<日本赤十字社兵庫県支部について>
日本赤十字社兵庫県支部は兵庫県赤十字血液センターを併設し、隣には神戸赤十字病院、その一部が兵庫県災害医療センターとなっています。また、姫路赤十字病院、多可赤十字病院や、県内各地にある献血ルームの運営もしています。
赤十字組織の特徴である、“災害救護活動”をより迅速かつ効果的に行えるよう、施設が一か所に集約され、連携がとりやすい立地です。この他に、三木市にも災害救護センターを有しています。
<兵庫県支部の職場環境>
◆風通しの良い職場
月1回、全職員が集まる会議ではテーマに沿った改善や取組みなどの意見を全員に発言してもらい、できるだけ実践するようにしています。このように意見交流のできる、風通しの良い職場です。
◆働き方改革に力を入れる
産休、育休の取得、職場復帰後の時短勤務なども実績があります。また、子育て以外にも、介護や家庭の事情などで出勤ができない場合も、相談に応じた勤務やリモートなどを使って働き続けられるように取組んでいます。
◆コロナ禍での迅速な対応
コロナ禍においても、いち早くオンライン会議を取り入れ、事業の1つである講習会についてもWEB講習で対応しています。全国に先駆けた取組みのため、他府県支部からの見学や問い合わせもありました。
◆様々な研修による人材育成
オンラインを使った研修を行うなど、コロナ禍に対応した研修を取り入れ、人材育成に力を入れています。特に日本赤十字社では医療職だけでなく、事務(総合)職の職員も災害救護に関連した研修などにも参加します。
<求める人材>
日本赤十字社は、「苦しんでいる人を助けたい」という気持ちを持った人間が集まり、赤十字の旗のもとで様々な活動をしている団体です。この理念に共感できることは大前提で、さらにこの活動を多くの人に知ってもらうために広めようとしてくれる方を求めています。
・学生時代に何かに取り組んでいた人
・素直に学べる人
・点より面で物事をとらえられる人
※診療情報管理士、簿記の資格、語学力も役立ちます。
代表者 | 兵庫県支部事務局長 大久保博章 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-4-5 |
設立日 | 1890/08/23 |
従業員数 | 2,160人(日本赤十字社 67,679人) |
「赤十字の仕事」というと、「病院」や「献血」をイメージする方が多いかもしれませんが、それだけではありません。
災害における被災者の救護活動や公衆衛生活動も日本赤十字社が担っており、日ごろからそのための訓練や物資の準備、救護活動の講習なども行っています。
その他、ボランティアや青少年赤十字、時には海外での救援・救護活動など、事業は多岐にわたります。
兵庫県支部の職場は、大きく分けると、支部、病院、血液センターの3つ。
それぞれ役割は違いますが、災害が起こった時に救護活動に関わるという使命のもと、1つにつながっています。皆さんはそれぞれの立場で、いざという時には自分が何をするべきかを、普段から考えながら仕事をしてください。
また、兵庫県は26年前に阪神・淡路大震災に遭い、全国の日本赤十字社支部、一般のボランティアの方々にお世話になりましたので、私たちは、東日本大震災や熊本地震、広島の豪雨被害など、全国で起こった大きな災害時には率先して救護に向かっています。
お世話になった皆さんへ恩返しをしたいという気持ちもありますし、災害の備えや救護に関する様々な経験もしていますので、それを伝えていく義務があるとも考えています。
「わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、
いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります。」
これは日本赤十字社が掲げている使命です。
私たち兵庫県支部もこの理念のもとで働いています。
災害時など、よく「赤十字のマークを見たら安心した」という声が聞かれますが、それは赤十字が国民の皆様に信頼されているという証です。
私たちの活動に対し、「ありがとう」という言葉や感謝の気持ち、「頑張ってね」という応援をいただいた時には大きなやりがいを感じられると思います。
「人のために何かをしたい」
「困っている人、苦しんでいる人を少しでも助けたい」
そんな想いがあり、赤十字の理念に共感できる方、多くの人たちにこの理念と活動を伝えていってくれるような方とぜひ一緒に働きたいと思っています。