【PETボトルの、未来をつくる】
当社はPETボトルの中間製品である『プリフォーム』の設計・開発・製造を行っています。プリフォームと聞いてもあまり馴染みがないかもしれませんが、店頭に並んでいるPETボトルの多くは、プリフォームからできています。当社はプリフォーム業界においてシェアトップを維持し、大手清涼飲料メーカー様の多くの主力製品に当社のプリフォームを使用いただいています。近年ではプラスチック使用量の削減を目指し、リサイクル原料でできたボトルや簡単に折りたためる軽量なボトルを開発するなど、「環境に優しいPETボトル」の研究・開発により地球環境問題解決へ貢献しています。
PETボトルの設計・開発および、その元となる『プリフォーム』の設計・開発・製造、PETボトルのブロー成形の技術支援を行っています。国内プリフォーム専業メーカーの第一人者であり、常に業界をリードする“世界最高水準の技術力”で開発された製品は、業界シェアトップクラス。多数の大手清涼飲料メーカーで採用していただき、皆さんも一度は目にしたことがある清涼飲料水にも弊社の技術が使われています。現在はその高い技術力を活かし、『環境に配慮したボトル』を開発中。PETボトルを利用する飲料業界全体において『使用済みPETボトルの再資源化』を推進し、『廃プラスチック(廃プラ)』として廃棄されるPETボトルの削減に努めています。
環境問題への意識が高まり、『廃プラ』の処理方法は世界中で問題となっています。プリフォームは1度で大量輸送が可能なことから、輸送時に排出されるCO2削減に貢献してきましたが、廃プラとしての焼却時にCO2を排出する問題を抱えていました。そこで、環境面で理想的な『ボトルtoボトル』の生産体制を構築。使用済みPETボトルを新たなPETボトルの素材として使い、焼却処理される廃プラを削減しました。現在、飲料業界全体で『ボトルtoボトルの比率50%』を目標に掲げており、弊社ではニーズにあわせて再生素材を使用したプリフォームを生産。他にも、軽量化ボトルの開発によるプラスチックの使用量削減など、直接的に環境問題へ貢献しています。
常に新製品・新技術を開発して業界をリードし続けるためには、高い技術力を持った社員の存在が欠かせません。より多くの知識を開発に取り入れるため、様々な理系学部の学生を採用して育成に注力しています。先輩社員による充実したフォローはもちろん、3か月にわたる製品知識・工場見学・生産設備保全といった研修を実施。身に付けた知識をもとに、入社1年目から『試作品の開発』や『不良品の原因究明』、『稼働率・生産効率改善の取り組み』に携わり、徐々に技術を培っていきます。そうして業務に励む社員のためにも、社宅・寮・食堂といった福利厚生を整備。伸び伸びと働き、新たな製品の開発へ励んでいただくためのサポートは惜しみません。
納入先で膨らませて成形することで輸送コストを抑え、環境負荷低減につながっています。SDGsを意識した製品開発にも注力しています。
開発担当やプラントエンジニア、営業、調達など、多くの部署がワンチームとなって、清涼飲料メーカーのさまざまなニーズに応えています。
入社1年目からでも、大きな裁量のもとやりがいのある仕事が任される。それは充実した教育プログラムがあるからこそです。