラットフォームに依存しないため、さまざまな環境でアプリを動作させます。チャット機能やアニメーションなど、多様な機能をモバイルアプリに実装できます。
このような柔軟性の高さが、JavaScriptがモバイルアプリ市場で需要がある理由の一つです。
JavaScriptを学びたい!まずは何をすればいい?
JavaScriptを学ぶにあたって、どのようなステップがあるのでしょうか。ここでは、JavaScriptの学習の流れや学習に役立つサービスなどを紹介していきます。
JavaScript学習の大まかな流れ
プログラミング初学者がJavaScriptを学習し始める際は、以下の流れで進めるのが良いでしょう。
1. 基本概念の理解
まずは、プログラミング言語全般に共通する基本概念(変数、関数、ループ、条件分岐など)を理解しましょう。これらの概念は、どの言語を学ぶにも共通して必要な知識です。既に他の言語で習得している場合は不要です。
2. JavaScriptの文法を学ぶ
JavaScript特有の文法を学びます。変数の宣言方法や関数の定義方法、オブジェクトの使い方など、JavaScript独自のルールを理解しましょう。
3. DOM操作の学習
ウェブページ上の要素を操作するために、DOM(Document Object Model)という技術を習得します。DOMを理解すると、JavaScriptを使ってウェブページの内容を動的に変更したり、ボタンクリックなどのイベント処理を実装できたりします。
4. 実践プロジェクト
学習した知識を定着させるため、実際にアプリを作成しましょう。簡単なウェブアプリやゲームを作成することで、実践的なスキルが身につ付きます。
JavaScript学習におすすめのサイト
JavaScript初心者が学習におすすめのサイトを3つ紹介します。
1. Progate
手を動かして学べるプログラミング学習サービスです。分かりやすいスライド解説があり、実践的な練習ができます。
2. Paiza
レベル別・言語別にプログラミングの問題を解きながら、実践的なスキルを身に付けられます。
3. Udemy
JavaScript初心者向けの講座が充実しており、有料ですが質の高い教材が豊富です。通常価格は高いので、セール期間を狙ってお得に購入しましょう。
ライブラリ/フレームワークとは
ここまで何度か登場しましたが、ライブラリとフレームワークは、プログラミングで効率的に開発を進めるためのツールです。
ライブラリは、汎用的な機能を提供するコードの集まりで、自分でコードを書く代わりに利用できます。JavaScriptのライブラリはReactやjQueryが有名です。
フレームワークは、アプリケーションの基本構造や設計を提供するもので、開発者がルールに沿ってプログラムを作成することで、開発を効率化できます。JavaScriptのフレームワークはVue.jsやAngularなどが有名です。
初学者の場合、まず基本的なJavaScriptの知識を身に付け、その後ライブラリやフレームワークを学ぶと、効率的に開発ができます。
JavaScriptで就職できる企業を探すには?
どのような業界や企業がJavaScriptを活用しているのかを把握し、求人情報や企業のウェブサイトを調べてみましょう。技術者向けの転職サイトやエージェントを活用し、自分に合った企業を見つけるのも良い方法です。
また、「JavaScript 新卒」で検索し、求人情報を調べられます。もし既に気になる企業があれば、募集要項の「求めるスキル」にJavaScriptが記載されているか確認しましょう。
この記事のまとめ
こちらの記事では、JavaScriptの特徴や活用例、学習方法などを解説しました。JavaScriptはウェブ開発やアプリケーション開発で幅広く使われており、学習コストも比較的低い言語です。多くのサービスや企業がJavaScriptを用いており、求人も多数存在しています。
一方、パフォーマンスが重要なアプリやリアルタイム処理が必要なゲーム開発には向いていない場合があり、セキュリティ面やブラウザー間の互換性の問題に注意が必要です。
JavaScriptのメリットを知り効果的に活用することで、エンジニアとして幅広いプロジェクトで活躍できます。
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