「電気の安定供給を支える」「食の安全・安心を守る」「省エネルギー促進から作業環境の管理まで」
私たち四国計測工業の使命は幅広い分野にわたります。
創業以来、一貫して磨き続けてきた「計測・制御技術」を核に事業領域を拡大し、
未来のため、お客様のため、地域のため、そして従業員のために成長してきました。
「よんけい」は街のあちこちでみなさんの生活を支えるために頑張っています。
事業内容 | ◆製造事業(電力用システム、産業用機器の設計・製造・施工、電力量計・電力量計試験装置の開発・製造) ◆エンジニアリング事業(発電所・工場などの電気計装設備の設計・工事・保守、環境調査・計測) |
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本社所在地 | 香川県仲多度郡多度津町南鴨200番地1 |
代表 | 寺井 昇二 |
設立 | 1951年12月 |
資本金 | 4億8000万円 |
従業員数 | 867名(2022年9月1日時点) |
売上高 | 196億3400万円 |
企業HP |
●停電時、すぐ電気を復旧できなかったら?
四国電力の基幹システム開発を担っています。例えば、停電の時の電気復旧。このシステムがなければ復旧に膨大な時間を要し皆さんの生活を混乱させてしまう恐れがあるのです。重要かつ大規模システムを開発している事は「四国の生活への貢献」という自負にもなりますが、責任重大なだけにミスは許されない責任があります。もちろん「四電グループだから」という基準で発注を受けることはありません。四国外の大手メーカーとも競争がある中で「四国計測工業」が選ばれている理由は、システム内容に加えて(メンテナンスなど)アフター対応のフットワークの良さです。この大規模基幹システム開発でのノウハウを転用し、一般企業向けのシステム開発も手がけています。
●安全な食生活の裏側でも
長期間保存が可能なレトルト食品。その鍵は「密閉」されていることです。
もしもきちんと密閉されていなければ、輸送中に商品が漏れ出したり、消費期限前に商品が傷んだりという最悪のケースも起こり得るでしょう。
当社のヒートシール検査装置は画像処理技術を用いて、製品が「密閉されていること」を検査します。人間の目では気づけない微細な不良まで正確かつ高速に検査することを可能にしました。
全国の食品メーカーから問い合わせの絶えない、大ヒット製品となっています。
●ワールドワイドで売れっ子の
次世代ハイブリッドエコカーなど“世界のJapan BLAND”に用いられている半導体を「検査」する装置を私達も手がけています。「検査装置」は半導体メーカーに納品。
自動車全体の制御とパワーコントロールを掌るカーエレクトロニクス、パソコンのCPUメモリ用など用途は今後も進化が見込まれる分野です。
●事業優位性
7の事業分野&最先端の研究開発部門で、オンリー1技術を開発。
エレクトロニクス、メカトロニクス、ケミストリーの3領域にわたるビジネスを展開。7の事業分野を持つ当社は「四電グループの一員」という枠のみに止まらず、モノづくりメーカーとして各事業分野で存在感を発揮しています。システム装置、メカトロ製品、エンジニアリングなどを手掛けており、それぞれの分野でスペシャリストが活躍しています。だからこそ、複数の技術を融合させ、当社にしかできない技術を生み出すことができるのです。例えば、数多くの大学に納入されているマイクロ波反応装置は、3領域全ての技術を持つ当社だから開発できたシステム。これからも総合力でNO.1&オンリーワンの技術を創造していきます。
●仕事内容
ここでしか出来ない「ものづくり」でエンジニアとして成長する。
あなたは、どんなエンジニアになりたいですか?当社でなら、様々な領域を幅広く学ぶことも、特定の分野を深めていくことも、途中で方向転換することもできます。複数分野の技術を融合させることで他社にない技術を生み出していけるのです。もちろん、発電所や大規模プラント設備などのビッグプロジェクトに携わるチャンスもあり、スケールメリットを実感する仕事もできます。幅広い領域での経験を積みたくて入社し、プラントの奥深さに魅せられた者、インフルエンザワクチンの製造に欠かせない機器を手掛ける者、エコカーの台頭に一役買う技術を開発した者。多くのエンジニアが様々な分野で日々成長を遂げています。
●戦略・ビジョン
「つくる」ことに挑戦し続ける。夢のある企業を目指す。
当社の原点は、電力の安定供給に貢献すること。しかし、約70年の歴史の中で、積極的に技術応用を推進。エンジニア一人ひとりが大学や他メーカー、研修などに学びの場を求め、大きく成長してきました。その結果、当社は、大規模システムの構築から設置、メンテナンスまでをトータルで手掛ける総合システムメーカーへと進化しています。もちろん現在も、四国電力の基幹システムを担う企業として絶大な信頼を得ていますが、当社の本質は「安定」ではありません。大切にしているのは、新たな技術開発で「夢のある企業を目指す」姿勢。エンジニア一人ひとりが「つくる」ことに挑戦し続ける集団でありたいと思っています。