こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げてお届けする【最新版:業界研究】。
今回は、採用人数・インターンの多さ・早期内定などから、就活生を引きつけてやまない「総合コンサル」をご紹介します。
その中でも、就活生から圧倒的な人気を誇る総合コンサル6社、「アクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト)、PwCコンサルティング合同会社(以下、PwC)、アビームコンサルティング(以下、アビーム)」、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EY)、KPMGコンサルティング(以下、KPMG)の特徴に迫ります。
就活を始めた学生に、一気に知名度が高まる業界が「コンサルティング業界」。グローバルに活躍できる職場環境や社会的インパクトの大きい職務内容、そして圧倒的な成長機会やそれに見合う給与形態など、同業界には就活生を魅了する要素が多くあります。
ぜひ、最後までご覧ください。
<目次> ●総合コンサルとは? 事業内容/提供サービスを解説 ・ビジネスモデル ・組織形態 ・事業内容 ●【総合コンサル以外も解説】コンサルの分類について ・戦略系 ・シンクタンク系 ・IT系 ・人事系 ●総合コンサルの業界動向 ・総合コンサルの役割の変化 ・幅広い領域でのサービスを展開 ●総合コンサルの仕事内容・主な職種 ・アナリスト ・コンサルタント ・マネジャー ・パートナー ●総合コンサル業界大手6社の業績比較・ランキング(売上高/営業利益) ●総合コンサル業界大手6社の特徴・強み ・アクセンチュア:ITに強みを持つ、世界最大の頭脳集団 ・デロイト:セキュリティコンサルティングの分野で世界一。社会課題に寄り添う、BIG4の日系ファーム ・PwC:150カ国以上の拠点・36万人以上の人材により幅広い領域を網羅したサービスを展開 ・EY:デジタルテクノロジー分野に注力。「BIG4」の一角として急成長を続ける ・KPMG:比較的新しいファーム。「攻め」と「守り」の両輪でクライアントをサポート ・アビーム:海外で活躍するチャンスが多い日系総合ファーム ●総合コンサル業界大手6社の社風の違い・制度 ・アクセンチュア:「目指すは女性社員比率50%」多様性を尊重する社風風 ・デロイト:新人への投資を惜しまない。充実した教育制度 ・PwC:部門横断型での業務が多い ・EY:若手のうちから大きな裁量が与えられる。多様な人材が活躍する環境 ・KPMG:少数精鋭のファーム。裁量がある環境で自身の適性に合った業務ができる ・アビーム:労働環境・給与面ともに社員の満足度が高い ●総合コンサル業界大手6社の新卒年収・評価制度 ●総合コンサルで働く魅力・やりがい ・プロジェクトや充実した研修を通じて大きく成長できる ・好奇心を刺激される ・チームで目標を達成する充実感が得られる ・グローバルな多様性に日常的に触れることができる ・人脈を広げられる ・高い年収を得られる ●総合コンサル業界大手6社の選び方 ・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出す ・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用する ・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用する ・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ ・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ ・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理する ●総合コンサル業界大手6社が求める人物像・選考対策 ・総合コンサルが求める人物像 ・総合コンサルの選考対策 ●総合コンサル以外の業界研究記事
総合コンサルとは? 事業内容/提供サービスを解説
総合コンサルティング会社は、多様な業界や領域にわたるコンサルティングサービスを提供する企業です。戦略立案から業務改善、IT導入支援、財務アドバイザリーなど、幅広い分野でクライアントの課題解決を支援しています。
総合コンサルティング会社は、そのビジネスモデルや組織形態において、専門分野ごとのチームを持ち、クライアントに対して包括的なサービスを提供しています。ここでは、総合コンサルティング会社のビジネスモデル、組織形態、そして具体的な事業内容について詳しく解説します。
ビジネスモデル
総合コンサルティングファームのビジネスモデルは、企業の多様な課題に対して包括的な支援を提供することを基盤としています。これらのファームは、戦略立案から業務改善、システム構築、人材育成、さらにはグローバル戦略に至るまで、企業の上流から下流まで幅広くサポートしています。
もともと経営戦略に特化したコンサルティングからスタートした業界ですが、時代の変化とともに、業務やIT、組織・人事などの専門領域も取り込み、総合的な支援が求められるようになりました。これにより、総合コンサルティングファームは規模が大きく、世界中に拠点を持つケースが多く見られます。
このビジネスモデルの中心となるのは「人材」です。コンサルティングファームは、クライアントにコンサルタントを派遣し、その業務を通じてコンサルティングフィーを得ています。フィーは、基本的に「人数×期間」で計算されるため、人材を提供するビジネス、いわゆる「人月商売」と呼ばれる形態です。
近年、コンサルティングファームは、戦略の立案だけでなく、その実行フェーズまで支援するようになってきています。これには、システム開発などの実行支援が、収益を拡大できることや、クライアントからの「実際に戦略を実現してほしい」というニーズの高まりが背景にあります。こうした変化により、総合コンサルティングファームは、ますます広範な業務領域でクライアントを支援するようになっています。
組織形態
総合コンサルティングファームの組織形態は、大きく「業界別」と「機能別」に分かれています。
「業界別」の部門は、製造・金融・通信・エネルギー・公共など特定の業界に特化したコンサルティングを提供します。これらの部門では、業界特有の業務や慣習に関する深い知識を生かし、クライアント企業の責任者クラスに対して専門的なアドバイスを行います。業界別の部門では、特定の分野に関する専門知識と高いビジネススキルが求められます。
一方、「機能別」の部門は、戦略、組織・人事、システム導入などの特定の機能に焦点を当てており、これらのスペシャリストが所属しています。この部門では、特定の機能に関する専門知識を持つコンサルタントが、業界を問わず、クライアントのニーズに応じた支援を行います。例えば、ある業界の組織改革やシステム導入に関する課題に対して、適切な解決策を提供します。
このように、総合コンサルティングファームは、業界と機能の両面から多様なクライアントに対応できる柔軟な組織形態を持っており、クライアントの課題に対して最適なソリューションを提供しています。
事業内容
総合コンサルティングファームの事業内容は、企業が直面する多様な課題に対して、包括的な支援を提供することです。
具体的には、経営戦略の立案・業務プロセスの改善・ITシステムの導入・組織改革・人材育成・マーケティング戦略・財務アドバイスなど、さまざまな分野でクライアントをサポートします。これにより、企業の競争力を強化し、持続的な成長を促進する役割を果たします。
総合コンサルティングファームは、単なるアドバイスにとどまらず、クライアントと一緒に課題を解決し、実行に移すまでの全プロセスを支援します。例えば、新規事業の立ち上げや海外市場への進出といった戦略的なプロジェクトから、コスト削減や業務効率化といった運営上の課題まで、幅広いニーズに応じたサービスを提供しています。
さらに、企業のグローバル展開をサポートするために、海外市場に関する知識やネットワークも活用し、各国での事業展開や国際的な企業間の提携、M&Aなども支援しています。これにより、クライアント企業が国内外で競争力を持つための基盤作りを手助けします。
総合コンサルティングファームの事業は、企業の課題解決に向けた総合的なアプローチと、クライアントの成長を支援するための幅広い専門知識と経験を駆使したものといえるでしょう。
【総合コンサル以外も解説】コンサルの分類について
コンサルティング企業とは、まさに企業の経営課題を解決する精鋭部隊です。主な業務は高い専門性を生かしてクライアントの経営課題を解決することで、担当する領域に合わせて戦略コンサル・ITコンサルなどに区別されます。
勤務時間の長さや求められる頭の良さ、能力の高さに応じて基本的に給料水準は高く、コンサルティング業務で身につけた専門性を生かして転職や独立をする人が多い傾向にあります。就活生に人気のコンサルは「総合」と「戦略」の二つに分けられ、以下のような特徴があります。
戦略系
戦略コンサルは大企業の経営戦略を考案する、まさに「コンサルらしいコンサル」です。経営戦略や成長戦略の立案など、企業の根幹に関わる業務に対するコンサルティングを行います。
クライアントも政府や大企業に限定され、若くして大企業の経営者と対等に仕事をするというチャレンジングな環境で働けます。戦略コンサルの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
・【業界研究:戦略コンサル】BIG3(マッキンゼー・BCG・ベイン)の特徴や社風を徹底比較!
・コンサル志望必見!戦略コンサルBIG3(マッキンゼー、BCG、ベイン)の強さの秘訣〜1分でわかる「総合」「戦略」コンサルの違い〜
総合コンサルとの違い
総合コンサルは戦略から実行まで、企業の経営課題を解決できるファームです。提供するサービスも幅広く、戦略立案・組織改編、オペレーション改善など、さまざまな案件に対してコンサルティングを行います。クライアントの悩みに対し、川上から川下までサポートできることが総合コンサルの魅力です。
ゆえに、組織の規模が非常に大きく、その点が戦略コンサルとの大きく異なります。どの企業も大規模な人員や拠点数を抱えており、最大級の総合コンサルティングファームであるアクセンチュアの従業員は全世界で約750,000人、拠点の数は49カ国・200都市以上にのぼります(※1)。
また、「BIG4」と呼ばれるアメリカの世界4大会計事務所(デロイト/PwC/KPMG/EY)に所属するコンサルティングファームは、いずれもグループ内に会計事務所、監査法人、法務、ファイナンシャルアドバイザリーなどの企業を抱えており、連携してグローバルサービスを提供しています。
(※1)参考:アクセンチュア「会社概要・地図」
シンクタンク系
織を母体としています。これらのコンサルティング会社は、豊富なデータや専門的な知識を生かし、市場調査やデータ分析、政策研究を行います。そのため、クライアントとして行政機関や省庁が多く、国家的な社会問題の解決や政策立案のサポートを行うことが特徴です。
シンクタンク系コンサルティング会社の強みは、データに基づいた深い洞察と、長期的な視点からのアドバイスを提供できる点にあります。政策の影響を分析したり、経済動向を予測したりする能力が求められ、クライアントの意思決定を支援する役割を果たします。これにより、公共政策や社会的な課題に対する解決策を提供し、国や地域の発展に貢献しています。
IT系
IT系コンサルティング会社は、企業のIT戦略の立案やシステムの導入を支援する専門家集団です。これらの会社は、クライアントが抱える課題に対して最適なITソリューションを提供し、業務効率化や生産性向上を実現します。多くのIT系コンサルティング会社は、戦略策定だけでなく、実際のシステム導入や運用サポートまで一貫して行うことが特徴です。
また、親会社がIT企業である場合も多く、その技術力を生かして高度なITインフラの構築やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を行っています。ITの進化に伴い、企業の競争力強化に直結するため、これらのコンサルティングは現代ビジネスにおいて非常に重要な役割を担っています。
人事系
人事系コンサルティングは、企業の組織改革や採用・教育制度の構築を専門とする分野です。企業が抱える人材や組織の課題を分析し、効果的な改善策を提案・実行することで、組織全体のパフォーマンス向上を目指します。
例えば、採用プロセスの最適化やリーダーシップ研修の設計、評価制度の再構築などが具体的な支援内容です。企業の成長を支える「人の力」を強化するために、専門的な知識と経験を生かして、クライアントのニーズに応じたカスタマイズされた解決策を提供することが特徴です。
総合コンサルの業界動向
総合コンサル業界は、総合コンサルが担う役割の変化・幅広い領域でのサービス展開により、高い売上を出しています。
総合コンサルの役割の変化
クライアントにおける総合コンサルの役割は、「経営に関するアドバイス」から「戦略の実行支援」へと変化しつつあります。
従来の総合コンサルは、情報提供したり事業戦略を提案したりするなど、あくまで「アドバイス」の役割にとどまっており、企業も経営が傾くなどの局面に陥った際に総合コンサルへ依頼するケースが一般的でした。しかし、経営環境が複雑になり、DXやIT活用が特に求められるようになった今日では、企業が戦略を実行することが難しくなってきています。この動向にともない、企業は自社だけではまかないきれない業務を総合コンサルへ日常的に依頼するようになり、結果的に総合コンサルの役割が「戦略の実行支援」へと変化しました。
このように、総合コンサルが「経営面でのアドバイス」だけでなく、「実行支援」までも担うように変化したことが、総合コンサル業界の売上の増加につながっていると考えられます。
幅広い領域でのサービスを展開
総合コンサル業界に属する企業では、扱う領域を拡大しつつあります。
以前は、「事業戦略」「R&D/エンジニアリング」「IT戦略設計」「システム設計」を主に扱っていましたが、「経営・事業戦略」や「システム・事業運用」までも扱う企業が増えてきました。企業からの「上流から下流までの実行支援」へのニーズを受けて領域を拡大しつつあることがうかがえます。
総合コンサルの仕事内容・主な職種
総合コンサルティングファームでは、各職種が連携し、クライアントの課題解決に取り組んでいます。ここでは、総合コンサルティングファームでの主な職種とその仕事内容について詳しく解説します。
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アナリスト
アナリストは、プロジェクトチームの一員として、情報収集やデータ分析、資料作成を担当する職種です。新卒や第二新卒がコンサルティングファームに入社して最初に就くことが多いポジションで、コンサルタントからの指示に基づいて業務を進めますが、細かな作業の進め方や管理は自分で行う必要があります。
アナリストの仕事には、議事録の作成やデータの整理といった地道な業務が含まれますが、これらを丁寧にこなすことで、コンサルタントとして必要な基礎スキルを身に付けられます。
コンサルタント
コンサルタントは、クライアントの課題を解決するために、仮説の検証を主導し、成果物を作成する責任を担います。具体的には、マネジャーが求めるアウトプットを達成するために、情報収集や仮説の検証を主体的に行い、プロジェクトの進行をリードします。また、アナリストへの業務の割り振りや指導も行い、彼らをサポートしながら、プロジェクト全体の成果に貢献します。
さらに、クライアントの担当者との関係性を構築し、信頼関係を築くことも重要な役割です。コンサルタントとしての経験を積みながら、プロジェクトをリードする力やクライアントとの折衝力を養い、マネジャーへのステップアップを目指します。
マネジャー
マネジャーは、プロジェクト全体の責任者として、進捗(しんちょく)管理や問題点の解決、クライアントとの折衝、予算管理など、プロジェクトを成功に導くための重要な役割を担います。
具体的には、プロジェクトの各フェーズで生じる課題を迅速に解決し、プロジェクトがスムーズに進行するよう管理を徹底します。また、クライアントとのコミュニケーションを密に行い、期待に応える成果を提供することも求められます。
さらに、ファーム全体での人材育成にも貢献し、次世代のリーダーを育てる役割も担います。マネジャーは、プロジェクトの成功とチームの成長を両立させることが求められるポジションです。
パートナー
パートナーは、総合コンサルティングファームの共同経営者として、ファームの経営全般に責任を持つ役割を担います。パートナーはプロジェクトの最終責任者として、クライアントへの最終的な成果物の品質を保証するとともに、ファームの戦略や方向性を決定します。
また、新規クライアントの獲得や新規プロジェクトの開拓も重要な業務であり、業界内外でファームの顔として活躍します。パートナーは、ファームの成功を支えるだけでなく、業界全体の発展にも影響を与える存在といえるでしょう。
総合コンサル業界大手6社の業績比較・ランキング(売上高/営業利益)
続いて、総合コンサル業界の主要6社である「アクセンチュア、デロイト、PwC、アビーム、EY、KPMG」の業績を見てみましょう。以下のグラフには、KPMGを除く主要5社の売上高が表示されています。 なお、営業利益については記載がないため、グラフには含まれていません。
※出典:バフェット・コード「アクセンチュア」
※出典:デロイト トーマツ グループ「Impact Report 2023」
※出典:PwC Japanグループ「PwC Japan Group Annual Review 2023」
※出典:アビームコンサルティング株式会社「会社概要」
※出典:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社「決算情報」
※数値は各企業の会計基準に準ずる
※EYのみ、グループ会社ではなくEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社単体の売上高を記載
2023年の売上高は、EYが第1位となりました。
総合コンサル業界大手6社の特徴・強み
アクセンチュア:ITに強みを持つ、世界最大の頭脳集団
アクセンチュアはアイルランドを本社登記地にしている、世界最大の経営コンサルティングファームです。
前述の通り、どの競合他社にも追随を許さない規模であり、全世界の従業員数は75万人、49カ国・200都市以上に拠点を構えています。アクセンチュアは「ストラテジー & コンサルティング」「テクノロジー」「オペレーションズ」「インダストリーX」「ソング」の5つの領域を持っており(※2)、これらを事業フェーズごとに異なるビジネスユニットで組み合わせることで、クライアントのどんな案件にも対応できるような体制を実現しています。このようなアクセンチュアの幅広い活動から、Fortune誌の「世界で最も賞賛される企業」にランクインしています(※3)。
そんなアクセンチュアの強みは、スピード感です。ITの開発力と導入の速さは随一で、SAPソリューションの導入実績などでSAPのグローバルアワード「SAP Pinnacle Awards」では40以上の受賞歴があり、国内ではナンバーワンのSAP導入企業に掲げられる「ザ・ベスト・サービス・パートナー・アワード」を7年連続で受賞するという史上初の快挙も成し遂げました(※4)。
(※2)参考:アクセンチュア「会社概要・地図」
(※3)参考:アクセンチュア「アクセンチュアの受賞実績」
(※4)参考:アクセンチュア「Accenture + SAP」
デロイト:セキュリティコンサルティングの分野で世界一。社会課題に寄り添う、BIG4の日系ファーム
デロイトは監査法人Deloitteの日系のグローバルメンバーファームです。
グローバルの印象が強く外資系コンサルと勘違いされやすいデロイトですが、4大会計事務所「BIG4」をバックボーンに持つ日系コンサルティングファームで、スローガンでも「100年先に続くバリューを、日本から。」(※5)とあります。近年のデロイトの業績は、2019年までの会計年度において10年連続で拡大に成功しており(※6)、新型コロナウイルス感染症の流行により一時的に打撃を受けたものの、2021年度には売上高が前年比約15%増(※7)、2022年度にも前年度比約17%増(※8)、2023年度には売上高前年比約7%増と業績を伸ばし続けています(※9)。
さらに、セキュリティコンサルティングの分野において、12年連続1位のマーケットシェアを誇り(※10)、世界で最も価値のある「商用サービス」ブランドランキングにおいては6年連続で1位に選出されるなど(※11)、世界的に評価されていることがうかがえます。
また、デロイトの特徴は、戦略パートを分離させておらず、戦略から実行までより一貫した案件遂行ができる環境にあります。例えば、PwCは戦略部隊をStrategy&に分離しています(選考対策ページより)。
(※5)参考:デロイト トーマツ コンサルティング「100年先に続くバリューを、日本から。」
(※6)参考:日本経済新聞「デロイト、10年連続で業績拡大」
(※7)参考:デロイト トーマツ コンサルティング「Impact Report 2021 p.8」
(※8)参考:デロイト トーマツ コンサルティング「Impact Report 2021 p.7」
(※9)参考:デロイト トーマツ コンサルティング「FY23の業績について(デジタル投資・ビジネス概況含む)」
(※10)参考:デロイト トーマツ コンサルティング「デロイト、Gartner® Market Shareレポートの収益ランキングで、セキュリティコンサルティングサービス部門1位、マネージドセキュリティサービス部門4位にランクイン」
(※11)参考:デロイト トーマツ コンサルティング「ブランド・ファイナンスによるランキングでデロイトが『商用サービス』6年連続1位に」
PwC:150カ国以上の拠点・36万人以上の人材により幅広い領域を網羅したサービスを展開
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)はロンドンに拠点を置く、世界最大級のプロフェッショナルサービスファームです。
世界151カ国に364,000人以上のスタッフを擁し、「BIG4」の一角として世界中で会計・監査・税務・コンサルティングサービスを提供しています。また、以下にある通り、日本でもさまざまな法人が存在しており、この中でも、コンサルティングを扱うのが「PwCコンサルティング合同会社」です(※12)。
・コンサルティング:PwCコンサルティング合同会社 ・ディールアドバイザリー:PwCアドバイザリー合同会社 ・監査:PwCあらた有限監査法人、PwC京都監査法人 ・税務:PwC税理士法人 ・法務:PwC弁護士法人 ・サスティナビリティ:PwCサスティナビリティ合同会社 ・ビジネスソリューションの販売サービス:PwCビジネスソリューション合同会社 ・コンプライアンスなど:PwCビジネスアシュアランス合同会社 ・研究機関:PwC総合研究所合同会社 ※参考:PwC「PwC Japanグループに含まれる主要な法人」
そのようなPwCの魅力は、「幅広い領域で専門性が高いサービスを提供できる」ことです。PwCでは、部門や組織の壁を越えてプロジェクトを横断的に行っています。人材・扱う領域の多さ、プロジェクトの取り組み方によって、さまざまな経歴を持つプロフェッショナルが力を合わせ、多様な視点から社会やクライアントの課題に解決策を提案しています(選考対策ページより)。
(※12)参考:PwC「海外大学からPwCコンサルティングへ」
EY:デジタルテクノロジー分野に注力。「BIG4」の一角として急成長を続ける
全世界に約30万人の要員を擁し、世界4大監査法人の一角を担うEYグループ。そのグループの一員であるEY Japanでは、IT、人事、経理、総務、広報などの企業経営に不可欠な業務を日本のEYメンバーファームに提供しています(※13)。
そのようなEYの特徴は「企業の成長の速さ」と「デジタルテクノロジー分野における専門性の高さ」です。EYでは、2019年に2023年6月までに売上744億円、コンサル3,224人体制を目指すという趣旨の「Project Dragon」を掲げました(※14)。この目標の実現に向けて、イノベーションへの投資や人事制度の改善に注力し、2023年には約20年間で最高成長を達成しています(※15)。
このように成長を続けるEYが注力しているのが「デジタルテクノロジー領域」です。 今日のDX需要の高まりを受け、EYではデジタルテクノロジー領域を最重要領域として位置づけています(※16)。そのため、社内には複雑化する企業の課題をデジタル技術で解決するために、テクノロジー領域の専門性に特化したチームが複数存在しています。
この専門性の高さにより、開示データ・情報の中から高い精度での調査や、PMIフェーズに取得するビッグデータを独自のAI(人工知能)やツールを駆使して解析するなど、デジタルテクノロジー領域における専門性の高いサービス提供を可能にしています(選考対策ページより)
(※13)参考:EY「EY Japan株式会社」(※14)参考:My News Japan「EYストラテジー・アンド・コンサルティング『ドラゴン化計画』 3年で人員倍増、売上2.6倍めざす近藤社長の野望」
(※15)参考:EY「EY、約20年で最高の成長を達成、世界売上高454億ドルを記録と報告」
(※16)参考:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)「採用情報」
KPMG:比較的新しいファーム。「攻め」と「守り」の両輪でクライアントをサポート
KPMGは2014年に誕生した新生のコンサルファームです(※17)。「世界で最も魅力的な企業ランキング2023」ランキングでは、ビジネス部門で第10位に選ばれています(※18)。
そんなKPMGの強みは、「ビジネストランスフォーメーション(事業変革)」「テクノロジートランスフォーメーション」「リスク&コンプライアンス」の3分野において、プロフェッショナルが専門的知識やスキルを生かしてサービスを提供していることです(※19)。
他のコンサルとの大きな違いは、世界的に有名なKPMGの社内環境改善や文化醸成に携われることでしょう。例えば、「LEAP」などの働き方改革プロジェクトが挙げられます(※20)。一般的な働き方改革はトップダウンの取り組みが多い一方で、LEAPは一般社員が提案できるという特徴があります。実際に、社員に意見を募り「在宅勤務制度」や「服装選択の自由化」を取り入れています(※21)。
入社2年目で研修制度の改善や採用などを行った若手社員は「研修制度や採用にも携わり、自分たちで会社を作っているという実感がある。他社にいるコンサルタントよりも愛社精神のようなものが育まれる」と述べています(選考対策ページより)。
日本での立ち上がりフェーズに関わり、「KPMGらしさ」を自ら作り上げていきたい学生には非常に魅力的な会社でしょう。
(※17)参考:KPMG「KPMGコンサルティングの経営方針・強み」
(※18)参考:KPMG「KPMGジャパン・KPMGコンサルティングとは?」
(※19)参考:KPMG「提供サービス」
(※20)参考:KPMG「柔軟な働き方~Well-beingに働く~」
(※21)参考:KPMG「KPMGコンサルティング、在宅勤務限定など、多様な働き方の実現に向けて新たな勤務制度を導入」
アビーム:海外で活躍するチャンスが多い日系総合ファーム
アビームは東京都千代田区に本社を置く、日系の総合コンサルティングファームです。
アジアを中心に28拠点を構え、約8,300名の従業員(2024年1月時点)(日本で約5,900名、アジアを中心とした海外約2,400名)(※22)を擁しています。「日本発、アジア発のNo.1グローバルコンサルティングファーム」を目指しており、主に日系企業であるクライアントに対して提供しています(※23)。日系企業のアジア進出をサポートする案件を多く担うファームとして知られています。
そんなアビームの強みは、クライアント密着型のコンサルティングと、海外に出るチャンスの多さです。
経営理念に「Real Partner®」を掲げるアビームは、「クライアントとともに、比類なき価値を実現していく」姿勢を大切にしています。実際に、戦略の分析・提案から、実行する実務的な面の支援まで含めた包括的なコンサルティングサービスの提供や、クライアントとの長期的な関係を構築しています(選考対策ページより)。
海外に行く機会が多いことも特徴です。日系企業の海外進出をサポートするため、年間で約750名のコンサルタントが渡航(※24)しています。執行役員も「(外資系コンサルに比べて)海外で仕事をするチャンスは当社の方がはるかに多いと思います」と述べています(※25)。
また、各種業界に特化したITソリューションサービスを得意としており、世界最大手のビジネスソフトウエアである「SAP」のコンサルティングサービスに関しては圧倒的な強みを持っています。具体的には、全世界で6,400件を超えるSAPコンサルタント資格取得数(日本においては、国内企業最多の5,399件)を有しています(2024年9月時点)(※26)。
(※22)出典:アビームコンサルティング「アビームの特徴/強み」
(※23)参考:アビームコンサルティング「会社情報」
(※24)参考:アビームコンサルティング「キャリア、働き方 拡がる多様な可能性」
(※25)参考:DIAMOND Online「日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファームだからこそグローバルで活躍できるチャンスは大きい」
(※26)参考:アビームコンサルティング「SAPコンサルティングサービス」
総合コンサル業界大手6社の社風の違い・制度
続いて、各社の社風の違いについて見ていきましょう。
アクセンチュア:「目指すは女性社員比率50%」多様性を尊重する社風
アクセンチュアは、「顧客の多様な課題を解決するためには、異なるバックグラウンドを持つ人材が協力し合う組織・チームが必要である」という考えに基づき、社員の多様性を尊重する職場環境が整っていることが魅力です。
実際、近年同社は特に女性の雇用を積極的に推進しており、「2025年までに全世界で女性社員の比率を50%にする」と宣言しています。(選考対策ページより)。
▼社員の生の声もあります!
「トークストレイト文化でフラットな関係性? 社員からは実力主義との話、副業も可能な環境」このような実際に働く社員の声が知りたい方は「ONE CAREER PLUS」も要チェックです。
▼アクセンチュアに関する【ONE CAREER限定コンテンツ】はこちら!
▼アクセンチュアに関するおすすめ記事はこちら
・【アクセンチュア:3分対策】ビジネスコンサルタント職のGD・面接など各選考ステップの内容や評価ポイントを解説!
デロイト:新人への投資を惜しまない。充実した教育制度
デロイトでは、人材育成への積極的な投資をしていることが特徴的です。実際に、同社には充実した研修制度が備わっています。デロイトが新卒社員に対して実施している「3カ月」の研修期間は、アクセンチュアのストラテジー部門の研修期間が1週間であることも踏まえると、他のコンサルよりも人材育成に力を入れていることがうかがえます。 そのため、入社当初に入念な教育を受けてから活躍したいと考える学生にとって魅力的なコンサルティングファームだといえるでしょう(選考対策ページより)。
▼社員の生の声もあります!
「女性にとっての働きやすさもバッチリ? 実は助け合う文化を語る声も多数」このような実際に働く社員の声が知りたい方は「ONE CAREER PLUS」も要チェックです。
▼デロイト トーマツ コンサルティングに関する【ONE CAREER限定コンテンツ】はこちら!
▼デロイトに関するおすすめ記事はこちら
・【デロイト トーマツ コンサルティング:3分対策】ES・webテスト・面接等、各選考ステップごとに評価ポイントを解説!
PwC:部門横断型での業務が多い
部門数が多いことが特徴的なPwCでは、他の部門と連携しながら業務を遂行する点が特徴的です。実際、多くの社員にPwCの強みを聞くと「グローバルネットワークとグループ企業との連携だ」と口を揃えて答えるそうで、こうした連携が強みであることが読み取れます。自分が担当する領域以外の知見を得ながらプロジェクトに携われる環境は、好奇心が強く、複数の関係者を巻き込むことを得意とする学生にとっておすすめです(選考対策ページより)。
▼社員の生の声もあります!
「常駐案件やシステム案件も比較的多いよう、文化は日系企業との声や和やかな社員が多いとの声も」このような実際に働く社員の声が知りたい方は「ONE CAREER PLUS」も要チェックです。
▼PwCコンサルティング合同会社に関する【ONE CAREER限定コンテンツ】はこちら!
▼PwCに関するおすすめ記事はこちら
・【PwCコンサルティング(インターン選考):3分対策】ES・webテ・GDなど各選考ステップを詳しく解説!
EY:若手のうちから大きな裁量が与えられる。多様な人材が活躍する環境
EYには、社員数が少なかったという背景から若手の内から一人のコンサルタントとして大きな裁量が与えられる点が特徴となっています。実際に、ある若手の社員は「入社1年目であっても、クライアントへのプレゼンテーションを任された。入社1年目であっても一人のプロのコンサルタントとして扱われる」と語っています。
また、同社では、「ダイバーシティ&インクルーシブネス(D&I)」と呼ばれる考えのもと、多様な人材が活躍できる環境構築に注力しています。代表的な例として、「女性活躍」を推進する取り組みが挙げられます。「管理職に占める女性比率を2022年比で1.7倍」等の数値目標を掲げ、女性社員比率35%と同業他社に劣らない水準を達成した実績は、女性社員の活躍を推進している企業を認定する『日経WOMAN』の「女性が活躍する会社BEST100」において、回答企業479社の中で総合第7位に選出されました。昨年度より1ランク上昇し、2年連続のトップ10入りになります(※27)(選考対策ページより)。
(※27)出典:EY「EY Japan、日経WOMANの『女性が活躍する会社BEST100』において総合7位に選出」
▼社員の生の声もあります!
「常駐案件やシステム案件も比較的多いよう、文化は日系企業との声や和やかな社員が多いとの声も」このような実際に働く社員の声が知りたい方は「ONE CAREER PLUS」も要チェックです。
▼EYに関する【ONE CAREER限定コンテンツ】はこちら!
KPMG:少数精鋭のファーム。裁量がある環境で自身の適性に合った業務ができる
「売上や人数規模の追求ではなくクライアントの健全な発展への貢献」を理想とするKPMGでは、少数精鋭のファームであることが特徴として挙げられます。 実際に、2024年9月時点での社員数は、デロイトが約5,324人、PwCが約11,500人なのに対し、KPMGは約2,053人です(※28)(※29)(※30)。 このような少数精鋭のKPMGでは、個々が裁量を持って業務に携われるでしょう。
また、同社の社員からは「自分に合ったプロジェクトにアサインしてくれる」「個人が裁量を持って仕事にあたることが可能」などの好意的な評価があることから、社員へのサポートが厚く、自身に適性やビジョンに合わせて業務が与えられる環境であることがうかがえます(選考対策ページより)。
(※28)出典:デロイト「デロイト トーマツ コンサルティング合同会社」
(※29)出典:PwC「02 Facts & Figures ―― 数字で見るPwC Japan」
(※30)出典:KPMG「会社概要」
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「勤務は自由で午後出社も可能? プライベートでの交流も活発で仲の良い社風や社員の声を尊重する社風を語る声も」このような実際に働く社員の声が知りたい方は「ONE CAREER PLUS」も要チェックです。
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アビーム:労働環境・給与面ともに社員の満足度が高い
多忙のイメージを持たれることが多いコンサル業界。その中で、アビームはホワイトな労働環境や、福利厚生が充実していることから、比較的「働きやすい」環境であるといえるでしょう。例えば、有給休暇取得奨励日や残業禁止デーなどがあり、社員を大切にする制度が数多くあることがうかがえます。
また、給与面においても、初任給は学部卒で月給340,300円と高い水準です。これは日本経済新聞社が発表している日系企業の初任給ランキング2022で5位に入る数字です(※31)。 このように、アビームは働く上での満足度を高める要素を多く持ちうる環境が備わっていることが分かります(選考対策ページより)。
(※31)出典:日本経済新聞「初任給ランキング2022」
▼社員の生の声もあります!
「女性の働きやすさはバッチリ、人を育てる社風も、20代で上場大手企業の案件に携わった社員も」このような実際に働く社員の声が知りたい方は「ONE CAREER PLUS」も要チェックです。
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▼アビームに関するおすすめ記事はこちら
・【アビームコンサルティング:3分対策】ESから最終面接まで各選考ステップの評価ポイントを解説!全選考で重視されることとは?
総合コンサル業界大手6社の新卒年収・評価制度
以下の表は、各社の新卒年収をまとめたものです。
企業名 | 新卒年収 |
アクセンチュア | 500~750万円 |
デロイト | / |
PwC | 550~900万円 |
EY | / |
KPMG | 600~650万円 |
アビーム | / |
※出典:ONE CAREER PLUS「アクセンチュア/PwC/KPMG」
日本全体の25歳から29歳の平均年収が約349万円(※32)であるため、6社とも平均より高い水準だといえます。
また、各社の評価制度は異なります。
アクセンチュアの評価は、複数の要素に基づいて行われます。評価項目はプロジェクトでの成果、チームでの働き方、個人のスキル向上などに分かれ、それぞれについて5段階で評価されます。評価会議にはマネジャー以上のポジションが参加し、その評価基準やプロセスは一般には公開されていません(※33)。
PwCの評価は主に2つのカテゴリーに分かれます。プロジェクト評価はプロジェクトサイクルごとに行われ、結果に応じて賞与が変動します。一方、組織評価は半期ごとに実施され、知識や態度などの絶対的なスキルや資質が評価されます。個人の成長やスキルアップも評価の対象です(※34)。
KPMGでは、評価項目がスタッフクラスとマネジメントクラスで異なります。スタッフクラス(シニアコンサルタント以下)では「稼働率(90%以上)」「プロジェクト内での貢献度」「プロジェクト外での組織貢献度」が重視されます。マネジメントクラス(マネジャー以上)では、稼働率の比重が減少し、他の評価項目が増えます(※35)。
(※32)出典:国税庁長官官房企画課「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告ー P.21」(※33)出典:ONE CAREER PLUS「アクセンチュアの年収【2024年版】役職・年代・職種別の年収・評価を独自調査」
(※34)出典:ONE CAREER PLUS「PwCコンサルティングの年収【2024年版】役職・年代・職種別の年収・評価を独自調査」
(※35)出典:ONE CAREER PLUS「KPMGコンサルティングの年収【2024年版】役職・年代・職種別の年収・評価を独自調査」
総合コンサルで働く魅力・やりがい
総合コンサルティングファームで働くことには、多くの魅力とやりがいがあります。ここでは、総合コンサルで働く魅力・やりがいについて詳しく解説します。
プロジェクトや充実した研修を通じて大きく成長できる
総合コンサルで働く魅力の一つは、プロジェクトや充実した研修を通じて大きく成長できる点です。
コンサルティングファームのプロジェクトは多岐にわたり、さまざまな業界の専門家と協力しながら進行します。そのため、クライアントとの交渉やプロジェクトのマネジメントを通じて、実務的なスキルが磨かれます。
また、ファーム内での研修も充実しており、新しい知識やスキルを習得する機会が充実しているので、個々の成長を促進する環境が整っています。
好奇心を刺激される
総合コンサルで働く魅力の二つ目は、常に好奇心が刺激されることです。コンサルティングの仕事は、多岐にわたる業界やテーマに対応し、クライアントが直面する重要な意思決定に関わります。
例えば、先週は食品業界のマーケティング戦略に取り組んでいたかと思えば、今週からは海外政府の産業プロジェクトに参加するということも珍しくありません。日常的に新しい業界や課題に触れる機会が豊富で、ルーチンワークが嫌いな人や、さまざまな経験を積みたい人にとって非常に魅力的な環境といえるでしょう。
さらに、各プロジェクトでは、明確な答えがない課題に対して、自分の論理力や発想力を駆使して「最良の解」を導き出すプロセスに関わります。この過程で得られる新しい発見や気づきは、非常に刺激的であり、仕事を通じて自己成長を実感できるでしょう。
プロジェクトは迅速に進行するため、常に新しい情報を得て、それを基に分析や議論を行い、仮説をブラッシュアップするスピード感も、コンサルタントとしての醍醐味(だいごみ)です。
チームで目標を達成する充実感が得られる
総合コンサルで働く魅力の三つ目は、チームで目標を達成する充実感を得られることです。コンサルティングの仕事では、さまざまな背景や価値観を持つメンバーが集まり、共通の目標に向かって協力します。他者の視点から学び、アイデアを融合させてプロジェクトを成功に導く過程は非常にやりがいがあります。
多忙でプレッシャーのかかる場面でも、信頼できる仲間と支え合いながら進めることができるのは、チームで働くことの大きな強みです。外資系コンサルというとドライなイメージがあるかもしれませんが、実際にはチームの結束力が非常に強く、共に乗り越えた経験が深い絆を生みます。
プロジェクトをやり遂げたときの達成感は格別で、その経験は一生の財産となります。また、共に働いた仲間とは、プロジェクトが終わっても長く交流が続き、一生の友人となることも少なくありません。
グローバルな多様性に日常的に触れることができる
外資系コンサルティングファームで働く魅力の四つ目は、グローバルな多様性に日常的に触れられることです。国籍や文化、価値観の異なるメンバーと協力しながらプロジェクトを進める機会が多く、自分自身の成長を実感できる場面が多々あります。
例えば、中国人のコンサルタントが見せる強い上昇志向や、韓国人コンサルタントのクライアントに対する献身的な姿勢、アメリカ人のディスカッションスタイルなど、異なる文化のなかで多様な視点に触れることで、自分のビジネススタイルや強み、弱みを客観的に見つめ直せます。
このような環境で働くことで、「自分がどういうビジネスマンになりたいか」、さらには「どういう人間になりたいか」といった自己理解を深める機会が得られます。グローバルファームでの経験は、個々の価値観や目標を再確認しながら、チームとして大きな目標を達成する充実感を味わえる貴重な場となるでしょう。
人脈を広げられる
総合コンサルティングファームで働く魅力の五つ目は、幅広い人脈を築けることです。各業界の優秀な人材と共に仕事をすることで、単にスキルを学ぶだけでなく、業界を超えた人脈を広げられます。
こうしたつながりは、仕事の幅を広げるだけでなく、将来のキャリア選択の際にも大きな助けとなります。例えば、業界ごとの詳細な情報や市場の動向について、直接的な経験を持つ人からのアドバイスを得ることができるのも大きな利点です。このように、多様な企業や業界と接点を持てる総合コンサルティングファームだからこそ、価値ある人脈を築けるといえるでしょう。
高い年収を得られる
コンサルティング業界で働く魅力の六つ目は、他業界に比べて高い年収を得られる点です。
コンサルティングは高度なスキルと専門知識が求められるため、企業は質の高い人材を確保するために、人件費に多くのリソースを割けます。結果的に、給与水準は全体として非常に高くなっています。
例えば、IT業界からITコンサルタントに転職するケースでは、これまで培ったスキルを生かしつつ、さらに高い給与を目指すことが可能です。このように、専門性を生かして年収アップを実現できることが、コンサルティング業界で働く大きなメリットの一つです。
総合コンサル業界大手6社の選び方
ここでは、総合コンサル大手6社の選び方をご紹介します。
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出す
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、会社を選ぶ際だけでなく、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが、「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
こちらの記事では、自己分析のやり方をあらゆる角度から分解し、解説しています。
・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用する
「第一志望に受かりたい」「選考突破に必要な情報だけを知りたい」「いろいろな人の考えに触れたい」。
そんな気持ちに答えるべく、ワンキャリアでは4,000社を超える人気企業の選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を掲載しているほか、1,800件を超える就活記事も掲載しています。
例えば、合格の秘訣のページでは、企業の魅力や各職種の魅力、会社が求める人物像、選考のポイント、内定者の感想を掲載しているため、会社を選ぶ際の参考にできます。
こちらの記事では、これらの情報を掲載している「選考対策ページ」「募集ページ」「就活記事」の活用法をご紹介します。
・「就活の赤本」内定のウラ情報が満載、ワンキャリアを使い倒せ!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用する
ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
また、ワンキャリアのキャリアアドバイザーによる新番組『ワンキャリコミット』も見逃せません。クチコミやワンキャリアライブの企業情報をもとにした、人気企業・難関企業の選考対策動画や、「自分に合った会社はどれか?」「秋以降どう動けば良い?」など、就活生のためのお悩み解消コンテンツをご用意しています。ぜひ情報収集に役立ててみてください。
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・『【公式】ワンキャリア / ONE CAREER 就活チャンネル』はこちら
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・『ワンキャリコミット』はこちら
手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、自分に合った会社を見つけられ、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」がしつこく聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直ちょっと面倒ですよね。
そこで、ワンキャリア編集部が就活生の代わりに業界研究を行いました!
就職活動が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ
企業研究は、企業のホームページを見て、OB・OG訪問をして……と、膨大な時間がかかるように思われがちですが、実は短時間で終わらせられるのです!
多くの企業が採用する「Big Five(ビッグ・ファイブ)理論」のテスト。実は簡易版のテストを使うだけでも、ある程度自分に向いている業界・会社・仕事分野がわかります。自分の適性をつかんでおけば「向いていない業種の採用選考を受け続ける」リスクを回避でき、企業研究の時間短縮にもつながるでしょう。
・企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ
次にワンキャリア編集部が皆さんの代わりに企業研究を行う「3分対策シリーズ」をお届けします。各企業の社風や選考のポイントをまとめてあるので、ES締め切り直前や面接前日の時間がないときの企業研究におすすめです!
・企業の対策は3分で全部終わらせる!ワンキャリ編集部がお届けする「3分対策シリーズ」
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理する
就活をしているとよく聞く「就活の軸」というワード。自分の就活の軸を持っていると行きたい会社は確固たるものになります。
就活の軸を見つけるにはまず、自己分析をして自分の「本音」と「建前」を整理しましょう。おのずと自分ならではの就活の軸が姿を現すはずです。
・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
総合コンサル業界大手6社が求める人物像・選考対策
いかがでしたでしょうか。
総合コンサル業界は、企業ごとに特徴や選考の難易度が異なるため、自分に合う企業を見つけるためには、さまざまな企業の情報をしっかりと調べることが大切です。
毎年多くの学生が総合コンサル業界を志望し、内定を獲得することは決して容易ではありません。それぞれの企業の特徴や違いを理解し、しっかりと対策を立てて挑みましょう。
総合コンサルが求める人物像
各社が求める人物像は、下記の「合格の秘訣」を参考にしてください。
アクセンチュア
デロイト トーマツ コンサルティング
PwCコンサルティング合同会社
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
KPMGコンサルティング
アビームコンサルティング
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総合コンサルの選考対策
詳しい選考ステップは、下記の「選考対策ページ」を参考にしてください。
アクセンチュア
デロイト トーマツ コンサルティング
PwCコンサルティング合同会社
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
KPMGコンサルティング
アビームコンサルティング
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エントリーシート(ES)対策
コンサルには、「戦略」「総合」「IT」などさまざまな区分があり、志望動機を作る際にも、それぞれの業務内容を把握した上で、「なぜ総合コンサルを志望するのか」をまとめるのがポイントです。
この要素を含んだ志望動機は説得力があり、過去の選考参加者や内定者のESからも高評価を受けやすいことが分かっています。
▼エントリーシート(ES)の書き方について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】書き方の基本と職種・業界別内定者のES実例 ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
Webテストは多くの企業で実施されており、企業ごとに異なるテストが使用されています。そのため、事前にテスト内容を把握し、対策をしておくことが重要です。
総合コンサルでは、特に「SPI」と「玉手箱」、「TG-WEB」が多く実施されています。
SPIは性格と能力の2領域を測定し、能力検査は言語(国語)と非言語(数学や算数)でわかれています。時間制限がついているという特徴があり、受験者の解答状況や正答率によって問題が変わっていきます。正答率が高ければ難易度の高い問題が出題され、高得点につながるので、時間内で的確に問題を解けるようにしておきましょう。
玉手箱は、計数理解(数学)、言語理解(国語)、英語理解、性格テストの4種類に分かれており、問題数に対して解答時間が非常に短いことが特徴です。そのため、満点を目指すのではなく、確実に解ける問題に集中することが求められます。また、玉手箱は毎年似たような問題が出題される傾向があるため、スピード感に慣れるために多くの問題を解いておくことが大切です。
TG-WEBは難易度が高いテストですが、解法を知っていればスムーズに解答できることが特徴です。新型のTG-WEBでは解答時間が非常に短く設定されているため、事前に参考書などで対策をし、制限時間内で解く練習をしておくことが重要です。特にWebテスト形式では電卓を用意しておくと良いでしょう。
▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧 ・【SPI対策】全問題形式を完全網羅!練習問題&解答一覧(言語・非言語・英語・構造的把握力) ・【玉手箱対策】問題&解答集|出題企業と問題形式(計数・言語・英語)まで紹介 ・TG-WEB対策のすべて|例題や解答集、おすすめの問題集まで解説
グループディスカッション(GD)対策
グループディスカッション(GD)は、複数のメンバーが指定された議題について議論し、最終的に結論を導き出す選考方法です。通常、1グループには4〜6人が参加し、討論時間は20〜40分程度です。GD選考では、チームや議論に貢献できる力が評価されます。
GDに向けた準備として、自己分析が重要です。自分がどのような役割に向いているかを把握し、強みを生かせる役割を見つけることで、GDでの貢献度を高められます。また、論理的に話すためには、PREP法を活用するのが効果的です。PREP法とは「Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(まとめ)」の流れで話す方法で、要点を簡潔に伝えるのに適しています。限られた時間で自分の意見や提案を効果的に伝えるために、PREP法を活用してみましょう。
▼GDについて詳しく知りたい方はこちら ・【グループディスカッションの役割】全種類の解説とおすすめの決め方 ・議論の難度が上がる「オンラインGD」。経験者が語った突破のポイントは「情報共有」と「気遣い」 ・グループディスカッション(GD):人事視点の評価基準3点!鍵は「コミュ力」「協調性」「リーダーシップ」
面接対策
業界や会社によって面接で問われる内容は異なります。そのため、志望する業界に合わせた対策が必要です。以下では、業界や企業ごとに準備を進める際のポイントをご紹介します。
まず、面接選考を通過するためには「企業目線」で考えることが重要です。内定の判断を行うのは、その企業の人事担当者や役員ですので、企業が求める人材像を理解することが不可欠です。経営計画などの企業情報を調べることはもちろんですが、企業側の視点に立ち、「どのような人材が求められているのか」を意識しながら面接準備を進めましょう。
また、面接対策では自己分析を行い、自分をアピールするための材料をそろえることも重要です。しかし、選考対策の順番としては、まず企業や業界の分析を行い、その後に自己分析を進める方が効果的です。企業のニーズを理解した上で自分の強みを整理することで、より説得力のあるアピールが可能になります。
ワンキャリアでは、企業ごとの選考ステップや合格の秘訣をご紹介しています。これにより、各企業が重視する評価ポイントや求める人物像を効率的に把握でき、情報収集の手間も省けます。企業研究を進める際には、ぜひご活用ください。
▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
ケース面接対策
ケース面接とは、与えられた課題に対して制限時間内に適切な対策を提案する面接形式です。出題内容は実際にコンサルティングファームで取り組むような経営課題が多く、課題に対する問題解決力や分析力、論理的思考力が求められます。
ケース面接で重要なのは知識量ではなく、数字に裏付けされた実現可能な対策を筋道を立てて示すことです。その能力は多くの練習問題に取り組むことで鍛えられます。ケース面接に臨むためには、事前の準備と対策が不可欠です。
ケース面接の対策本を活用することが重要です。これらの本には、ケース問題の概要や主題傾向、解き方などが1冊にまとまっています。面接の基本から応用までを網羅しており、初学者にも分かりやすく解説されています。 ここではおすすめの対策本を2冊ご紹介するので参考にしてみてください。
・『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!』(東洋経済新報社、2009年)
・『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」』(東洋経済新報社、2010年)
▼ケース面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方 ・【25卒向け】フェルミ推定・ケース面接を対策!ポイントは「論理性・コミュ力・楽しむ姿勢」:外資戦略コンサル徹底解説Vol.2 ・【フェルミ推定】例題・出題例13選!考え方と解答例も紹介
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用したりして社員と接点を持つことで機会を得られます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知れて、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。
さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をしたりすることで「優秀だ」と思われることがあります。
OB・OG訪問をすべきか迷っている場合は、まずは最初の1人、同じゼミやサークルの先輩など身近な人から始めてみると良いでしょう。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
▼コンサル業界研究のおすすめ記事
・コンサル志望必見!戦略コンサルBIG3(マッキンゼー、BCG、ベイン)の強さの秘訣〜1分でわかる「総合」「戦略」コンサルの違い〜
・【業界研究:戦略コンサル】BIG3(マッキンゼー・BCG・ベイン)の特徴や社風を徹底比較!
・【業界研究:総合コンサル】アクセンチュア、デロイト、PwC、アビーム、KPMGの事業・社風、戦略コンサルとの違いを徹底比較!
▼コンサルのインターン・筆記試験・ケース面接のおすすめ対策記事
・外資系コンサルのサマーインターンに行きたいならこう動け!夏に内定するための戦略と選考対策
・「外資系コンサル=ケース対策」なんてもう古い!受かるためのポイント総まとめ【外資就活総まとめvol.2】
・すべての外資コンサル志望者へ送る、インターン・ジョブ突破の5つのステップ
・「正解」を覚えるだけじゃ内定は出ない。内定者の解答から学ぶ、ケース問題の正しい考え方(前編)
・「正解」を覚えるだけじゃ内定は出ない。内定者の解答から学ぶ、ケース問題の正しい考え方(後編)
▼外資戦略コンサル徹底解説
・マッキンゼーは9割が試験で落ちる?コンサル筆記試験の形式・内容を総まとめ:外資戦略コンサル徹底解説Vol.1
・フェルミ推定・ケース面接を対策!ポイントは「論理性・コミュ力・楽しむ姿勢」:外資戦略コンサル徹底解説Vol.2
・外資コンサルジョブ内定に向けた3つのポイント「圧倒的なやる気が一番大事?!」:外資戦略コンサル徹底解説Vol.3
▼コンサルBIG4内定者座談会シリーズ
・【コンサルBIG4内定者座談会】「ぶっちゃけ、各社の違いなんてない」それでもあった、あのファームに決めた理由
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総合コンサル以外の業界研究記事
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・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】MBB「マッキンゼー・BCG・ベイン」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
▪️マスコミ・エンタメ ・【出版:業界研究】4大出版社(集英社・講談社・KADOKAWA・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局4社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【大手広告代理店:業界研究】大手6社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・セプテーニ・デジタルHD・ADK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、HIS、KNT-CT、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
・【インフラ:業界研究】大手3社(JR東海・東京電力・東京ガス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:インフラ業界】「安定時代の終焉」日本を支えるインフラ業界:電力・ガス・交通の魅力と将来性
・【鉄道:業界研究】大手5社「JR東日本・近畿日本鉄道・JR東海・JR西日本・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【私鉄:業界研究】大手3社「東急・東武鉄道・小田急電鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:エネルギー】電力・ガス業界の大手4社「東京電力・関西電力・東京ガス・大阪ガス」の事業や年収を徹底比較!
・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・三菱マテリアル・JX金属・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(大林組・鹿島建設・大成建設・清水建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社(アクセンチュア・NTTデータ・野村総合研究所・日本IBM・富士通)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️人材・教育 ・【人材:業界研究】大手4社「リクルート・パーソルキャリア・パソナ・リンクアンドモチベーション」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【教育:業界研究】大手4社「ベネッセ・リクルート・トライ・LITALICO」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
・【新特集スタート】就活生の悩むべき問題は5つだけ。モヤモヤした視界を切り開く「就活の羅針盤」
・インターン/就活はいつから?スケジュールと準備の進め方
・OB・OG訪問とは?就活でOB・OG訪問が必要な人、しなくていい人
・志望動機の書き方と例文集|人気8業界のES通過例文と王道の回答例
・【自己PRの書き方】ESで強みを効果的にアピールするには?新卒採用担当の目線と内定者の回答例から解説
・【面接対策】質問集&回答例|新卒就活でよく聞かれることと準備方法
・【自己分析のやり方】たった4通り!簡単にできる方法・ツール・シートを解説
・【業界研究:34業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!金融/商社/不動産/メーカー/広告/コンサルなど人気業界/企業を徹底比較
・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方/コツや役割を網羅的に解説
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