『企業には100社あれば100通りのワークスタイルがありますので、トップインタビューをはじめとし、社員アンケート、部門ヒアリング、ワークショップを半年間かけて実施し、当社にとって理想のワークスタイルを定義づけました。
そこに【コミュニケーションの活性化(360°コミュニケーション)】【Afterコロナの働き方】【出社したくなるオフィス】【ハイブリッドワーク(在宅・出社・シェアオフィスを組み合わせた働き方)】【人的資源の獲得と定着】といったコンセプトを取り入れながら、構想しました。』と話す。
また実際に訪問して感じたことは、通常は営業部と経理部など部門などによって作業エリアが分かれるが、エイコー社はコミュニケーションの活性化というコンセプトの元、フリーアドレスで違う部門同士でも近い席で仕事してることが印象的だった。また出社の際、メインフロアーの中心に各自のロッカーを設置することで、必然的に顔を合わせ、自然にコミュニケーションが生まれる空間を作り出している。
そして、こうしたオフィスの改革で生まれたもう一つの効果がペーパーレス化である。広々としたオフィス空間を生み出すために減少した収納スペースをカバーできるようデジタル化も促進。これまで紙で保存していた資料もクラウド上でデータを保存、閲覧するようになり70%の削減にも繋がったという。
最後に担当者の田代さんは、『新オフィスは、今回の取り組みが社員の生産性やリクルート活動にどう影響するのか、実証実験も兼ねているため、ライブオフィスとしてお客様にご体感いただける空間になっています。お客さまにとっての理想の働き方を見つけるきっかけにもなりますので、ぜひお気軽に見に来ていただきたいです。』と話す。
Afterコロナによって働く側にも変化がある中で、企業側が社員のために働きやすい空間を一番に考えてオフィスを作り出す。そんなエイコー社が今後も注目されるだろう。
私たちの仕事は、普段見ることができない仕事の裏側を知ることができます。例えば、お客様の基幹システムや社内ネットワークなどの構築を行う場合は、その会社がどのような仕事をどのように行っているのかを詳しく尋ねますし、オフィスの移転がある場合には、今後どのような会社を目指してどのようなオフィスにしたいのか、といった未来のお話をします。時には工場の照明の付け替えや太陽光発電など工場の修繕工事のご相談を頂いたり、電柱撤去・空気循環用の機器の更新など、普段ではなかなか関わることができない案件をご相談いただくことなんかもありました。
とにかくオフィスにまつわる全てを扱う総合商社として、メーカー問わず、内容問わず、幅広く企業様を支援していくので、毎日が新鮮です。好奇心旺盛な人や同じことばかり繰り返すのはつまらない、という人にはとても楽しめる仕事だと思います。また様々な分野に携わるため、それぞれの得意分野を持つことで専門性を高めていくこともできます。自分の興味・関心を深めることでより深みのある提案を行うのも楽しみの一つになります。