「CLEAN&SAVING」を掲げ、エンジン周辺の機械・無機化学機能製品を手掛ける、未上場独立系の部品メーカー。最新環境規制にも対応し、低公害化製品を提供。触媒とマフラーの一貫生産など、当社にしか出来ない提案も高く評価されています。また、フィルタ類といったアフター市場製品も抱え、多様な市場に対応。顧客も商用車向けをメインに乗用車、建機など様々です。
事業内容 | 輸送機器・自動車用部品の開発、製造、販売 (排ガス浄化触媒マフラー、自動車用各種フィルタおよび機能モジュール、EGRクーラ、オイルクーラ、インテークマニホールド等) |
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設立日 | 1949年3月29日 |
資本金 | 20億円 |
従業員数 | 990名 |
売上高 | 691億円(2022年3月決算) |
代表者 | 代表取締役 岩本 高明 |
当社では、公害という言葉がない時代から一早く環境問題に着目し、「Clean&saving」をテーマに独自の研究開発を実施。ロングライフ化や生産・サービス・廃棄工程の環境負荷軽減など当然な内容に留まらず、有害物質削減(大気汚染防止)や(軽量化以外での)燃費改善など、より直接的に環境貢献する製品を提供してきました。特に、大気汚染を防止する排ガス浄化処理装置については世界屈指の技術を持ち、その実績は高く評価されています。これから本格的に自動車が普及していく新興国でも、環境規制法が段階的に計画されており、益々その必要性が高まっていますし、次世代エコカー他への技術応用なども期待されています。
当社製品は”環境””低公害化”という商材特徴が注目されがちですが、他にも特徴的な部分があります。例えば、社名由来のフィルタ。フィルタは簡単に言うと「不純物質を除去する装置」で、”交換部品”という特徴があります。車検定期交換や新車以外の中古車にも必要で、交換部品の中でも特に安定した需要がある製品です。また、熱交換器の冷ます技術や無機化学の触媒技術も様々な自動車に応用できます。顧客も商用車向けをメインに乗用車、建機汎用機械等、様々です。商用車は物流等の社会インフラ用途のため、昨今のクルマ離れやメタバース化リスクも限定的で、需要が安定しています。
当社は従業員にとって本当に働きやすい会社であって欲しいと願っています。昨今のワークライフバランスブーム以前から社員のことを考えた社風が根付いており、様々な制度も用意されています。例えば・・・業績連動で支給される賞与を、最初から基本給に反映させた給与制度。入社時に社員へ記念品を贈呈する制度、マイカーや住宅を購入する際の支援制度、また子供が七五三や入学の際に会社から祝い金を贈るなど、他社にはないユニークな制度も持っています。ほかにも、休日、親睦会なども充実しており、厚生労働省が子育て推進企業を認定する「次世代認定事業主マーク(くるみん)」をいち早く取得しています。