国・自治体・鉄道会社の意思決定をデータで支えるコンサルタントです。交通計画や政策立案を通して、すべての人が安全、便利、豊かに暮らせる社会を作ります。
私たちの社会・経済は、情報通信技術が発達した現代であっても、ヒトやモノが動く「交通」があって成り立っています。それを支える鉄道や道路といった交通インフラ整備の最上流におけるお客様の意思決定に際して、コンピュータシミュレーションによる将来予測やデータ分析などを行い、定量的な助言を差し上げることが、当社の基幹事業です。また、交通、都市、観光、環境などの分野における政策立案のコンサルティングやシステム開発を行っています。すなわち当社が関わるプロジェクトは、大きなものでは首都圏の3千万人や、全国民に影響を与えています。
設立 | 1978年8月22日 |
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資本金 | 6,000万円(2022年12月現在) |
従業員 | 61名(2022年12月現在) |
売上高 | 10億7,940万円(2022年11月期) |
顧客 | 中央省庁、地方公共団体、独立行政法人、公益法人、道路会社、鉄道会社、その他の民間企業 |
代表者 | 代表取締役 小泉 健一 |
本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿1-20-22 三富ビル6階 |
ホームページ |
・中央省庁:国土交通省、環境省、警察庁 等
・地方公共団体:東京都、沖縄県、滋賀県 等
・独立行政法人:鉄道建設・運輸施設整備支援機構、自動車技術総合機構、日本高速道路保有・債務返済機構 等
・公益法人:運輸総合研究所、計量計画研究所、軽自動車検査協会 等
・道路会社:中日本高速道路、首都高速道路
・鉄道会社:東京地下鉄、東急電鉄、東日本旅客鉄道 等
・その他の民間企業
※詳細は当社ホームページから
鉄道の需要予測では業界随一です。首都圏の複雑な鉄道網に対して高精度の予測ができる企業は当社しかなく、国による首都圏の鉄道整備マスタープラン策定に代々携わっています。
技術的には、学識者の協力のもとで当社独自の数理モデルと数値計算システムを構築し、改良を続けています。近年では高齢化の進展という社会的課題に対応するため、年齢層別の需要予測を可能にしました。その成果は国土交通省の交通政策審議会答申第198号に現れています。
人間が社会を営み続ける限り、交通は不可欠な存在です。当社は今後も交通分野を中心とした事業を行っていきます。そのために、以下のような変化に対応できるように技術を向上させていきます。
・インフラの新規整備が減り、効率的な運用と維持が重点に
・自動運転車やMaaSが導入され、都市と交通の形が変化
(MaaS: Mobility as a Service サービスとしてのモビリティ)
・ビッグデータを用いたリアルタイムの交通最適化が可能に
・自動運転車、次世代モビリティ、MaaSに関する調査研究
・応用都市経済モデル等を用いた交通需要予測手法の研究
・位置情報データの取得、分析手法の開発
・機械学習、強化学習、自然言語処理(いわゆる人工知能、AI)の応用
時代に合わせて変わり続けられる柔軟な組織を作るために、様々な専攻出身の社員が活躍しています。
数値シミュレーションにより、鉄道整備による時間短縮・混雑解消といった効果の評価や、採算性分析を行っています。
道路整備や高速道路料金といった道路政策、渋滞・交通事故対策などのためのデータ解析やシミュレーションを行っています。
マルチエージェントシミュレーションを用いて、駅構内の施設配置・動線・運用の検討や、安全性の検証を行っています。
自治体の総合交通計画、地域公共交通の再編、交通需要マネジメントなどの施策を提案しています。
誰もが暮らせる社会の実現のため、調査・実験などを通した課題分析、施策の提案を行っています。
アジアの途上国・新興国を中心に、JICA、国土交通省、鉄道事業者などが行う交通計画やインフラ輸出を支援しています。
自動車・物流政策、観光・まちづくり政策、環境政策などのコンサルティングや、システム開発も行っています。