【Works】もし電気が来なくなったら?人々の暮らしに、「なくてはならない電気設備」という仕事への想い
皆さんは、「もし電気が来なくなったら?」というイメージは持つことができるでしょうか?私たちは、その電気の「ライフライン」を届ける仕事を生業としています。安全で安心な電気を届けるこの電気設備業界においては、商品やサービスに価値を創りお客様に売っていく業界とは異なります。まず各々の建物においては、はじめに予算が決まり、次にお客様のニーズをお聞きし、それにお応えできるように作り上げていきます。最終的に利益が出るか出ないかは現場代理人の判断と技術によるので、そこが現場代理人の責任の大きさであり、面白みでもあります。人間の体にたとえると、建物の躯体は骨や筋肉、電気や空調衛生設備は臓器や血管であるといえます。キュービクルという心臓のような役割をしている受電設備があり、そこから建物中に張り巡らされたケーブルを通して末端の負荷まで電気を届けていきます。電気がないと、建物や、私たちのライフラインの多くは機能しません。受電日や竣工日に照明が一斉に点灯した瞬間は、自分が携わった建物に生命が吹き込まれたようで特別な思いがわきあがり、ここまで頑張ってきて良かったという安堵感とやりがいを感じます。
【Works】自分の頭で考え悩んだ分だけ 完成したときの感動は大きい
技術職のやりがいの一つは、自分の思い描いたイメージを実現できることです。お客様や設計の方、監理の方などと打ち合わせし設計を決めていく中で、自分の提案が採用される時もあります。提案が採用されたら、次はそれを実現化するために自分で施工図を描き、その図面を持って作業員の方と現地へ赴き、相談しながら施工してもらいます。そういった過程を経て、実際にイメージが形になったときは嬉しさとやりがいを感じます。簡単なことばかりではありません。ですが、考えて相談してまた考えて…悩んでいると上司、作業員の方、色んな方々が親身になって一緒に解決策を考えてくれますし、悩んだ分だけできた時の感動は大きく、ずっと記憶に残っています。ひとつのものをみんなで作る。それもこの仕事の魅力の一つだと思います。
【Works】国際的なスポーツイベントなど、「大きなプロジェクト」の中で 施工を円滑に行える環境をつくる
技術職では、大型物件の現場管理もございます。。事務所では図面や書類の作成、現場では作業員の方が安全に作業ができているか(安全管理)、材料の不足はないか(資材管理)、図面通り施工されているか(品質管理)、計画と実際の工程に差異はないか(工程管理)の確認を行います。とくに工程管理は難しく、今日・明日などのすぐ先の作業の調整から、数ヶ月先の作業を見据えた調整も必要で、様々な人と打ち合わせをしていく必要もございます。現場担当として、日頃から他職種の方ともコミュニケーションをとり、作業調整を行い手戻り・足踏みがないように作業を円滑に行える環境をつくることができる、そんな「現場担当者」を目指していただきます。
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