缶、自動車、家、ビル、橋…。「鉄」は私たちの生活を支える身近な素材として至る所で利用されています。
これらの鉄鋼製品は役目を終えて不要となった後「鉄スクラップ」となり、リサイクルされ、何度でも新しい鉄に蘇ることができるのです。
この鉄スクラップは全国各地で年間約2500万t以上もの量が発生しており、地下資源の乏しい日本において国内最大級の資源と言えるでしょう。
当社では鉄スクラップの仕入れ・販売(原料事業)を基軸に、鉄鋼の製造(製鉄所構内請負事業)、輸送(物流事業)、加工(鋼材加工販売事業)から、生産工程で発生する副産物の再利用(肥料事業)まで、5つの事業サイクルを展開。
資源リサイクルを通じて新たな付加価値を創造し、顧客に喜んで頂きながら、社会にも貢献する。「鉄の入り口から出口まで」を担うことで、私たちはこれからも循環型社会の発展に貢献します。
社員の教育にも注力している産業振興が掲げるのは、「人を育て人が育つ」の精神。
新入社員研修はもちろん、新人から役職者まで各階層別に組まれたカリキュラムのもと、本人のやる気次第でどこまでも成長できる環境を整えています。
業務に必要な知識はゼロからしっかりと身につけられるため、将来的にはスケールの大きな仕事にも挑戦することが可能です。
環境への配慮が重要となり、当社の社会的使命がますます高まる中、開業から100年経ても変わらぬ想いを持って、私たちは次の100年を歩み続けます。