こんにちは!くすりのマルトの採用課です。
当社のページにお越しいただき、ありがとうございます。
くすりのマルトについてご紹介させていただきます!
■くすりのマルトとは?
くすりのマルトはマルトグループに属しており、くすり以外にもスーパー、衣類、酒などの部門があり、地域密着型をテーマに地域の方々の生活を総合的に支援することを使命としております。
くすりのマルトは地域の方々の健康維持増進のための4事業を展開しており、調剤事業部、ドラッグ事業部、リハビリ事業部、宅配水事業部が存在しております。
私たち薬剤師は、その中でも調剤部門に属し業務を行っております。
■くすりのマルトの展開エリアは?
展開エリアは福島県いわき市~茨城県北部です。
現在は、福島県いわき市:23店舗、茨城県日立市・ひたちなか市、北茨城市:4店舗の計27店舗を展開中です。
年明けには新たにいわき市内にドラッグ併設店舗を2店舗開設予定で、地域医療充足のために店舗を拡大中です!
■くすりのマルトが目指していること
私たちは、地域密着型の企業として在宅医療や健康サポート活動に全力投球中です。
現在、ほぼ全店舗で在宅医療に取り組んでおり、クリーンベンチやクリーンルームも地域ごとに導入しています。
そのため、終末期医療でモルヒネ静注に変更になった方のお薬のセットや、輸液混注の在宅なども経験できます。
また、地域の健康サポートのためには、病気になる前の方のサポートも必要!
…とのことで、学校薬剤師をはじめ、地域コミュニティでの薬の講話や教育機関での講話なども積極的に実施しています。
地域で薬剤師として仕事をしてみたい方へ活躍できるフィールドを用意していますので、興味があればぜひ弊社説明会にご参加ください!
現場でよりプロらしく働くための教育支援体制や、新卒従業員が安心して学べる環境づくりに力を入れています。
■4月~5月
現場に出るための社会人トレーニング、社内スキル、専門知識取得のための研修を約1か月間実施します。
・マインドセット・自己分析、ビジネスマナー
・チームビルディング、社会人基礎力(行動力・チーム力)※チーム力:発信力、傾聴力、コミュ力
・チームビルディング、社会人基礎力(考える力・チーム力)※チーム力:柔軟性、状況把握力
・伝え方・聴き方研修、レジリエンス
・office系ソフトの使用方法・情報リテラシー、個人情報の取扱い
・国民皆保険制度と医療保険、調剤報酬に関する知識
・処方箋の読み方・添付文書の読み方・IFの読み方 ※力価計算、小児薬用量、妊婦投与の可否など
・第一類OTCの知識、薬局製剤に関する知識 など
■6月~翌年3月
基礎的業務を9月までに定着することを目標に9月までは2~3回/月、10月以降はさらなる臨床知識・技術取得のために1回/月の研修を継続して実施しています。
・在宅自己注射デバイス、気管支喘息とCOPD治療(吸入デバイス)、吸入指導加算
・調剤鑑査の手法・調剤録鑑査の手法・ODP鑑査、患者体質・アレルギーから判断する禁忌薬、医薬品相互作用と代表的禁忌薬
・特定薬剤管理指導料1、服薬指導・薬歴記載・トレーシングレポートの作成
・臨床検査値の基づく投与設計と服薬指導
・医療統計の見方、DIの作成手法 など
■安心して学べる環境づくり
①OJT指導者への研修
正しく現場で知識・技術を習得するためにOJT指導者への育成研修を行っております。
②相互評価ツールを使用した育成ギャップの解消
個人のパフォーマンスレベル評価としてルーブリック表を使用した評価方法を導入しております。
指定したクールごとに指導者と受講者がチェックを行い、ギャップ解消に臨んでいます。
③定期的面談フォロー
日常業務、対人関係などの悩み解消のために3か月に1回定期的な面談を実施し、フォロー体制を整ております。
くすりのマルトはマルトグループに属しており、地域の方々の衣食住を総合的に支援させていただいております。
スーパーのマルトでは、福島県いわき市の食の6割を提供しており、無意識に始める健康サポートとして健康お弁当プロジェクト「福幸PJ」を発足しました。
当初はマルトと医師会のコラボにてお弁当開発を行ってまいりましたが、2023年度よりいわき市行政を巻き込み、活動の幅がより大きくなってきています。
■活動内容
マルトグループ食育推進室の管理栄養士とくすりのマルトの薬剤師が協力し、低カロリー、フレイル対策、減塩などをテーマとして3か月に1回お弁当を発売しております。
また、2023年には福島県開催の健康イベントなどにも参加し、血管年齢や血流の測定、健康相談、お弁当を販売させていただく機会もありました。
くすりのマルトは、薬剤師の仕事は対物から「対人」へ、薬局内から「薬局外」へに積極的に取り組んでいます。
私たち薬剤師は地域の公衆衛生や健康の維持増進に寄与する必要があります。
今まで病気の治療に焦点があっていた業務から「病気にさせない。健康体を維持する」方向に目を向けたイベントを開催しております。
■活動内容
マルトグループ食育推進室の管理栄養士とくすりのマルトの薬剤師が協力し、店舗で骨密度測定、筋力測定、血糖測定、血圧測定などを実施し、健康に対する相談会を月1回開催しております。
筋力が低下している方には簡単な体操方法を、骨密度が低下している・血糖値が高い・血圧が高いなどの方にはお食事に関するお悩み相談などをすることで、「平均寿命を健康寿命へ」地域の方の健康意識UPを目指しています。
また、毎月リピートしてきてくださる方には専用ファイルを作成して健康記録を残しており、一期一会ではない、その方のライフステージに合わせた末永いお付き合いをさせていただいております。
地域の方々が安心して在宅医療を受けられる環境づくりを目指して、福島県いわき市では無菌調剤室を2店舗、茨城県ではクリーンベンチを2店舗導入いたしました。
現在、在宅医療が急速に進められ、がん終末期をご自宅で療養される方も増えてきております。
それに伴い、がん性疼痛の疼痛コントロールのためオピオイド内服・貼付から静注へ移行するケースも多くみられます。
無菌調剤可能な施設を有していると、患者さんの様態や治療方法に関わらず最後まで寄り添うことができます。
■無菌調剤の内容(例)
モルヒネ塩酸塩注射液200㎎ 4A
生理食塩液20ml 4A
リンデロン注4㎎(0.4%) 4A
モルヒネ1A5ml+生食5ml+リンデロン0.2ml
持続皮下注射0.2ml/h 不応期30min など
くすりのマルトでは、地域のみなさんがより使いやすい薬局づくりを目指しております。
処方箋アプリを使用した処方箋のお受付け、お薬のお問合せ、オンライン服薬指導、ドライブスルー併設薬局も展開しております。
薬剤師業務は患者さんあってのものです。
そのため、冬季のインフルエンザやコロナの流行、春の花粉症飛散時期、夏の小児感染症増など季節や時間帯、曜日などがお受付する人数に影響してしまいます。
忙しいの「忙」の漢字は「心を亡くす」と書くとおり繁忙期や時間帯では薬局が混み合い、調剤室はまさに戦場と化します。
薬剤師として働いていると、繁忙時期を過ぎ去ってから「あの患者さんに出した薬はちゃんとチェックできていただろうか…」などと不安要素ばかりがでてきます。
そんな時、調剤室内の機械化は薬剤師の不安を払拭する一つのツールとなります。
くすりのマルトでは薬剤師がしっかりと患者さんに向き合う時間が取れるように、調剤室内の機械化を進めております。
■導入している機械
・散剤分包機(円盤型)、自動散剤分包機
・散剤監査機
・自動錠剤分包機、自動錠剤分包監査機:一包化をする機会
・軟膏混合機
・自動水剤分包機
・調剤監査機:取り揃えた品目と重量をチェックする機械(上記写真参照) など
くすりのマルトではU・Hクリームと塩化アルミニウム液を作成、販売しております。
これらの薬はそれぞれの店舗が製造販売の承認を得て、店舗ごとに作成している医薬品です。
医薬品作成後は適正な試験を行い、販売できるかどうかのチェックを行います。(写真は塩化アルミニウム液の適正試験)
これら2剤はシーズンによってリピートしてくれる方々もいるので、季節に応じて増量して作成しています。
■U・Hクリーム
・尿素10%含有製剤
・尿素と親水クリームで作成しているため、余計な添加剤はなし
・尿素が角質のピーリング+角質での水分保持効果を発揮するので、頑固なガサガサ肌に効果があります
■塩化アルミニウム液
・アルミニウム含有製剤
・皮膚の殺菌・消毒に用いる外皮用薬で多汗症やワキガにも効果的です
2023年から薬薬学連携の一環として、近隣大学と協力し卒後臨床教育の共同研究を開始しました。
これまでくすりのマルトで力を入れてきた「新人研修」を大学教育と連動させ、6年制薬剤師が実務実習や在学中に培った薬学的知見を患者さんのためにどう活用するかをテーマとして、若手スタッフを中心とした新人研修チーム(2年目~4年目)が試行錯誤してカリキュラムの整備を行っております。
また、薬局にいながらも学位を取得できるドクターコースを今後開設予定です。