わずか5年で売上高280億円──。2018年の創業以来、異例の成長カーブを描き続けるITコンサルティングファーム・Dirbato(以下、ディルバート)。新卒採用を開始した2021年度以降で会社規模はさらに拡大、業界内外から熱い注目を集めています。
その特徴は、経営課題の本質に迫る「伴走型」の企業変革支援にあります。ITの実装に留まらず、企業のビジョンや経営方針に立ち返りながら、オーダーメイドの解決策を提示。システム開発からDX推進、セキュリティ強化まで、幅広い領域でクライアントの変革を支援しています。
同社の際立つ特徴の1つが、20代の若手にも大きな裁量が与えられること。入社数年目でプロジェクトマネジメントを任されることも珍しくありません。また、役員やパートナーとの距離が近く、若手でも経営層と気軽に相談できる風通しの良さも、業界の中で特筆すべき魅力といえるでしょう。
なぜディルバートはこれほどまでの急成長を遂げることができたのか。また、若手社員たちはどのように成長機会をつかみ、キャリアを築いているのか。2021年の新卒第一期生として入社し、現在はシニアコンサルタントを務める森田晴香さんと、SIer、総合コンサルティングファームを経て同社に転職し、現在はパートナーを務める鹿野又悠さんに話を聞きました。
鹿野又 悠(かのまた ゆう):写真右
Sier、日系コンサルティングファームを経て2020年にディルバートへ参画。製造、金融、情報通信など複数業界で、IT領域を含む事業戦略の立案、運用まで幅広く従事。的確な現状分析と、時宜に応じた支援で、クライアントの成長に寄与する。
森田 晴香(もりた はるか):写真左
上智大学 文学部・新聞学科出身。2021年に新卒1期生としてディルバートに入社。国際競技大会におけるアプリ開発支援プロジェクトやセキュリティガバナンス一元化支援プロジェクトに参画し、主に業務プロセス定義/およびシステムへの落とし込みを経験。またセキュリティ関連システムの要件定義や金融システムのDXプロジェクトに従事
<目次>
●自由度の高さと人柄にひかれ、文系学部から新卒入社
●最後までお客さまに伴走し、「企業変革」をもたらす
●新しいチャレンジができる、成長機会の多い環境
●役員やパートナーと気軽に話せる、風通しの良さが魅力
●幅広いプロジェクトを通して、キャリアアップできる
自由度の高さと人柄にひかれ、文系学部から新卒入社
──まずは、自己紹介をお願いします。
森田:大学の文系学部を卒業後、2021年に新卒一期生としてディルバートへ入社しました。現在は、シニアコンサルタントとして、主にプロジェクトマネジメント業務を担っています。
鹿野又:私はSIerからキャリアをスタートし、7年間でエンジニア、ネットワーク構築などを支援するプリセールス、そして事業企画を経験しました。その後、総合コンサルティングファームでITコンサルとして約5年働き、コンサルタントとして、ひととおりの経験させてもらいました。さらに新しいチャレンジがしたいと考え、2020年にシニアマネージャーとしてディルバートへ参画し、現在はパートナーの職位に就いています。
──森田さんは新卒入社ですが、さまざまな業界・企業がある中でなぜディルバートを選んだのですか?
森田:大学ではメディアを専攻していたため、就活を始めた当初はメディアやマスコミ業界を中心に見ていました。しかし面談や面接を受ける中で、とある就活サイトでたまたまディルバートに出会ったんです。
それまでコンサルティング業界やIT業界は全く視野に入れていなかったのですが、ディルバートが創業したてで自由度が高そうだったこと、ITという成長業界に飛び込むのも面白そうだと感じたことから、思い切って応募してみました。
入社の決め手になったのは、人事の皆さんの温かい人柄です。一次面接はカジュアル面談形式だったのですが、ITもコンサルも知らない私に対して、ディルバートの事業内容やコンサルタントの仕事内容について、かなり丁寧に説明してくれたのを覚えています。また、もともと「幅広い業界のお客さまと関わりたい」という理由でメディア業界を志望していたのですが、その点はディルバートも共通しているのだと気づき、入社を決めました。
最後までお客さまに伴走し、「企業変革」をもたらす
──森田さんは、これまでどのようなプロジェクトに携わってきたのですか?
森田:これまでに3つのプロジェクトを経験しました。国際的なスポーツ競技大会のアプリ開発プロジェクト、通信企業のセキュリティレベル向上を図るプロジェクトを経て、2022年からは金融業界のDX支援やシステム基盤のプロジェクトを担当中。規模は30〜40名程度で、私はプロジェクトマネージャーとして全体の取りまとめを担っています。
鹿野又:当社は「ワンプール制」を採用しており、どのコンサルタントもさまざまな業界やソリューションを経験できます。そのため森田も、アプリ開発、セキュリティ、DX支援、基盤……と多種多様なプロジェクトに参画してきました。最近はソリューションの中でもインフラの案件が増えてきており、特にクラウド関連のプロジェクトがトレンドとなっています。
また、これはコンサルティング業界全体に言えることですが、近年はわれわれが企画部分を担当するプロジェクトよりも、「絵に描いた餅をどう実現するか」という実行部分を担当するプロジェクトが増えています。当社も、お客さまと一緒に頭を使いながら企画の実現を目指す「伴走支援」に注力しています。
──「実行部分のプロジェクトが多い」となると、実際に使うシステムの開発や導入を担うSIerとの境界が曖昧になるのではないかと感じました。SIerとディルバートの違いはなんでしょうか?
鹿野又:SIerはあくまで「システムを作って納品する」という請負の契約形態になることが多いため、責任範囲もきっちり区切られるものです。一方、われわれは最後のゴールまで一緒に添い遂げるパートナー的な存在となるため、あらゆる相談に乗りどう対処するか考えます。つまり、お客さまに伴走するかしないかの違いですね。
──ディルバートは、他のITコンサルティング会社とどこが異なるのでしょうか?強みや特徴を教えてください。
鹿野又:一般的なITコンサルティング会社は、あくまでIT分野に特化した集団で、ITに関する課題の解決のみを目的としていることも多いです。しかし、ディルバートが目指すのは「企業変革」であるため、根本にある経営方針やビジョンから深く理解し、オーダーメイドの提案を行っています。
ITだけでなく業務コンサルティングまで包括した課題解決支援で、企業変革を促している点が競合他社との違いです。
──ディルバートは幅広い領域のプロジェクトを遂行してきたかと思いますが、それが実現できている理由はどこにあると思いますか?
鹿野又:先ほどの伴走支援の話につながるのかもしれませんが、経営陣が「最後までやりきる力」に重点を置いているのが大きな理由です。
例えば一般的なコンサルティング会社だと、パートナークラスの人々は自身の管掌領域以外には一切干渉しない場合が多いと思います。しかし、ディルバートでは他のプロジェクトでトラブルが起きていたら、パートナーであってもカバーにまわり、うまく着地するまで支援するんです。
全社一丸となってお客さまに向き合っていることが、幅広いプロジェクトを遂行できている秘訣(ひけつ)なのかもしれません。
新しいチャレンジができる、成長機会の多い環境
──ディルバートが急成長を遂げている理由や背景について、教えてください。
鹿野又:当社にはコンサルタントとは別に営業組織があり、常に新規開拓を進めています。つまり、特定の業界や企業とだけ取引する「お抱え企業」のようになるのではなく、品質を担保しながらも顧客数や実績を着実に増やしているのです。その積み重ねが、今日の事業成長につながったのだと思います。
──成長企業で働いていると、会社だけでなく自分自身の成長を感じられる場面も多いのではないかと思います。「特に成長した」と感じる部分があれば教えてください。
森田:ITに関する知見とコミュニケーション能力は、以前と比べものにならないほど成長しました。ディルバートは若手にも大きな裁量を委ねてくれるので、いち早く経験値を上げられる環境だと思います。
過去には、上司から「やってみる?」と声をかけてもらい、社内インフラシステムのソフトウエア設計からコーディングまで任せてもらったことがありました。もちろん開発は未経験だったためとても大変でしたが、それを乗り越えたおかげでシステム開発の解像度が高まり、より的確な提案ができるようになりました。
また、入社当初はお客さまとの会話に慣れておらず、自分が言いたいことを一方的に話してしまう癖がありました。しかし、自分がフロントに立ってさまざまなお客さまと会話したり、上司からフィードバックをもらったりするうちに、会話には「傾聴力」や「相手が何を気にしているのか想像する力」が必要なのだと気づき、相手に合わせたコミュニケーションを取れるようになりました。今ではクライアントのIT部門の部長や次長など、目上の方とも建設的に話ができています。
──鹿野又さんが、人材育成において意識しているポイントがあれば教えてください。
鹿野又:これは会社の方針でもあるのですが、「任せるべきところはしっかり任せること」を意識しています。人は、自分の限界を越える動きや経験をしないと大きくは成長できませんよね。だからこそ、多少不安があったとしても本人に裁量を与えたり、ある程度の負荷をかけたりして、より多くの経験を積んでもらうようにしています。
役員やパートナーと気軽に話せる、風通しの良さが魅力
──その他、ディルバートの「知られざる魅力」があれば教えてください。
森田:入社して驚いたのは、ディルバートの「上層部との距離の近さ」です。ある程度の規模があるコンサルティング会社では、新入社員がパートナーやシニアマネージャーなど上位職者に話しかける機会はまずなく、そもそも知り合うことすらまれだという話を聞いたことがあります。しかしディルバートの場合、職位が高い人とも気軽に話せますし、チャットで案件相談することも日常茶飯事です。
その他、定期的に女性社員と面談してくれる女性役員もいます。私も最近面談をして、後輩育成についてアドバイスをもらいました。その役員とは、プライベートで女子会も開催するほどの仲の良さです(笑)。
鹿野又:経験豊富な人材が多く、あらゆるテクノロジーに精通している人もいるので、ITについての知見を深めたい方にはとてもおすすめです。また森田が話したとおり、風通しの良さは業界随一だと思います。聞きたいことを誰にでも聞ける環境が用意されているので、仕事をしやすいと感じる方も多いのではないでしょうか。
──今後、社員数が2,000人、3,000人……と増えていったとしても、その風通しの良さは保たれると思いますか?
鹿野又:ディルバートは、創業当時から風通しの良さにこだわってきた会社です。会社規模が大きくなってもその意志は変わりませんし、風通しの良さが損なわれない体制を今後も追求しつづけると思います。
幅広いプロジェクトを通して、キャリアアップできる
──ディルバートに向いているのはどんな方だと思いますか?
森田:本人の希望を最大限に尊重してくれる会社なので、やりたいことが明確な方や、何事にも主体的にチャレンジしていきたいという方は当社に向いていると思います。私も就活中は「さまざまなお客さまと関われる仕事がしたい」という思いが強くあり、実際にディルバートでその希望をかなえることができました。
今の私の目標は、2年以内にマネージャーに昇格することと、セキュリティ領域に特化した人材になること。さまざまなプロジェクトを経験できたからこそ、「自分の武器となるような専門スキルを身に付ける」という次の目標が見つかりました。
──ワンプール制を敷いているディルバートですが、「1つの分野に専門特化する」といったキャリアを歩むことも可能なのでしょうか?
鹿野又:可能です。お客さまにきちんと価値提供できる能力や知識を身に付けられたら、本人次第でどんなキャリアも歩むことができるでしょう。また、将来的に起業したいと考えている方の入社も大歓迎です。当社は若手のうちから、泥臭い仕事も含めて幅広い経験が積める環境です。経営に必要な知識や考え方を学んだり、人脈を作ったりなど、起業前の助走期間を過ごす場として利用していただいても構いません。
──最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
森田:私も就活ではいろいろと迷うことがありましたが、最終的にディルバートを選んだ決め手は「第一印象の良さ」でした。就活は頭で考えることだけでなく、自分の感覚も大切にしながら進めていくと、案外うまくいくものなんですよね。少しでもディルバートに興味をお持ちであれば、ぜひ一度お話ししましょう!
Dirbato(ディルバート)
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