日本の住空間に楽しさと豊かさをもたらす
今までの家づくりは、ユーザーにとってどこか受け身であると感じていました。自分から欲しい空間を掴み取りにいくというよりは、提案された中から選び取っていくような感覚、自分の家なはずなのにどこかよそよそしくて、もっと使いやすく・自分らしくと思っても、自分の手で作り変えるという考えにすら及ばないことが多いように感じられます。
日本の家づくりには、住まい手には見えない部分が多く存在していて、それが家づくりを受け身にしてしまっているのかもしれない。そんな問いから、私たちの事業はスタートしました。
住まい手が主導権を持って家づくりに参加し、自由に自在に自分の理想の住まいをつくっていけること。それを実現するための手段として、「自分の空間を編集するための道具箱」をコンセプトとしたウェブサイト「toolbox」を運営し、オンラインストア事業とリフォーム・リノベーション事業を行なっています。
売りたいものを、欲しい人にきちんと届ける
株式会社TOOLBOXが販売するのは、私たち自身が心から良いと思えるもの、そして皆さんの住まいや暮らしに新しい価値観や発見をもたらすようなものです。いわゆる「売れるもの」でははなく、「売りたいもの」をきちんと届けることを、とても大切にしています。
たとえば、toolboxのサイトに商品コラムや施工事例といった読み物がたくさんあるのも、そんな理由から。ものの背景にあるストーリーを通してその魅力を伝え、皆さんの手元に届けるために、日々工夫し続けています。
一人ひとりが自立し自走できるフラットな組織
住まいをめぐるマーケットは日々変化し続けています。そのまっただなかにあるtoolboxの事業成長とミッションの実現のためには、アイデアをかたちにしやすい環境や、部署間の円滑なコミュニケーション、スピード感のある意思決定が不可欠です。
一人ひとりがしっかりと自分の足で立ち、常に考えながら行動し、物事を実行できること。部署や役割を超えて、誰もが自分の意見を発信できること。皆がそういった意識を持つなかで、フラットな組織が自然に醸成されてきました。
創造と革新を生む、問題意識とユニークな視点
toolboxは「建材は工務店や建築事務所を通して施主に販売されるもの」というセオリーを打ち破り、建材を施主に選んで購入してもらうという、今までにない販路・販売方法を生み出しました。また、経年変化するものを「変化の魅力」を伝えて販売したり、今までにないリノベーションパッケージ商品を開発したりと、新たな家づくりの楽しさや価値観を提案しています。
私たちは、コモディティ化する家づくりの世界で、問題意識やユニークな視点を持つことを忘れずに、これからも挑戦し続けていきます。
ビジネスに広がりをもたらすグループ企業
株式会社TOOLBOXの携わる事業領域を広げているのが、建築設計・不動産を軸に社会課題を解決し新たなカルチャーを創出するユニークなグループ企業の存在です。
新しい視点で不動産を発見・紹介するサイト『東京R不動産』を運営する株式会社スピーク(代表:林厚見・吉里裕也)や、建築設計を基軸としながらリノベーション、公共空間の再生、地方都市の再生、メディア制作を横断的に行う株式会社オープン・エー(代表:馬場正尊)などのグループ企業があります。
グループ企業の活動に触れることは、住空間だけにとらわれないあらゆる空間や場づくりへの興味関心を刺激し、新たな課題の発見やイノベーティブな発想をもたらしてくれます。
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