こんにちは、ワンキャリ編集部です。
ワンキャリ編集部が総力を挙げて紹介する【最新版:業界研究】。
今回は「ガス業界」をお届けします。業界の基礎知識とともに、最大手の「東京ガス・大阪ガス」とそれに追随する「東邦ガス・西部(さいぶ)ガス」とを比較しながら、4社それぞれの企業風土と選考対策を紹介します。
では、詳しく見ていきましょう。
<目次> ●ガス業界とは? 事業内容/提供サービスを解説 ・事業内容 ・ガスの種類 ●ガス業界の業界動向 ・小売りの自由化により新規参入業者が増加 ・M&Aが盛んに行われている ・2050年カーボンニュートラルを目指す ●ガス業界の仕事内容・主な職種 ・営業 ・開発 ・生産管理 ・施工管理 ・保守・保安 ・経営企画 ・調達 ●ガス業界大手4社の業績比較・ランキング(営業収益/営業利益/営業利益率) ●ガス業界大手4社の特徴・強み ・東京ガス:周辺サービスや海外に事業展開。危機意識から生まれる今後の成長への道 ・大阪ガス:関西密着の姿勢を100年以上貫くインフラ企業。本気の海外展開 ・東邦ガス:東海エリアの工業と生活を支える立役者! 経営と人材に求められるのは「堅実さ」 ・西部ガス:北九州密着で穏やかな労働環境。「地域への貢献」と「人の魅力」を支持する社員多し ●ガス業界大手4社の社風の違い・制度 ・東京ガス:チャレンジングな気風が認められる東京ガス。変革へ向けた姿勢 ・大阪ガス:関西仕込みの親しみやすい大阪ガス ・東邦ガス:まったり、待遇もいい働きやすい環境 ・西部ガス:九州の人々の生活に寄り添う、地域密着の働き方 ●ガス業界大手4社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数 ●ガス業界で働く魅力・やりがい ・生活やビジネスを支えている実感を得られる ・新しいビジネスにチャレンジできる ・安定している企業が多い ●ガス業界大手4社の選び方 ・自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう! ・情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう! ・ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう! ・手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ! ・企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ! ・就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう ●ガス業界大手4社が求める人物像・選考対策 ・ガス業界が求める人物像 ・ガス業界の選考対策 ●ガス業界以外の業界研究記事
ガス業界とは? 事業内容/提供サービスを解説
ガス業界とは、天然ガスや液化石油ガス(LPガス)などのガスを供給・販売する業界で、電力や鉄道などと並ぶインフラの1つです。
以下で詳しく見ていきましょう。
事業内容
ガス会社は、ガスの供給・販売を主な事業としています。ガスの供給・販売の流れを細分化すると以下のように分けられます。
1. 調達 ガスの原料は主に天然ガスと液化石油ガス(LPG)の2種類があり、いずれも大半を海外から輸入しています(※1)。そのため、ガス会社は原料を安価に、安定的に調達する必要があります(※2)。天然ガスは液化天然ガス(LNG)の状態でタンカーで輸送されます(※3)。 2. 製造 LNGやLPGからガスを製造します。LNGはタンクへ貯蔵後、製造の過程で気化され、熱量の調整を行った後、ガス漏れに気が付くよう臭いをつける処理を施します(※4)。 3. 供給 ガスは製造・処理された後、供給されます。供給方法としては、主にLNGはガス管(※5)、LPGはボンベ容器に詰め替えた後に輸送されます(※6)。
(※1)参考:日本ガス協会「都市ガスとLPガスの違い」
(※2)参考:東邦液化ガス 採用ページ「Business 職種紹介」
(※3)参考:東京ガスネットワーク「LNGバリューチェーン ~お客さまにガスが届くまで~」
(※4)参考:日本ガス協会「都市ガスの製造」
(※5)参考:東京ガス「ガスが家に届くまでを調べてみよう」
(※6)参考:日本LPガス協会「LPガス事業の現在 供給」
ガスの種類
ガスは天然液化ガスがメインである「都市ガス」と、プロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガスである「LPガス」の大きく2つに分けられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
都市ガス
都市ガスはメタンを主な成分とする天然ガスを主な原料としており、ガス管を通じて供給されます(※1)。特徴としては、燃焼される際に排出される二酸化炭素の量が少ないことや(※7)、空気よりも軽いこと、暖房や給湯など幅広い用途で使用できること(※8)などがあります。
ガス管を通じて供給されるため、事業者は各地域の都市部に存在し、普及エリアの合計は国土面積の約6%にとどまっており、普及率は約5~6割となっています(※9)。
(※7)参考:日本ガス協会「都市ガス・天然ガスとは」
(※8)参考:東京ガス「都市ガスの特長」
(※9)参考:日本ガス協会「都市ガス事業について」
LPガス
LPガスはプロパン・ブタンを主成分としており、ボンベを事業者が配達する方法で供給されています。特徴としては空気よりも重く、都市ガスと比べて多くの熱を出せることがあります(※1)。またボンベによって供給されているため、災害時など非常時のエネルギー源としても活躍します(※10)。
LPガスは都市ガスと異なり、ボンベを用いて供給しているため、供給エリアは100%となっており、一般家庭のほぼ半分で使用されています。また、LPガスは家庭や工業以外に、自動車などでも使用されており、現在80%以上のタクシーがLPガスを使用して走行するLPG車となっています(※11)。
(※10)参考:日本LPガス協会「LPガスの特長 災害に強い」
(※11)参考:日本LPガス協会「LPガス事業の現在 需要」
ガス業界の業界動向
ここからはガス業界の動向について見ていきましょう。
小売りの自由化により新規参入業者が増加
2017年4月に都市ガスの小売は全面自由化されました。全面自由化の目的としては以下の4点があり、ガスの産業競争力を強化し、海外市場への展開を視野に入れたシステム改定です(※12)。
1. 安定的な供給を確保するために、都市ガス導管網の整備や、相互の接続を促進すること
2. エネルギー事業者間の競争や、他業種・他地域からの参入をうながして、料金を最大限抑制すること
3. 需要家にとっての選択肢を増やすとともに、他業種・他地域からの参入や新技術の活用を通じて、事業者の事業機会を拡大すること
4. 燃料電池やコージェネレーションなど新たな利用方法を提案できる事業者の参入を促進することなどで、天然ガス利用方法の拡大を図ること
※引用:経済産業省「実施から1年、何が変わった?ガス改革の要点と見えてきた変化」
また小売が全面自由化したことにより、今までエリアの既存ガス会社としか契約ができなかったのが自由にガス会社を選べるようになり、さらに料金形態やサービスまでも自由に選べるようになりました(※13)。その結果、ガス小売事業者数は2017年以降増加傾向が続いており、新規事業者がガス業界に参入していることが分かります(※14)。
(※12)参考:経済産業省「実施から1年、何が変わった?ガス改革の要点と見えてきた変化」
(※13)参考:東京ガス「ガス自由化とは?」
(※14)参考:経済産業省「電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について P.23」
M&Aが盛んに行われている
LPガスの需要は年々低下しています(※15)。それに伴い、LPガス事業者数も年々減少しており、事業継承者不足も相まって、毎年300~500社の事業者が廃業しています(※16)。しかし、前述の通りLPガスは災害時などに使用できることから、事業継承は重要な課題となっており、そこで他のガス業者がM&Aを行うようになっています。例えば、東邦ガスは2019年にLPガスを販売していたヤマサを子会社化したり(※17)、岩谷産業は2024年にLPガス事業を主体としていたアイエスジーを子会社化したりしています(※18)。
また、ニチガスはM&Aに30億円投資するなどM&Aを加速させる動きを見せており(※19)、今後も業界の再編成は行われていくと予想されます。
(※15)参考:日本LPガス協会「日本のLPガス統計 P.2」
(※16)参考:「総合資源エネルギー調査会 P.5」
(※17)参考:日本経済新聞「東邦ガス、長野でLPガス販売 M&Aで域外攻勢」
(※18)参考:岩谷産業「アイエスジー株式会社の株式取得に関するお知らせ」
(※19)参考:ニチガス「2023年 統合報告書 P.24」
2050年カーボンニュートラルを目指す
2015年に合意されたパリ協定以降、さまざまな業界でカーボンニュートラルに向けた動きが見られますが、ガス業界も例外ではありません。日本ガス協会は2050年カーボンニュートラルに向け、「カーボンニュートラルチャレンジ2050」を発表しています。具体的には、「徹底した天然ガスシフト・天然ガスの高度利用」により確実なCO2削減を進めていく他、水素などのイノベーションにより「ガス自体の脱炭素化」を進めていくことを決めています(※20)。
これに合わせ、各企業も2050年カーボンニュートラルを目指した方針を発表しており、東京ガスは「天然ガスの高度利用・サプライチェーン全体の温室効果ガス削減」を発表したり(※21)、DaigasグループはCO2をリサイクルしてe-メタンをつくるメタネーションを軸として都市ガス原料の脱炭素化を目指すことを発表したりしています(※22)。
(※20)参考:日本ガス協会「カーボンニュートラルチャレンジ2050 P.2」
(※21)参考:東京ガス「2050年カーボンニュートラルに向けて」
(※22)参考:Daigasグループ「Daigasグループのカーボンニュートラルに向けた挑戦」
ガス業界の仕事内容・主な職種
ここからは、ガス業界での主な職種についてご紹介します。
営業
ガス会社の営業職は家庭、工場、企業などに向けて営業を行っており(※23)(※24)、営業対象はさまざまです。新規顧客開拓の他にも、エネルギー供給サービス、ガス機器やガス周辺機器の導入を促進する営業を行うこともしています(※24)(※25)。また、ガスの開栓や点検なども仕事内容として挙げられ(※26)、この業務を通じて顧客の新たなニーズや悩みに答え、より快適な暮らしを送るためのサポートなども行います。
営業職は顧客を相手にすることが多いため、顧客のニーズを把握するためのコミュニケーション能力やヒアリング能力、課題発見力が必要です。また、新たな商品や情報を常にインプットし続ける情報収集力も必要ですので、営業職に興味がある方はこれらの能力をアピールできるといいでしょう。
営業職について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
▼営業職について詳しく知りたい方はこちら ・営業職とは?種類や仕事内容・将来性と向いている学生の特徴も解説!
(※23)参考:東邦ガス 採用ページ「業務紹介」
(※24)参考:Daigasグループ 採用ページ「お客さまのことを第一に考える『おせっかい営業』で全力サポート」
(※25)参考:東京ガス 採用ページ「カーボンニュートラル社会の実現に向け、前例のないソリューションの提案で一つひとつ、世の中を変えていく。」
(※26)参考:武陽ガス「先輩社員の声」
開発
ガス会社の開発職では、新商品や新技術の開発をメインに行っています(※23)。特に、2050年カーボンニュートラルに向けたメタネーションや水素関連、CO2マネジメント技術などの技術開発が盛んに行われています(※27)。また燃料電池などの環境分野の技術開発以外にも、エネルギー供給・利用、品質の維持、食・健康などさまざまな分野での技術開発が行われており(※28)、事業発展の根幹を担っていることが分かります。
開発職は好奇心が強い人や忍耐力がある人、またその分野の専門知識を持っていることが求められる人物像として挙げられます。また、開発職は選考過程が他職種と異なることもありますので、詳しく知りたい方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
▼開発職について詳しく知りたい方はこちら ・開発職とは|技術職・研究職との違いや、年収・向いている人を解説
(※27)参考:東京ガス 採用ページ「選考領域について」
(※28)参考:大阪ガス 採用ページ「組織を知る」
生産管理
ガス会社の生産管理職は、ガスの需要量を予測し、ガスの受け入れ量を調整しながら、安定した品質のものを供給することが主な役割としてあります(※29)。ガスの供給を管理していることから、24時間体制であることが多く、夜間の見回りも業務内容に含まれることもあります。しかし、「ガスの流れを止めない」ために重要な仕事であるため、やりがいを持って業務に向き合うことができます(※30)。
生産管理職は、常に安定したガス提供を行う必要があるため、マネジメント能力が重要です。また、トラブルが起きたときは迅速な対応が必要となるため、対応力も必要です。生産管理職を目指したい場合はこれらをアピールポイントとしてアピールできるといいでしょう。
(※29)参考:北陸ガス 採用ページ「生産部門」
(※30)参考:東邦ガス 採用ページ「生産部門」
▼生産管理について詳しく知りたい方はこちら ・生産管理の仕事とは?仕事内容や魅力、向いている人の特徴などを解説
施工管理
ガス会社の施工管理職は、ガス配管・ガス設備の施工管理をメインで行い、建築業者との工程の打ち合わせや設計変更の検討を行っています(※31)。また、企業によってはガス配管を行うための許可を自治体に取ることを行ったり、ガス配管が完成した後も維持管理を行ったりしています(※32)。
施工管理は、多くの人と関わる仕事のため、協調性やコミュニケーション能力が必要とされる場合が多いです。また、専門の知識も必要な職業であるため、知識があるか、学んでいない場合は知識を吸収できる柔軟性があるといいでしょう。
(※31)参考:西部ガス 採用ページ「 社員紹介」
(※32)参考:東京ガス 採用ページ「社員メッセージ」
保守・保安
ガス会社で保守は、ガス漏れが起きていないかなどを点検したり(※33)、ガス漏れなどのトラブルが発生した場合は安全確保や修繕などを行ったりします(※34)。企業によっては、営業が点検を行っている場合もありますが、保守・保安として別職種で扱っているものもあります。
保守は日々の点検から、トラブル対応まで行っているため、コミュニケーション能力以外にも柔軟な対応力、冷静さが必要となってきます。
(※33)参考:東京ガス 採用ページ「社員メッセージ」
(※34)参考:大阪ガスネットワーク 採用ページ「お客さまの安心な毎日を守る。強い信念と熱い心で挑む保安業務」
経営企画
経営企画職は企業のビジョンの策定や、経営戦略の策定などを行う重要な仕事です(※35)。また、策定だけでなく進捗(しんちょく)を確認し、必要な場合は戦略の修正なども行います(※36)。物事を俯瞰(ふかん)して見ることが必要な職種となるため、その力は必要となりますが、その他にも分析力や企画力、プレゼンテーション能力も必要な職種です。
(※35)参考:静岡ガス 採用ページ「WORKS コーポレート」
(※36)参考:大阪ガスケミカル 採用ページ「INTERVIEW」
調達
ガスの原料のほとんどは海外から輸入しています。そのため、ガス会社の調達は国内外の関係者と交渉を進め、契約を結ぶ重要な役割を果たしています(※37)。また、契約の期間は10年20年と長いため、契約条件の精査や購入計画の立案なども行います(※38)。
主に契約を取り扱う職種のため、コミュニケーション能力はもちろん、契約力や情報収集力、さらには国外の関係者とも関わるため、語学力が必要となります。語学に自信があり、調達職に興味がある方は、語学力をアピールできるといいでしょう。
(※37)参考:東京ガス「東京ガスのお仕事図鑑 Vol.01」
(※38)参考:静岡ガス「WORKS 原料調達」
ガス業界大手4社の業績比較・ランキング(営業収益/営業利益/営業利益率)
※出典:バフェットコード「東京ガス/大阪ガス/東邦ガス/西部ガス」
※会計基準は4社とも日本方式で、各社のデータは連結決算の数値となっています
売上高・営業利益ともに最も高いのは東京ガスです。次点は大阪ガスで、2社ともに売上高が2兆円を超えています。
ガス業界大手4社の特徴・強み
続いてガス業界大手4社の特徴や強みについて見ていきましょう。
東京ガス:周辺サービスや海外に事業展開。危機意識から生まれる今後の成長への道
都市ガスの国内販売シェアが約32%(※39)と圧倒的な地位を築いている東京ガスですが、激化する競争を勝ち抜くため基盤のガス事業を現状維持しつつも、他事業展開への取り組みも以下のような積極的に進める方針を打ち出しています。
そんな東京ガスのセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:東京ガス「2023年度有価証券報告書 P.119」
都市ガスの製造や供給を行っているエネルギー・ソリューション(※40)が約9割を占めており、東京ガスの売上を支えていることが分かります。
(1)暮らし周辺のサービスへの展開
エネルギー供給だけでなく、これまで築かれた顧客基盤や事業を生かした新しいサービスにも力を入れていく方針で、ハウスクリーニングサービスや水まわりの修理(※41)、留守中や離れて暮らしている家族の見守りサービス(※42)がその一例です。
(2)海外事業の展開
国内外で培ったLNGバリューチェーンに関わる経験を生かして、エリアごとの特性に応じた事業を深化・拡大を進めています。「LNGといえば東京ガス」というポジションを高めるとともに、市場の成長と自社の強みの発揮が見込まれる次なるエリアへの展開を視野に入れています。
実際に、東南アジアを中心にLNG受入基地の建設を行うなどしており、世界各地域の発展を支援しています(※43)。
(※39)参考:東京ガス「はやわかり東京ガス」
(※40)参考:東京ガス「2023年度有価証券報告書 P.6」
(※41)参考:東京ガス「くらしのサービス」
(※42)参考:東京ガス「くらしの見守り」
(※43)参考:東京ガス「こんなところにも東京ガスグループ 海外事業篇」
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大阪ガス:関西密着の姿勢を100年以上貫くインフラ企業。本気の海外展開
大阪ガスは1905年にガス事業を開始して以降(※44)、電力事業や住宅関連の事業など、サービスの幅を広げるとともに、現在は海外展開に力を入れており、2030年には連結経常利益の比率を「海外:国内(1:2)」とすることを目標としています(※45)。
そんな大阪ガスのセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:大阪ガス「2023年度有価証券報告書 P.108」
大阪ガスは、海外事業に力を入れるとともに、国内事業の拡大も狙っており、2030年度に向けて、事業展開地域の拡大や革新的な商品・技術開発、従業員がより快適に働ける組織・職場を構築することを挙げています(※46)。
同社は「中期経営計画2026」で以下3つを重点戦略として挙げており、社会課題解決の要請の高まりと、働く意識の多様化に対応しています。
従業員の輝き向上
多様な人材が集い切磋琢磨する企業文化を作る
ミライ価値の共創
カーボンニュートラルと天然ガスの両輪による社会課題解決を目指す
経営基盤の進化
アセットライトな経営意識の徹底などを行う ※参考:大阪ガス「Daigasグループ中期経営計画2026 P.16」
(※44)参考:大阪ガス「2023年度有価証券報告書 P.4」
(※45)参考:大阪ガス「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020 P.4」
(※46)参考:大阪ガス「2023年度有価証券報告書 P.3」
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東邦ガス:東海エリアの工業と生活を支える立役者! 経営と人材に求められるのは「堅実さ」
「未来を、一緒に、ずっと豊かに。」をグループビジョンとして掲げている東邦ガスは(※47)、1922年に設立し、100年以上の歴史を持っています(※48)。
そんな東邦ガスのセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:東邦ガス「2023年度有価証券報告書 P.85」
売上の約65%をガス事業が占めており、支えていることが分かります。
そんな同社は2050年において、「くらし・ビジネス・地域の多様なニーズや課題と向き合い、カーボンニュートラルをはじめとした持続可能な社会に貢献すること」を社会において果たす役割としており、それをもとに2030年に目指す姿として以下3つを挙げています(※47)。
地域におけるゆるぎないエネルギー事業者となる より多様なエネルギーを提供し、カーボンニュートラル移行を推進するとともに、エネルギーシェアの拡大を目指す エネルギーの枠を超えたくらし・ビジネスのパートナーとなる エネルギーとサービスのセット提案やエネルギー以外での価値提供を拡大し、悩みの解消や、より良い未来を実現に貢献する 持続可能な社会の実現をリードする企業グループとなる 地域に求められる課題を解決することで、SDGs達成へ貢献し地域とともに発展する
(※47)参考:東邦ガス「東邦ガスグループビジョン」
(※48)参考:東邦ガス「沿革」
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西部ガス:北九州密着で穏やかな労働環境。「地域への貢献」と「人の魅力」を支持する社員多し
「地域貢献」「責任」「和」を経営理念としている西部ガス(※49)。グループ会社を合わせると30をも超える地域へ供給しており、九州のガス供給を支えています(※50)。
そんな西部ガスのセグメント別売上は以下の通りです。
※出典:西部ガス「2023年度有価証券報告書 P.95」
LPGと合わせると、ガス事業が約7割と大半を占めています。次いで不動産事業が約1.5割を占めており、同社は今後、賃貸住宅やオフィス・商業施設の開発などを行い、事業の拡大をはかっています(※51)。
また、西部ガスは2030年のありたい姿として「人を、街を、社会をつなぎ、未来をつくる。」を掲げており、以下3つを主な戦略として挙げています。
地域のカーボンニュートラルの実現に率先して取り組みます
クリーンで効率的なエネルギー利用を軸に低・脱炭素化の取り組みを加速させます。また、お客さま、行政、学術機関等との積極的な連携を図り、地域のカーボンニュートラルの実現に取り組みます。サステナブルな暮らしや地域社会を支える価値を共創します
様々なステークホルダーと連携しながら、安心して住み続けられるまちづくりや、多様な暮らしのサービス創出などに取り組み、サステナブルな暮らしや地域社会を支えます。未来志向で価値創造の基盤を強化します
未来を変える価値の創造に向けて、人財の育成や新しいつながりの創出に取り組みます。戦略を支える財務基盤の強化とサステナビリティ経営を推進します。
※引用:西部ガス「西部ガスグループビジョン2030」
(※49)参考:西部ガス「経営理念・企業行動指針」
(※50)参考:西部ガス「ガスエネルギー事業」
(※51)参考:西部ガス「2023年度有価証券報告書 P.13」
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ガス業界大手4社の社風の違い・制度
続いて、ガス業界大手4社の社風の違いや制度について見ていきましょう。
東京ガス:チャレンジングな気風が認められる東京ガス。変革へ向けた姿勢
業界全体として事業者数が増えて競争が著しくなっていることから、会社としての危機意識も芽生え、組織風土や体制も、革新的な気風をはらんだものに大きく変わろうとしています。
実際に東京ガスは、求める人物像に「挑み続ける」という項目を掲げており(※52)、日々新たなことに挑戦し挑み続ける人材を求めていることが分かります。また、エントリーシート(ES)では「現状に満足せず挑戦したことは何か」という設問があることに加えて、面接でも「なぜ挑戦しようと思ったのか」「どのように困難を乗り越えたのか」と聞かれるなど、挑戦に対する積極的な意識を問われ、内定後のフィードバックにおいては内定者がさまざまな活動に挑戦的な姿勢を褒められていることからもその風潮が強いと考えられます(選考対策ページより)。
安定志向で穏やかなイメージのあるインフラ業界ですが、チャレンジングさと個人の成長サポートを徹底している風土に魅力を感じる学生におすすめといえるでしょう。
(※52)参考:東京ガス 採用ページ「求める人材像」
大阪ガス:関西仕込みの親しみやすい大阪ガス
新規参入に対する規制が2017年まで存在していたため、大阪ガスは必然的に関西圏に密着して事業を行ってきました。
人情を重視する方の多い関西圏において、地元の人々の支持を獲得するためには、親しみやすさが必要かもしれません。事実、ある内定者は「インターンシップやリクルーター面談で出会った社員全員が積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるなど、親しみやすい人が多かった」と振り返ります(選考対策ページより)。
大阪ガスは社内外の双方において、充実した人間関係を得られる可能性が高い企業だと考えられるでしょう。
東邦ガス:まったり、待遇もいい働きやすい環境
東邦ガスは大手インフラ企業の例に漏れず、まったりとした社風や高待遇が魅力です。
また、社風も穏やかで、内定者によると「仕事で何かミスが生じた時、決して1人のせいにしない」と語っており、業務をため込んでいる社員に対しては先輩社員が声をかけてくれるなど、相手を思いやる助け合いの精神が根付いているようで、穏やかな環境の中で仕事を行えるようです(選考対策ページより)。
人とのつながりを重視し、人を思いやる穏やかな社風の会社で働きたいと思う人にとって、同社は魅力的に映るのではないでしょうか。
西部ガス:九州の人々の生活に寄り添う、地域密着の働き方
上述の通り、4社の中で西部ガスはガス事業以外の割合が最も高い企業です。実際に、内定者も「現在はガス事業以外にも積極的に取り組んでおり、多くの形で九州地域に貢献することができることが魅力であった」と語っており、ガス事業以外にも力を入れていることが西部ガスの強みであるといえます(選考対策ページより)。
また、地元密着は西部ガスの大きな特色で、内定者も「地元福岡・九州に貢献できる会社で働きたい」「地元九州の人々に貢献できること」という気持ちを持つ人が多く(※53)、九州の暮らしを多方面から支えることを仕事にしたい学生には、大変魅力的だといえるでしょう。
(※53)参考:西部ガス 新卒採用サイト「内定者ボイス1/内定者ボイス2」
ガス業界大手4社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数
ガス大手4社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の通りです。
※出典:2023年度有価証券報告書「東京ガス P.9/大阪ガス P.9/東邦ガス P.9/西部ガス P.9」
※平均給与は千の位を四捨五入しています
平均年収が最も高いのは東京ガスでした。
日本全体の40代の平均年収が約511万円(※54)です。企業によって差はあれど、平均より高めの水準だといえるでしょう。
(※54)参考:国税庁長官官房企画課「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告- P.180」より算出し、小数点以下四捨五入
ガス業界で働く魅力・やりがい
ここからはガス業界で働く魅力ややりがいについてご紹介します。
生活やビジネスを支えている実感を得られる
生活の必須項目となっているガスを安定させて供給し続けることは、社会が回り続けるためにとても重要なことです。そのため、安定したガス供給を行い、人々の生活やビジネスを支えている実感を得られることはとても大きなやりがいであるといえるでしょう。
新しいビジネスにチャレンジできる
ガスは日常に必須の項目です。そのため、今後も一定の需要が見込まれ、収益が安定している企業が多いのもガス業界の魅力の1つです。小売が自由化されたことで、競争力は少し高まりましたが、業績比較から見てもまだ安定している業界であるといえるでしょう。
安定している企業が多い
ガス業界ではありますが、今では多くの企業がガス以外の事業にも力を入れており、新しいビジネスにチャレンジできる環境であることも魅力の1つであるといえるでしょう。企業の風潮もチャレンジを後押しするところが多いようですので、安定した企業でかつチャレンジしていきたい方にとっては魅力的な業界であるといえます。
ガス業界大手4社の選び方
ここでは、ガス業界大手4社の選び方をご紹介します。
自己分析で自分の強みや価値観を洗い出そう!
自己分析とは、過去の経験・エピソードから「自分がどういう人間で、何ができるかを言葉にするプロセス」のことです。
就活において基礎となるプロセスで、会社を選ぶ際だけでなく、自己PRや志望動機を作る際にも役に立ちますが、「自己分析のやり方が分からない」のが学生に共通する悩み。
以下の記事では、自己分析のやり方をあらゆる角度から分解し、解説していますので参考にしてみてください。
▼自己分析について詳しく知りたい方はこちら ・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
情報収集ではONE CAREERの【選考対策ページ】を有効活用しよう!
「第一志望に受かりたい」「選考突破に必要な情報だけを知りたい」「いろいろな人の考えに触れたい」。
そんな気持ちに答えるべく、ワンキャリアでは4,000社を超える人気企業の選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を掲載している他、1,800件を超える就活記事も掲載しています。
例えば、合格の秘訣のページでは、企業の魅力や各職種の魅力、会社が求める人物像、選考のポイント、内定者の感想を掲載しているため、会社を選ぶ際の参考にできます。
以下の記事では、これらの情報を掲載している「選考対策ページ」「募集ページ」「就活記事」の活用法をご紹介していますので参考にしてみてください。
▼ワンキャリアの活用方法について詳しく知りたい方はこちら ・「就活の赤本」内定のウラ情報が満載、ワンキャリアを使い倒せ!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネル『【公式】ワンキャリアライブ』を活用しよう!
ワンキャリア公式YouTubeチャンネルでは、過去に配信した100社以上の説明会動画が見放題です。これらを利用して企業研究や志望動機のブラッシュアップに役立てましょう。
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「ONE CAREER」のYouTubeチャンネルはこちら(YouTubeに遷移します)
手間がかかる「業界研究」はONE CAREERにおまかせ!
業界研究を行うことで、志望企業と競合他社の違いが明確になり、自分に合った会社を見つけられ、志望動機の説得力が増します。
志望動機が重視される「日系メーカー」「インフラ」、業界研究をしないと「入社後やりたいこと」「強い志望動機」が語りづらい「金融」「商社」「広告」、内定辞退を恐れ、「業界1位・2位の企業ではなく、なぜうちなのか」が何度も聞かれる「業界3位以下の企業」では業界研究はマストといわれています。
とはいえ、時間がかかる業界研究は、正直少し大変ですよね。
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就職活動が本格化して忙しい時期こそ、ワンキャリアの業界研究記事をぜひフル活用して、効率良く情報を集めましょう!
▼業界研究記事はこちら ・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較
企業研究を効率よく進めたい方には「合格の秘訣」がおすすめ!
企業研究は、企業のホームページを見て、OB・OG訪問をして……と、膨大な時間がかかるように思われがちですが、実は短時間で終わらせられるのです!
多くの企業が採用する「Big Five(ビッグ・ファイブ)理論」のテスト。実は簡易版のテストを使うだけでも、ある程度自分に向いている業界・会社・仕事分野が分かります。自分の適性をつかんでおけば「向いていない業種の採用選考を受け続ける」リスクを回避でき、企業研究の時間短縮にもつながるでしょう。
次にワンキャリア編集部が皆さんの代わりに企業研究を行う「3分対策シリーズ」をお届けします。各企業の社風や選考のポイントをまとめてあるので、ES締め切り直前や面接前日の時間がないときの企業研究におすすめです!
それぞれについての記事を以下でご紹介しますので、参考にしてみてください。
また、ワンキャリアの選考対策ページにある「合格の秘訣」も企業研究におすすめです。業界の特徴から各企業の特徴や強み、社風から選考対策についても記載してありますのでぜひ参考にしてみてください。
合格の秘訣をみる
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▼企業研究について詳しく知りたい方はこちら ・企業研究は10分で終わらせる!「欲しい人材を見抜く」裏ワザ ・企業の対策は3分で全部終わらせる!ワンキャリ編集部がお届けする「3分対策シリーズ」
就活の軸を見つけ、自分の価値観を整理しよう
就活をしているとよく聞く「就活の軸」というワード。自分の就活の軸を持っていると行きたい会社は確固たるものになります。
就活の軸を見つけるにはまず、自己分析をして自分の「本音」と「建前」を整理しましょう。おのずと自分ならではの就活の軸が姿を現すはずです。
▼就活の軸について詳しく知りたい方はこちら ・就活の軸【例一覧100選】面接/ESでの答え方と業界・職種別の例文
ガス業界大手4社が求める人物像・選考対策
ここからはガス業界大手4社が求める人物像と選考対策をそれぞれ解説します。
ガス業界が求める人物像
各社が求める人物像は、下記の「合格の秘訣」を参考にしてください。
東京ガス
大阪ガス
東邦ガス
西部ガス
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ガス業界の選考対策
詳しい選考ステップは、下記の「選考対策ページ」を参考にしてください。
東京ガス
大阪ガス
東邦ガス
西部ガス
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ES対策
企業が志望動機で注目しているポイントは、「会社で活躍できる人材であるかどうか」という点です。そして具体的には以下の3つのポイントを重要視しています。
・入社意欲がどれほど強いか ・自社のカルチャーや目指す方向性と合っているか ・入社後に活躍してくれそうか
これら3つのポイントを含んだ志望動機は説得力があり、過去の選考参加者や内定者のESからも高評価を受けやすいことが分かっています。
▼エントリーシート(ES)の書き方について詳しく知りたい方はこちら ・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例 ・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
Webテスト対策
Webテストは多くの企業で実施されており、企業ごとに異なるテストが使用されています。そのため、事前にテスト内容を把握し、対策をしておくことが重要です。
ガス業界では、特に「SPI」「TG-WEB」「GAB」が多く実施されています。
SPIは性格と能力の2領域を測定し、能力検査は言語(国語)と非言語(数学や算数)でわかれています。時間制限がついているという特徴があり、受験者の解答状況や正答率によって問題が変わっていきます。正答率が高ければ難易度の高い問題が出題され、高得点につながるので、時間内で的確に問題を解けるようにしておきましょう。
TG-WEBは、言語・非言語・英語・性格適性検査の、4分野に分かれており、SPIや玉手箱など他の適性検査とは問題の傾向が異なり、比較的難易度が高いことが特徴です。また、出題される問題数が少ないのも特徴としてあり、問題数が少ないと、それだけ1問の回答に対して適性判断される割合が大きくなります。そのため、他の適性試験よりもより正確に間違えず解くための対策が求められます。
GABは、言語、計数、英語、性格検査から構成されており、形式・内容ともにユニークな問題であるため、対策の有無が結果に大きな影響を及ぼします。業界としては総合商社・専門商社、証券・投資銀行、総研などで頻出されています。
また、企業によっては企業オリジナルの筆記試験が課される場合があるため、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
以下にWebテストについての記事をご紹介しますので参考にしてみてください。
▼Webテストについて詳しく知りたい方はこちら ・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧 ・【SPI対策】全問題形式を完全網羅!練習問題&解答一覧(言語・非言語・英語・構造的把握力) ・TG-WEB対策のすべて|例題や解答集、おすすめの問題集まで解説 ・【GAB対策】全種類の問題&解答集|例題で練習必須の独特な適性検査とは
面接対策
業界や会社によって面接で問われる内容は異なります。そのため、志望する業界に合わせた対策が必要です。以下では、業界や企業ごとに準備を進める際のポイントをご紹介します。
まず、面接選考を通過するためには「企業目線」で考えることが重要です。内定の判断を行うのは、その企業の人事担当者や役員ですので、企業が求める人材像を理解することが不可欠です。経営計画などの企業情報を調べることはもちろんですが、企業側の視点に立ち、「どのような人材が求められているのか」を意識しながら面接準備を進めましょう。
また、面接対策では自己分析を行い、自分をアピールするための材料をそろえることも重要です。しかし、選考対策の順番としては、まず企業や業界の分析を行い、その後に自己分析を進める方が効果的です。企業のニーズを理解した上で自分の強みを整理することで、より説得力のあるアピールが可能です。
ワンキャリアでは、企業ごとの選考ステップや合格の秘訣(ひけつ)を紹介しています。これにより、各企業が重視する評価ポイントや求める人物像を効率的に把握でき、情報収集の手間も省けます。企業研究を進める際には、ぜひご活用ください。
▼面接対策について詳しく知りたい方はこちら ・【面接で聞かれること】新卒就活で頻出の質問一覧と内定者の回答例
OB・OG訪問
OB・OG訪問は、大学の先輩や知り合いを通じて紹介してもらったり、就活イベントを利用したりして社員と接点を持つことで機会を得られます。これにより、説明会では得られないリアルな情報を知ることができ、業界や企業についての理解が深まることは間違いありません。
さらに、業界や企業によっては、OB・OG訪問の有無や訪問時の評価が選考に影響することもあります。訪問の回数が多いと「熱意がある」と評価されたり、質の高い質問をすることで「優秀だ」と思われたりすることがあります。
OB・OG訪問をすべきか迷っている場合は、まずは最初の1人、同じゼミやサークルの先輩など身近な人から始めてみるといいでしょう。
OB・OG訪問については以下の記事で詳しく記載してありますので参考にしてみてください。
▼OB・OG訪問について詳しく知りたい方はこちら ・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
ガス業界以外の業界研究記事
■業界研究まとめ記事はこちら ▪️メーカー ・【素材メーカー:業界研究】大手5社(日本製鉄・旭化成・AGC・クラレ・日本ガイシ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【電機メーカー:業界研究】大手4社(ソニー・日立製作所・パナソニック・三菱電機)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い ・【化粧品メーカー:業界研究】日本の大手4社(花王・資生堂・コーセー・日本ロレアル)を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【飲料メーカー:業界研究】大手4社「アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【食品メーカー:業界研究】大手5社(味の素・日本ハム・明治・日清食品・江崎グリコ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【重工メーカー:業界研究】大手3社「三菱重工業・川崎重工業・IHI」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【製薬:業界研究】大手5社(武田薬品工業・大塚製薬・アステラス製薬・第一三共・中外製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【精密機器メーカー:業界研究】大手4社(デンソー・キヤノン・富士フイルム・キーエンス)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:日系消費財メーカー】大手4社(花王、ユニ・チャーム、ライオン、小林製薬)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【自動車メーカー:業界研究】大手5社(トヨタ・ホンダ・日産・スズキ・マツダ)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【医療機器メーカー:業界研究】大手5社(キヤノン・富士フイルム・オリンパス・テルモ・オムロン)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️商社 ・【総合商社:業界研究】五大商社(三井物産・三菱商事・伊藤忠商事・丸紅・住友商事)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【鉄鋼商社:業界研究】大手4社「伊藤忠丸紅鉄鋼・メタルワン・阪和興業・JFE商事」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️金融 ・【メガバンク:業界研究】三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:地銀】横浜銀行、千葉銀行、京都銀行、近畿大阪銀行、池田泉州銀行。Uターン就活生から圧倒的な人気を誇る地方銀行の違いや意外な魅力とは?
・【業界研究:生保と損保の違い】保険業界を受けるなら知っておきたい、生命保険、損害保険業界の違いを徹底比較!
・【生命保険:業界研究】大手生保(日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命)を比較!業績比較・ランキング・強み・社風の違い
・【損害保険:業界研究】大手4社(東京海上日動火災保険・損害保険ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【カード:業界研究】大手3社「三井住友カード・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【信託銀行:業界研究】大手3社「三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・SMBC信託銀行」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【証券:業界研究】大手5社「野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:外銀(外資系投資銀行)】大手4社「モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【アセットマネジメント:業界研究】大手4社「野村アセットマネジメント・アセットマネジメントOne・大和アセットマネジメント・三井住友DSアセットマネジメント」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️コンサル ・【戦略コンサル:業界研究】戦略コンサル大手5社「マッキンゼー・BCG・ベイン・A.T. カーニー・ADL」を比較!仕事内容・社風/強みの違い
・【業界研究:総合コンサル】大手6社(アクセンチュア、デロイト、PwC、アビーム、EY、KPMG)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️マスコミ・エンタメ ・【出版:業界研究】4大出版社(KADOKAWA・集英社・講談社・小学館)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【テレビ局:業界研究】キー局6社(フジテレビ・日本テレビ・TBSテレビ・テレビ朝日・テレビ東京・NHK)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【大手広告代理店:業界研究】大手5社(電通・博報堂DYグループ・サイバーエージェント・ADK・JR東日本企画)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:旅行業界】「JTB、KNT-CT、HIS、日本旅行」大手旅行会社4社それぞれの強みや社風、給料を徹底比較!
▪️インフラ・資源
・【鉄道:業界研究】大手8社「JR東日本・JR東海・JR西日本・東急・阪急電鉄・東武鉄道・名古屋鉄道・東京地下鉄」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【海運:業界研究】大手3社「日本郵船・商船三井・川崎汽船」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【ガス:業界研究】大手4社「東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガス」を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【業界研究:エネルギー】電力・ガス業界の大手4社「東京電力・関西電力・東京ガス・大阪ガス」の事業や年収を徹底比較!
・【業界研究:石油業界】「ENEOS・出光興産・コスモエネルギー・国際石油開発帝石・石油資源開発・三井石油開発」石油大手6社の業績、社風を徹底比較!
・【業界研究:航空会社】大手2社(全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL))を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【非鉄金属:業界研究】大手4社(住友電気工業・JX金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️不動産・建設 ・【デベロッパー:業界研究】大手6社(三井不動産・三菱地所・東急不動産・住友不動産・野村不動産・森ビル)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【デベロッパー2:業界研究】大手4社(ヒューリック・東京建物・日鉄興和不動産・NTT都市開発)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【スーパーゼネコン:業界研究】主要5社(鹿島建設・大林組・清水建設・大成建設・竹中工務店)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️IT・通信 ・【SIer:業界研究】SIer大手5社ランキング(NTTデータ・富士通・NEC・日立製作所・日本IBM)!業績比較・平均年収・社風/強みの違い
・【通信:業界研究】大手キャリア4社(NTTドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天)を比較!業績比較・ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▪️人材・教育 ・【人材:業界研究】大手5社「リクルート・パーソルキャリア・パソナ・レバレジーズ・ビズリーチ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
・【教育:業界研究】大手5社「リクルート・ベネッセ・Gakken・公文・ナガセ」を比較!業績ランキング・平均年収・社風/強みの違い
▼就活記事の総集編まとめ
・【新特集スタート】就活生の悩むべき問題は5つだけ。モヤモヤした視界を切り開く「就活の羅針盤」
・27卒就活はいつから?スケジュールとインターン準備の有利な進め方
・OB・OG訪問とは?やり方から内定者が使うアプリまで完全解説
・志望動機【例文17選】ES・履歴書での書き方と職種・業界別の実例
・【強み30選】就活の自己PRで使える強みの見つけ方と一覧|例文つき
・ESで強みを効果的にアピールする方法は?【内定者例文付き】
・自己分析のやり方【4通り】簡単にできる方法・ツールとメリットを解説
・【業界研究のやり方:36業界収録】めんどくさい業界研究は全て任せろ!人気業界/企業を徹底比較
・【Webテストとは】主要9種類を網羅!適性検査の特徴、対策本、出題企業一覧
・グループディスカッション完全対策!全テーマの進め方・流れやコツを網羅的に解説
・ケース面接対策&例題|コンサル・日系大手も出題!ゼロからの始め方
・ESの書き方&例文集|エントリーシートの基礎から質問別/業界別の回答例まで完全対策
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