こんにちは、ワンキャリ編集部です。
テレビ朝日の本選考のポイントをまとめてお伝えします。
<目次>
●テレビ朝日の社風
●テレビ朝日の選考のポイント
●テレビ朝日の本選考のフロー
・エントリーシート(ES)
・Webテスト
・筆記試験
・1次面接
・グループディスカッション(GD)
・2次面接
・ジョブ
・人事面接
・最終面接
●おわりに
テレビ朝日の社風:スポーツに強みを持つ
テレビ朝日は在京キー局の中でスポーツ制作に強みを持つ局です。
スポーツ制作に関わる多くの社員は社費で地方にロケに行ったり、番組作りのために選手への聞き取りを敢行したりと記者さながらのアクティブな働き方をしています(※1)。そのため、入社してから質の高いスポーツ番組の制作に関わりたいと考える学生にとってテレビ朝日は魅力的な企業です(選考対策ページより)。
また、2018年10月にテレビ朝日の現在の勢いを表す出来事がありました。
それまで、月間視聴率で4年10カ月連続三冠王を取っていた日本テレビを抜くという出来事がありました。朝の情報番組やドラマが好調な事が背景として挙げられていますが、テレビ朝日の好調ぶりを示すエピソードだといえます(※2)。
(※1)参考:テレビ朝日 新卒採用サイト「スポーツ」
(※2)参考:朝日新聞DEGITAL「日テレ、5年ぶりに視聴率3冠逃す テレ朝が全日帯逆転」
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【合格の秘訣】企業概要・選考での評価ポイント
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テレビ朝日の選考のポイント:明確な志望動機と競技能力
(1)テレビ朝日でなくてはいけない理由が語れるのか
テレビ朝日の選考においては、「テレビ朝日でなくてはいけない理由」を明確に語る必要性があります。
テレビ朝日は最近になって視聴率を持ち直したものの、営業利益・純利益においては1位の日本テレビに圧倒的な差をつけられており(※3)、例年その日本テレビに内定者が流れる傾向があるからです。
加えて、テレビ朝日は在京キー局の中でTBSと並び早期に選考が行われるためテレビ業界に興味がない学生が「練習台」として受けてしまう可能性があります。したがってテレビ朝日の強みである「スポーツ制作」「社員に平等なチャンスがある」「ネット放送の先駆者」という3点に言及した志望理由を組み自分がテレビ朝日に行きたいという熱意をアピールするようにしましょう。競合他社との比較を通して「絶対にテレビ朝日でなくてはいけない理由」を語るようにしましょう。
(2)他人と協議して物事を推し進めてきた経験を示せるか
1人の天才よりも全体での協議によって番組制作が行われるテレビ朝日では、異なる他者との意見が対立しても論理的に話し、討論を経て結論を出せる能力が求められています。
事実ある社員は「議論ができない人はテレビ朝日で活躍することはできない。すぐに埋もれてしまう」と語っていました。
したがって、過去に自分と異なる価値観を持つ他者との議論して1つの物事を作り上げた経験を話し、面接官に自分が他者と議論ができかつ論理的に結論を導ける能力があることをアピールしましょう。
(3)AbemaTVへの挑戦とテレビ事業への愛をバランスよく示そう
上述の通り、斜陽と呼ばれるテレビ業界においてAbemaTVという新事業に積極的に挑戦するテレビ朝日では、新卒に対してもそういった挑戦心を求めていると考えられます。
実際にある内定者は「フジや日テレに比べてテレ朝は現状のテレビ事業への危機感が強い印象で、人事も現状を打破できる人材を求めていると話していた」と話します。一方で、ある内定者は「新事業を担っているのはあくまで若手社員で、最終面接などを担当する古株の社員は既存事業であるテレビへの愛が大きい」と話しており、選考においてはあくまでテレビ愛アピールを忘れないことが大切です。
対策としては、あくまでテレビが好きであることを前提として示した上で、新事業への挑戦への共感を示すことが効果的でしょう。
番外編:テレビ業界共通のポイント
テレビ朝日に限らず、テレビ業界全体で共通するポイントを2点ご紹介します。
(1)入社後に何をやりたいのかを語れるか
他の業界と異なる特殊な仕事形態を持つテレビ業界では入社後に自分は何をやりたいのかを明確に語ることが求められます。
テレビ業界では、番組作りやそのための情報収集など自ら主体的に動くために「指示されるまで待つ」という人間はすぐに淘汰(とうた)されてしまうのです。事実、選考において、「入社後に何をしたいのか」は在京キー局全ての選考で問われたものでした。したがって「入社したらどのような番組作りたいのか」「そう考えた理由」を整理してから選考に臨むようにしましょう。
(2)タフな仕事に耐えうる肉体的・精神的な強さがあるか
ある社員が「番組の制作は3日帰れずデスクで睡眠をとることはザラにある」と語るように、テレビ業界の仕事は基本的に激務です。こういった業界の特性から選考中には「きつい仕事だがやっていけるか」ということが各局の選考で繰り返し確認されます。過去に自分が肉体的にきつい中でも能力を発揮して結果を出した経験を話し、面接官に「激務に耐えるタフネス」をアピールするようにしましょう。
テレビ朝日の本選考のフロー
テレビ朝日の本選考の選考フローは以下の通りです。
1. エントリーシート(ES)
2. Webテスト
3. 筆記試験
4. 1次面接
5. グループディスカッション(GD)
6. 2次面接
7. ジョブ
8. 人事面接
9. 最終面接
それでは、選考ごとに見ていきましょう。
1. エントリーシート(ES):倍率は低めだが自己PR動画もあり
テレビ朝日の2020年卒のESは以下の通りです。
A:顔写真を1枚アップロードしてください。
B:下記について教えてください。(各20字以内)
(1)ゼミ・研究内容
(2)部活動・サークル
(3)アルバイト
(4)学外活動(インターン含む)
(5)資格・免許
(6)特技・趣味
C:どのジャンルの仕事に興味がありますか(第3希望まで)
■選択式:バラエティー、ドラマ、スポーツ、報道情報、コンテンツビジネス、イベント、映画、編成、営業、宣伝、国際ビジネス、広報、総務、法務、ライツ、人事、経理、経営戦略
※第2・3希望においてはアナウンサー、技術、デジタル企画が選択可能
D:テレビ朝日に入社して実現したいことを具体的に書いてください。(300字以内)
E:「2020年4月までにテレビ番組で必ずブレイクする」と思っている人物・グループとその理由を教えてください。
(1)人物(20字以内)
(2)理由(50字以内)
(3)グループ(20字以内)
(4)理由(50字以内)
F:ドラえもんのタイムマシンを使って過去に戻れるなら、どこに戻って何をしたいですか。
(1)どこに戻って何をしたいか(2)理由(200字以内)G:『徹子の部屋』に出たと仮定して、面白い話をしてください。(200字以内)
H:テレビ放送以外で興味を持っている業界・職種と、その理由を教えてください。
(1)業界・職種・会社名など(複数回答可)(30字以内)
(2)理由(30字以内)
※出典:テレビ朝日|グループB(番組制作・ビジネス・管理)2020年卒本選考のES
また2020年卒選考では自己PR動画選考も合わせて行われています。内容は以下の通りです。
<内容>
「面接官に話すことをイメージして学生時代に最も情熱を注いで取り組んだこととその経験から学んだことを説明してください」(30秒以内)
他のキー局のESの通過倍率が軒並み高倍率(TBS:20倍、日本テレビ:10倍以上、フジテレビ:15倍以上)であることと比較するとテレ朝のESは倍率が低いことが特徴として挙げられます。
理由としては他のキー局がESのみで合否を判断しているのに対し、テレビ朝日では次のWebテストの結果と合わせて1次面接へ進ませる学生を判断しているからです。また、ある内定者は「GD選考まではかなり多くの学生が残っており、それ以降の選考で一気に絞り込んでいるイメージ」と話していました。
したがって、注意を引くために何かとっぴな内容を記述するのではなく下記の内容を意識して次の面接で聞かれることをベースにした内容作りを意識しましょう。
2. Webテスト:SPI
テレビ朝日のWEBテストはSPIが課されています。内容は「言語・計数・適性検査」で所要時間は60分程度でした。選考通過はそこまで難しくないと思われるため、問題集を一周するぐらいの対策で十分だといえます。
・【主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2020年度版】
▼Webテストに関するおすすめの記事はこちら!
・【SPI対策】SPIとは?例題31問付き!言語・非言語等の問題形式と出題内容を解説!
・【SPI・玉手箱etc.】主要Webテスト9種類:問題形式の見分け方と対策本一覧
・【SPI実施企業一覧】140社分のテストセンター対策!練習受験できる企業まで網羅
3. 筆記試験:4種類から構成されている
テレビ朝日の筆記試験は1時間30分程度で一斉に行われます。以下、それぞれの内容です。
(1)SPIに類似した問題
一般的なレベルのもの。四則演算も出題される。
(2)時事問題
主にテレビに関するもの。例)テレビ朝日で「ミュージックステーション」という番組があるがこの会社に長年協賛をしている企業が1社だけある、そこはどこか
(3)一般常識
地理的な問題から古典作品の作者は誰かを選択するような問題まで幅広く出題される。例)川端康成の作品は以下のうちどれか
※出典:テレビ朝日|グループB(番組制作・ビジネス・管理)2020年卒本選考の筆記試験
それぞれの対策は簡単にまとめると以下の通りです。
(1)→ 参考問題集
(2)→ 一般的なテレビ局の筆記試験対策
(3)→ 市販の一般常識問題集
4. 1次面接:「テレビ局に興味がない学生」をフィルタリングする目的
テレビ朝日の1次面接はテレビ朝日本社(六本木)で行われる1人5分の個人面接です。面接で問われるのは「自己紹介」「テレビ朝日を志望する理由」の主に2つで、特に後者の「テレビ朝日を志望している理由」についての深掘りがなされます。
この面接は学生の能力を問うというよりはその学生が本当にテレビ朝日に入社する気があるのかを見極める目的で行われます。例年テレビ業界全体的に、大手日系企業としては選考が早いため、学生も「とりあえず受けてみる」という気持ちで選考に臨んでしまう場合が多いという特徴があるのです。
テレビ朝日の強みと自分の過去の経験をからめて「テレビ朝日でなくてはいけない理由」を語れば「テレビ局に興味がない学生」と判断されず、説得力をもってアピールできます。そのため、テレビ朝日の強みである「スポーツ制作」「協議主義」「インターネット放送局としての取り組み」の3点のうちどれかに言及し、入社への意欲を示しましょう(選考対策ページより)。
▼志望動機に関する就活記事はこちら
・志望動機で差をつける!ES・面接でのアピール方法を例文付きで解説
5. グループディスカッション(GD):協議能力が見られる
テレビ朝日本社で行われる20分間のグループディスカッション。学生の人数は5人で、社員の人数は人事部長、中堅社員、人事部員の3人です。
10分間で学生が考え、その後社員がいるブースに移動してコンペ形式で自分のアイデアをアピールし、相手の意見を論破・ディスカッションします。テーマは以下の通りです。
<テーマ>
「2017年の漢字1文字を考えてください」
「お餅を喉に詰まらせない方法を考えてください」
※出典:テレビ朝日|グループB(番組制作・ビジネス・管理)2020年卒本選考のGD
この選考ではテレビ朝日で必要になる協議能力とテレビ業界についてどれだけ知っているかという点が精査されます。議題は答えがないものに対して持論を構成してから議論を始める必要があり、意見が対立することは必至です。したがって、この選考では異なる意見を持つ相手と議論していけるかを精査されていると推測されます。
他者との協議能力が高いことをアピールしよう
先述したようにこの面接ではテレビ朝日の求める「相手と議論して仕事を進めていく能力」が見られています。
相手の議論や主張について頭ごなしに否定している学生が次の面接に進んでいなかったことからも、議論は必ずお互いの主張を取り入れた形で進めていく必要性があります。自分が違った意見を持つときは必ず「確かにあなたの言っている意見はもっともなのですが〜」という枕詞をつけることで相手に配慮していることをアピールしましょう。
また、議論の最中に意見を出していない学生がいたらその学生について「あなたはどう思いますか」と話を振るといった配慮も「全体で協議をする能力がある」と高く評価されることが推測されます。
前提を定義することで主張を論理的にしよう
テレ朝のGDでは意見をぶつけ合うコンペ形式を取っていることから、自身の意見を発信するにあたっては主張が論理的に説明できることが大事になってきます。
対策としては、前提を定義することです。
例えば、2017年の漢字一文字を考える際には、「年の漢字一文字が表すべきこととは、日本人の大多数の人に共感してもらえること、一年のイベントの特徴を捉えていること」などと抽象的な定義を行ってから、具体的なアイデアを出すといいでしょう。
前提を定義しておくことで、相手から反論された場合や、他者の意見に反論する際に、論理性を欠くことなく主張を展開しやすくなります(選考対策ページより)。
▼GD対策に関する就活記事はこちら
・グループディスカッション対策完全版!テーマごとの例と議論の進め方・役割の選び方
6. 2次面接:志望度の高さが求められる鬼門
テレビ朝日の2次面接は、社員2人、学生1人の個人面接で、20分程度で本社にて実施されます。テレビ業界やテレビ朝日への理解度を問う鬼門の面接です。2019年卒採用から設けられた選考で、大きく絞り込みが行われ、ここまでで90人程度に絞り込まれます。
<質問内容>
・自己紹介
・なぜテレビ業界なのか
・なぜテレビ朝日なのか
・自分の強み弱み
※出典:テレビ朝日|グループB(番組制作・ビジネス・管理)2020年卒本選考の2次面接
質問内容のほとんどが志望度を問うものであることから、業界への理解度の高さやテレ朝への志望度の高さを示すことが大切です。ある内定者は「面接時間は長くないため、自己紹介からしっかりとテレビ好きであることや、テレビ業界で働きたいこと、テレ朝への愛などを示した方が良い」と話していました。
1次面接と同様に、テレビ朝日の強みと自分の過去の経験をからめて「テレビ朝日でなくてはいけない理由」を語り、志望度の高さをしっかりとアピールしましょう。
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7. ジョブ:番組作りの縮図、自分の役割を全うしよう
テレビ朝日のジョブは5人で1つのグループを作り、動画撮影を行います。この選考での倍率は2倍程度で50人程度に絞られます。以下の通りです。
<テーマ>
「六本木の素朴なワンカット動画を撮ってください」
<内容>
カメラが渡され、撮影のために外に出たり、ナレーションつけたりするなど自由に動画作成が可能。
<流れ>
(1)話し合い
(2)動画撮影
(3)発表、順位決定
(4)懇親会
※出典:テレビ朝日|グループB(番組制作・ビジネス・管理)2020年卒本選考のジョブ
この選考は、実際の番組作りの縮図であり、自分に与えられた役割をいかにこなせるのかが精査されます。
役割は割り振られることはなく、自分たちで必要な役割を割り出し、名乗り出る形で決まるため、ここで積極性を見せることは必須でしょう。どの役割についたら有利ということはなく、早く役割を決めて自分の役割を全うすることに意識を向けることが大切です。
下記のポイントを熟読して選考に臨むようにしましょう。
カメラマン役や演者役は事前にディレクター役と密なコミュニケーションを取ろう
カメラマンは番組作りを行う際に台本やプロデューサーの指示に基づいて細かいカット割を頭に入れた状態で撮影を行わなければなりません。番組収録が始まってしまった後は撮影を止めることが不可能なため、事前にどれだけプロデューサーと密に連携が取れるかがカメラマンに求められる資質です。
したがって、この選考では撮影をする前の構図を考える段階でディレクターと密にコミュニケーションを取り自分の役割への理解を示しましょう。
ディレクター役は周りの人間全員へ気を配る姿勢をみせよう
実際の現場ではディレクターはプロデューサーへの意思伝達から演者、カメラマンさんへの指示出し、企画書の作成など、多くの役職の人間と密に連携を取るいわば番組作りの「脳」のような存在です。
したがって企画の段階から全ての役職の人間に対して気を配り全体のバランスを考えて行動し、自分の役割への理解を示しましょう(選考対策ページより)。
8. 人事面接:選考要素はないが、最低限の配慮は忘れずに
テレビ朝日本社で行われる10分間の社員面接。学生1人に対して、社員3人で行われます。選考ではなく最終面接を控えた学生の不安を解消する目的で行われ、面接の中では現場配属についての感想も聞かれます。
内定者の感想によると、「ここで落ちる人はいないと思う」とのことです。
人事が行う面接はここまでで、残りは最終面接のみであることから、ここまできた学生は人事がお墨付きをつけた学生であることが推測されます。
この選考フローではないですが、印象がいいに越したことはないのでこの選考でも礼儀を忘れずに選考に臨むようにしましょう(選考対策ページより)。
9. 最終面接:入社意思確認ではないため、入念な対策を!
テレビ朝日本社で行われる15分の個人面接で、担当する社員は常務、人事局長、人事部長、人事担当部長の4人です。最終面接に臨んだ45人のうち24人が内定をもらっていたとのことです。
<質問内容>
・自己PR(30秒)
・(理系の場合)研究は何しているのか、なぜ理系職ではないのか
・他の興味ある業界は何か
・なぜテレ朝なのか
・本当に来るのか(選考時期が早く、辞退者が多いため)
など
※出典:テレビ朝日|グループB(番組制作・ビジネス・管理)2020年卒本選考の最終面接
最終でも気を抜かずに、入念な対策が必要な最終面接
最終面接は、入社意思確認のみではなく、しっかりとした選考が行われる面接です。
事実、この面接を受けた学生の約半分がここで落ちていたことからもこの面接にはしっかりとした対策が必要になることが伺えます。
下記のポイントを熟読して選考に臨みましょう。
30秒での自己PRには「テレビ業界を志望している理由」「テレビ朝日を志望している理由」を盛り込もう
この面接で最も深掘りされるのは「内定を出したら必ずテレビ朝日にくるのか」という質問に対する回答であり、この対話に対して根拠をもって入社意欲を伝える必要があります。
この段階まできた学生が「ミーハー」就活生である可能性は低いものの、優秀であるとお墨付きをもらっている分他のキー局に流れてしまうことを社員は恐れているのです。
したがってこの後に選考が行われる可能性がある競合他社との比較を通して「絶対にテレビ朝日でなくてはいけない理由」を語るようにしましょう。
その際に有効だと考えられる他社との比較について記述するので参考にしてください。
<具体例>
Q1)なぜTBSではなくテレビ朝日か
A1)TBSはドラマに強みを持っていますが、私がやりたいのはスポーツ制作のため御社を志望しています。
また、TBSは不動産事業が利益の半分であり、テレビ事業1本で勝負しているテレビ朝日にテレビ局としての魅力を感じました。
Q2)なぜフジテレビではなくテレビ朝日か
A2)フジテレビはかつての黄金時代とは比較にならないほど視聴率が低迷しており、番組作りも「めちゃイケ」のプロデューサーを営業に人事異動させるなど局としての変革期にあると認識しております。
そのため、自分が入った後に自分が被るリスクが高いと感じており、安定感のあるテレビ朝日を選択します。
Q3)なぜ日本テレビではなくテレビ朝日か
A3)確かに現在名実ともにテレビ業界1位ですが、私は2位である立場から1位を追い抜くことに喜びを感じます。
視聴率、売上高ともに2位のポジションにいる現在のテレビ朝日に入社し、1日でも早く日本テレビを追い抜くことを目指していきたいと思っています。
自分の志望部署以外に移っても努力できることを示せるか
選考のポイントでも書いたように入社後に自分が何をしていきたいかはテレビ業界共通で語れる必要があり、実際にこの最終面接でも志望分野への深掘りがなされました。
しかし、他のキー局と異なり部門別採用を行わずジョブローテーションが多く行われるテレビ朝日の選考では、たとえ自分が希望しない部署に移動したとしても局に貢献して働くことができるのかということが問われます。
したがって「他に興味のある分野はないのか」という問いに対して答えられるように自分が志望する部署以外の部門の良い点を考えてから選考に臨むようにしましょう(選考対策ページより)。
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おわりに
いかがでしたか? 皆さまの選考対策のお役に立てれば幸いです。
さらに詳しい選考対策ページとイベント情報はこちらをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
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(Photo:thanawat treetrisit/Shutterstock.com)