こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げて紹介する【業界研究:最新版】。今回は、味の素・日本ハム・明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)(以下、明治)・日清食品・江崎グリコについて分析します。
<目次> ●食品メーカーとは? 事業内容/提供サービスを解説 ●食品メーカーの業界動向 ・全体の動向 ・業界分類ごとの動向 ●食品メーカーの仕事内容・主な職種 ・研究開発 ・商品企画 ・販売促進 ・生産・品質管理 ・営業職 ・コーポレート職 ●食品メーカー業界大手5社の業績比較・ランキング(売上高/営業利益/営業利益率) ●食品メーカー業界大手5社の特徴・強み ・味の素:国内トップに甘んじず、世界を舞台に活躍する食品メーカー ・日本ハム:独自のサプライチェーンで幅広い事業を手がける ・明治:有名商品・ブランドを通じて「食と健康」を届ける国内屈指の食品メーカー ・日清食品:高い製品ブランド力 ・江崎グリコ:お客様の健康を第一に幅広い事業を手がける ●食品メーカー業界大手5社の社風の違い・制度 ・味の素:「人を大切にする」を体現するホワイト企業 ・日本ハム:風通しの良い活気のある企業 ・明治:「年齢×目的」で幅広い層に商品を届ける明治 ・日清食品:真面目に他社が挑戦しないことに取り組む風土 ・江崎グリコ:手厚い福利厚生で長期的に働ける環境 ●食品メーカー業界大手5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数 ●食品メーカーで働く魅力・やりがい ・多くの人が知る商品に携われる ・スケールの大きい仕事に携われる ●食品メーカー業界大手5社の選び方 ・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう! ・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう! ・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう! ・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ! ・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ! ・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう ●食品メーカー業界大手5社が求める人物像・選考対策 ・消費財メーカーが求める人物像 ・消費財メーカーの選考対策 ●食品メーカー業界以外の業界研究記事
食品メーカーとは? 事業内容/提供サービスを解説
食品メーカーとは、私たちの日常で消費する食品や飲料を製造し、消費者や企業に提供する企業のことを指します。
食品メーカーの主な仕事は、原材料の調達から食品の開発、製造、そして流通までの全ての工程を管理し、商品として市場に送り出すことです。食品メーカーは、加工食品・飲料・調味料などを幅広く扱い、特に加工食品を主力とする企業が多い傾向にあります。
この業界は、安定性が高く、食という人々の生活に欠かせない分野を支えるため、就職先として非常に人気があります。また、食品メーカーの就職競争率は非常に高く、特に明治や森永乳業、味の素などの大手企業は、内定競争倍率が数百倍にのぼることもあるため(※1)、就職難易度が非常に高いことが特徴です。
このように食品メーカーは、生活に欠かせない食を支える企業として、高い社会的意義を持つだけでなく、就活生にとっても人気の高い業界といえるでしょう。
(※1)参考:東洋経済オンライン「内定競争倍率『高い50社、低い50社』はどこか」
食品メーカーの業界動向
食品メーカーは消費者のニーズに応じて製品を進化させ、新しい食文化や食習慣を創り出す重要な存在です。ここでは、食品メーカーの業界動向について詳しく解説します。
全体の動向
食品メーカーの業界動向は、近年大きな変化を遂げています。2018年から2021年にかけて、食品製造業の売上高は減少傾向にありましたが、2021年度には巣ごもり需要の落ち着きや経済再開の影響で、業務用食品のニーズが増加し、売上が回復しています(※2)。
特に2022年度には、食品製造業の売上高が前年比9.1%増の約45兆4,000億円に達しました。ただし、原材料価格の高騰が業界に影響を与えており、営業利益率は前年から0.9ポイントマイナスの2.0%となっています(※3)。
2022年から2023年にかけては、経済活動の再開に伴い業務用食品の需要が回復しつつあります。一方で、国内の家庭向け需要は減速しており、調味料や冷凍食品の中でも調理用の製品は前年に比べて減少しています(※2)。
このような状況下で、企業は利益率の向上を図るため、価格転嫁を進めていますが、消費者の節約志向が強まる中、どの程度この動きが受け入れられるかが今後の課題となっています。
(※2)参考:業界動向サーチ「食品業界の動向や現状、今後などを分析」
(※3)参考:食品ITnavi「問われる食品業の原価管理 ~未曽有の食品価格高騰をどう乗り越えるか? ~」
業界分類ごとの動向
業界分類ごとの動向は、それぞれの食品分野における市場環境や消費者のニーズに大きく左右されています。ここでは、各業界の動向について詳しく解説します。
乳製品
牛乳やヨーグルト、バター類を含む乳製品業界の業界規模は横ばいの状況が続いています(※5)。一方で、乳製品の生産量は2014年のバター不足をボトムに回復しており、特にバターや粉乳類の生産が2019年以降、伸びています(※6)。しかし、生乳の価格が飼料価格の高騰から値上がりしており、需要減退や脱脂粉乳の在庫増加が懸念されます(※7)。
そこで大手乳製品メーカーは、付加価値の高い商品を開発することで利益率の向上を図っており、これらの商品は継続的な伸びが見られています(※5)。例えば、アイスの市場規模が過去最高を示しており、これは付加価値のある商品の開発が消費者に指示された結果だとされています(※8)。
また、乳製品メーカーは海外市場への展開へも力を注いでいます。実際に、明治ホールディングスは2027年3月期に食品事業の海外売上高比率を10%以上にすることを目標にしており(※7)、今後の動向にも注目が必要です。
(※5)参考:業界動向サーチ「乳製品業界の動向や現状、ランキング等」
(※6)参考:経済産業省「牛乳・乳製品の生産動向 -不足から過剰に揺れる不思議な食品-」
(※7)参考:日経コンパス「乳製品・バター類」
(※8)参考:日本農業新聞「[ヒットをひもとく]アイス 市場規模が過去最高 国産乳のこく、販売に貢献」
調味料
調味料は、料理に風味や味を加えるために使用される食品で、しょうゆやみそ、食酢、めんつゆなどの伝統的なものから、ケチャップやうま味調味料、風味調味料、香辛料まで幅広い種類があります。
2023年の調査によると、しょうゆの生産量は前年比2.0%減の約68.3万キロリットル、みそは2.2%減の約45.78万トンといずれも縮小しました。特に、めんつゆ(ストレート)や豆みその生産量が大幅に減少しており、これらの基礎調味料の需要が落ち込んでいることが分かります。一方、2020年のコロナ禍による巣ごもり需要で家庭用調味料は一時的に大きく伸びましたが、その後特需は落ち着き、業務用調味料が回復傾向にあります。2021年以降は原材料価格の高騰が業界の利益を圧迫し、2022年も続く値上げが見られましたが、国内市場での内食需要は減少、外食需要の回復が業務用調味料の需要を支える結果となりました(※9)。
海外市場では、欧米やアジア地域での販売が好調に推移しており、値上げや為替の影響も加わり、海外での売上が業界をけん引しています(※10)。しかし、物価上昇による消費者の買い控えが懸念され、今後の見通しは依然として不透明です。
(※9)参考:業界動向サーチ「調味料業界の動向やランキング&シェアなど」
(※10)参考:kikkoman「海外における事業展開」
乾燥麺
乾燥麺市場は、そうめんやひやむぎ、うどん、日本そばといった商品が中心となっており、その市場規模は約1,300億円とされています(※11)。
その中で、そうめんとひやむぎが全体の約70%を占めており(※11)、特に夏場の需要が高い傾向にあります。乾燥麺は、小麦粉に水を加え、こねた生地を細長く伸ばして乾燥させたものです。細いものがそうめん、やや太いものがひやむぎ、さらに太いものがうどんとして分類されます。
しかし、2023年は原材料費や資材、エネルギーコストの高騰による値上げが続き、販売額は増加しましたが、総生産量は減少し、約18万トンとなりました(※12)。消費者の節約志向や物価高の影響で、物量ベースでは減少傾向にある一方、値上げによって売上額は微増しています。
乾燥麺業界は、今後もコスト高や需要の変動に対応する必要があり、市場の成長には厳しい局面が続くと予想されます。
(※11)参考:日経コンパス「乾麺・生麺」
(※12)参考:農林水産省「食品産業動態調査 P.46」
レトルト冷凍食品
レトルト食品と冷凍食品は、忙しい現代人の生活において重要な役割を果たしている加工食品の一種です。
日本冷凍食品協会によれば、2023年の冷凍食品の国内生産額は前年比2.1%増加し、7,799億円となりました。特に業務用冷凍食品が外食産業の回復を受けて6.3%増加した一方、家庭用冷凍食品は値上げの影響で1.6%減少しています(※13)。
一方、レトルト食品は、加圧加熱殺菌されたパウチや成形容器に詰められた食品で、軽量で扱いやすく、短時間で加熱できる手軽さが魅力です。日本では、1969年に大塚食品がレトルトカレーを販売したことをきっかけに普及し、2022年のレトルト食品の出荷額は2,762億円と安定した市場規模を維持しています(※14)。
両者ともに忙しい家庭や外食産業での需要が高まっており、特に冷凍食品は業務用の需要拡大に伴い市場が成長している一方で、家庭用食品の値上げが需要に影響を与えている点が注目されています。
(※13)参考:nippon.com(ニッポンドットコム)「値上げの冷凍食品 出荷額が過去最高」
(※14)参考:日経コンパス「レトルト食品・業務用加工食品」
製菓
製菓業界では、チョコレートやビスケット、和菓子や洋菓子といった多様な製品が市場を支えています。
2023年の製菓市場は、コロナ禍が落ち着き、前年比5.6%増の2兆6,701億円の生産金額を記録しました。また、国内での小売金額も7.2%増となり、輸出も円安効果で9.5%増加し、過去最高を更新しました(※15)。
特に近年、消費者の健康志向と「プチぜいたく」志向が強まり、高級チョコレートや健康機能性を持つ製品の需要が拡大しています(※16)。
例えば、「Bean to Bar」チョコレートのように、カカオ豆からチョコレートになるまでの全工程を一貫して手掛ける製品が人気を集めています(※17)。このような高級商品が販売をけん引し、全体の単価も上昇傾向にあります。
さらに、EC(電子商取引)の活用が菓子メーカーの間で進んでおり(※18)、中国の越境ECモールへ出店するなど、海外市場の拡大も活発です(※19)。国内市場では少子化に伴う需要の安定化が見込まれる一方、各社はプレミアム商品や健康機能性を打ち出した製品でさらなる成長を目指しています。
(※15)参考:日経コンパス「製菓」
(※16)参考:J-marketing「コロナ禍乗り越え再び拡大するチョコレート市場(2024年)」
(※17)参考:日本経済新聞「チョコのクラフト『ビーントゥバー』 家庭で手作りも」
(※18)参考:ECzine「コロナ禍3年目のEC市場は『フード・菓子』ジャンルが急成長 決済方法に変化も/MakeShop調査」
(※19)参考:ICHIGO「サービス」
食肉・水産加工食品
食肉・水産加工食品業界は、国内外の市場環境や消費者ニーズに大きく影響を受けながら、成長と変化を遂げています。
牛肉は、家計消費が減少する一方、外食への仕向け量が増加する傾向にあります。お盆や年末などのハレの日での消費は好調ですが、それ以外の時期ではバーベキューや焼き肉での需要は見られたものの、全体的に牛肉から豚肉、鶏肉へとシフトする動きが見られました(※20)。
豚肉に関しては、輸入豚肉の価格上昇や供給不安から、国産豚肉へのシフトが進んでいます。特に、細切れやひき肉など普段使いの商品の需要が特に高いとされています(※20)。
水産加工食品では、缶詰や練り製品、冷凍食品などが主要な製品として製造されており、特に多獲性魚種は漁獲量の減少に伴い魚価が上昇しています(※21)。国内では魚食離れが進んでいる一方(※22)、世界的な健康志向の高まりや日本食ブームを背景に、輸出は拡大傾向にあります(※23)。
全体として、国内市場の縮小に対して輸出市場への依存度が高まっており、食品業界全体のグローバル化が進んでいます。
(※20)参考:農畜産業振興機構「令和5年(1~12 月)の食肉の家計消費動向」
(※21)参考:水産庁「(2)漁業経営の動向」
(※22)参考:水産庁「(2)水産物消費の状況」
(※23)参考:水産庁「(4)水産物貿易の動向」
製粉・製油
製粉業界と製油業界は、主に原材料である小麦や油糧作物の価格に大きく影響を受けやすい業界です。
製粉業界では、国内で消費される小麦の約9割が輸入に頼っており、政府が小麦を一括して輸入し、製粉会社に販売する「政府売渡制度」が採用されています。
小麦価格は天候不順や国際情勢、為替変動などの要因に左右されており、特に2022年のロシア・ウクライナ危機により価格が高騰しました。これにより、製粉会社の業績に大きな影響が出ています。
また、TPP11協定や日EU・EPA協定の発足により、加工製品の関税が引き下げられ、競争が激化することも業界の課題となっています(※24)。
製油業界では、植物由来の油脂が全体の8割以上を占め、食用油の需要が高いです。特に「菜種」や「大豆」などの原料を使った食用油の生産が多く、業務用・家庭用に分かれて出荷されています(※25)。
2022年には原材料価格の高騰が続き、円安や国際情勢の影響で大豆や菜種の価格が上昇しましたが、その一方で家庭用油の需要は値上げの影響で販売数量は減少しています。
これらの業界は、今後も世界的なインフレや気候変動に伴う食料資源の供給リスクに直面することが予想され、業界再編や事業提携の動きが注目されています(※26)。
(※24)参考:業界動向サーチ「製粉業界の現状、動向、ランキングなどを解説」
(※25)参考:日経コンパス「食用油」
(※26)参考:業界動向サーチ「製油業界の動向や現状、ランキングなどを研究」
食品メーカーの仕事内容・主な職種
食品メーカーの職種は、研究開発や商品企画、生産・品質管理、営業職、コーポレート職など、多岐にわたります。ここでは、各職種の仕事内容や役割について詳しく解説します。
研究開発
食品メーカーの研究開発職は、新しい商品や技術を生み出す重要な役割を担っています。
具体的には、新商品の企画・開発、品質の分析、製造技術の開発など、多岐にわたる業務を担当します。研究開発部門では、消費者のニーズを考慮しながら、試作や試食を繰り返し、最終的な商品化を目指します。
研究開発は大きく2つの分野に分かれており、1つ目は「基礎研究」です。基礎研究では、新しい知識や法則を発見し、長期的な商品開発の基盤を作ります。すぐに利益に直結するわけではありませんが、革新的な発見が食生活に大きな変化をもたらす可能性があり、非常にやりがいのある仕事です。
2つ目は「応用研究」です。基礎研究で得られた知識や技術をもとに、実際の商品開発に結びつけるのが応用研究の役割です。ここで新しい技術を商品に反映させることで、研究が初めて実を結び、製品化されます。
また、研究開発職は、営業やマーケティング部門と連携し、市場のニーズを取り入れた商品を作るための重要な役割を果たします。自らが携わった商品が形となり、世の中に出ることで大きな達成感を覚える職種です。
商品企画
商品企画は、食品メーカーにおいて非常に重要な役割を果たす仕事です。新商品を生み出し、企業の売上を向上させるための戦略的な業務であり、自分が手がけた商品が市場に出回ることで大きな達成感を得られることが魅力です。
新商品がヒットする確率は非常に低いといわれています。さらに、消費者の嗜好(しこう)は日々変化するため、ヒット商品でも一時的な人気に終わることが少なくありません。そのため、食品メーカーは常に新しい商品を企画し、開発することが求められています。
商品企画の仕事では、マーケティングを通じて消費者ニーズをリサーチし、市場動向や競合他社の商品分析を行います。また、消費者のライフスタイルやトレンドに基づき、商品コンセプトを立案し、試作品の製作や改良を行います。例えば、健康志向の高まりに合わせて栄養価の高い食品を企画するなど、時代に合った商品を開発します。
また、商品開発だけでなく、既存の商品に対しても時代やトレンドに応じた改良を行い、継続的にアップデートすることも重要です。商品企画は、マーケティング部門や開発チーム、広報担当者など多くの人と連携しながら、消費者に喜ばれる商品を形にする仕事です。
販売促進
販売促進の仕事は、食品メーカーの営業活動をサポートし、売上向上を目指すための施策を企画・実施することです。
具体的には、商品をより多くの人に手に取ってもらうためのプロモーション活動を行います。イベントの運営や販促ツールの制作、SNSを活用したキャンペーンなど、さまざまな手段を用いて商品の魅力を伝えます。
また、お客様や社員の声、マーケティングのデータを分析し、今後の販促戦略に反映させることも重要です。例えば、ある商品の売上データや消費者のフィードバックを元に、次のキャンペーンでどのようなポイントをアピールするかを考えます。
さらに、店舗スタッフや営業担当者向けの研修も、販売促進の一環です。商品やサービスについて正確に理解し、効果的に販売できるようにサポートします。例えば、新商品の特徴や競合商品との差別化ポイントを説明し、取引先の店舗で実際にどう販促を行うかを具体的に提案します。
他にも、コンビニエンスストアやスーパーで目にするポップや、特定の商品が目立つ場所に陳列されるプロモーションも、販売促進の一環です。特典キャンペーンの立案や費用対効果の分析、取引先への提案、そして実際の施策実行までを統括することが、販売促進の役割です。
生産・品質管理
生産・品質管理は、食品メーカーの製造過程全体を管理し、製品の安全性と品質を保証する重要な職種です。主な業務には、生産計画の立案や生産工程の進捗(しんちょく)管理、工場の衛生管理、品質検査などが含まれます。
生産管理の役割としては、製品が計画通りに生産され、納期に間に合うように調整することが求められます。特に食品業界では、製品の賞味期限や安全性を保つため、計画的な製造と在庫管理が欠かせません。
一方、品質管理の仕事では、食品の検査や成分分析、工場内の衛生管理が含まれます。製造工程で発生する細菌や異物の混入を防ぎ、安全性を確保するために、定期的に製造機器や作業環境の検査を行います。また、クレームが発生した際には、その原因を調査し、再発防止の対策を講じます。
品質保証に関する業務も、生産・品質管理の一環として行われます。製品の規格書やパッケージの表示内容を作成し、法令に基づいた適切な情報提供を行います。消費者の安全と信頼を守るため、製品のラベルに記載されるアレルゲン情報や成分表示も正確に管理されます。
また、工場内での従業員教育も重要な業務の1つです。衛生管理や製造手順に関するマニュアル作成、従業員への衛生指導などを行い、全体の品質向上に努めます。
営業職
食品メーカーの営業職は、顧客に自社製品を提案・販売し、継続的な取引を確保するためにさまざまな業務をこなします。営業先に応じて、仕事内容やアプローチの仕方が異なるため、取引先の特徴を理解して効率的に営業活動を行うことが求められます。
卸売店やメーカー向けの営業 卸売店やメーカーに対しては、自社製品を取り扱ってもらえるように、商品紹介や提案を行います。ここでは、サンプルを提供したり商品のメリットを分かりやすく説明したりすることが重要です。さらに、卸売店やメーカーとの良好な関係を築くために、定期的なフォローや売上のサポートも欠かせません。
量販店向けの営業では、スーパーやドラッグストアなどに商品を陳列してもらい、販売促進を図ります。商品を目立つ場所に配置したり、POPを使用したりして消費者の目を引く工夫が求められます。また、量販店の担当者と協力して販促イベントを企画し、販売を促進することも重要な役割です。
飲食店に対しては、業務用の商品を提案し、メニューに取り入れてもらうための営業活動を行います。レストランや居酒屋などと信頼関係を築くために、定期的な訪問やコミュニケーションを大切にし、長期的な取引を目指します。
営業職は、取引先に対して自社商品を売り込むだけでなく、販売データの分析や市場調査も行います。また、消費者からのフィードバックを基に商品の改善提案を行ったり、クレーム対応を行ったりすることもあります。
コーポレート職
コーポレート職とは、企業の内部を支え、従業員が円滑に業務を進められるようさまざまな側面からサポートする職種です。主に経理・人事・総務・法務などの本社管理部門が該当します。これらの職種は会社全体の基盤を支える重要な役割を果たしており、各部門がスムーズに連携し、事業が円滑に進行するために欠かせない存在です。
経理は、会社のお金を管理する役割を担います。具体的には、売上や経費の管理、決算書の作成、資金繰りの計画などが主な業務です。正確な数字を扱うため、細かいチェックと責任感が必要とされます。
人事は、採用活動や社員の教育、給与計算、労務管理など、従業員に関わる業務を担当します。社員一人一人の成長や働きやすい環境を整えることが、人事の重要な役割です。
総務は、会社全体の庶務や施設管理、設備の調整などを担当し、従業員が快適に働ける環境を整える役割を果たします。また、備品管理や福利厚生の運用など幅広い業務を行い、縁の下の力持ちとして会社を支えます。
コーポレート職は、会社の経営に関わる多様な業務を経験できる点が大きな魅力であり、企業運営の根幹を支えるため、非常にやりがいのある職種です。
食品メーカー業界大手5社の業績比較・ランキング(売上高/営業利益/営業利益率)
続いて5社の業績を見ていきましょう。まずはこちらのグラフをご覧ください。
※出典:バフェット・コード「味の素/日本ハム/明治/日清食品/江崎グリコ」
※出典:2023年度有価証券報告書「味の素 P.2/日本ハム P.2/明治 P.1/日清食品 P.1/江崎グリコ P.1」
※日本ハムの営業利益は参考元に記載がないため省略しています
※会計基準は味の素・日清食品・キッコーマンはIFRS方式、明治・江崎グリコは日本方式で、5社とも連結決算の数値となっています
このグラフより、売上高、営業利益ともに明治がトップであることが分かります。
また、味の素、日本ハム、明治の3社の売上が1兆円を超えており、この3社の業界内での存在の強さがうかがえます。
食品メーカー業界大手5社の特徴・強み
次は、各社のセグメントごとの情報と、それぞれの事業の特徴を見ていきましょう。
味の素:国内トップに甘んじず、世界を舞台に活躍する食品メーカー
2023年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:味の素「2023年度有価証券報告書 P.138」
味の素は、甘味、塩味、酸味、苦味に加えて新たに「うま味」を世界で認知させた(※27)日本を代表する総合食品企業であり、食品事業では主に調味料、栄養・加工食品、冷凍食品、コーヒーを手掛けています(※28)。
そんな味の素は、2030年のありたい姿に向け、グループの志(パーパス)を従来の「アミノ酸のはたらきで食と健康の課題解決」から「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献する」へと進化させました(※29)。
そのために同社は、従来型の中期計画を廃止し、ASV指標を掲げた「中期ASV経営」を打ち出しました(※30)。ASV指標とは、経済価値指標、社会価値指標の2つから成るもので、ASV指標はさらなる成長やチャレンジを後押しできるものとしています(※31)。
そして味の素はASV指標のもと「2030ロードマップ」を作成し、大きく次の3つを重点的に進めています(※32)。
1. 中期ASV経営へのマネジメント変革 2. ポートフォリオマネジメントの進化 3. 無形資産への重点投資
また、味の素は創業以来、アミノ酸のはたらきに徹底的にこだわった研究プロセスや実装化プロセスから得られる多様な素材・機能・技術・サービスを総称したものであり、また、それらを社会課題の解決やWell-beingの貢献につなげる、グループ独自の科学的アプローチである「アミノサイエンス®」をもとに、フードシステムでつながる健康栄養課題の解決と環境への貢献をセットで取り組み、「環境負荷を50%削減」と「10億人の健康寿命を延伸」の2つのアウトカムを実現することを目標としています(※33)。
(※27)参考:味の素「Umami」
(※28)参考:味の素「調味料・食品/冷凍食品」
(※29)出典:味の素「中期ASV経営(経営方針)」
(※30)出典:味の素「中期ASV経営 2030ロードマップ P.8」
(※31)出典:味の素「中期ASV経営 2030ロードマップ P.31」
(※32)出典:味の素「2023年度有価証券報告書 P.17-19」
(※33)出典:味の素「2023年度有価証券報告書 P.52」
日本ハム:独自のサプライチェーンで幅広い事業を手がける
2023年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:日本ハム「2023年度有価証券報告書 P.116」
日本ハムは1942年に「徳島食肉加工場」として創業して以来、「食べる喜び」をテーマに食肉、加工食品、乳製品、水産品、エキス調味料などさまざまな事業を展開しており(※34)、今では売上が1兆円を超える業界トップの企業です。
そんな同社は「バーティカル・インテグレーション・システム」を構築しています。「バーティカル・インテグレーション・システム」とは国内外の自社農場および工場にて生産・飼育から処理・加工を行い、荷受・物流、販売まで一貫して自社で手がけるシステムのことを指し、このシステムにより、市場のニーズに合った付加価値の高い食肉を生産できるだけでなく、疾病などのリスクを回避しながら安定供給が可能になるなど、多くの価値創出につながっています(※35)。
また、日本ハムは2030年にありたい姿としてVision2030「たんぱく質を、もっと自由に。」を描いており、以下の5つを優先的に取り組む課題としています(※36)。
1. たんぱく質の安定調達・供給 今後、たんぱく質の供給困難が予想される中、たんぱく質の安定調達・供給を目指します。また、サプライチェーンにおける環境や人権・動物福祉など、食品を取り巻く環境にも目を向けた取り組みをします。 2. 食の多様化と健康への対応 食物アレルギーや健康増進ニーズに合わせた取り組みや商品開発、情報発信などを通じて食べる喜びと健やかな暮らしに貢献します。 3. 持続可能な地球環境への貢献 持続可能な社会に向けて、温室効果ガスや食品ロス、プラスチックなどの課題解決に向けた取り組みをします。 4. 食やスポーツを通じた地域・社会との共創共栄 「良き企業市民」として食育活動や栄養サポートや、グループ各社の各拠点地域との共生や、災害支援などに取り組みます。 5. 従業員の成長と多様性の尊重 従業員一人ひとりを尊重した働く環境づくりを推進するとともに、ワークライフバランスやダイバーシティ、それにつながる働き方改革に取り組み、多様な人材が生き生きと活躍できる職場を目指します。
(※34)出典:日本ハム「事業の広がりと強み」
(※35)出典:日本ハム「バーティカル・インテグレーション・システム」
(※36)出典:日本ハム「Vision2030」
明治:有名商品・ブランドを通じて「食と健康」を届ける国内屈指の食品メーカー
2023年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:明治「2023年度有価証券報告書 P.153」
明治は売上高1兆円を超える業界最大手の食品・お菓子メーカーです。
「きのこの山」「おいしい牛乳」など(※37)、一度は口にしたことのある身近な商品を作っており、その知名度は日本企業の中でも屈指といえるでしょう。
そんな明治はグループ理念に「食と健康」(※38)を掲げており、「健康」に強いこだわりを持っています。
例えば、ヨーグルト分野では「ブルガリア」シリーズ(※39)や「LG21」シリーズ(※40)など、他社に先駆け、乳酸菌の効果を押し出した商品を販売してきました。
また、赤地に白文字のパッケージでおなじみの「R-1」シリーズは効能の高さに定評があり、特に手軽に飲めるドリンクタイプは人気が著しく、国内ドリンクヨーグルト市場で販売金額が堂々のトップを誇っています(※41)。
また、明治グループは「食」を扱う事業会社と「薬」を扱う事業会社が1つになっている国内でも珍しい企業です(※42)。そんな同社は2019年に「価値共創センター(現:ウェルネスサイエンスラボ)」を設置し、「抗老化」「免疫増強」「マイクロバイオーム」に着目し、新たな価値創造に取り組んでいます(※43)。
日本屈指の食品メーカーとして多くの商品・ブランドを人々に届ける同社は、この先も食を通じた健康の側面から私たちの生活に貢献し続けるのではないでしょうか(選考対策ページより)。
(※37)参考:明治「ブランドサイト一覧」
(※38)参考:明治「明治グループ理念体系」
(※39)参考:明治「ヨーグルト」
(※40)参考:明治「プロバイオティクスヨーグルト」
(※41)参考:明治「R-1のここがすごい!」
(※42)参考:明治 新卒採用サイト「アイデアは共に生み出せる〜明治グループ社員座談会〜」
(※43)参考:明治「食・薬のシナジー」
日清食品:高い製品ブランド力
2023年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:日清食品「2023年度有価証券報告書 P.144」
日清食品は1948年に中交総社として創立され、世界初のカップ麺である「カップヌードル」を開発したこと(※44)で世界に名をはせているとともに、1958年に発売された「チキンラーメン」(※45)などの国内トップブランド商品を多数所有していることも特徴です。
他の事業部門よりも製品ブランドを重視しており、全社員には「社内競争に勝てない商品が、市場で他社の商品に勝てるわけがない」という考えがあり、自社ブランド同士を戦わせる業務体制があるといわれています(2024年卒の選考対策ページより)。
また、中長期成長戦略のグローバル目標として「CUP NOODLES」のコアバリューとエリア別の競争優位性をさらに明確化・確立、M&Aも活用しながらさらなる高成長を目指すといいます(※46)。
若手から海外を意識した働き方をしたい方にとっては魅力的な企業といえるでしょう。
(※44)参考:日清食品「沿革」
(※45)参考:日清食品「日清食品グループとは? P.5」
(※46)参考:日清食品「中長期成長戦略」
江崎グリコ:お客様の健康を第一に幅広い事業を手がける
2023年度のセグメント別の売上高は以下の通りです。
※出典:江崎グリコ「2023年度有価証券報告書 P.93」
グリコは1921年にグリコーゲンを成分とする栄養菓子グリコの製造販売を目的として創立されてから、「ビスコ」を始めとし、「ポッキー」や「プッチンプリン」などを発売してきました(※47)。
そんな同社は企業パーパスである「すこやかな毎日、ゆたかな人生」をもとに、「おいしさと健康価値の提供」「お客様起点のVCの実現」「注力領域への転換」の3つを中期経営計画の柱として定めています(※48)。
また、同時にDXも推進しており、デジタル戦略として以下3つを挙げています(※49)。
1.お客様や生活者からの情報共有とデータに基づいた価値創造 お客様と継続的なつながりを保ち、データを取得し、商品開発・提供に生かすことでブランド価値を向上させるとともに、店舗やコミュニティなどともつながることで「個客理解」を高め、価値を提供します。 2.継続的に価値を提供するバリューチェーン運営と一貫したデータに基づいた意思決定 経営・事業・業務全層での一貫したデータに基づいた判断を行い、意思決定をスピード化します。また、取引先とのデータ連携でお客様起点のバリューチェーンを実現します。 3.場所に関係なくセキュアで効率的なコラボレーションを実現し、従業員の価値を最大化 いつでもどこでも簡単にヒトや知見を効率的につなげ、コラボレーションを加速し、イノベーションを促進します。
(※47)出典:グリコ「2023年度有価証券報告書 P.3」
(※48)出典:グリコ「デジタル戦略」
(※49)出典:グリコ「Glicoのデジタル戦略 P.3~P.6」
食品メーカー業界大手5社の社風の違い・制度
続いて、各社の社風について見ていきましょう。
味の素:「人を大切にする」を体現するホワイト企業
味の素が重んじる「味の素グループWay(※50)」の1つにもあるように、味の素は「人を大切にする」会社です。
2023年度では離職率は1.0%(※51)であり、厚生労働省が「雇用動向調査」で発表している離職率12.1%(※52)と比較して働きやすい労働環境を誇っているといえます。
また、通常の有給休暇とは別に、育児や看護のために就業時間を最大で2時間30分短縮できる制度や、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇などの手厚い制度が整備されており(※53)、ワークライフバランスも大切にできる企業といえるでしょう。
(※50)参考:味の素 新卒採用サイト「味の素グループが大切にしていること」
(※51)参考:味の素「『サステナビリティレポート2024』人事・労務データ P.5」
(※52)参考:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況 表1」
(※53)参考:味の素「『サステナビリティレポート2024』人事・労務データ P.7」
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▼味の素に関する就活記事はこちら ・【味の素:3分対策】ES・Webテストから最終面接まで各選考ステップごとに対策ポイントを徹底解説!
日本ハム:風通しの良い活気のある企業
肉製品を中心とした幅広い事業を展開している日本ハムは、業種に関わらず、自分の業務が人々の生活に貢献していることを感じられる機会が多いようです(選考対策ページより)。
実際に、基礎研究に携わっている社員は「日本ハムの一員として食物アレルギーに関する事業に取り組んでいることに誇りを感じる」と語っていたり(※54)、開発に携わっている社員は「開発・提案した商品がコンビニエンスストアを通して全国に販売される、というのは大きなやりがいになっています」と語っていたりします(※55)。
また、若手のうちから大きな仕事に携わらせてもらえたり、海外の幅広いビジネスモデルに触れられたりするなど(※56)、風通しが良く、活気のある社風であることがうかがえます。
(※54)参考:日本ハム「食という生活の今回を担えていることにやりがいを感じる」
(※55)参考:日本ハム「ニッポンハムグループ 新卒採用サイト」
(※56)参考:日本ハム「ニッポンハムグループ 新卒採用サイト」
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明治:「年齢×目的」で幅広い層に商品を届ける明治
明治は、「赤ちゃんからお年寄りまで、全世代に『meijiらしい健康価値』を提供すること」をスローガンとして掲げでおり(※57)、「顧客の年齢」×「顧客の目的」別で幅広いニーズに貢献できることが魅力です。
「顧客の年齢」でいうと、例えば、乳幼児向けには「らくらくキューブ」や「らくらくミルク」(※58)、高齢者向けにはドリンクタイプの栄養食品「メイバランス」などを届けており(※59)、幅広い年齢層に商品を届けたい思いが伝わります。
また、お菓子や冷凍食品という日常の食生活で多くの人に愛される商品や(※60)、トレーニング用プロテインドリンクの「ザバス」(※61)など、幅広い目的で購入される商品を提供しており、多様な「顧客の目的」に応える商品を届けていることが分かります。
以上から、「より幅広い年齢層の多様な目的に貢献し笑顔を届けたい」という思いのある学生におすすめの企業です(選考対策ページより)。
(※57)参考:明治「グループスローガン」
(※58)参考:明治「明治ほほえみ」
(※59)参考:明治「栄養ケア倶楽部」
(※60)参考:明治「商品情報」
(※61)参考:明治「プロテインブランド『ザバス』」
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日清食品:真面目に他社が挑戦しないことに取り組む風土
1971年に世界初のカップ麺「カップヌードル」(※62)、2005年には世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」を開発する(※63)など、日清食品には常に挑戦を続けてきた歴史があり、挑戦を許容、むしろ推奨する風土が存在します。
内定者が聞いた話によると、他の企業が思いつかないアイデアを許容する風土は広告・商品にも表れており、あるカップヌードルのCMでは本社を爆発させるアイデアが採用されたこともあります。
このように、日清食品は食品メーカーという安定した業界の中でも、独自のカラーを全面に押し出しているといえるでしょう(2024年卒の選考対策ページより)。
(※62)参考:日清食品「沿革」
(※63)参考:日清食品「ニュース」
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江崎グリコ:手厚い福利厚生で長期的に働ける環境
「すこやかな毎日、ゆたかな人生」がパーパスのグリコは、「食品による国民の体位向上」という強い願いから生まれた企業です(※64)。その精神は創業100年以上たった今でも引き継がれており、内定者も「社員はお客様の人生を豊かにする方法を常に考えており、お客様の声の調査にも力を入れている」と語っています。
また、江崎グリコは社員の子育て支援も手厚く、長期的に働きやすい環境が整っています。例えば、出生~6カ月の間に1カ月の育休取得を義務化した制度があったり、子・孫の看護や検診、学校行事に参加するための5日の有給休暇が付与されたりしており、SDGsを加速させるための国連のオンラインサミットでも紹介されました(2024年卒の選考対策ページより)。
そのため、ライフステージの変化を気にせずに長期的に働きたい人には魅力的な企業となるでしょう。
(※64)参考:江崎グリコ「沿革」
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食品メーカー業界大手5社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
各社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の表の通りです。
※出典:2023年度有価証券報告書「味の素 P.12/日本ハム P.11/明治 P.11/日清食品 P.10/江崎グリコ P.12」
※平均給与は千の位を四捨五入しています。
日本全体の40歳から49歳の平均年収が約506万円(※65)であるため、この5社の年収は高い水準であることが分かります。
(※65)参考:国税庁長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査 P.21」
食品メーカーで働く魅力・やりがい
食品メーカーで働く魅力・やりがいには、日常生活に密接に関わる商品に携われる点や、社会全体に大きな影響を与えるスケールの大きい仕事に関われる点があります。
多くの人が知る商品を通じて、自分の仕事が多くの消費者に貢献していると感じることは、大きな達成感につながります。ここでは、食品メーカーで働く具体的な魅力とやりがいについて詳しく解説します。
多くの人が知る商品に携われる
食品メーカーで働く大きな魅力の1つは、多くの人が知っている商品に携われることです。日常的にスーパーマーケットやコンビニエンスストアで目にする商品や、誰もが知っているブランドに自分の仕事が関わっているという実感は、非常にやりがいを感じる瞬間です。
特に食品は、消費者の日々の生活に密接に関わるものであり、家族や友人が、自分が携わった商品を使用している姿を見ることは、大きな誇りと喜びにつながります。
また、加工食品メーカーだけでなく、原料を提供する食品原料メーカーでも、自分が関与した原料が最終的に消費者に届く食品に使われていることを知ることで、やりがいを感じる場面が多くあります。
スケールの大きい仕事に携われる
スケールの大きい仕事に携われる点も食品メーカーで働く魅力の1つです。特に、大手の加工食品メーカーでは、国内外に広く商品を展開している企業が多く、自分の仕事が世界中の消費者に影響を与えるという実感を持つことができます。
例えば、海外の市場に新商品を展開するプロジェクトに関わったり、グローバルな流通網を駆使して商品を届ける仕事に携わったりすることで、ダイナミックな経験を積めるでしょう。
また、食品は消費者の健康や食生活に深く関わるため、食育や安全性、さらには持続可能な社会の実現など、社会的に大きな影響を持つテーマに取り組む機会もあります。
消費者のニーズに応えながら、社会全体に貢献できるスケールの大きい仕事に携われることが、この業界で働く大きなやりがいです。
食品メーカー業界大手5社の選び方
ここでは、食品メーカー業界大手5社の選び方をご紹介します。
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、会社を選ぶ際だけでなく、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが、「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
以下の記事では、自己分析のやり方をあらゆる角度から分解し、解説していますので参考にしてみてください。
▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
「第一志望に受かりたい」「選考突破に必要な情報だけを知りたい」「いろいろな人の考えに触れたい」。
そんな気持ちに答えるべく、ワンキャリアでは4,000社を超える人気企業の選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を掲載している他、1,800件を超える就活記事も掲載しています。
例えば、合格の秘訣のページでは、企業の魅力や各職種の魅力、会社が求める人物像、選考のポイント、内定者の感想を掲載しているため、会社を選ぶ際の参考にできます。
以下の記事では、これらの情報を掲載している「選考対策ページ」「募集ページ」「就活記事」の活用法をご紹介していますので参考にしてみてください。
▼ワンキャリアの活用方法について詳しく知りたい方はこちら ・「就活の赤本」内定のウラ情報が満載、ワンキャリアを使い倒せ!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
また、ワンキャリアのキャリアアドバイザーによる新番組『ワンキャリコミット』も見逃せません。クチコミやワンキャリアライブの企業情報をもとにした、人気企業・難関企業の選考対策動画や、「自分に合った会社はどれか?」「秋以降どう動けば良い?」など、就活生のためのお悩み解消コンテンツをご用意しています。ぜひ情報収集に役立ててみてください。
「ONE CAREER」のYouTubeチャンネルはこちら(YouTubeに遷移します)
手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ!
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、自分に合った会社を見つけられ、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」がしつこく聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直ちょっと面倒ですよね。
そこで、ワンキャリア編集部が就活生の代わりに業界研究を行いました!
就職活動が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
▼業界研究記事はこちら ・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
企業研究は、企業のホームページを見て、OB・OG訪問をして……と、膨大な時間がかかるように思われがちですが、実は短時間で終わらせられるのです!
多くの企業が採用する「Big Five(ビッグ・ファイブ)理論」のテスト。実は簡易版のテストを使うだけでも、ある程度自分に向いている業界・会社・仕事分野が分かります。自分の適性をつかんでおけば「向いていない業種の採用選考を受け続ける」リスクを回避でき、企業研究の時間短縮にもつながるでしょう。
次にワンキャリア編集部が皆さんの代わりに企業研究を行う「3分対策シリーズ」をお届けします。各企業の社風や選考のポイントをまとめてあるので、ES締め切り直前や面接前日の時間がないときの企業研究におすすめです!
それぞれについての記事を以下でご紹介しますので、参考にしてみてください。
また、ワンキャリアの選考対策ページにある「合格の秘訣」も企業研究におすすめです。業界の特徴から各企業の特徴や強み、社風から選考対策についても記載してありますのでぜひ参考にしてみてください。
ONE CAREERへの新規会員登録/ログインが必要です。
ONE CAREERへの新規会員登録/ログインが必要です。
▼企業研究について詳しく知りたい方はこちら ・企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ ・企業の対策は3分で全部終わらせる!ワンキャリ編集部がお届けする「3分対策シリーズ」
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
就活をしているとよく聞く「就活の軸」というワード。自分の就活の軸を持っていると行きたい会社は確固たるものになります。
就活の軸を見つけるにはまず、自己分析をして自分の「本音」と「建前」を整理しましょう。おのずと自分ならではの就活の軸が姿を現すはずです。
▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら ・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
食品メーカー業界大手5社が求める人物像・選考対策
ここからは食品メーカー業界大手5社が求める人物像と選考対策をそれぞれ解説します。
消費財メーカーが求める人物像
各社が求める人物像は、下記の「合格の秘訣」を参考にしてください。
味の素
日本ハム
明治
日清食品
江崎グリコ
食品メーカーの選考対策
詳しい選考ステップは、下記の「選考対策ページ」を参考にしてください。
味の素
日本ハム
明治
日清食品
江崎グリコ
エントリーシート(ES)対策
企業が志望動機で注目しているポイントは、「会社で活躍できる人材であるかどうか」という点です。そして具体的には以下の3つのポイントを重要視しています。
・入社意欲がどれほど強いか ・自社のカルチャーや目指す方向性と合っているか ・入社後に活躍してくれそうか
これら3つのポイントを含んだ志望動機は説得力があり、過去の選考参加者や内定者のESからも高評価を受けやすいことが分かっています。
▼エントリーシート(ES)の書き方について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】書き方の基本と職種・業界別内定者のES実例 ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
Webテストは多くの企業で実施されており、企業ごとに異なるテストが使用されています。そのため、事前にテスト内容を把握し、対策をしておくことが重要です。
電機業界では、特に「SPI」が多く実施されています。
SPIは性格と能力の2領域を測定し、能力検査は言語(国語)と非言語(数学や算数)でわかれています。時間制限がついているという特徴があり、受験者の解答状況や正答率によって問題が変わっていきます。正答率が高ければ難易度の高い問題が出題され、高得点につながるので、時間内で的確に問題を解けるようにしておきましょう。
以下にWebテストについての記事をご紹介しますので参考にしてみてください。
▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧 ・【SPI対策】全問題形式を完全網羅!練習問題&解答一覧(言語・非言語・英語・構造的把握力) ・【玉手箱対策】問題&解答集|出題企業と問題形式(計数・言語・英語)まで紹介
面接対策
業界や会社によって面接で問われる内容は異なります。そのため、志望する業界に合わせた対策が必要です。以下では、業界や企業ごとに準備を進める際のポイントをご紹介します。
まず、面接選考を通過するためには「企業目線」で考えることが重要です。内定の判断を行うのは、その企業の人事担当者や役員ですので、企業が求める人材像を理解することが不可欠です。経営計画などの企業情報を調べることはもちろんですが、企業側の視点に立ち、「どのような人材が求められているのか」を意識しながら面接準備を進めましょう。
また、面接対策では自己分析を行い、自分をアピールするための材料をそろえることも重要です。しかし、選考対策の順番としては、まず企業や業界の分析を行い、その後に自己分析を進める方が効果的です。企業のニーズを理解した上で自分の強みを整理することで、より説得力のあるアピールが可能になります。
ワンキャリアでは、企業ごとの選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を紹介しています。これにより、各企業が重視する評価ポイントや求める人物像を効率的に把握でき、情報収集の手間も省けます。企業研究を進める際には、ぜひご活用ください。
▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
技術面接対策
技術面接とは、「学生時代に取り組んだ研究内容」「研究を通じて得たスキル」などを企業からチェックされる面接です。主に理系の就活生を対象に実施されます。
技術面接の特徴は以下4点です。
・プレゼンテーション形式で実施 ・学部生でも実施 ・メーカーやIT企業が実施 ・面接官はほぼ技術職員
通常の面接とは異なり、プレゼンテーション形式で実施したり、専門知識を用いたり、面接官も専門知識に詳しい技術職員であったりします。そのため、技術面接を実施している場合はしっかりと対策をして臨みましょう。
技術面接については以下記事で詳しく記載しておりますので、参考にしてみてください。
▼技術面接について詳しく知りたい方はこちら ・技術面接【完全版】頻出の質問や落ちる理由、スライド作成術も網羅
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用したりして社員と接点を持つことで機会を得られます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。
さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をすることで「優秀だ」と思われたりすることがあります。
OB・OG訪問をすべきか迷っている場合は、まずは最初の1人、同じゼミやサークルの先輩など身近な人から始めてみると良いでしょう。
OB・OG訪問については以下の記事で詳しく記載してありますので参考にしてみてください。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
食品メーカー業界以外の業界研究記事
■業界研究まとめ記事はこちら ▪️メーカー ・【素材メーカー:業界研究】大手3社(日本製鉄・AGC・東レ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(ソニー・日立製作所・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い ・【化粧品メーカー:業界研究】日本の大手3社(花王・資生堂・コーセー)を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「サントリー・アサヒ・キリン・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手4社(武田薬品工業・アステラス製薬・大塚製薬・第一三共)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【自動車メーカー:業界研究】大手3社(トヨタ・ホンダ・日産)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手3社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️商社 ・【総合商社:業界研究】五大商社(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【証券:業界研究】大手5社「野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【外資系投資銀行:業界研究】大手4社「J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】MBB「マッキンゼー・BCG・ベイン」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
・【業界研究:総合コンサル】大手6社(アクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMG、アビーム)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️マスコミ・エンタメ ・【出版:業界研究】4大出版社(集英社・講談社・KADOKAWA・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局4社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【大手広告代理店:業界研究】大手6社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・セプテーニ・デジタルHD・ADK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、HIS、KNT-CT、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
・【インフラ:業界研究】大手3社(JR東海・東京電力・東京ガス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:インフラ業界】「安定時代の終焉」日本を支えるインフラ業界:電力・ガス・交通の魅力と将来性
・【鉄道:業界研究】大手5社「JR東日本・近畿日本鉄道・JR東海・JR西日本・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【私鉄:業界研究】大手3社「東急・東武鉄道・小田急電鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:エネルギー】電力・ガス業界の大手4社「東京電力・関西電力・東京ガス・大阪ガス」の事業や年収を徹底比較!
・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・JX金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(大林組・鹿島建設・大成建設・清水建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社ランキング(アクセンチュア・NTTデータ・野村総合研究所・日本IBM・富士通)!業績比較・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
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