2019年卒向けに、TOTO(営業・企画職)の本選考各選考ステップ(ES、面接、Webテスト等)で問われるポイントをお届けします。選考前の最終確認にご一読ください。
TOTOの選考フロー
TOTOの選考フローは以下のように進みます。
1. エントリーシート(以下、ES)
2. WEBテスト
3. 1次面接
4. 最終面接
ここからは選考突破に必要なポイントをお伝えします。
TOTO選考全体のポイント:「志望理由を明確にする」と「成功体験と適応力をアピール」
志望理由を明確にする
TOTO営業職の本選考では「営業職に興味をもった理由」を明確に答えられるようにすることが大切になります。なぜなら、長期的な採用を前提としているからです。TOTOは入社3年以内の離職率が2%以下と大変低く、働きやすい環境といえます。そのため、入社後のギャップをなくすためにも、営業職を希望する理由をはっきりと語れる必要があるのです。実際に内定者は「営業の特徴だけでなく、マイナス面も理解した上で志望していることを述べた」と語っています。
営業職の良い点と悪い点、どちらも理解したうえで営業職を志望する旨をはっきる伝えるといいでしょう。志望度も伝わり、採用担当者からの評価も高まるはずです。
成功体験と適応力をアピール
TOTOはどんな状況にも適応し、成功まで持っていく力が求められます。
TOTOは国内シェア60%を維持し、トイレ事業ではナンバーワンの地位を確立してきました。常に成功を追求してきたため、社員にも成功までコミットする力を重視しています。
実際に内定者も「社員に聞いたところ、成功した経験が重要で、どのように成功まで行くことができるかを考えられる学生を求めている」と語っていました。
また、現在では日本だけにとどまらず海外展開を行い、欧米まで拡大しています。そのため、新しい環境でも適応し、周囲を巻き込む力が必要とされています。
内定者のコメントでも「バスケ部にてチーム優勝に導くべく、方向性を示し、巻き込んできた話で適応力と巻き込む力をアピールした」と語られていました。具体的なエピソードを踏まえ「成功体験と適応力」をアピールしましょう。
TOTO本選考の各ポイント
1. エントリーシート(ES):選考のポイントを意識して作成しよう
2017年卒のTOTOの本選考では、ESに以下の設問が課されました。
設問(1):あなたが最も力を入れて取り組んだ事と、その取り組みの中であげた成果(実績・成功体験)は何ですか?取り組み内容と成果を一言で表すキーワードと、その概要(全体像)についてご記入ください。(キーワード:30文字以内、概要:200文字以内)設問(2):その取り組みで成果を上げるために、あなたは何を問題としてとらえ、どのような行動をとりましたか?あなたのとった行動を一言で表すキーワードを教えてください。また、その詳細として、あなたが担った役割や、あなたが自分で考えて工夫した行動、あるいは困難を乗り越えた体験等を、具体的なエピソードを交えてご記入ください。(チームでの取り組み内容について記入する場合も、あなた自身が果たした役割やそれがどのようにチームの成果につながったのかを中心にご記入ください。)(キーワード:30文字以内、概要200文字以内)設問(3):あなたが2番目に力を入れて取り組んだ事と、その取り組みの中であげた成果(実績・成功体験)は何ですか?取り組み内容と成果を一言で表すキーワードと、その概要(全体像)についてご記入ください。(キーワード:30文字以内、概要:200文字以内)設問(4):その取り組みで成果を上げるために、あなたは何を問題としてとらえ、どのような行動をとりましたか?あなたのとった行動を一言で表すキーワードを教えてください。また、その詳細として、あなたが担った役割や、あなたが自分で考えて工夫した行動、あるいは困難を乗り越えた体験等を、具体的なエピソードを交えてご記入ください。(チームでの取り組み内容について記入する場合も、あなた自身が果たした役割やそれがどのようにチームの成果につながったのかを中心にご記入ください。)(キーワード:30文字以内、概要:200文字以内)設問(5):あなたがTOTOに入社して、最初に携わりたい仕事・職種は、何ですか?下記の選択肢から選び、その理由をお書きください。(150文字以内)設問(6):あなたが考える、TOTO営業職の難しさ・面白さ(やりがい)について、リクナビやマイページ内で公開しているオンライン説明会やHPを参考にしながら、ご記入ください。(200文字以内)※出典:TOTO|総合職 2017卒 本選考のエントリーシート
TOTOのエントリーシートは今後の選考の際の重要参考資料として使われます。ですので、これから進む選考を見越したESの作成を行う必要があります。
論理性を意識して、選考のポイントをアピールできるように心がけてください。
設問の(1)(3)ではチームで成し遂げた成功体験を書く必要があります。営業職は全体の主体となって成功まで導かなければなりません。ですので、成功にたどり着くまでの役割や立ち回りまで、しっかりと伝えましょう。内定者も「成功体験を重視している企業だと感じたため、実績や成功したという事実を強調して書くようにした」と話しています。
また、設問(2)(4)では周囲を巻き込み苦難を乗り越えたエピソードを書くことが大切あります。TOTOでは技術研究職やクライアントを巻き込んでビジネスを進める必要があるためです。成功体験を行動ベースで具体的に伝えられるようにしましょう。実際に内定者は「バスケでの成功体験と経済学部の学生支援団体での成功体験に関して共通点を提示できるように、行動する際の指標まで言及していた」と語っています。
最後に設問(6)では営業職の良い面と悪い面、どちらも理解しているかを問われています。人事社員も「良い面だけ書いてくる学生は営業職を理解していない」と語っています。内定者は世界に展開していけるという良い面と、自分の欲しい情報を引き出しづらいという悪い面の両方をアピールしていました。 営業職全体への理解度を高め志望度の高さを伝えましょう。
2017年卒のES回答例はこちらです。
2. WEBテスト:形式は玉手箱! 油断せず入念な対策を
TOTOのWEBテストは玉手箱です。出題科目は言語、非言語、性格診断とオーソドックスなものでした。ただし、WEBテストの比重はそこまで大きくないよう。内定者も「自分は数学ができていなかったが、気にしなくていいと言われました」と語っています。しかし、油断は禁物。しっかりと対策しないと落とされることも考えられます。玉手箱の形式は参考書などで対策を行えば、問題形式に慣れ高得点がとりやすくなります。3~4週以上し、事前に対策しておくと安心でしょう。
3. 1次面接:実質最終面接!? 主な内容は成功体験の深堀り
1次面接は社員1名に対し、学生1名の個人面接です。時間は20分程度、企業オフィスにて行われます。質問内容は、成功体験の深堀りを中心に、営業職へ興味をもった理由などが聞かれます。
エントリーシートに記入した内容だけではありません。
成功にたどり着くための行動の評価軸まで質問されるため、あらかじめ論理的に整理しておくことが必要です。自身の成功体験を振り返り「なぜその行動をとったのか」を3~4回自問しておくと、整合性がとれ伝わりやすくなります。
成功体験を活かし、TOTOで実現したいことまで繋げることも大切です。過去の経験から得たものを、営業の仕事に結び付けられるように意識しましょう。内定者も「周囲に働きかけることで成功できるということを学んだので、営業職の仕事に結び付けて、自分が営業でも成功を収めることが出来ることを述べた」と語っています。
TOTOは最終面接が意思確認の意味合いが強いため、1次面接が実質的な最終選考と言えます。最後まで気を抜かずに回答することを心掛けましょう。
4. 最終面接:意思確認の意味合いが強い! 落ち着いて臨もう
TOTOの最終面接は意思確認の意味合いが強いです。入社したい意思がしっかりと伝わるように心がけましょう。内定者も「入りたい意思を言葉にのせて話すことを意識した。」と話しています。志望動機について詳しく聞かれることは少なく、今までのフィードバックをもらうケースが多いようです。他社の選考状況を聞かれたものの、評価には一切関係ないと言われた内定者もいるので、落ち着いて質問に答えるといいでしょう。
緊張してしまうと笑顔も忘れがちです。「営業職であることから、常に笑顔を忘れないように意識した」という内定者の言葉に対し「営業に興味あってやって行けそうだね」と人事部長が評価もしています。人柄や印象を重視して臨んでください。
おわりに
いかがでしたか? ここまで、TOTOの本選考を突破するポイントをお届けしました。みなさんの選考対策のお役に立てたら幸いです。
TOTOの選考について更に詳しく知りたい方は、選考対策ページをご覧ください。
※注釈のない記載は、選考対策ページ(下記)の情報をもとにしています
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