テルモは世界160以上の国と地域でビジネスを展開している日本発のグローバル医療機器メーカーです。『医療を通じて社会に貢献する』という企業理念の下、30,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。テルモは多くの医療の現場で基盤となる注射器や薬剤投与・輸血関連製品などのベーシックな医療機器から、カテーテルや人工心肺、血糖測定器など最先端の製品まで、幅広い領域で活躍している、医療機器業界ではユニークな企業です。
1921年に体温計の町工場として「日本」の国民衛生を支えるために設立されたテルモは、2021年に創立100周年を迎え、今や5万点以上の製品やサービスを通じて「世界」の医療に貢献する企業に成長しました。長年培った強固なブランドを活かし、世界が抱えている新たな医療課題の解決に挑戦することこそがテルモの使命です。
代表者 | 代表取締役会長 高木 俊明 / 代表取締役社長CEO 鮫島 光 |
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所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 49F |
資本金 | 387億円 |
設立日 | 1921年9月 |
従業員数 | 5,554名 (テルモグループ 30,591名: 2024年3月末現在) |
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今、世界の医療は大きく変わろうとしています。
人生100年時代と言われる中、治療が必要な患者さんも、生涯を通じて自分らしい人生を送りたいと思われるでしょう。また医療現場では、医療の高度化と経済性を両立させるために、持続可能なシステムの構築が必要となるでしょう。
一方で技術の進歩は目覚ましく、これらの医療課題の解決には、新たなテクノロジーの活用が不可欠と言えます。
「これからの10年を見据え、世界の医療にどのような貢献ができるのか?」
2021年、当社が100周年を迎えるに当たり、我々は自らのパーパスについて問いかけました。
確かな品質をベースに、最新のテクノロジーを最大限に駆使しながら、新たな医療の進化を創り、患者さんのかけがえのない人生を支えること。それこそが創業以来一貫して医療とともに歩んできたテルモがなすべき仕事であり、社会からの期待だと思います。そのために我々は多様なステークホルダーの方々とともに、社会に価値あるソリューションを生み出していきます。
医療機器は、さまざまな医療現場で、一人ひとり異なる状態の患者さんのために、医師や看護師、臨床工学技士など幅広い職種の医療従事者によって使用されています。テルモは、「医療機器は正しく使用されて初めてその機能を発揮する」という考えに基づき、製品がいつでも安全かつ適正に使用されるための情報提供を、医療機器メーカーが担う重要な責務として、長年にわたって取り組んでいます。
テルモメディカルプラネックスは開設当初、適正使用のためのトレーニング拠点としてスタートし、その後、「医療に携わるすべての方に向けて」をキーワードに施設や設備を拡充してきました。医師を対象とした治療手技トレーニングから多職種が連携するシミュレーションまで多彩なプログラムを取り揃えています。また、独自のシミュレーションモデルの開発や、医療現場の指導者育成のプログラム開発にも注力し、医療現場のニーズに合わせて日々進化しています。
テルモはこれらの活動を通じて、医療安全や効率性などの課題解決や、患者さんにより良い医療を提供するための「医療の質」向上を支える新たな提案、次世代の医療機器の開発などを目指しています。
テルモの基礎的な情報で構成された紹介映像です。
現在、テルモの5カ年成長戦略(GS26)の中で掲げるビジョン「デバイスからソリューションへ(From Devices to Solutions)」に基づき、事業や地域を越えて、医療の現場に向けたソリューション提供への取り組みが進められています。この映像では、主な5つの取り組み事例を、それぞれをリードするテルモアソシエイトのインタビュー形式で紹介しています。