―今日のひらめきが明日のきらめきに―
1904年、ノリタケは洋食器を製造する会社として産声を上げました。それから110年以上の長きに渡り、セラミックスに関連する技術を核として、自動車・鉄鋼などの基幹産業から電子部品や素材に至るまで、幅広い産業分野に事業を展開してきました。
燃料電池車に代表される次世代エコカーの登場やますます進化していく通信システムなど、社会は今、かつてないほどの速さで革新を続けています。そんな劇的に変化する社会の中で、ノリタケのセラミックス技術が様々な技術革新を支えてきました。革新の度に生まれる新たなフィールドを舞台に、世界中でノリタケの挑戦が続きます。これまでもこれからも、私たちのひらめきが世界中のきらめきに。
会社名 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド |
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ホームページURL | |
設立日 | 明治37(1904)年1月1日(合名会社) |
代表者 | 代表取締役社長 加藤 博 |
所在地 | 本社:〒451-8501 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36号 |
資本金 | 156億3,200万円 |
従業員数 | 連結5,007名(2022.3月末) |
事業内容 | 工業機材事業:研削・研磨工具の製造、販売セラミック・マテリアル事業:電子ペースト、セラミック部材等の製造、販売エンジニアリング事業:加熱装置、切断装置、混合装置の製造、販売食器事業:洋食器の製造、販売 |
洋食器製造で培ったセラミックス技術を、自動車・鉄鋼・電機等各業界のものづくりに不可欠な製品分野へ展開。工業品の加工に欠かせない研削・研磨工具、電子回路を形成する電子ペースト、半導体などの最先端製品の加熱工程で活躍する加熱・焼成炉などを提供しています。高シェア製品を多数生み出してきた技術に一層磨きをかけ、現在では燃料電池などの次世代エネルギー分野の研究にも積極的に取り組んでいます。
研削砥石やセラミックコア、Li-ion電池用加熱炉、スタティックミキサーなど、数多くの高シェア製品を持つノリタケ。これらの製品は洋食器の製造技術から生まれました。洋食器に端を発するセラミックス技術は他社にはマネのできない独自の技術。洋食器”Noritake”は、Only1の技術でNo1の製品を多数生み出し、エコカー・スマホ・燃料電池などの最先端分野の革新に貢献しています。
ノリタケは地球環境の保全を重要な経営課題の一つと位置付け、次世代エネルギー関連の部材や省エネルギーかつ高効率のエンジニアリング装置、有害物質を使用しない食器用絵具など、環境負荷を削減できる製品の開発を行っています。製造においても、焼成工程を要する製品を扱う事業者として、CO2削減を目的としたエネルギー使用量の低減に継続的に取り組んでいます。また、本社工場跡地を利用した複合施設「ノリタケの森」では、約22,000㎡、6,000本の植樹を行い、環境保全と地域貢献に努めています。