こんにちは、ワンキャリ編集部です。
2021年卒の皆さんは、「1dayインターン」に対して、どのようなイメージを持っていますか?
「あんなの企業説明会みたいなもんでしょ、行くだけムダムダ」
就活生の中には、このような形で1dayインターンに対してネガティブな印象を持つ人も少なくないはず。
確かに、期間が短い分、得られる学びや経験は少ないかもしれませんが、参加する目的や実施する企業によっては、1dayインターンも大きな意味が出てきます。
今回、1dayインターンの主な内容やメリット/デメリット、そしてワンキャリ編集部がおすすめする1dayインターンをご紹介します。
これから1dayインターンに参加しようと思っている人、また、参加するか迷っている人は必見です!
【目次】
・1dayインターンって何をするの?
・1dayインターンのメリット/デメリット
・厳選! おすすめ1dayインターン4社
・インターンの「すべて」を公開する「#インターンのリアル」
1dayインターンって何をするの?
現在、多くの企業でインターンが実施されていますが、基本的に、インターンは大きく3つの種類に分かれます。
実施時期 | 内容 | |
1day | ・8〜9月 ・12〜2月 が多い |
主に会社説明が中心。 企業説明会などと比較すると、業務の詳細な説明や、業務を実際に体感できるワークをやる場合もあり。 |
2day〜 5days |
・8〜9月 ・12〜2月 が多い |
何かテーマが与えられて、それに対して個人もしくはグループで取り組む場合が多い。 テーマは新規事業立案や過去その企業が実際に携わった事例など。 |
2weeks〜 | 通年で実施していることが多い | 会社の一員として、社員が実際に行っている業務に携わる。 営業に同行したり、リサーチを行ったり、と社員と同じ業務を行う。 |
1dayインターンは、業界や企業理解を深める目的で行われることが多いです。2〜5daysインターンに比べると、選考なしで参加できるものも多く、本選考で優遇される可能性は比較的低いです。
しかし、本選考で優遇される1dayインターンもあります。
毎年多くの就活生から人気を集める、外資系コンサルティングファームのPwCコンサルティング・PwCアドバイザリーでは1dayインターンが実施され、一定数の学生が選考で優遇されることが分かっています。
・丸の内オフィスで開催される1Dayインターンシップ
・5名グループで課題解決型グループワークに取り組む。ここで評価が高いと本選考が優遇される場合がある
・4分の1程度の学生が特別選考へ進む
出典:PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー|コンサルタント職2020年卒インターンシップ
このように、1日という短い期間で、本選考への切符を手に入れることもできるのです。選考を目的として1dayインターンを探すのも一つの手でしょう。
1dayインターンのメリット/デメリット
ここでは、先ほど述べた3つのインターンのメリット/デメリットをご紹介します。
メリット | デメリット | |
1day | 短時間で会社の全体像を知ることができる。 |
企業によっては、企業説明会とコンテンツの差がほとんどない場合もあり。 |
2〜5days | 複数の社員と関わることが多いため、会社の様子や雰囲気などをよく知れる。 |
インターンで取り組むテーマが入社後に取り組むテーマと異なる場合もあり。 |
2weeks〜 | 多くの社員と関わりながら実際の業務を行うため、 入社後の働く姿を想像しやすい。 |
期間が⻑く他のインターンとの両立が難しいため、 複数のインターンに参加し各企業を比較するということができない。 |
デメリットにもあるように、1dayインターンは企業説明会と差があまりない場合があります。その一方で、説明会よりも価値が高い場合があるのも事実。企業説明会より詳しい内容を聞くことができたり、直接話ができる社員の数も増えたりするかもしれません。
また、1dayインターンの中には、ES(エントリーシート)のみの選考や選考がないものも多いです。
選考にかける負担も少なく、短い時間で業界や企業の理解を深められるため、志望業界が定まっていない人は、各業界の1dayインターンに参加することで、効率よく就活を進められるでしょう。
厳選! おすすめ1dayインターン4社
ここまで1dayインターンについて述べましたが、実際に参加した就活生の中には、「単なる企業説明会だった」「サイトに載っている情報しか説明されなかった」「グループワークの内容が薄かった」「社員との交流ができなかった」とネガティブな印象を持つ人も多いです。
全ての1dayインターンが当てはまるわけではありませんが、いわゆる「良い」1dayインターンを探すことは大変です。
ワンキャリアでは、5万件以上のクチコミから採用イベントへの評価を集計して、「クチコミアワード2019」として、ランキング形式で公開しています。
今回、クチコミアワードから、ワンキャリアがおすすめする1dayインターンを4社ピックアップしました!
・野村総合研究所:グループ単位でコンサル案件などの実例について考える。グループワークを行い、そのフィードバックがもらえる。
・P&G Japan(Sales):午前中の会社説明および課題内容の説明の後、午後はグループで課題に取り組む。その後、社員に発表し、優勝チームが決まる。豪華景品あり。
・JR東海(東海旅客鉄道):午前中に社員紹介、会社概要・系統の説明、午後は工場見 学(新幹線のメンテナンス)、先輩社員との座談会、希望者のみ懇親会など。
・JTB:会社説明後、会社のビジネスを踏まえてグループワークを行い発表する。最後には挙手制の社員質問会がある。
これらはほんの一部です。他にも、おすすめインターンはたくさんあります。1dayだけでなく、インターン選びに悩んでいる人は、以下の「クチコミアワード インターン部門TOP100社」をぜひご覧ください!
インターンの「すべて」を公開する「#インターンのリアル」
インターンに参加した学生のうち27%が「行く意味がなかった」と後悔している──ワンキャリアが行った就活生への調査では、そんな実態が浮き彫りになりました。
企業説明会と変わらない1dayインターンは、その代表例かもしれません。
1dayインターンだけでなく、全てのインターンに共通することですが、参加することがゴールではなく「インターンで何を得ようとするか」を明確にすることが大切です。
しかし、たくさんのインターンの中から自分の目的に合うインターンを見つけることは、とても困難でしょう。
そこでワンキャリアでは、インターンに関する情報と学生の声を集めて公開するキャンペーン「#インターンのリアル」を6月1日にスタートしました。
この記事で紹介したインターンの情報はほんの一部です。「#インターンのリアル」では、皆さんが気になるインターンの情報がたくさん載っています。
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(Photo:Monster Ztudio/Shutterstock.com)